ノンシリコンシャンプーのおすすめランキング5選！市販の人気商品や、きしまないシャンプーの見分け方もご紹介【美容師監修】
頭皮やヘアケアにこだわっている方におすすめの「ノンシリコンシャンプー」。保湿成分を配合したものやメンズにおすすめの商品など、通販やドラッグストアで手軽に購入できる市販品が充実しています。
本記事ではノンシリコンシャンプーの選び方やおすすめの人気商品をご紹介しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- 美容師
- 大脇 貴志
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ノンシリコンシャンプーとは
ノンシリコンシャンプーとは、一般的なヘアケア商品によく配合されている「シリコン」成分を含まないシャンプーです。
シリコンには髪の表面をコーティングする役割があり、髪をまとまりやすくしたり、熱や摩擦によるダメージから髪を守ったりする効果が期待できます。
滑らかな質感を提供する成分ですが、ノンシリコンシャンプーはこれを含まないことで髪本来の質感を保つことできます。
ノンシリコンシャンプーのメリット「おすすめな人は？」
- 髪が重たくなりにくい
- 髪本来のなめらかさによって、ふんわり感が出る
ノンシリコンシャンプーは油性成分であるシリコンを配合していないため、髪が重たくなりにくく、ふんわりとしたナチュラルな仕上がりを実現できます。頭皮への負担を軽減できるのも魅力です。
ノンシリコンシャンプーは「猫っ毛」「軟毛」「細い毛」におすすめ！
ノンシリコンシャンプーは、ボリュームのある仕上がりを求める方や、頭皮ケアにもこだわりたい方に向いています。毛量の多い方よりも、猫っ毛で毛量が少なめの方に使いやすいでしょう。
細くて柔らかい猫っ毛の方や、ふんわりした仕上がりにしたい方は、シャンプーやヘアケアアイテムと併用すると効果を実感しやすくなります。
ノンシリコンシャンプーのデメリット「きしみやすい？」「合わない？」
- 髪質のよってはきしみやすいことがある
一方で、シリコンのコーティングがないため、指通りの良さやしっとり感は劣ることがあります。ダメージヘアに使用するときしみやすいと感じることもあるでしょう。
髪質に合わないと感じる場合は、シリコンの代わりに保湿成分や補修成分などを配合している商品を選ぶこともおすすめです。
こだわりの成分を配合したノンシリコンシャンプーには、頭皮ケアにアプローチした商品も数多く展開されています。ぜひ髪質・肌質に合わせたケアを行ってみてください！
ノンシリコンは「良い」シリコン入りは「悪い」と言われるのはなぜ？
ノンシリコンシャンプーが人気を集める一方で「シリコンシャンプーは良くない」という声も。実際に一昔前は、「強い洗浄力が必要な脂まで洗浄してしまう」「髪がきしみやすくなる」と言われていました。
現在は、ノンシリコン・シリコンともに補修成分や保湿成分が配合されているシャンプーが多いです。洗浄力も強いものからマイルドなものまで販売されているので、髪質に応じて選びやすくなっています。
ノンシリコンシャンプーの選び方【美容師解説】
オンラインショップやドラッグストアでノンシリコンシャンプーを探すと、成分も価格もさまざまな商品があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
ここからは、ノンシリコンシャンプーを選ぶ際にチェックしたい3つのポイントをご紹介します。
- 頭皮や髪質に合った「洗浄力」
- 目指したい「仕上がり」
- 毎日使えるお気に入りの「香り」
各ポイントについて以下で解説しているので、ノンシリコンシャンプーを選ぶ際に役立ててくださいね。
頭皮ケア「洗浄力強いシャンプー」or「マイルドなシャンプー」
一般的なシャンプーに使われている洗浄成分には、高アルコール系や石鹸系、アミノ酸系やベタイン系などさまざまな種類があります。
乾燥が気になる方や、髪や頭皮をできるだけマイルドに洗いたい方はアミノ酸やベタイン系の洗浄成分を使ったものがおすすめです。
