ヘアアイロンのおすすめ!ストレート/カールの人気ランキング上位機種を美容師が使ってレビュー
髪を巻いたり伸ばしたりできる「ヘアアイロン」はヘアアレンジの必須アイテム。ですが、高いものと安いものでなにが違うのか、どんなポイントで選べばいいのかは意外とわからないですよね。そこでヘアアイロンの人気ランキング上位機種を価格帯別に紹介! 現役美容師の使用レビューや選び方もぜひ参考にしてみてくださいね。
監修者
美容師
- 大脇 貴志
美容師。訪問美容室Ringo代表。美容家電に詳しく、運営するWEBサイト「ヘアーチルドレン」で積極的に情報発信している。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ、化粧品成分上級スペシャリストを保持。
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ヘアアイロンの選び方を現役美容師に聞いた
ヘアアイロンには大きく分けてふたつのタイプがあります。クセを伸ばすために使う「ストレートアイロン」と、逆にクセをつける(髪を巻く=カールさせる)ために使う「カールアイロン」(コテ)です。
ストレートとカールの用途両方に使える2wayタイプ、外出先などで便利なコードレスタイプもありますが、本記事では主にストレートアイロンとカールアイロンについて詳しく説明していきます。
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高いヘアアイロンと安いヘアアイロンはなにが違う?
ひと口にヘアアイロンといっても、3000円くらいで買えるものもあれば、20000円を超えるような高級モデルもあります。となると、廉価モデルと高級モデルではなにが違うのかが気になりますよね。
そこで注目したいことのひとつが保水効果です。高額なヘアアイロンは保水効果が高く、髪の毛の水分を奪いすぎません。そのため、中長期的には髪の毛へのダメージを抑えることになります。また、プレートの素材が良いことで滑りが良く、それも髪の傷みにくさにつながってきます。
長期的に見れば、保水効果のある高級モデルのほうが、髪へのダメージは少なく、カラーの持ちなども良くなる傾向があります。また、温度調節の幅が大きかったり、立ち上がりがスピーディで、設定温度に素早く到達するといった機能を持つ場合も多くあります。
とはいえヘアアイロンに20,000円はちょっと……という人も多いはず。廉価なモデルでも髪をいたわる機能が備わっているものもありますし、廉価なモデルには廉価なモデルならではのメリットもあります。予算と機能をよく検討し、最適なものを選ぶのがポイントです。
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髪の水分をキープするということは強くクセをつけたり、逆にクセを伸ばしたりはしにくいということ。つまり廉価モデルのほうがクセをつける・伸ばすといった力は強いケースもあるんです。高級モデルほど髪にやさしい一方で、カチッとクセを伸ばしたい、カールの持ちを良くしたいといった場合にはむしろ廉価なモデルのほうがいいという口コミがあるのはこれが理由です
髪の「傷みにくさ」がポイント!ストレートアイロン
デートやお出かけなどの特別な日に使うことの多いカールアイロンに対して、ストレートアイロンは毎日のスタイリングに使う道具。選ぶ基準は「クセの直しやすさ」も大切ですが、「傷みにくさ」も大きなポイントになります。
傷みにくさという観点で、もっとも有力なのはリファ、絹女(キヌージョ)といった高級モデル。プレートの保水効果が高く、かつ滑りやすいことで髪へのダメージを抑えてくれます。ただ、傷みにくいモデルは価格もそれなりにします。初めてヘアアイロンを購入するという方であれば、いきなり20,000円前後を出すのはちょっと躊躇してしまうかもしれません。
一方、3,000円〜5,000円のモデルはプレートの保水力には劣りますが、しっかりと髪の水分を奪うのでクセを伸ばす力は強め。それでいて滑りが良かったり、温度の立ち上がりが早かったり、低温など幅広い温度設定ができたりと機能面が充実したものが人気ランキング上位を占めています。
では、具体的にどのようなストレートアイロンが人気上位を占めているのでしょうか。大手ECサイトの売上データ、レビュー数や評価などを軸にAIがスコア化した人気ランキングを発表します。概ね5,000円以下の「お手頃価格」と20,000円前後からの「プレミアム価格」の2種類に分けて商品を紹介するので、予算を決めている人は参考にしてくださいね。
