子ども用歯磨き粉のおすすめ17選!フッ素配合のジェル・うがいなしタイプも紹介
乳幼児や小学生の大切な歯を守るために使いたい「子ども用歯磨き粉」。フッ素配合のものや辛くない風味のものが多く、一般的なペーストタイプのほか液だれしにくいジェルタイプや、うがいなしで使えるタイプなどがあります。本記事では子ども用歯磨き粉の選び方やおすすめ商品をご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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子ども用の歯磨き粉はいつから使う?
子ども用の歯磨き粉はいつから使い始めるのがよいかご存じですか。
歯磨き粉は歯を衛生的に保つために作られているものなので、歯が生え始める時期から使うのがよいでしょう。実際に日本口腔衛生学会フッ素化物応用委員会の資料でも、フッ化物を配合した子ども用歯磨きは生後6カ月頃から使用できると記載されています(※)。
赤ちゃんの歯が生え始めるのは生後6カ月頃で、多くの赤ちゃんはこの時期に離乳食を始めることが多いですよね。食べ物を口に入れるようになると、口内環境が悪化するリスクが高まるので、子ども用歯磨きでケアしてあげる必要がありますよ。
ただし、大人と違って赤ちゃんや幼児はうがいができない子がほとんどです。そんな場合には、うがいをしなくてもよいタイプの子ども用歯磨き粉を選んでくださいね。
子ども用の歯磨き粉は何歳まで?
子ども用の歯磨き粉にはさまざまな種類がありますが、年齢に応じた商品があるわけではありません。どれを選ぶべきか迷ったときは、歯磨き粉に配合されているフッ素の濃度を目安にするとよいでしょう。
フッ素濃度が低めの900~1000ppmの歯磨き粉は、生後6カ月頃から5歳頃までの子どもにおすすめです。歯ブラシにつける量はほんの少量でよく、2歳までは1~2mm程度、5歳頃までは5mm程度で十分といわれています。
一方、6歳以上の子どもにはフッ素濃度が1400~1500ppmの歯磨き粉を選んであげてくださいね。なお、フッ素濃度が1500ppmの歯磨き粉は大人向けの商品が多いので、ミント風味が強いタイプもあります。子どもに使わせる場合は、辛みがマイルドなミント味を選び少しずつ慣れさせていくとよいでしょう。
大人用との違い
子ども用歯磨き粉と大人用の大きな違いは、口に入れた時に感じる風味です。子ども用はぶどうやバナナなどの甘い風味のものが主流ですが、大人用は爽やかなミント系の風味が多くありますよね。配合成分にも大きな違いがあり、子ども用は乳歯の虫歯予防に特化した処方になっているのが特徴です。
一方、大人用は虫歯予防だけでなく、口臭や歯周病の予防、歯槽膿漏の予防、歯の黄ばみ、歯垢のケア、ホワイトニングなどさまざまな役割を担っています。
そのため、大人用は子ども用に比べてフッ素濃度が高く、歯の着色を除去するための研磨剤や発泡剤の含有量が多くなっていますよ。
子ども用歯磨き粉の選び方
ネットショップやドラッグストアで子ども用の歯磨き粉を選ぶと、いろいろな種類のものが販売されているので何を選べばよいかわからなくなってしまいますよね。ここからは、子ども用歯磨き粉を選ぶ際にチェックしておきたい4つのポイントをご紹介します。
- 1.フッ素配合の有無
- 2.月齢に応じた種類
- 3.配合成分
- 4.風味
各ポイントについて以下で詳細に解説していきますよ!
