【美容師監修】剛毛向けのおすすめヘアオイル5選!扱いやすくするスタイリング方法も解説!
髪の毛の一本一本がしっかりしていて、ハリ・コシのある剛毛ヘア。一見健康的に感じる髪の毛ですが、ヘアアレンジがしにくいというお悩みも。
本記事では、おすすめの剛毛向けヘアオイルランキングをご紹介いたします!扱いやすくするためのスタイリング方法や、おすすめのヘアスタイルなども解説しておりますのでぜひご覧ください。
- 美容師
- 河合茂樹
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剛毛向けヘアオイルの選び方
- 髪の毛の芯がしっかりとしていて、スタイリングしづらい
- 髪の毛が思うように動かない
- 柔軟性を与えてくれるヘアオイルを選ぶ
- 「ヒートプロテクト処方」のヘアオイルを選ぶ
剛毛の方は髪の毛の芯がしっかりとしていてスタイリングの際に髪の毛を動かしづらかったり、毛の流れが強すぎて思うように動かせなかったりします。
髪の毛の硬さはそのまま印象の硬さに繋がってしまうので、オイルを選ぶ際は髪の毛に柔軟性を与えてくれるものを選びましょう。
キューティクルを補修
柔軟性を与えてくれるオイルは、保湿力を持ちながら髪の毛の表面をコーティングしてくれるものがおすすめです。髪の毛の表面にはキューティクルという鱗のような形状をした部分があり、キューティクルが剥がれてしまっているのも髪の毛を硬くしてしまう原因になります。
オイルで表面をコーティングすることで、剥がれてしまったキューティクルを擬似的に補い、一時的に柔軟性を与えられます。ただ単に油分を補給するだけでなく、髪の毛をコーティングして状態を整えてくれるものが剛毛の方にとっては使いやすいでしょう。
熱によるスタイリング
また、ドライヤーやヘアアイロン、カールアイロンの熱などによって形をつける「ヒートプロテクト処方」をされているようなヘアオイルもおすすめです。
髪の毛を動かしやすくできるので、ブローやアイロンワークでスタイリングする方に向いています。剛毛の方は自分のスタイリングのやり方等を考慮してヘアオイルを選びましょう!
剛毛向けのヘアオイルおすすめ5選
以下では、剛毛向けヘアオイルのおすすめをランキングにしてご紹介いたします。
【1位】ミルボン エルジューダ グレイスオンセラム
商品情報
素材タイプフリー パラベンフリー
香り ティ
液体容量 120 ミリリットル
商品の形状 セラム
ブランド エルジューダ
エルジューダ グレイスオン セラムは、乾かすだけで毛先が自然と内に入る柔らかな曲線を実現します。低刺激性でスキンケアにも使われるバオバブオイル配合。しなやかで指通りの良い髪へ導きます。日々の忙しさの中でも、自分を大切にする時間を提供します。
おすすめポイント!
硬い髪の毛は毛先に丸みがつきづらく、柔らかい雰囲気が出しにくいという特徴があります。そんな毛先がピンっとなってしまう髪質の方に、エルジューダグレイスオンセラムがしなやかさを与えます。伸びの良いオイルが毛先まで浸透し、乾かすだけで内巻きになる髪の毛をつくります。
【2位】track(トラック)ヘアオイル
植物の恵みを凝縮した、補修力に優れた美容オイル。乾燥しがちな毛先に自然なツヤを与え、しっとりとまとまりのある髪を演出します。乾燥が気になる季節に手放せないリッチなうるおいを提供。使用量をコントロールできる専用スポイト付きで、天然由来成分とオーガニック成分を贅沢に配合し、香りにもこだわったヘルシー処方です。
おすすめポイント!
天然由来成分で作られたトラックオイルが、硬い髪の毛をサラっとまとまりのある髪の毛へ変えてくれます。ダメージのあるゴワついた毛先もしなやかにまとめてくれるので、カラーやパーマのダメージで広がってしまう方におすすめです。
【3位】ホーユー NiNE マルチスタイリングオイル リッチ
商品情報
ヘアタイプ ドライ
素材タイプフリー コメヌカ油(保湿成分)、コメ胚芽油(保湿成分)
香り ナチュラル
液体容量 100 ミリリットル
商品の形状 オイル
ブランド Hoyu
オイル感のある香りが少なく、指通りの良さにこだわったスタイリングオイル。ウエットな質感とナチュラルな束感を実現し、肌なじみが良くベタつかないスムースな使用感です。髪をしっとり保湿し、パサつきや乾燥から守ります。
重さのあるツヤ感が持続し、ラグジュアリーな仕上がりを演出します。肌にも使える植物由来成分を98%以上使用。ミディアムヘアには3〜5プッシュが目安です。
おすすめポイント!