また、紹介した全機種は監修者である美容師・大脇さんがすべて実使用して検証済み。使いやすさ、コスパ、セット力、ヘアケア、温度設定の5項目に関して、5段階で評価してもらい、レーダーチャートにまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。
ストレートアイロンをもっと見たい方はこちら
ストレートアイロンに関しては、この記事で紹介していない商品も含めて以下の記事で紹介しています。こちらもぜひご覧ください↓
お手ごろ価格ストレートアイロン人気ランキング
まず最初に紹介するのはおおむね5,000円以下が基準の“お手ごろ価格”のストレートヘアアイロン。少ない予算でも高機能なものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1位:サロニア ストレートヘアアイロン
ストレートヘアアイロンの定番中の定番と言えるのがサロニアのストレートヘアアイロン。値段は手頃ながら、滑りやすいプレート、立ち上がりの速さなどを兼ね備えています。最初の一台にオススメのヘアアイロンです。
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美容師の一言:「この価格とは思えない性能です」
2位:サロンムーン ミラーイオンストレートヘアアイロン【美容師イチ押し!】
こちらはこの価格帯のなかで監修者の大脇さんがイチ押しというモデル。人気ランキング1位のサロニアと比べると少し高額ですが、その分機能も充実しています。
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美容師の一言:「機能充実。5,000円以下のイチ押しです」
3位:サロニア ヒートブラシ
3位にはやや特殊ではありますが、サロニアのヒートブラシがランクイン。こちらは通常のストレートアイロンとは異なり、ブラッシングするだけで寝ぐせやうねり、広がりを抑えられるというアイテムです。
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サイズ:約68mm×42mm×256mm
容量:約360g(コード込)
カラー:ブラック
プレート素材:セラミック
美容師の一言:「忙しい朝の時短アイテムとして◎」
【美容師おすすめ】コイズミ KHS-8740
ここでランキング外ながら美容師・大脇さんがおすすめのモデルを紹介。コイズミのKHS-8740は5,000円〜10,000円の価格帯に属するミドルレンジのストレートアイロン。10,000円でお釣りがくる価格ながら機能面が充実しているのが特徴です。
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美容師の一言:「プレートが優秀。ヘアケア効果も期待できます」
プレミアム価格帯ストレートアイロン人気ランキング
続いて、おおむね20,000円前後より価格が上のプレミアム価格帯の人気ランキングを見ていきましょう。やはりグッと高機能なものが増えますよ!
1位:リファ ストレートアイロンプロ
大人気のリファのヘアアイロンが1位にランクイン。やや小ぶりで扱いやすく、水を吹きかけても水蒸気爆発を起こしにくい保水力のあるプレート。髪をいたわるならこれ! というモデルです。
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美容師の一言:「パサつきにくく、細かいアレンジもしやすいです」
2位:絹女(キヌージョ)ストレートアイロン【美容師イチ押し】
リファと並んで人気の絹女のストレートヘアアイロンは、監修者の美容師・大脇さんがプレミアム価格帯のなかで「イチ押し」というモデル。仕上がりの良さは特筆ものです。
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美容師の一言:「ダメージケアに加え、機能も充実しています」
3位:ヘアビューロン 4D プラス
税込49,500円と高額ながら、その仕上がりの良さが口コミで広がって人気のヘアビューロン4Dプラス。ヘアビューロンシリーズは4モデルが存在し、もっとも高額な27Dプラスはなんと税込104,500円!
