猫っ毛におすすめのヘアオイル5選!ランキング形式で紹介【美容師監修】
乾燥した髪に、うるおいやツヤを与えてくれたりスタイリング剤としても使えるヘアオイル。猫っ毛の場合どんなヘアオイルを選んだらいいのか迷う方もいらっしゃいますよね。この記事では猫っ毛におすすめのヘアオイルや使い方などを解説します。おすすめのヘアオイルは市販のものやサロン専売品などの商品を紹介しますよ。
監修者
美容師
- 河合茂樹
美容師として15年以上働き、現在は美容特化ライターとしても活動。約4年間、美容専門学校の教員としても勤務。美容師としての経験と知識を活かし、美容に悩む方に情報をお届けします。
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猫っ毛のヘアオイルの選び方【美容師が解説】
ここからは猫っ毛さん向けのヘアオイルを選ぶポイントを美容師の河合茂樹さんに解説していただきます。ヘアオイル選びの参考にしてくださいね。
猫っ毛さんは軽めのオイルを選ぼう!
- サラッとしたテクスチャーの軽いオイル
- つけて根本がペタっとしないもの
- 重めのテクスチャーのオイル
- まとまりすぎるオイル
猫っ毛の方が選ぶオイルの基準は、根元が潰れない軽めのオイルを選ぶということです。ベースオイルだけでなく他の保湿成分が含まれているオイルは、つけた際にしっとりと潤いを感じられますが、同時に重たさを感じてしまうことがあります。保湿力が高いほうがしっとり感やウェットな質感を作りやすいですが、猫っ毛の方にとってはその保湿力が逆に根元を潰し、細い毛がより細く貧相に見えてしまう原因になるのです。
猫っ毛の方は、手触りがサラッとしたテクスチャーの軽いものを選び、つけた際に根元がペタっとしないかどうか確認しましょう。ただし、軽いオイルはものによって保湿力が弱かったり、つけたあとに髪の毛へ定着せずすぐに落ちてしまったりするので、つけたあと数時間はパサつきが出ない品質のヘアオイルがおすすめです。
また、束感が出すぎてしまいまとまりすぎるオイルは、細い毛をより細く薄く見せてしまうので避けるようにしてください。
ボリュームが出づらく悩んでいる方はハリ・コシを出せるものを
ヘアオイルの中には髪の毛をコーティングして擬似的にハリ・コシをつくるものもあるので、ボリュームが出づらく悩んでいる方はハリ・コシを出せるものを選ぶのもおすすめです。
猫っ毛の方に適するオイルは保湿力と軽さのバランスが重要なので、いくつか試して自分に合ったものを選びましょう。
猫っ毛におすすめのヘアオイルランキング
以下では、猫っ毛におすすめのヘアオイルをご紹介します。ランキング形式で5アイテム紹介するので、猫っ毛さんはぜひ参考にしてくださいね。
【1位】ミルボン プラーミア デイエッセンス
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(353件)
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ミルボン プラーミア デイエッセンスのここがポイント!
髪の毛全体に薄く膜を作ってくれる「プラーミア デイ エッセンス」は、根元が潰れやすい猫っ毛の方でもぺたんこにならずにしっとりと仕上げてくれます。乾燥して静電気が起きやすい猫っ毛の方の髪の毛に油分を補給して、柔らかい印象はそのままに艷やかにまとめてくれます。
【2位】ミルボン ディーセス エルジューダ リンバーセラム
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ミルボン ディーセス エルジューダ リンバーセラムのここがポイント!
ぺたんこになりやすい猫っ毛にコシを与えてくれるヘアオイルです。サラッとしたテクスチャーで、根元からふんわりと立ち上げながら髪の毛同士の絡まりをほぐしサラサラな質感にしてくれます。甘く軽やかな香りが心まで軽くしてくれるでしょう。
【3位】AVEDA ライトエレメンツ スムージング フルイド
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AVEDA ライトエレメンツ スムージング フルイドのここがポイント!