ウェットな質感をつくりたいならNiNEマルチスタイリングオイルリッチがおすすめです。剛毛でボリュームが出やすい方は、ウェットな束感を作りながらスタイリングするとタイトに収まります。オイルが毛先に細かい束感をつくり、艶っぽいセクシーな雰囲気を演出します。
【4位】ケラスターゼ フルイドオレオリラックス
商品情報
17年の時を経て進化したケラスターゼのオレオ リラックス。くせを抑え、さらさらとツヤめく髪へ導くオイルタイプの洗い流さないヘアトリートメントです。
梅雨時の湿気や、スタイリングの持ちの悪さに悩む方、ストレートヘアアイロンが手放せない方にもおすすめです。まとまりやすい髪を手に入れましょう。
おすすめポイント!
髪の毛が硬く、なおかつ緩いうねりがある方はフルイドオレオリラックスと相性抜群です。うねりを緩やかにまとめてボリュームを抑え、硬い髪の毛に柔らかさを与えます。毛先まで艶やかにまとめてくれるので、湿気の多い季節にボリュームが気になる人は使ってみてください。
【5位】モロッカンオイルトリートメント
商品情報
【香り】アンバー、フローラル
【仕上がり】ドライヤーでしっかり乾かすことで、より軽くツヤやかな仕上がり
髪に潤いを与えるアルガンオイルや亜麻仁オイルを主成分とするモロッカンオイルトリートメントは、スタイリングにもコンディショニングにも使える洗い流さないヘアケアのベースです。保湿成分のアルガンオイルに加え、毛髪補修を行うプロテインや脂肪酸、保湿成分のオメガ3オイル、髪の毛を保護するビタミン類を配合し、髪を美しく整えます。
幅広い髪質に対応し、髪のベーストリートメントとして、またスタイリング剤や仕上げ剤としても使用可能です。
毎日のセットが楽になる剛毛の扱い方
ヘアオイルは「濡れた髪の毛に」
髪の毛は水分を含むと髪の毛の結合が一時的に切れ、ボリュームダウンして柔らかくなります。乾いた状態でオイルをつけるよりも、一度髪の毛を濡らしてからオイルをつけるのがおすすめです。髪の毛が長い方は、霧吹きで全体をセミウェットしてからオイルをなじませましょう。
その後、ドライヤーで形をつけながら乾かしていくと、乾いた状態からスタイリング剤をつけるよりも遥かに髪の毛が動かしやすくなります。シルエットもキレイになりますよ!
スタイリング剤は「形をキープしやすいもの」
剛毛の方はセットのしやすいスタイリング剤を使い、髪の毛を絡ませながら動きをつけましょう。
形をキープしやすいスタイリング剤は伸びが悪い場合があるので、その際はスタイリング剤とオイルを混ぜて使うと馴染みやすくスタイリングが容易になります。 混ぜることでセット力は多少落ちてしまいますが艶感を出しながら動きも出せるので、ウェットな質感をつくりたい方には特におすすめです。
スタイリング剤の順番は「中間から!」
スタイリング剤をつける順番は、まず中間から毛先につけて動きと毛先の柔らかさを出します。
束感やまとまり感をつくり、最後に根元につけて立ち上がりと毛流れを整えながらシルエットを作っていきます。スタイリングの仕上げはキープスプレーを使い動きをキープしましょう!
ヘアオイルで毛量を抑えることはできますか?
剛毛ヘアは、髪の毛の扱いづらさを難点と感じる方が多いです。ヘアオイルを使うことで、毛量を抑えることはできるのでしょうか。
結論:ヘアオイルで毛量を抑えることは可能!
