【美容師監修】40代・50代向けエイジングケアシャンプーランキングTOP5！年齢に応じたヘアケアアイテムの選び方をご紹介！
年齢とともに変化の出る肌や髪の毛。「昔はボリュームがあったのに」「パサつきが気になるようになってきた」などのお悩みは、多くの方が感じる悩みだと思います。
本記事では、年齢に応じたケアに役立つエイジングケアシャンプーをご紹介いたします。40代・50代・60代と年齢を重ねてもキレイな髪の毛でいるための選び方も解説しているので、ぜひご覧ください！
- 美容師
- 大脇 貴志
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エイジングケアシャンプーとは？
エイジングケアとは、加齢に応じたケアのことです。
年齢を重ねることで肌質や髪質にも変化が生じます。紫外線でダメージを受けやすくなったり、頭皮がたるんだりするのもこの影響であることが多いです。
エイジングケアは人それぞれ異なるので、まずはご自身のお悩みをピックアップしてみましょう！
加齢による髪の毛のお悩みとエイジングケアシャンプーの選び方
肌と同じように、頭皮や髪の毛も加齢によって変化が生じます。以前から使っていたシャンプーが合わなくなったと感じる方もいらっしゃるでしょう。
以下では、髪の毛のお悩みに応じてチェックしたい成分をご紹介いたします。肌質によっても選び方は異なりますので、参考としてご覧ください！
うねりは「洗浄成分」に注目！
うねりの原因は人それぞれですが、年齢に応じたエイジングケアの観点では「加齢による肌質・髪質の変化」「カラーリングダメージの蓄積」などが考えられます。
そこで注目したいのが「洗浄成分」です。マイルドなアミノ酸系の洗浄成分は、必要な潤いまで落とさないように適度な洗浄力で洗いやすいのでおすすめです。
「肌質」に合わせた選び方も大切
シャンプー選びで大切な項目は「肌質に合わせて選ぶ」ことです。
美容師の大脇さんは、乾燥肌の方にはアミノ酸系やベタイン系の洗浄力が穏やかなシャンプー、脂性肌の方には低刺激なタウリン系や酸性石鹸シャンプーと、おすすめタイプ別に分類されています。
肌質や髪質を理解することが、自分に合ったシャンプーを探す第一歩ともいえるでしょう。
美容師
頭皮・髪の毛の乾燥は「保湿成分」に注目！
加齢に伴って肌の水分量や皮脂量は減少するので、乾燥を感じ始める方もいらっしゃると思います。そこで、保湿力のあるシャンプーを選ぶこともエイジングケアの一環です。
乾燥を放っておくと、髪の毛や頭皮のトラブルにつながりやすくなってしまいます。スキンケアでお肌の手入れをするのと同じように、ヘアケア目線でも保湿にこだわってみましょう！
ハリ・コシは「美容成分」「タンパク質」に注目！
年を重ねるごとに、髪の毛にハリ・コシがなくなってきたと感じる方もいらっしゃいます。
そこで、髪の毛のハリコシにアプローチする「美容成分」や「タンパク質成分」が配合のシャンプーをチェックしてみましょう！
人間の髪の毛はタンパク質で構成されています。材料を補給することで、健康的な髪の毛へと導いてくれるでしょう。
40代・50代向けエイジングケアシャンプーランキング
以下では、実際に使ってみて評価の高かった市販シャンプーを独自にランキングにしました！
加齢とともに肌の水分量は変化するので、肌質に合ったシャンプー選びは大切です。ぜひ、ご自身の頭皮や髪の毛に合う成分をチェックしてみてください！
【1位】無印良品 ダメージケアシャンプー ハリコシ
アミノ酸系やベタイン系、タウリン系など適度な洗浄力で構成されていて、幅広い髪質におすすめしやすい市販シャンプーです。保湿効果に優れたセラミドや植物エキスがバランスよく配合し、頭皮に潤いを与えてくれます。
全体的な配合成分クオリティが高く、コスパもよいため無難におすすめしやすいシャンプーです。加齢とともに細くなった髪の毛にもアプローチできます！
【2位】ROOTH ボタニカルスカルプセラム シャンプー
アスパラギン酸、グリシン、アラニンなどのアミノ酸系コンディショニング成分がバランスよく配合され、髪に自然なハリコシ感を出しやすいROOTHシャンプーシリーズ。
頭皮環境を整えるコンディショニング成分（ウコン根茎エキス、チョウジエキス、トウシキミ果実／種子油、コメヌカ油、スクワラ、グリチルリチン酸2K など）も含まれているので、年齢に応じたエイジングケアにもおすすめです。