天然由来成分でつくられた「アヴェダ ライトエレメンツスムージングフルイド」は、重たさを感じさせないヘアオイルです。適度なまとまり感を髪の毛に与えられるので、スタイリング剤としても使えます。ラベンダーや柑橘系の自然な香りが心地いいアイテムです。
【4位】ロレアル ミシックオイル
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ロレアル ミシックオイルのここがポイント!
「ロレアル ミシックオイル」はとにかく軽くベタつき感もなく使いやすいアイテムです。オイルの艶感を出しながらもふんわりとした軽さも手に入るので、お出かけ前のスタイリング剤やドライヤー前の保護剤としても使えます。
【5位】ルベル モイ オイル レディアブソリュート
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ルベル モイ オイル レディアブソリュートのここがポイント!
マイルドな成分で作られた「モイ オイル レディアブソリュート」。オイルをつけた際に束感をしっかり作れるので、ウェットな質感が好きな方におすすめです。ウェット感を出しながら根元を潰さずにスタイリングできます。
髪のスタイリングやケアに使える「ヘアオイル」は、髪質や毛量別に成分で選ぶことがおすすめです。ただ「成分で選ぶ」って、大変ですよね。そこで今回は、成分だけでなく、実際にクラシル比較編集部スタッフが試したおすすめのヘアオイルをご紹介。仕上がりや香り、テクスチャーなど詳しいレビューのほか、スタイリングにおすすめのヘアオイルも取り上げていますのでぜひ参考にしてくださいね。
【美容師直伝】猫っ毛向けのヘアオイルの使い方【スタイリング】
ここからは猫っ毛さん向けのヘアオイルの使い方やスタイリング方法について、美容師の河合茂樹さんに解説していただきます。猫っ毛の方はぜひ参考にしてくださいね。
猫っ毛さんはヘアオイルの付け方が重要!
猫っ毛の方はヘアオイルの付け方が大切です。根元にボリュームを出す効果があるヘアオイルでない限り、根元付近にたくさんオイルをつけるのはおすすめできません。
1.ヘアオイルを手に1〜2プッシュほどの量を出し手の平にまんべんなくなじませます。
2.手のひらに伸ばせたら指の間にもヘアオイルを伸ばしていきましょう。
3.手の隅々までヘアオイルが伸ばせたら、まずは、毛先に手ぐしをとおすようにヘアオイルをつけていきます。
【ショートヘアの場合】猫っ毛さんのヘアオイルの使い方
ショートヘアの方はシャンプーをするように毛先にヘアオイルをつけていきましょう。毛先全体にヘアオイルがついたら、中間部分に残ったヘアオイルがつくように、揉み込みながらヘアオイルを伸ばします。仕上げのスタイルがストレートスタイルであれば、再度手ぐしをとおしながら整え艶を出します。動きをつけるスタイルであれば毛先を握るようにして、毛先を不揃いにしていきましょう。
猫っ毛の方は髪の毛に空気感を作りやすいので、毛と毛の間に隙間を作るようにスタイリングすると軽さのあるエアリーな質感になります。
スタイリング効果のあるヘアオイルであれば、さらに自由な動きをつけやすくなるので、動きを出したい方はスタイリング剤としても使えるものを選びましょう。
猫っ毛の方にNGなヘアケアやヘアスタイリング
柔らかく細い毛の猫っ毛さんがしない方がいいヘアケア方法やヘアスタイリングを美容師の河合茂樹さんに解説していただきました。
重すぎるシャンプーとトリートメントの使用は控えて!
猫っ毛の方は油分の多すぎるヘアケアアイテムを使用するとヘアスタイルを作りづらくなります。特に重すぎるシャンプーとトリートメントは猫っ毛をぺたんこにしてしまいます。
乾燥毛用のシャンプーには保湿剤だけでなく、表面のパサツキを抑えるためにシリコンなども含まれていることが多く、シャンプーをしただけでも艷やかに仕上がります。一見、手触りが良くなっているのでコンディションが良くなっているように感じますが、使い続けるとシリコンによってベタつきを感じ、ボリュームもなくなっていきます。
猫っ毛の方は必ずノンシリコンを使わなければいけないというわけではありませんが、軽めのシャンプーやトリートメントを使用するのがおすすめです。
ワックスやジェルの大量使用もNG!