ただし、オイルは時間とともに揮発したり、手で触っているうちに髪の毛から落ちてしまったりします。ボリュームを抑えたいのであれば、髪の毛からオイルがなくなってきたと感じたタイミングで付け直すか、持続力の高いヘアオイルを選んで使用しましょう。
つけすぎてしまうと見た目がギラギラして違和感のある仕上がりになり、ベタつきの原因になってしまうので注意してください。
剛毛向けヘアオイルのメリット
- 髪の毛にしなやかさを与える
- ボリュームを抑える
- 髪の毛を柔らかく見せる
- 髪の毛に艶を与える
- 硬い髪の毛の手触りを柔らかくする
- パサつきや枝毛を隠す
剛毛の方の悩みといえば柔らかさが出ないことや、ボリュームが収まらないといったことが大半ではないでしょうか。
柔らかさを出すためにはカールアイロンで動きを出したり、毛量を減らして空気感をつくったりといった方法もありますが、ヘアオイルは自分で手軽に柔らかさを出す方法として有効です。
自分でスタイリングができなかったとしても、髪の毛が扱いやすくなるようなヘアオイルを1本常備しておけば、朝のスタイリングが容易になるでしょう。
剛毛の方におすすめのヘアスタイル「カールスタイル」
硬毛の方におすすめのヘアスタイルは「カールスタイル」です。
毛先が硬く丸さが出にくいような硬毛の方は、薬剤の力で髪の毛に丸さをつけると一気に雰囲気が変わり柔らかい雰囲気になります。
カールをつけたスタイルにもさまざまなものがあり、毛先にワンカールをつけるようなワンカールボブスタイルや、レイヤーカットにワンカールをプラスした躍動感のあるスタイルなど、自分が求める雰囲気によって変えるのがおすすめです。
おすすめは「デジタルパーマ」で定着
カールをつけるにはパーマをかけて動きを髪の毛に定着させる必要があります。
パーマの種類は薬剤のみでかけるコールドパーマと、熱を加えて動きをつけるデジタルパーマなどがありますが、剛毛の方はデジタルパーマがおすすめです。剛毛の方はパーマのかかりが悪い場合があり、コールドパーマだとすぐに取れてしまうこともあるので、長めに楽しみたい方はデジタルパーマを選択しましょう。
デジタルパーマは定着力が強く、カールスタイルを長く楽しめます。また、デジタルパーマはコテで巻いたような艷やかなカールをつけることができ、乾かすだけである程度形になります。乾かした髪の毛にヘアオイルをつけて、まとまりと束感をつくるだけでも軽い印象になり、スタイリングが容易になります。
ヘアオイルとヘアミルクはどちらがおすすめですか?
特徴 | |
---|---|
ヘアオイル | 油分を与える、ツヤを出す、まとまりやすくする、熱や摩擦から守るなど |
ヘアミルク | 水分を与える、乾燥から守る、保湿・補修をするなど |
結論:髪の毛の状態で選ぶのがベスト!
ヘアオイルとヘアミルクのどちらが剛毛の方におすすめかというと「髪の毛の状態によって違う」というのが答えになります。なぜなら、ヘアオイルとヘアミルクの使用用途が異なるからです。
ヘアオイル「油分を与える」
ヘアオイルは油分を髪の毛に与えるヘアケアアイテムなので、髪の毛がパサついていたり艶がないときに見た目を整えるために効果を発揮します。また、髪の毛は親油性(油に溶けやすい)の成分を吸収しやすい構造になっていることから、髪の毛のダメージが進んでいる方は補修効果のあるヘアオイルがおすすめです。
ヘアミルク「水分を与える」
ヘアミルクはオイルと水分が混ざり合ったエマルジョンタイプのヘアケアアイテムです。オイルに比べて水分量が多いため、カラーやパーマを繰り返して、髪の内部に水分を保っていられない髪の毛に水分補給をする場合や、濡れ髪スタイリングのベース作りをしたい場合に効果的と言えます。
美容師
髪の毛の合ったヘアオイルで剛毛ヘアも楽しくケアしよう!
剛毛ヘアは髪の毛の動きが出しにくく、扱いづらいと感じる方も多くいらっしゃいます。
ヘアオイルやヘアミルクを上手に活用することで、ヘアアレンジや日々のスタイリングも楽しくなることでしょう。
ぜひ、ご自身に合ったお気に入りのヘアオイルを探してみてください!
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同じ剛毛に向けたヘアケアアイテムであっても、髪の毛の状態によっては使いづらくなってしまったり、逆効果になってしまったりということもあるので注意してください。髪の毛の状態が悪い場合はアウトバストリートメントではなく、シャンプーやトリートメントでいい状態をつくるところから始めるのがおすすめです。