ボタニストのエイジングケアラインとして登場したROOTHシリーズは、加齢による肌変化の悩みにアプローチしやすいです。潤いが減りがちな肌や、うねりが気になる髪の毛も、ベタインやアミノ酸系のマイルドな洗浄成分で優しくケアできます。ROOTHは「ストレート」「エアリー」と種類があり、両方ともおすすめです！
【3位】plus eau プリュスオーメロウシャンプー
商品情報
商品の形状 フォーム
ヘアタイプ ノーマル
香り ホワイトフローラル＆ペアーの香り
対象年齢 大人
plua eau メロウシャンプーは、髪の補修効果の高いヘマチンや加水分解シルク、加水分解ケラチン、熱に反応してキューティクルを保護するヒートケア成分のメドウフォーム-δ-ラクトン、柔軟効果の高いアルガニアスピノサ核油、浸透性や吸着性に優れ、なめらかさを付与するペリセアなどが配合されています。
アミノ酸やベタイン系のマイルドな洗浄成分で構成されているので、潤いが減りがちな頭皮や髪の毛もやさしくケアできます。保湿＆補修成分がバランスが良いことは嬉しいポイントですね！
【4位】haru シャンプーkurokami スカルプ
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(2,129件)
商品情報
容量：400ml
洗浄成分：アミノ酸系
香り：柑橘系のやさしい香り
特徴：ノンシリコン、リンス・コンディショナー不要
髪にハリコシ感を与えるアセチルテトラペプチド－3や、ダメージ補修やツヤだしを目的としたヘマチンが配合されています。全体的な配合成分のクオリティが高いアミノ酸シャンプーです。
アミノ酸系のココイルグルタミン酸が主成分なので、頭皮や髪の毛をマイルドに洗浄してくれます。ふんわりとしたボリューム感を求める方や、ペタッとしがちな髪の毛の方にもおすすめしやすいです。肌が乾燥しがちな50～60代の方にも、保湿観点で使いやすい商品でしょう。
実際に使ってみたところ、ハリコシ感、ふんわりとしたボリューム感が分かりやすかったです！ペタッとしがちな髪の毛にもおすすめできます。アミノ酸系のココイルグルタミン酸が主成分なので、頭皮や髪の毛をマイルドに洗浄できます。肌が乾燥しがちな50～60代の方にも、保湿効果が高くおすすめしやすいです。
【5位】DRH+ スカルプ ヘマチン シャンプー
ベタイン系、タウリン系の洗浄成分で構成されたスカルプシャンプー。適度な洗浄力で、幅広い肌質にもおすすめできます。毛髪補修に用いられるヘマチンも配合されており、ダメージケアとしても成分クオリティが高いです。
ダメージ補修やつや出しに使われるヘマチンが配合されているのは嬉しいポイントです。保湿効果の高い植物エキスも多く含まれているので、頭皮ケアにもおすすめできます。
年齢に応じたエイジングケアシャンプーの代表的な成分
実際にエイジングケアをしたいと思っていても、どのような成分をチェックしたらよいか難しいですよね。
以下では、シャンプーに配合されることの多い代表的な成分をご紹介いたします。髪の毛や頭皮の悩みにマッチした成分を選び、シャンプー購入の判断材料にしましょう！
やさしく洗う「アミノ酸」「ベタイン系」
| アミノ酸 | ベタイン系 | タウリン系 | 酸性石けん系 | |
|---|---|---|---|---|
| 洗浄力 | マイルド | マイルド | さっぱり | さっぱり |
| おすすめ | 乾燥肌 | 乾燥肌 | 脂性肌 | 脂性肌 |
| 代表的な成分 | ラウロイルメチルアラニン ココイルグルタミン酸TEA | コカミドプロピルベタイン ラウラミドプロピルベタイン | ココイルメチルタウリンNa | ラウレス-4カルボン酸Na |
頭皮や髪の毛を保湿しながら洗い流す成分は「アミノ酸系」「ベタイン系」が有名です。
皮膚や髪の毛をつくるタンパク質を合成するためのアミノ酸と同じ成分なので、比較的やさしい傾向にあります。ベタイン系もヤシ油脂肪酸を使用した植物由来の成分で、アミノ酸と類似した性質を持っています。ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸などもアミノ酸の一種です。
美容師
