酵素ドリンクおすすめ7選！市販品でのファスティングや効果についてご紹介【管理栄養士監修】

健康や美容を大切にする人たちの間で人気の高い「酵素ドリンク」。ファスティングの際に取り入れる飲み物としても重宝されており、スーパー、ドラッグストア、コンビニなどの市販店舗だけでなく、専門ショップでも取り扱われています。

この記事では、酵素ドリンクの効果やファスティングとの相性についても詳しく解説。また、編集部がベルタ酵素ドリンクや万田酵素、IZMなどの人気商品を実際に飲んで選んだ、「おすすめの酵素ドリンク」もご紹介します。なお、今回の内容は管理栄養士の方に伺ったお話をもとに記事を作成しました。正しい知識を参考に、ご自身に合った方法で取り入れてくださいね。

また記事の後半では、SNS総フォロワー350万人超えの超人気フィットネス系インフルエンサー「なるねぇ」さんに聞いたおすすめのお腹痩せ筋トレもご紹介します。

※監修者には「選び方」を、アドバイザーには「おすすめの筋トレ」を解説してもらっており、商品選定には関わっていただいておりません。

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酵素ドリンクとは、野菜や果物を長期的に発酵させたエキスで作る飲み物です。

私たちの体内にも酵素が存在しています。酵素とは、主に、食べたものの消化を助ける「消化酵素」と、栄養素を体の細胞に届ける「代謝酵素」に分けられます。

酵素ドリンクに含まれる酵素が体内で作られる酵素と同じように働くことはありませんが、発酵食品としての特徴があるため、健康をサポートしてくれるでしょう。野菜や果物など、原材料に多様な種類の食材を含むことから、ダイエット中に不足しがちな栄養素を効率よく摂取できるのもポイントです。

あらゆる食材や飲料がある中で、酵素ドリンクはファスティングにおすすめだと言っても差し支えないでしょう。

人間の体は、空腹のままで一気に糖質を摂取すると、血糖値が急激に上がったり下がったりする「血糖スパイク」という状態に陥ります。これを繰り返すと、血管を痛める、糖尿病のリスクが上がるといった危険性が高まり、これらはダイエットにも良くないとされています。

酵素ドリンクを選ぶ際は、原材料の表示を確認し、なるべく野菜や果物が主な成分である製品を選んでくださいね。おすすめの製品に関しては、後ほどご紹介します。

酵素ドリンクはファスティングをサポートしてくれるアイテムです。そのため、飲めば必ず痩せるわけではありません。

糖の代わりに脂肪を燃焼するまで、早くても2〜3週間程度はかかります。短期的な減量ならまだしも、長期的なダイエットを考えている場合は、ファスティングだけでは不十分だと言えるでしょう。また極端な体重減少は、基礎代謝を下げてリバウンドを加速させることもあるためやりすぎには注意が必要です。

理想の体重を安定してキープするには、酵素ドリンクによるファスティングだけでなく、生活習慣の見直しや適度な運動を組み合わせるようにしましょう。

酵素ドリンクを使ったファスティングは、正しいやり方を知っておくことが大切です。以下の手順に従って、無理のない範囲で試してみましょう。

ファスティングを行う前後で、一定の準備期間と回復期間を置きます。開始前の2〜3日間は少しずつ食事の量を減らし、お粥や温野菜など、軽めの食事を心がけましょう。果物は、不溶性食物繊維を多く含むことから消化に負担がかかる柑橘類やパイナップルよりも、水溶性食物繊維であるペクチンを含むリンゴやイチゴなどがおすすめです。

準備期間を過ごしたら、水と酵素ドリンクで3日間ほど過ごします。ファスティング中はそれまで食事から取れていた水分が不足するため、ミネラルウォーターを1日2リットル目安に飲むことも心がけてください。ミネラルウォーターをこまめに飲むと、脱水症状の予防になる上、デトックス効果も期待できます。また酵素ドリンクを飲むことで、不足しがちな栄養も補給することができますよ。

ファスティング後の回復期間は、すぐに通常の食事へ戻さず、徐々に体を慣らしましょう。キムチや唐辛子などの刺激物、アルコール、タバコは、休んだ胃に負担がかかってしまうので避けてくださいね。