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美容師の一言:「これにしか出せない“柔らかさ”があります」
【注目商品】パナソニック ストレートアイロン ナノケアEH-HS0J
惜しくもランク外となったものの、人気なのがパナソニックの「ナノケア」。独自技術の“ナノイー”を搭載し、髪をいたわりながらクセを伸ばすことができます。
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サイズ:高さ26.7×幅3.15×奥行4.2cm
容量:380g
カラー:ブラック、ホワイト
プレート素材:スムースグロスコーティングプラス
美容師の一言:「まさに瞬間ストレート! クセを素早く直せます」
1万円前後の美容師おすすめ:サロニア スムースシャイン ストレートヘアアイロン
お手ごろ価格とプレミアム価格の中間となる10,000円前後の価格帯から、監修者の美容師・大脇さんにピックアップしてもらったのがこのサロニアのストレートアイロン。サロニアはお手ごろレンジも大人気ですが、“高級バージョン”も高性能です。
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美容師の一言:「高級アイロンと似たプレート採用。コスパがすごい!」
「巻きやすさ」がポイント! カールアイロン
ここまではストレートアイロンを見てきましたが、続いてはカールアイロンの人気商品を見ていきましょう。
カールアイロンは、もちろん毎日使う方もいるとは思いますが、週末のお出かけなど特別な日だけ使うという方も多いのではないでしょうか。そうなると、日々のスタイリングに使うストレートアイロンとは選び方も少し異なってきます。
まず、毎日使う方ならやはりヘアケア要素が欲しいところ。基準はストレートアイロンと同じで、保水力が高く、滑りの良いプレートが髪のダメージ軽減には大事です。また、仕上がりを良くする上では低温スタイリングが可能かどうかにも注目しましょう。
毎日使うわけではない、あるいは予算がないという場合は、5,000円以下のお手ごろ価格のモデルの中でランキング上位のものや、美容師おすすめのものを検討してみてはいかがでしょうか。お手ごろ価格モデルにプレートの保水力などは期待できませんが、その分だけ巻きやすいというメリットもありますよ。
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毎日カールアイロンを使うなら、ある程度良いものを選ぶことを美容師目線では勧めます。一方、たとえばデートのときだけなど特別な日にしか使わないということであれば、廉価なモデルで十分とも言えます。予算だけでなく、使用頻度も考えて選んでくださいね!
カールアイロンをもっと見たい方はこちら
カールアイロンに関しては、この記事で紹介していない商品も含めて以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください↓
お手ごろ価格カールアイロンランキング
お手ごろ価格のカールアイロンのランキングを見ていきましょう。おおむね5,000円以下の価格帯にも関わらず、高性能なモデルばかりですよ!
1位:クレイツ イオンカールプロ【美容師イチ押し】
価格は手ごろながらプロ仕様のカールアイロンが1位に。立ち上がりが早く、プレートの滑りが良いなど嬉しい機能が充実しています。
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美容師の一言:「美容師の愛用者も多いです」
2位:サロニア セラミック カールアイロン
続いては定番のサロニアがランクイン。価格は安いですが機能は充実しており、予算がないなかで選ぶならば最適解候補のひとつ。
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美容師の一言:「さすがサロニア、コストを抑えたいならこれです」
プレミアム価格帯カールアイロンランキング
続いては20,000円前後〜のプレミアム価格帯のカールアイロンを見ていきましょう。
1位:リファ カールアイロン プロ
ストレートアイロンに引き続き、カールアイロンのプレミアム価格帯でもリファが人気を集めています。カールアイロンにもヘアケア機能を求めるのであれば、選択肢に入れたい1本です。
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美容師の一言:「毛先がプルン! としたカール感を作りやすいです」
2位:ホリスティックキュアーズ マグネットヘアプロ カールアイロン【美容師イチ押し】
このカテゴリで美容師・大脇さんがイチ押しだというのがこちらの商品。プレートの滑りが非常に良く、値段もこの価格帯の中では抑えめなのが高評価につながっています。
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美容師の一言:「価格を抑えつつ、機能は高級機に匹敵します」
3位:絹女(キヌージョ) カールアイロン
絹女のカールアイロンはシルクプレートの保水力が魅力。他にも様々な機能が搭載されています。
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美容師の一言:「温度設定、誤作動防止など機能が充実しています」
「コードレスアイロン」の人気ランキング
さて、ここからはコードレスアイロンの人気ランキングを見ていきましょう。コードレスアイロンとは充電式のヘアアイロンのこと。出先でちょっとだけ前髪を直す、といった使い方が想定されるタイプです。
あくまでも「電源が確保できない場所で使う用」なので、がっつりクセを伸ばしたり巻いたりするのは難しく、それらは“コードあり”のヘアアイロンにお任せするのが無難。とはいえ、夕方に少し髪型を直すといった使い方ができるのはとても便利なので、ぜひランキングを参考に選んでみてくださいね。
コードレスアイロンをもっと見たい方はこちら
コードレスアイロンに関しては、この記事で紹介していない商品も含めて以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください↓
1位:Ryanboo コードレスヘアアイロン【美容師イチ押し】
コードレスながら立ち上がりが早く、価格も安く、温度設定も3段階で可能と欲しい要素が揃っているのがこのRyanbooのコードレスヘアアイロン。一台あると便利です。
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美容師の一言:「売れているのも納得。すべてにおいて高コスパです」
2位:KEYNICEコードレスアイロン
コードレスながら立ち上がりが早く、3段階の温度設定が可能。小型で軽量なのもうれしいコードレスヘアアイロンです。
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美容師の一言:「軽量・コンパクト・操作しやすいの三拍子」
3位:リファ フィンガーアイロンST
リファのコードレスアイロンは、フィンガーという名の通りコンパクト。プレートはリファといえばのカーボンレイヤープレートを採用し、保水性にも優れます。
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美容師の一言:「プレート小さめが使いやすいです」
コードレスアイロンに関してはこちらの記事もチェック
コードレスアイロンに関しては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
コードレスアイロンの持ち運びにも便利!ヘアアイロンケースもチェック
旅行や外出時に便利なヘアアイロンケースはこちら!