1.虫歯に気を付けたいならフッ素配合のもの
歯磨き粉に使われているフッ素とは、フッ素を含む化合物「フッ化物」のことです。モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)やフッ化ナトリウム、フッ化第一スズなどを含有しています。
フッ素(フッ化物)を含む歯磨き粉を日常的に使い続けると、虫歯の予防に役立つとされています。なぜなら、フッ素で歯をコーティングすることで、エナメル質を溶かす虫歯菌の働きが抑えられるからです。
1人で歯磨きやうがいができない乳幼児の場合、口の中にフッ化物が残留してしまわないか気になりますよね。3~5歳の幼児を対象とした調査では、1人での歯磨き後に口腔内に残ったフッ化物の残留率は15.3%と低く、1日に3回フッ素入り歯磨き粉で磨いた場合でも悪い影響はないとされていますよ。
2.子どもの年齢や成長に合った種類を選ぶ
子ども用の歯磨き粉の種類には、シートタイプや泡タイプ、ジェルタイプ、ペーストタイプがあります。うがいができない時期や、歯ブラシに慣れてきた時期、1人で上手に歯磨きができる時期など、子どもの年齢や成長に合わせて適切なタイプの歯磨き粉を選んであげてくださいね。
歯の生え始め頃はうがいなしでOKのシート・泡
歯が生え始める生後6カ月頃は、歯の本数もそれほど多くないので、拭き取りシートタイプの歯磨き粉が使いやすいでしょう。うがいの必要もないので、2歳以下の小さな子どもにぴったりです。
使い方は簡単で、歯磨き粉の成分を含有したシートを指に巻き付けて歯をこすって汚れを除去します。歯ブラシでのどを突くリスクもなく、ささっと歯のお手入れができるので便利ですよ。
うがいはできないけど吐き出すことはできる月齢になったら、泡タイプの歯磨き粉も使えます。泡状なので口の中のすみずみまで広げやすいのが特徴です。泡タイプもうがい不要のものが多いので、使いやすいでしょう。
歯ブラシに慣れてきたらジェル
ジェルタイプの歯磨き粉はペーストタイプに比べて歯に塗り広げやすいのが魅力です。また、シートタイプや泡タイプよりも虫歯予防に役立つ成分が入ったタイプが多くあります。
歯の本数が増えると虫歯のリスクも高まってくるので、大切な歯を守れる歯磨き粉を選びましょう。歯ブラシに慣れてきたり、うがいが上手にできるようになったりしたら、ジェルタイプの歯磨き粉に切り替えてみてください。
うがいができるようになったらペースト
ペーストタイプの歯磨き粉は、大人用と同じようなタイプです。配合成分や風味の種類も豊富なので、気に入ったものを選びやすいのも魅力ですよ。うがいがしっかりでき、1人磨きにも慣れてきたら、ペーストタイプの歯磨き粉にチャレンジしてみてもよい頃と言えます。
3.研磨剤・発泡剤の有無で選ぶ
子ども用歯磨き粉は、基本的には研磨剤や発泡剤を使っていないものが望ましいです。
研磨剤は、歯に付着した着色汚れを除去するために配合されるものですが、子どもは着色汚れの原因となるコーヒーやワインなどを飲みません。また、子どもの柔らかい歯が研磨剤で削られてしまう恐れがあるので、研磨剤不使用のものを選んでくださいね。
ただし、お茶や食品による着色汚れが気になる場合は、歯科医に相談して、低研磨の子ども用歯磨き粉を使ったり、クリーニング処置をしてもらったりするとよいでしょう。
発泡剤入りの歯磨き粉は少量でもしっかり泡立つのが特徴です。口腔内に歯磨き粉の爽やかな風味が行き渡るため、短時間のブラッシングでもしっかり磨けたと勘違いしてしまうことがあります。泡があるせいで汚れが見えにくく、仕上げ磨きがしにくいのもデメリットですよ。
4.辛く感じない子どもの好きな味を選ぶ
子ども用の歯磨き粉は、ぶどうやバナナ、りんごなど、子どもが好きな風味がつけられていることがほとんどです。好みの味や香りの歯磨き粉を使うことで、毎日の歯磨きが楽しい習慣として定着しやすくなりますよ。
購入する際に子ども自身に選ばせてもよいですし、複数のフレーバーの歯磨き粉を用意しておいてその日の気分で使い分けるのもよいですね。
子どもにとっておいしい歯磨き粉を利用して、幼いうちから上手に歯磨き習慣をつけてあげましょう。
子ども用歯磨き粉のおすすめ17選
ここからは、数ある子ども用歯磨き粉のなかからおすすめの17商品を厳選してご紹介します。さまざまなメーカーから多数の商品が販売されているので、以下では価格が1600円以下、500円以下のカテゴリーで商品を集めてみました。
1600円以下
歯が生え始めた時期から使えるシートタイプや、寝る前に使いやすい泡タイプ、歯ブラシに慣れてきた子におすすめのジェルタイプなど、いろいろなタイプの子ども用歯磨き粉をピックアップしています。
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メーカー:オーラルケア
内容量:65g
形状:ジェルタイプ
風味:グレープ
特徴:フッ化第一スズを配合、発泡剤無配合、医薬部外品
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500円以下
ここからは、500円以下で購入できるリーズナブルな子ども用歯磨き粉をご紹介します。うがいができる子や1人磨きを始めている子におすすめのジェルタイプやペーストタイプを中心におすすめ商品を集めてみましたよ。
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子ども用歯磨き粉は、年齢に合わせて選ぼう!
乳歯や生えたての永久歯を守るために欠かせない子ども用歯磨き粉。シートタイプやジェルタイプ、ペーストタイプなど種類が豊富で、子どもが好む味と香りのものが豊富です。本記事でご紹介している選び方やおすすめ商品を参考にして、楽しい歯磨き習慣をサポートしてくれる歯磨き粉を選びましょう!