【美容師監修】濡れ髪ならこれ！男性用ワックスおすすめ＆人気ランキング
ウェットな質感で落ち着いた印象になりやすい濡れ髪スタイルは、ビジネスパーソンにもおすすめのスタイルですよね。でも、スタイリング剤選びを間違えると、ベッタリとした不潔な印象にもなりかねません。爽やかでカッコよく決まるワックスの選び方を、美容師さんに聞きました！
- 美容師
- 泉脇 崇
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ツヤのある濡れ髪スタイルを作るには？
濡れ髪スタイルはクールな印象や、落ち着いた印象を与えるものですが、一方でやりすぎると髪の毛がベタついて見えたり、下手すると不潔な印象にまでつながってしまいます。
監修者の美容師・泉脇さんいわく、ウェットスタイルに必要なのは、ある程度素材にウェット感のあるワックス（スタイリング剤）。代表的なのはグリースで、パーマ用のムースも選択肢に入ります。そして、最近ではスタイリングオイル、バームなど油分が多めのタイプも人気を集めています。
ちなみにワックスとは直訳すれば「蝋」という意味で、本来固形の整髪料を指す言葉。ですが、昨今ではグリースワックス、ジェルワックス、スプレーワックスといったものも一般化しているため、本記事では主に男性用の整髪料を総称して“ワックス”と呼称しています。
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ワックス全般に関して詳しくはこちら
ワックスに関してはこちらの記事で総合的に紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
オイルかバームか、グリースかはセット力で選ぶ
髪を濡れたように見せるのは、スタイリング剤の中に含まれる油分です。その油分に加えてセット力があるかないかで、選ぶ商品は変わります。たとえばムースやグリースはセット力がしっかりとあるので、髪をある程度固定したい人、髪型にまとまった印象をもたらす「束感」が欲しい人に向きます。
ある程度髪の長さがあり、固まりすぎないナチュラルな濡れ髪スタイルに仕上げたいならば、オイルやバームがおすすめ。これらは天然由来の成分を中心に作られている場合が多く、セット力がほぼないことがほとんど。そのため、髪に濡れ感だけを足してあげる“無造作ヘア”を作りやすいです。
そして、濡れ感＋セット力が最強なのが、スーパーハードジェル。単発で髪を立たせた状態を1日キープしたい、という方は選択肢に入ってきます。ウェット感という意味でも強さは以下の表の順。オイルやバームは髪を濡らすというよりも、髪にツヤ感を与えるアイテムと覚えておきましょう。
| 種類 | セット力 | ツヤ感 | 束感 |
|---|---|---|---|
| オイル、バーム | 弱 | あり | 出しにくい |
| ムース、グリース | 中〜強 | あり | 出しやすい |
| ワックス | 弱〜強 | ものによる | 出しやすい |
| スーパーハードジェル | 強 | あり | 出しにくい |
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急に高度な話になってしまいますが、僕ら美容師はこれらのアイテムをミックスして使ったりもします。オイルとバームを混ぜたり、ムースをつけた上でオイルをつけたり。いろいろなワックスを購入してみて使ってはいるけど、どうもしっくりこないという人は、それらを混ぜたら意外といい効果があるかもしれません。ぜひ試してみてください
美容師さん使用「クールグリース」は濡れ感スタイルに使える万能タイプ
取材時に濡れ感スタイルを作ってくれた際に泉脇さんが使用したのが「クールグリース」。濡れ感、キープ力、セット力のバランスが良く、かつ定番品でもあることから濡れ感スタイルを作りたいならチェックしておきたい商品です。
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タイムセール商品情報
タイプ：グリース
ツヤ：あり
香り：ライム
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昔からずーっとあるスタイリング剤で、濡れ感に加えてセット力もあるので、適度な束感も出すことができます。そして水溶性なのもポイント。シャワーとシャンプーで簡単に洗い流せるんです。その分だけ髪へのダメージが少ないのもうれしいですね。また、短髪のアップバング（前髪上げ）スタイルにも使えますが、その場合ハードスプレーを併用してください
濡れ髪の人気商品を紹介！
ここからは、多くの人が使っている人気のスタイリングオイルやバームをご紹介します。大手ECサイトの売上データ、レビュー数や評価などを軸にAIがスコア化した人気ランキングをぜひ購入の参考にしてみてくださいね。美容師さんのおすすめも併せて紹介しています！
オイルの人気ランキング上位商品がこちら！