1台2役の 「2wayアイロン」人気ランキング
さて、ストレートアイロン、カールアイロン、コードレスアイロンに続き、最後は2wayアイロンです。ストレートとカールのふたつの機能を併せ持つのがポイントの一台ですが、それぞれの性能は専門機に比べるとやはり一歩劣ります。
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ストレート、カール、両方の使い方ができる一方で、専用のアイロンに比べると性能的には半減してしまうというのが2wayアイロン。また、髪を挟んで使うストレートアイロンを閉じた状態で、カールアイロンとして髪を巻くことになるため、構造上髪が引っかかりやすいのもデメリットです
可能であればストレートとカールを揃えるのが理想ですが、予算的に難しいということもあると思います。そこで、2wayアイロンはコストと性能に優れたランキング1位商品のみご紹介します。
1位:サロニア 2WAYストレート&カールアイロン
2wayアイロンの人気ランキング1位はサロニアのものでした。どうしても1台でまとめたい!という方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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美容師の一言:「幅広く、細かい温度設定が可能です」
2wayヘアアイロンをもっと見たい方はこちら
サロニア以外にも2wayヘアアイロンはたくさんのブランドから販売されています。ストレートもカールも1台で済ませたい方はぜひチェックしてくださいね。
もっと詳しく! ヘアアイロンの「選び方」
気になるヘアアイロンは見つけられましたか? これだ! というものが見つかったらなによりですが、「これとこれで迷う…」というふうに感じる方も多いのではないでしょうか。そこで、ここからはヘアアイロンの選び方を、さらに掘り下げていきましょう。
ヘアアイロンの「プレート」素材
ヘアアイロンを選ぶ上で重要なことのひとつに「滑りやすさ」があげられます。ストレートであれカールであれ、髪をプレートで挟み、あるいは巻きつけて滑らせることでクセをなおしたりクセをつけたりするため、プレートが滑りやすければ滑りやすいほど、髪へのダメージを抑えることができるからです。
主な素材はチタン、セラミック、アルミニウム、テフロンなどがあります。チタンは熱を伝えやすいことから矯正効果が高く、セラミックはチタンに比べて内部からじんわりと熱を伝えるイメージに。アルミニウムは軽量で、コードレスタイプなどにも用いられます。
また、保水効果でいえば絹女、リファなどが採用している保水効果の高いものに注目。下写真は、高温状態のリファのバルブに水滴をスプレーした様子(※美容師立ち会いのもと安全に配慮して行なっていますので、決して真似しないでください)です。通常であればすぐに水蒸気爆発を起こすところ、このように水滴がそのまま残ることがわかります。
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おすすめはリファや絹女などが代表的な、保水効果の高いプレートです。それと、個人的におすすめしやすい素材のひとつがテフロン。摩擦が非常に少ない素材なため、ダメージレス効果が高いメリットがあります。ただ、プレートの素材はモデルによってもさまざまなので、あくまで参考程度に留めておくのがいいと思います
プレート素材がオススメのモデル
- コイズミ ヘアアイロン KHS-8740/W
- サロニア スムースシャイン ヘアアイロン
- リファ ストレートヘアアイロンプロ
- 絹女 ストレートアイロン
- クレイツ イオンカールプロ
- リファ カールアイロン プロ
- マグネットヘアプロ カールアイロン
- 絹女 カールアイロン
幅広い温度設定をすることができるか
毛量や髪質によって最適な温度は異なるため、髪をいたわるためにも温度調整ができるものを選ぶようにしましょう。温度調整において、最低・最高温度や設定できる刻み幅が重要です。 一般的には100〜180℃に対応し、10℃ずつ調節できれば十分使いやすいといえます。