以下の記事では、アミノ酸シャンプーを紹介しています。マイルド系の洗浄力をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
「ベタつかないように洗いたい」ときは石鹸系シャンプーがおすすめ
脂性肌タイプやベタつかないように洗いたい方は石鹸系の洗浄成分がおすすめです。ヘアジェルやワックスを使用した日のシャンプーには、高級アルコール系洗浄成分を使うとしっかりと落とせます。
- ＜アミノ酸系の洗浄成分＞…ココイルグルタミン酸TEA・ココイルグルタミン酸2Na、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルアラニンなど。
- ＜ベタイン系の洗浄成分＞…コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなど。
- ＜石鹸系の洗浄成分＞…ラウリン酸カリウムやミスチリン酸カリウムなど。
- ＜高アルコール系の洗浄成分＞...ラウレス-4カルボン酸Naなど。
ただし、石鹸系や高アルコール系は、強い洗浄成分がゆえに起こる髪のきしみ、肌に合わないと頭皮トラブルにつながるデメリットも。ヘアオイルやトリートメントと併用して工夫するのも良いでしょう。
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美容師
「しっとりとまとめる」なら保湿成分配合のノンシリコンシャンプーを
ノンシリコンシャンプーは、髪をコーティングするシリコンが入っていない代わりに、髪を美しく仕上げるためのこだわりの成分やオイルを配合しています。
たとえば、カラーやパーマなどによるダメージが気になる場合は、補修成分が入っているものを選ぶとよいでしょう。また、ヒートプロテクト成分が入っていれば、シャンプー後のドライヤーによる髪のダメージや乾燥を軽減できます。
理想の仕上がりを重視して選ぼう！
ノンシリコンシャンプーは、髪質によって髪がきしんだりパサついたりすることもありますが、オイルシャンプーのように保湿成分を配合したタイプならしっとりとまとまります。
反対に、髪の毛がきしんだりせず、ベタつかない仕上がりを求める場合は「オイルフリーシャンプー」や「油分の少ないシャンプー」などが使いやすいです。
どのような髪に仕上げたいかによって、配合成分を見極めることが大切でしょう。
美容師
最近はノンシリコンシャンプーでもコンディショナーにはシリコンが配合されてるケースがほとんどなので、ノンシリコンのような軽めの質感が好きな方は「スムース」「エアリー」といった記載がある商品を選ぶと失敗しにくいと思いますよ。
香りの好み「香り控えめ」or「香り強め」
毎日使うノンシリコンシャンプーであれば、香りもお気に入りのものを選びたいですよね。
柑橘系の香りは、内側からにじみ出るフレッシュさを演出してくれます。フローラル系は女性らしい上品な香り、シトラス・ハーブ系は男性にも使いやすいシンプルな香りが多いです。
控えめな香り、強めな香りなど、お気に入りの香りを選ぶことで毎日楽しくヘアケアができます。
ノンシリコンシャンプーのおすすめランキングTOP5
今回、実際に使ったおすすめのノンシリコンシャンプーをランキング化しました！ドラッグストアで買える市販のシャンプーもランクインしています。
以下では、成分やコストパフォーマンスを含めてランキング順に商品を紹介していきますので、ぜひ商品を選ぶ際の参考にしてくださいね。
【1位】エムキュア 薬用スカルプケア＆モイスト シャンプー
石油系の界面活性剤不使用！頭皮ケアにおすすめの薬用シャンプー
商品情報
【2位】ココンシュペール ピュアスカルプ
トリートメントもノンシリコン！サラッと軽めなアミノ酸系シャンプー
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(147件)
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【3位】マー&ミー ラッテ シャンプー モイストリペア
1000円以下のアミノ酸系シャンプー！コンディショナーもシリコンフリー
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(649件)