オイルはセット力はないものの、髪の毛をまとめて濡れ感を出すにはとてもいいアイテム。セット力も欲しいという場合、ワックスと混ぜたり併用するという方法も。こちらの商品はホールド力もあることで男女問わず人気のオイルです。
ルベル ジオ パワーオイル クリエイティブホールド
髪にツヤ感、濡れ感を与えるのにもってこいのオイルです。セット力は弱めなので、ワックスと混ぜて使うといった使い方も可能です。
バームの人気ランキング上位商品がこちら！
ザ・プロダクト ヘアワックス
油分が多く、重めのスタイリングに重宝するバーム。ごく薄く手にとって使用することで、濡れ感を抑えながらスタイルをまとめることも可能です。
こちらのザ・プロダクトは「ヘアワックス」という名前ながら実態はバーム。髪の毛をセットした後は、手や体、爪などにも使用できる天然由来成分を使用していることも人気の秘密です。香りもナチュラルです。
グリースの人気ランキング上位商品がこちら！
1位：阪本高生堂 クックグリースXXX
濡れ感を与えつつ、しっかりとセットもしたいならやっぱりグリースは欠かせません。こちらはグリースの中でもセット力の高いタイプ。束感、濡れ感、セット力すべてを兼ね備えています。
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2位：アリミノ メン フリーズキープ グリース
こちらはワックスのセットしやすさとグリースの濡れ感、両方の特徴を併せ持つ使いやすい1本。ワックスとグリースの中間くらいのものが欲しいという方にはとくにおすすめです。
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商品情報
タイプ：グリース
ツヤ：あり
香り：シトラス・ムスク
アリミノのワックスをもっと知りたい方はこちら！
アリミノのワックスに関してはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
3位：モデニカ アート グリース
適度なセット力があり、もちろん濡れ感もあり、洗い落としやすいという三拍子が揃ったグリース。香りの良さも人気の理由です。
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濡れ髪スタイルの作り方
スタイリング剤をつけるだけで手軽に完成するのが濡れ髪スタイルの魅力の一つ。しかしポイントをおさえないままスタイリングするとベタっとして清潔感がなくいまいちな仕上がりになりかねません。今回は美容師の泉脇さんに濡れ髪スタイルの作り方を教えてもらったので、普段やっている人もこれから挑戦したいという人もぜひ参考にしてくださいね！
まずはしっかり濡らして乾かす
では実際に、どのように濡れ髪スタイルを作っていけばいいのでしょうか。泉脇さんによれば、基本中の基本は髪を水で濡らして、ドライヤーで乾かすこと。すべての髪型に言えることですが、それによって髪の毛を一旦リセットすることが大事です。
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髪の毛は、乾き切った瞬間の形で持続するんです。そして、その状態はもう一度髪を濡らしてリセットしない限り、どんなに強いワックスを使っても完全には矯正できません。男性であれば朝起きたら顔を洗うついでにシャワーで頭を流すのがいちばん手っ取り早いですよ
手のひらの上でよく伸ばす
髪を濡らし、乾かしたら続いてのコツは、ワックスをとにかく手のひらの上でよく伸ばすこと。両手をこすり合わせるようにして、指と指の間までよくスタイリング剤を行き渡らせましょう。
美容師
ワックスが白く固まった状態で髪につけると、白く固まった状態で髪の毛についてしまいます。とにかく伸ばす！ これが非常に重要です。それにより、髪の毛に均等につけることができるんです
ファーストタッチは内側・根元から
ついつい視界に入る髪の毛の上側・前側からつけたくなってしまいますが、正しいのは根元側・上側からつけること。これにより髪全体に均等にワックスがつけやすくなると同時に、根元からつけることで髪にボリュームが生まれてきます。
美容師
全体に満遍なくスタイリング剤がつけられたら好みの髪型に調整していきます。前髪をあげる場合はスプレーでセット。センターパート（真ん中分け）の場合は少し左右から押し上げて頭頂部のモヒカンラインにボリュームを足してあげると頭のカタチがきれいに見えます。マッシュや前髪を下ろしたスタイルであれば、指先で毛をつまんであげると束感が出せますよ
濡れ髪スタイルを楽しもう！
「濡れ髪」というヘアスタイルは存在せず、センターパートやマッシュ、アップバング、パーマといったスタイルと組み合わせるのが濡れ髪スタイル。髪型に合わせて適切なワックスを選んでくださいね。
おすすめ商品比較表
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あとは、髪の毛をバリバリに固めていいのであれば、市販のスーパーハードジェルもウェット感を持続させる上ではいい商品です。ただ、髪と髪の接着力がすごく高いため、細かいニュアンスは出しにくい。一方でスタイリングがラクというメリットもあります