たとえば、廉価モデルが人気のサロニアの上級レンジである「サロニア スムースシャイン」のストレートヘアアイロンは80℃から210℃という非常に幅広い温度設定が可能。自分の使いたい温度帯が使えるかどうかも確認したいポイントです。
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低温でスタイリングできるならそれに越したことはありません。「何℃でスタイリングできるか」は人によって異なるので、なるべく低い温度からはじめて、最適な温度を知ることが肝心です
ダメージヘアの方や髪が細い方は、傷むのを防ぐためにも140℃以下の低温に設定できるタイプがおすすめです。また温度調整の刻み幅は、商品によって5〜20℃と異なります。5℃ずつの刻み幅であればその日の髪に合わせて設定できるので便利です。
また、80℃などの低い温度設定ができると、低温でツヤだしをしたいという要望にも応えてくれます。
美容師
最近では200℃以上の高温に設定できるモデルもありますが、美容師はどんなに温度を上げても160~180℃までの温度しか使用しません。そのため「高温が出せる!」というのは美容師的にはメリットになりません。温度設定の幅は広いほうがいいのですが、それは低温側に広いとうれしいということ。80℃といった低い温度で仕上げるとツヤ出しもできますよ
熱い!かさばる!ヘアアイロンの収納に困ったら
使い終えた直後のヘアアイロンは非常に高温で収納に困りますよね。そんなお悩みを解決するヘアアイロンの収納グッズに関してはこちらの記事でまとめてありますよ!
便利な機能の有無もチェック
ヘアアイロンには、述べてきたようなこととは別に、髪をいたわる機能や便利な機能が搭載されているものも多くあります。
上記の機能以外にも、自動オフ機能や開閉ロック機能などの安全機能がついていると、持ち運ぶときも安心です。温度ロック機能があれば、設定温度より熱くなることもありません。
また、持ち運ぶことが少なく、基本的に自宅で使用する方はコード付きヘアアイロンがおすすめです。コード付きタイプはコードの長さが商品によって異なり、短いとセットしにくく長いと邪魔になります。自分が普段使っているドライヤーのコードと同じくらいの長さが使いやすいでしょう。
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コードレスタイプは便利ですが、プレートの温度が下がりやすかったりと、やはりコード式に比べると機能では劣ります。あくまでスタイリングの補助と考えてもらうといいと思います
ストレートアイロンの選び方
ここまではストレートアイロン、カールアイロン共通の選び方を見てきましたが、ここではストレートアイロンならではの選び方を見ていきましょう。
ストレートアイロンはプレート幅をチェック
ストレートアイロンは、プレートの幅によって用途が微妙に異なります。まず標準的なのは20mm台。それが30mm台に以上になるとワイドタイプとなり、ロングヘアの方などにおすすめ。一方、10mm台のプレート幅の狭いものは前髪などのクセをピンポイントで直すのにおすすめです。
プレート幅 | おすすめの長さ |
---|---|
15〜19mm | ショートヘア・ボブヘア |
20〜30mm | ボブヘア・ミディアムヘア |
35〜45mm | ロングヘア |
プレート幅が狭い15〜19mmのストレートヘアアイロンは小回りが利くため、メンズやベリーショートでも細かくスタイリングできます。 20〜30mmの一般的なプレート幅だと顔周りの毛もセットしやすく、初心者の方でも使いやすい点が魅力です。
35〜45mmのプレート幅は髪に熱が伝わりやすいため、ロングヘアの方も使いやすいのがメリット。とくに毛量が多い方にとっては、一度に多くの髪をセットできるため、スタイリング時間を短くできます。
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10mm台などプレート幅が狭めのものだと前髪を挟んで少しだけ巻いてクセをつけるといったことがやりやすく、30mm台はロングヘアの方におすすめ。ですが、どのサイズを買おうか迷ったら25mm前後のプレートを選ぶのが無難です
カールアイロンの選び方
続いてはカールアイロンの選び方を見ていきましょう。1本のバルブに髪を巻き付けてクセをつけるカールアイロンは、バルブの太さがポイント!