また、スタイリングの際にワックスやジェルを大量に使うのもよくありません。猫っ毛はやはり重たさに弱いので、大量にスタイリング剤をつけてしまうとボリュームを損なう原因になります。
アウトバストリートメントも軽めのものを!
アウトバストリートメントに関しても同じ理由で重めのものはできるだけ避けなければなりません。オイルトリートメントはものによってはベタつきを感じるものもあるので気をつけましょう。
パサつきやすい猫っ毛の方は保湿力がありつつ、軽いテクスチャーのワックスやスタイリングスプレーを使用するのがベターです。
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猫っ毛の方におすすめのヘアスタイル
猫っ毛の方におすすめのスタイルは以下の2つです。
- パーマレイヤースタイル
- ショートボブスタイル
猫っ毛におすすめのヘアスタイル【パーマレイヤースタイル】
パーマレイヤースタイルは猫っ毛の方の悩みであるボリューム感をパーマによって解消しつつ、強みである柔らかさや空気感を活かしたスタイルです。
根元が立ち上がるようにパーマをかけると若々しい印象になり、全体に入れたレイヤーが毛先を動かし躍動感を与えてくれます。このときにパーマは、ボリュームを出す部分と凹ませる部分のメリハリを出すとシルエットがキレイになるでしょう。
パーマレイヤースタイルはパサつきが出ないようにムースなどで水分を含ませながらスタイリングし、仕上げは軽めのヘアオイルでコーティングするのがおすすめです。
猫っ毛におすすめのヘアスタイル【ショートボブスタイル】
2つ目はショートボブスタイルです。ヘアスタイルは短くなればなるほど毛先に重さを残しやすくなります。ショートボブスタイルであれば毛が細い猫っ毛の方でも毛先に厚みを残したスタイルになり、まとまり感のあるスタイリングがしやすくなるのでおすすめです。
毛先にまとまりが出やすいスタイルなのでカールアイロンでワンカールをつけたスタイルやストレートアイロンで切りっぱなし感を出したスタイルなどを作りやすく、バリエーションが多くなります。
猫っ毛のかたには、ヘアオイルとヘアミルクのどちらがおすすめですか?
猫っ毛の方は髪質的にヘアオイルと相性のいい方が多いです。なぜなら、ヘアミルクは水分量が多いため、髪の毛の細い猫っ毛の方は髪の毛がまとまりすぎてしまい、余計に髪の細さが目立つことがあるからです。また、ヘアミルクは保湿力という面ではオイルに及ばず、乾燥が進んだ髪の毛には力不足なことがあります。
一方ヘアオイルは、テクスチャーの重さに気をつけて選べば、パサつきを軽減し適度なまとまりとボリュームが手に入ります。髪の毛表面に油分が補給されると紫外線から守ってくれるなどの効果も期待できるでしょう。
結論!猫っ毛にはヘアオイル!
これらの点から、猫っ毛の方にはヘアオイルの方がおすすめと言えます。ただし、ヘアミルクをつけたあとにドライヤーで乾かすスタイリングをする方や、油分が多くベタついた髪の毛の方にはヘアミルクの方が使いやすいという場合もあります。
個人個人髪質が異なるので、自分に合ったヘアケアアイテムを選ぶのが大切です。
スタイリング剤ならスプレーワックスがおすすめ!
ヘアオイル以外で猫っ毛の方におすすめのスタイリング剤が、スプレーワックスです。スプレータイプの粒子の細かいワックスをムラなく髪の毛につけられるので、通常のワックスに比べてふんわりと仕上がります。固まりすぎない手ぐしでリセットできるくらいのセット力のスプレーワックスがおすすめです。
おすすめ商品比較表
猫っ毛にあったヘアオイルで正しいケア・スタイリングをしよう!
この記事では、猫っ毛さん向けのおすすめヘアオイルや、ヘアオイルの選び方・使い方などを紹介しました。自分の髪質にあったヘアオイルを使うことが大事です。ぜひこの記事を参考にして、自分にあったヘアオイルを見つけてくださいね。
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