初めての方は、いきなり長期間のファスティングに挑戦するのではなく、短い期間から始めると挫折しにくいです。一般財団法人日本ファスティング協会によると、準備期間で2日、ファスティングが3日、回復期間で2日の合計7日間が適切だと言われています。

ただし、最初からほとんど食べない7日間を維持するのは至難の業です。自分に強く負担をかけると、終了後のリバウンドや食に対する肥大な欲求を招きかねません。最初は1日のみ、週末を挟んだ3日間など、負担のない日数でスタートしましょう。

ファスティングについてさらに知りたい方は、以下の記事で解説しています。合わせてチェックしてくださいね。

​​酵素ドリンクは、ドラッグストア、スーパー、コンビニエンスストアなどの店頭で入手できます。忙しい方や、じっくり選びたい方には、豊富な品揃えのオンラインショップで購入するのもおすすめです。長期的に飲用するなら、定期便を活用するのもいいでしょう。

酵素ドリンクのカロリーは、1杯あたり約100kcalが標準的です。基本的に糖質や脂質の含有量は多くありませんが、選ぶ際には酵素原液の原材料で作られているものを選びましょう。酵素原液以外の原材料が含まれていると、人工甘味料や保存料が多いと考えられます。

酵素原液が使われているか確認するには、原材料表示に素材の名前があるかをチェックしてください。先頭に書いてある成分ほど含有量が多いので、表示の先頭に「野菜・果物・てん菜糖」や「植物発酵物（素材名）」などが明記されているものを選ぶのがおすすめですよ。

ここでは、原材料のリストに野菜類と果物類の名前が並ぶ製品を集めました。ファスティング時に飲用する酵素ドリンク選びの参考にしてください。

酵素ドリンクを選ぶ際には、飲みやすいか、続けられるかが大切な指標となります。そこで今回、クラシル比較編集部では実際にすべての酵素ドリンクを試飲し、5点満点で評価しました。評価はどの商品かわからない状態で行い、「継続して飲める」と判断できたら高い点数を付けるようにしています。

1位に選ばれたのは、ベルタの酵素ドリンクです。気になる匂いがなく、とろみのある桃のジュースのような味わいが特徴でした。原液はかなり濃厚なので、口当たりの独特感をクリアできると、美味しく飲み続けられると思います。水割りの場合は2〜3倍で薄めるのがベストです。

2位は、万田酵素のドリンクタイプです。酵素の独特な香りが気になったものの、口当たりはまろやかでリンゴジュースのような飲み口でした。酸味がもう少しプラスされると、さらに飲みやすいと思います。

3位は、優光泉の酵素ドリンクです。おすすめは梅味で、甘さと酸っぱさのバランスが良いと感じました。また、濃すぎる、薄すぎるということがなく、抵抗感なく飲めます。スタンダード味は、多少香りが強いため、炭酸水で割って飲むのがおすすめです。

以下の記事では、酵素ドリンクを割る際におすすめの炭酸水を紹介していますよ。

1. 炭酸水のおすすめ18選！箱買いタイプやフレーバー付きのアイテムもご紹介

酵素ドリンクを長く続けるなら、できるだけコスパが良いものを選びましょう。自然素材で作られた酵素ドリンクは品質が良い一方で、その分価格は高くなりがちです。

ただ、安価すぎる酵素ドリンクは酵素を薄めている場合が多いため、価格のみで決めるのはおすすめできません。自分が続けやすい価格で、できるだけ自然素材が使用されている商品を見極めて購入を検討しましょう。

酵素ドリンクは、瓶タイプやアルミパックなど、さまざまな容器で販売されています。使用頻度や持ち運びの便利さを考慮して選ぶことも大事です。たとえば、持ち運びしやすい紙パックタイプは、外出時や職場でも手軽に酵素を補給できる便利さが魅力だと言えるでしょう。

成分面や飲みやすさなどすべて試した結果、クラシル比較編集部のイチオシの酵素ドリンクは「優光泉 酵素ドリンク」になりました！

野菜や果物をメインに使用した成分が魅力であること、特有の香りはあるものの、炭酸水で割ると飲みやすくなることが高評価につながりました。

今回編集部は、スタンダード味と梅味がセットになったものを購入。2種類の味を小瓶で試せたため、自分に合ったフレーバーを見つけやすい点もポイントでした。初めて酵素ドリンクを試す方にもおすすめできる商品だと思います。