カールアイロンはバルブの太さをチェック
まず王道はどのメーカーもほぼラインナップしている32mm。そして、32mmを基準に細ければ細め、太ければ太めになり、太いほどゆるく巻くことができるようになります。
強く巻きたかったり髪が短い方は26mmよりも細いもの、髪が長かったりゆるく巻きたい方は32mmより太いものを選ぶといいでしょう。
上写真は実際に大脇さんが太さの異なるバルブで巻いたもの。左上が38mm、右上が32mm、左下が26mm、右下が19mmとなっています。バルブの太さによる仕上がりの違いが一目瞭然ですよね。
38mmでゆるく巻く、19mmで(ある程度長い髪を)細かく巻くといった使い方はテクニックも必要になってくるので、購入の際はそのあたりも考慮にいれましょう。ミディアム〜ロングの方が使うなら32mm、ミディアムからそれよりやや短めの方が使うなら26mmがおすすめです。
流行りのゆるふわスタイル「韓国巻き」は太めの38mmバルブで
美容師
ショートヘアなら19mm、25mmあたり。腰まで届くくらいのスーパーロングならば38mm前後の太めのものを検討してみてください。ただしちょっぴり上級者向け。初心者の方は32mmを選んでおくのが無難でいいと思います。髪がロングの人で、今流行りのゆるふわな「韓国巻き」スタイルを作りたい人は38mmのものを選んでみてくださいね
お気に入りのヘアアイロンを見つけよう!
ヘアアイロンは求めるヘアスタイルによって、ストレートかカールかを使い分ける必要があります。そして、高級で髪にやさしいものを選ぶのか、リーズナブルでしっかりとクセを伸ばせる(巻ける)ものかを選んでいきましょう。
記事内で述べたように、長期的な髪へのダメージを考慮に入れるならば、専門家のオススメは髪の保水効果が高く、滑りの良い高級モデル。一方、とにかくしっかりクセを伸ばしたい、あるいは巻きたい場合は廉価版で十分ということも考えられます。ご自分の髪質や使用頻度、そしてもちろん予算とも相談しながら、最適なものを選んでくださいね。
美容師
髪の毛は生えたときを100点としたら、外界の刺激によって徐々に点数が減点されていき、加点されることはありません。ヘアアイロンも、基本的には減点要因。だからこそ、減点がなるべく少ないモデルを選ぶのが美容師目線だとおすすめ。とはいえ予算もあると思うので、予算の中で最適と思えるものを選んで、スタイリングを楽しんでくださいね
おすすめ商品比較表
SALONIA(サロニア) SALONIA ストレートヘアアイロン | SALONMOON SALONMOON ミラーダブルイオン ストレートヘアアイロン 24mm | SALONIA(サロニア) サロニア ストレートヒートブラシ | コイズミ(Koizumi) コイズミ ストレート ヘアアイロン KHS-8740 | リファ(ReFa) リファ ストレートアイロン プロ | 絹女~KINUJO~ 絹女 ヘアアイロン28mm LM-125 | Bioprogramming バイオプログラミング ヘアビューロン 4D Plus | パナソニック(Panasonic) パナソニック ヘアーアイロン ナノケア EH-HS0J-K | SALONIA(サロニア) SALONIA スムースシャイン ストレートヘアアイロン 24mm | クレイツ(Create) クレイツ ヘアアイロン イオンカール プロ 26mm | SALONIA(サロニア) サロニア セラミック カール ヘアアイロン 25mm | リファ(ReFa) リファ カールアイロン プロ26mm | ホリスティックキュアーズ マグネットヘアプロ カールアイロン 26mm | 絹女~KINUJO~ 絹女〜KINUJO〜 カールアイロン 28mm | Ryanboo Ryanboo コードレスヘアアイロン | KEYNICE KEYNICE コードレスヘアアイロン | リファ(ReFa) リファ フィンガーアイロンST | SALONIA(サロニア) サロニア 2WAYストレート&カールアイロン 32mm | |
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ドライヤーのおすすめはこちらからチェック
安いものは数千円、高いものは10万円を超えるものもあるドライヤーは、毎日使うものだけに髪への影響も大きいアイテム。それだけに、どんなものを選んでいいのか悩んでしまいますよね。そこで、美容家電の専門家である美容師さん監修のもと、価格によってなにが違うのか? 選ぶ際のポイントは? などを詳しくご紹介します!
美容師の立場からは、クセを伸ばすならストレートアイロン、クセをつけるならカールアイロンと、専用の道具を使うことをオススメしています。コードレスタイプはメインで使うというよりも、外出先でちょっと直す、くらいの使い方がおすすめです