口コミ・レビューで商品を比較！アリミノ メン フリーズキープグリースの詳細情報

「アリミノ メン フリーズキープ グリース」は、「パリッとしないのにハードなセット力。ウェットなツヤを表現。」（公式サイトより）というスタイリング剤です。グリースという名前ではありますが、“ワックス＆グリース処方”が謳われていて、実際はワックスとグリースの中間的な特徴を持っているよう。

ワックスのスタイリングしやすさ、グリースのツヤ感が両立されているとしたら、かなり魅力的に感じます。早速使ってみたいと思います。

手に取ってみると、見た目にはたしかにグリースという半透明をしています。手のひらで伸ばすのものやりやすく、すぐに馴染んでくれます。そして、髪につけてみるとなるほどワックス感があります。

軽く撫でるようにつけるだけで一発で髪がセットされていきます。セット力はグリースとしては極めて強いという印象を受けました。グリースですが、ツヤ感はそこまでなく、マットでもなく濡れ髪でもないという中間的な印象。キープ力はかなり高めで、セットした状態が特に何もケアせずとも長時間キープされるのは大きな魅力だと思います。

また、束感はつけた瞬間から自然に出てきます。ベタつきはやや強めにあり、指通りがそこまで悪いわけではありませんが、ベタつき感もあいまって一度セットしたら髪には触らないほうが無難な印象です。

香りはかなり強い印象です。柑橘系に感じる香りで、髪の毛からしっかりと香ってきて、ここは好みが分かれそう。個人的にはあまり香水等の香りが得意ではなく、少し香りが強いと感じました。

セット力が強めで、ややウェットな質感になることから、合う髪型はショートからミディアムくらいになってくると思います。私は普通毛でやや長めのショート、普段は７：３くらいで分けて後ろに流していますが、そのような髪型には非常に合うと感じます。

ビジネスパーソンに多い2ブロックスタイルや、前髪を上げて爽やかな印象に見せるスタイルとも相性がいいと思います。濡れ髪っぽく見せたいパーマスタイルとの相性もいいのではないでしょうか。

デメリットとして挙げられるのは、まずベタつきでしょうか。セット力・キープ力が高いのとトレードオフなので仕方ないとも思うのですが、ベタつき感はちょっと気になるところでした。

また、それに伴ってグリースの割には洗い落としがちょっとしにくいのもデメリットと言えるかもしれません。洗い落としのしやすさは、グリースというよりワックスに近い印象です。

これはデメリットではありませんが、香りもやや強めに感じます。香りは好き嫌いが人によって異なるのでいい悪いではないものの、香りのボリューム自体が大きいことは留意しておきたいところです。

グリースとワックスの両方の特徴を併せ持っている印象なので、かなり幅広い層が使えそうな印象。ショートからミディアムまで、強めにセットしたい、同時にウェットな質感が欲しいという人にとってはかなり魅力的な商品になりそうです。

ワックスとグリースの両方の特徴があるという謳い文句はまさにその通りで、ワックスの持つスタイリングのしやすさとセット力、グリースのツヤ感を兼ね備えているのが「アリミノ メン フリーズキープ グリース」の大きな魅力だと感じました。

朝時間がないなかでも一発で髪型を決めてくれ、それが長時間キープする。忙しい現代人にぴったりのスタイリング剤と言えるかもしれません。