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補修目線では物足りなさはあるものの、全体的に配合成分がシンプルでおすすめです。
【4位】無印良品 精油の香り地肌ケアシャンプー
イランイランの上品な香り！優しい洗い心地のノンシリコンシャンプー
商品情報
地肌ケアにアプローチできる植物エキスや保湿成分がバランスよく配合され、頭皮目線でも使いやすい市販シャンプーといえます。
【5位】ボタニスト バウンシーボリューム
柑橘系ノンシリコンシャンプー！補修成分配合で頭皮ケアとしてもおすすめ！
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(284件)
商品情報
コンディショナーもノンシリコンで、ふんわりした仕上がりや軽めな質感が好きな方におすすめです！
おすすめ商品比較表
この記事で紹介している商品の気になるシリコンの有無や香りを比較してみました。
商品選びの参考にぜひチェックしてみてくださいね。
ノンシリコンシャンプーの見分け方「合わない場合は？」
ノンシリコンシャンプーが合わないと感じた場合は、シャンプーの成分を確認し、自分に合ったシャンプーに切り替えることを検討しましょう。お悩みに合った成分を見つけることもおすすめです。
代表的なシリコン成分は「ジメチコン」「ジメチコノール」
シリコン入りシャンプーの代表的な成分には「ジメチコン」「ジメチコノール」などが使われます。シャンプーの裏面の成分表を確認し、これらが含まれているものはシリコン処方だと覚えておきましょう！
髪の毛がきしむ「きしまないシャンプーは？」
髪がきしむと感じる場合や、髪がベタつかない代わりにパサつきを感じる場合は、シャンプー見直しのタイミングかもしれません。洗浄力が強いシャンプーを使っていた方は、洗浄力がマイルドな「アミノ酸系」「ベタイン系」のシャンプーに切り替えてみても良いでしょう。
トリートメントで保湿するのもおすすめ！
カラーやパーマを繰り返している髪の毛であれば、乾燥からダメージやきしみを感じやすいです。ヘアオイルやトリートメントを活用することで、失った水分の補給をサポートしてくれますよ！
ノンシリコンシャンプーでふんわりとした髪の毛を作りたいのに、ダメージ毛が目立ってしまうともったいないですよね。ぜひお悩みに合わせたヘアケアアイテムにも注目してみてください。
オイルフリーシャンプーとオイルインシャンプーとは
オイルが入っていないノンシリコンシャンプーや、オイル入りのノンシリコンシャンプーも販売されています。肌質や髪質、髪の毛のお悩みに合わせて選ぶことが大切です。
ふんわり仕上げたいなら「オイルフリーシャンプー」がおすすめ
オイルフリーシャンプーは、油分を含まないシャンプーで「ノンオイルシャンプー」と呼ばれたりもします。髪や頭皮に軽い仕上がりを求める方に向いており、ぺたんとなりたくない髪型にもおすすめです。
特にベタつきが気になる方や脂性肌の方は、油分を含まないシャンプーまたは油分の少ないシャンプーが使いやすい場合もあります。
しっとり仕上げたいなら「オイルインシャンプー」がおすすめ
一方、オイルシャンプーは、保湿成分としてオイルが含まれており、乾燥しやすい髪質の方には適しています。ノンシリコンシャンプーで「髪の毛がきしむ」というお悩みにもアプローチできるでしょう。
どちらも手軽に購入できる市販シャンプーとして販売されており、オンラインストアやドラッグストアで買えるものも多いです。自分の髪質や好みに応じて探してみましょう！
ノンシリコンシャンプーは使い心地のよいものを選ぼう
ふんわりとした素髪に仕上げられるノンシリコンシャンプー。マイルドな洗浄成分や、オイル配合のような魅力的な保湿成分を含んだ商品がたくさん販売されています。
本記事で紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしながら、自分の髪質や目指す仕上がりに合わせてベストなノンシリコンシャンプーを選びましょう！
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