アミノ酸の定義は難しく、少量配合しただけでも「アミノ酸シャンプー」と名付けることもできてしまいます。本当にそれが髪や頭皮を優しく洗えるアミノ酸シャンプーなのかどうか、主成分をチェックしましょう！成分表のポイントは「水の次にアミノ酸が記載されているかどうか」です。
毛髪補修に「加水分解コラーゲン」「ヘマチン」
毛髪補修成分は、ダメージケアシャンプーに用いられることが多いです。
「加水分解コラーゲン」「ヘマチン」などは、浸透性に優れた特徴を持っています。加水分解コラーゲンは動物性タンパク質を分解したもので、細かくなった分子がダメージを受けた髪の毛を補修します。
ヘマチンは、赤血球のヘモグロビンを構成する成分のひとつです。髪の毛の主成分と結合することで、傷んだ髪の毛にアプローチしてくれます。サロン専売品に含まれていることが多いですが、市販シャンプーにも一部配合されているものがあります。
髪の毛を潤す「ヒアルロン酸」「セラミド」
「ヒアルロン酸」「セラミド」など傷んだ髪の毛を潤してくれる成分です。化粧水や美容液にも記載されていることが多く、ケア商品を構成する成分として有名です。
ヒアルロン酸には優秀な保水力があり、髪の毛の弾力を支えてくれます。セラミドは、髪の毛内部を構成する役割として、キューティクルを接着したり水分量と整えたりしてくれます。
スキンケアだけではなく、ヘアケアにも浸透している美容成分のひとつです。
エイジングケアシャンプーを使い始めるタイミングは？
加齢に伴ったエイジングケアは、実際にいつから行えばよいのでしょうか。「早めに使っておいたほうがいいのでは？」というと、100%その通りとも言えません。
以下では、シャンプーの見直しのタイミングをご紹介いたします。
シャンプーを見直すサインで考える
「シャンプーは何歳から切り替えるべき！」という明確な決まりはありません。
とはいえ、年齢を重ねるごとに髪の毛や頭皮の悩みは出てくるでしょう。「髪の毛が細くなってきた」「シャンプーが染みるようになった」「ハリ・コシ感がなくなった」「頭皮が乾燥する」など、気になる悩みがある場合はシャンプーを見直すサインといえます。
まずは成分をチェックする
年齢に応じたエイジングケアを謳う商品であっても、ご自身の肌質に合うとは限りません。大切なのは、ご自身の肌質を理解して成分をチェックすることです。
商品によってシャンプーの成分は異なるので、じっくりと検討してみましょう！
美容師
僕の考えとしても、何歳からエイジングシャンプーを使ったほうがいいという明確な数字はないです。商品がエイジングケア向きでなくても「この成分内容なら加齢で髪が細くなってきた方にもおすすめしやすいなぁ」という商品はあるので。悩みが出てきたら、それに特化したシャンプーを試してみることがおすすめです！
【無印良品】ヘアケアシリーズがリニューアル！
無印良品で販売されているヘアケアシリーズは、配合成分が優秀なのにコストパフォーマンスがよいと人気を集めています。
以前から販売されていた商品がリニューアルされ、新しいヘアケアシリーズとして天然由来成分100%の商品が発売されました。
「ハリコシ」「うるおい」「カラーキープ」の3種類から選べるので、年齢や髪質に合ったエイジングケアができます。本記事でご紹介した、各種アミノ酸や保湿成分なども配合されていますよ！
おすすめ商品比較表
この記事で紹介している商品の気になるタイプやシリコンの有無を比較してみました。
商品選びの参考にぜひチェックしてみてくださいね。
エイジングケアシャンプーで年齢に応じたヘアケアを！
年齢や髪質・肌質に合ったシャンプーを選ぶことで、40代・50代・60代と年齢を重ねても髪の毛にも影響を与えてくれます。まずはご自身の肌質や髪質を理解して、マッチする成分が配合のシャンプーを選ぶことが第一歩でしょう。
クラシル比較では、シャンプーに関するおすすめの記事を公開しています。気になるお悩みがございましたら、ぜひチェックしてみてください！
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多くのメディアやSNSでは、おすすめ商品や人気商品が紹介されています。しかし、肌質に合っていないと「いまいちだな…」と感じてしまうことも。特に日本には四季があるので、季節ごとに肌悩みも変わってきます。肌質に合ったシャンプーを知っておくと、季節ごとの悩みやエイジングケア目線でも選びやすくなりますよ！