酵素ドリンクを飲む時間については、どちらがいいとは一概に言えません。生活や体調に合ったタイミングを計りましょう。

たとえば、夜はエネルギーの消費が低く、胃腸を休める時間が長いので、夕食を酵素ドリンクに置き換えるのは一定の効果を見込めるでしょう。ただし、あまりに空腹時間が長くなった場合、次の食事の際に血糖値スパイクを招くおそれもあるため注意が必要です。

また、食べ過ぎた日の翌朝に酵素ドリンクを飲むと、カロリー調整をしたり胃腸への負担を和らげたりすることができます。いつ飲んでも間違いではないので、目的に合わせて飲むタイミングを決めてくださいね。

酵素ドリンク自体のデメリットは特にありませんが、製品に含まれた糖分には留意してください。糖分が多く含まれた酵素ドリンクを空腹時に飲むと、血糖値の急激な上昇を招く恐れがあります。

また、酵素ドリンクのみで数週間過ごすなど、期間や飲む量が適切でないと、逆に健康を害する恐れもあります。あくまでもダイエットやファスティングをサポートしてくれる一部だと位置付けましょう。

酵素ドリンクとコンブチャは、素材を発酵して作られるという共通項はありますが、その成分や働きは異なります。

コンブチャは紅茶や緑茶、ウーロン茶などの茶葉を原材料に、酢酸菌と酵母からなる菌株「スコービー」を加え発酵させて作られたものです。発酵の過程で生成される有機酸が消化を助けたり、腸内環境を整えたりすると言われています。

一方、酵素ドリンクは、野菜や果物などの原材料をベースに酵素の働きで作られた飲み物です。体内の消化や吸収をサポートし、さらに栄養補給の代わりにもなります。

コンブチャの魅力や選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみて下さい。

記事内紹介順レビューの高い順価格の安い順

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エッセンシア　酵素ドリンク	優光泉 酵素ドリンク	大高酵素 スーパーオータカ	バイオサプリ BIO酵素 無添加酵素ドリンク	BELTA ベルタ酵素ドリンク	万田酵素 酵素ドリンク	IZM　酵素ドリンク　PEACH TASTE
Amazonカスタマーレビュー
4.4（10件）	4.2（220件）	4.1（736件）	3.9（133件）	4.0（277件）	4.2（147件）	4.5（26件）
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酵素ドリンクでファスティングを行うと、余分な水分が減り、一時的に体重が減ることもあります。しかし、すぐにリバウンドしてしまうリスクも否めません。

長期的に体重をキープしたい場合、摂取カロリーをコントロールしつつ、適度な運動により代謝を上げていくのが健康的なダイエットと言えるでしょう。

ダイエットや健康維持には運動が欠かせないと分かっていても、ランニングなどのハードなトレーニングは続けにくいですよね。そんな時におすすめなのが、自宅で簡単にできる筋トレです。

今回は、SNS総フォロワー350万人越えの超人気フィットネス系インフルエンサーの「なるねぇ」さんにおすすめの筋トレを聞いてみました！忙しい時でも取り組める「なるねぇ 達人シリーズ」の中から、YouTubeで600万回以上再生されているお腹痩せの筋トレを一部ご紹介します。

床にあぐらをかいて座り、まず片腕を斜め上に向かって伸ばします。その際、体も同じ方向に傾け、腕が引っ張られるようなイメージで体の側面をしっかりと伸ばしましょう。元の姿勢に戻し、この動作を7回繰り返します。反対側も同じように7回行いましょう。

正面を向いたまま、腕を立てて床と二の腕が平行になるように構えます。その姿勢を保ちながら、体を右にひねり、次に左にひねる動作を行います。この左右のひねりを8回繰り返しましょう。

両手を重ねて、腰を交互に素早くタッチします。お腹を捻るイメージで左右に64回動かしましょう。

以下の記事では、このお腹痩せ筋トレをフルバージョンで紹介しています。筋トレのほかにも、ダイエット中におすすめの食事や足やせストレッチを紹介しておりますので、ダイエットに興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

酵素ドリンクは、飲用に関する知識を得た上で取り入れると、ダイエットやファスティングをサポートする飲み物として頼もしい存在だと言えるでしょう。正しい選び方と飲み方を知り、無理なく続けられるスタイルを選んでくださいね。

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