【2024】省エネ性能が高い暖房器具のおすすめ9選!乾燥しないのはどれ?
部屋を温められる「暖房器具」は、寒い季節には使用頻度が高いため電気代が気になりますよね。今回は、省エネを目指せる部屋に合った暖房器具の選び方のポイントを徹底解説します。ストーブやセラミックファンヒーターなど、省エネ性能が高い機能的なおすすめ製品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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主な暖房器具は6種類!特徴は?
暖房器具には部屋全体を暖められるものから部分的に暖められるものまでさまざまな種類があります。暖房器具の選び方をチェックする前に、まずはどのような種類があるのか押さえておきましょう。主な種類とそれぞれの特徴を解説するので、参考にしながらお部屋に合いそうな器具を考えてみてくださいね。
エアコン
天井の近くに設置し、部屋全体を効率よく暖められるエアコン。熱交換器を搭載した室外機と室内機をパイプでつなぎ、温かい空気が室内に送られる仕組みです。燃料を使わず本体に触れることもないため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えます。一度設置すれば収納する必要がなく、寒い時期は暖房、暑い時期は冷房と一年を通して使えるのも便利ですよね。
温かい空気は上にたまりやすいため、サーキュレーターを併用して空気を循環させるとより効率的に暖められます。外気温がマイナス10℃以下になるような寒冷地では一般的なモデルだと暖まりにくい場合がありますが、室外機が大きく暖房機能が強化された寒冷地向けのモデルもあるので必要に応じてチェックしてみてください。
石油ストーブ・石油ファンヒーター
灯油を燃焼させて部屋をパワフルに暖められる石油ストーブ・石油ファンヒーター。電気を使わない石油ストーブはコンセントから離れた場所にも設置でき、万が一停電した際にも使えます。一方、石油ファンヒーターは電動の送風ファンが搭載されており、風を発生させて効率よく部屋を暖められるのが特徴です。
いずれも火の力でしっかり暖められますが、燃料を用意して給油する必要があります。また、部屋の中で石油のにおいがする点と、本体が熱くなる点は注意したいポイントです。においを軽減できる機能が搭載されているモデルもあるので、気になる方は確認してみてくださいね。
電気ストーブ・電気ファンヒーター
電気ストーブ・電気ファンヒーターは、電力を使って部屋を暖められる暖房器具です。電気のみが熱源のため、燃料を使う石油ファンヒーターと比較すると消費電力は高めですが、においが気にならず手軽に使えるメリットがあります。
遠赤外線ヒーターやセラミックヒーターなどさまざまな種類があり、コンパクトなサイズの製品が多く展開されているのが特徴です。基本的には部屋全体を暖めるよりも狭い場所をピンポイントで早く暖めるのに向いています。1人ですぐに暖まりたいときや、脱衣所やトイレなどの狭い空間用に便利なタイプですよ。
オイルヒーター・オイルレスヒーター
オイルヒーター・オイルレスヒーターは、使用中に部屋が乾燥しにくく静音性に優れているのが特徴です。比較的消費電力は高めですが、暖房器具による乾燥や稼働音が気になる方も快適に使えます。本体が熱くなりにくいのでお子様のいるご家庭でも使いやすいですよ。より安全性を高めたい方は安全機能が搭載されているものを選ぶとよいでしょう。
オイルヒーターは内部のオイルを加熱して放熱し、室内をじっくりと暖める仕組みです。暖まるまでには時間がかかるものの、ポカポカと芯から暖まりますよ。速暖性が欲しい方には空気を直接暖められるオイルレスヒーターがおすすめです。
ホットカーペット
床に敷いて使うホットカーペットは、足元から身体を暖められる暖房器具です。カーペットの中に電熱線が織り込まれており、電気を使って発熱します。触れた部分はすぐに暖まりますが、部屋全体を暖める効果はないのでエアコンやストーブなどと併用するのがおすすめです。転倒の心配がなく、リビングや子供部屋、ペットのいるご家庭にも向いていますよ。
敷物のためサイズ展開が幅広く、使用したい部屋の広さに合ったサイズ選びが大切です。また、ダニ対策機能や消臭機能が付いているものもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
こたつ
布団をかけて使うテーブル型の暖房器具として、日本でなじみのあるこたつ。テーブルの裏にヒーターがあり、布団の中に入って身体を暖められるのが特徴です。布団による保温性があり、ポカポカと暖まりながらゆったりくつろげるのもうれしいですね。こたつの中だけを効率よく暖められるので、比較的消費電力を抑えられます。また、商品によっては布団を外して通常のテーブルとして使えるものもあり、オフシーズンでも収納場所をとらずに活用できて便利です。
省エネ暖房器具の選び方を徹底解説!
省エネを目指せる暖房器具を選ぶには、電気代や省エネ性能に加えて、使う場所に合ったサイズや機能性にも着目するのがポイントです。合っていないものを選ぶと、なかなか暖まらなかったり逆にコストが高くなったりする場合もあります。また、場所によっては部分用の暖房器具も活用すると電気代を抑えやすくなりますよ。ここからは選び方のポイントを詳しく見ていきましょう。
使う場所にあった畳数で選ぶ
暖房器具は製品によって適用畳数が異なるため、使う場所に適しているものを選びましょう。適用畳数が合っていれば、電気代のムダを抑えて効率的に暖められますよ。
場所に対して適用畳数が狭すぎるとなかなか暖まらずに電気代が高くなり、適用畳数が広すぎると早く暖まるものの必要以上の電力を使ってしまう場合もあります。また、同じモデルでも適用畳数が広いほど価格が高くなる傾向があるため、コストを抑えるには最適な畳数選びが重要です。
電気代・省エネ性能をチェック!
製品を選ぶときには電気代がどのくらいかかるのか想定しておきたいですよね。電気代は「消費電力(kW)×電気料金単価(円/kWh)×使用時間(h)」の計算式で算出できます。製品ごとに消費電力が記載されているので確認しながら選ぶといいでしょう。消費電力の単位が「W」で記載されている場合、1000Wは1kWに変換できます。なお、石油を使う暖房器具は比較的電気代が安くなりますが、灯油代がかかるためトータルでの計算が必要です。
また、製品によっては省エネにつながる機能が搭載されているものもあります。出力調整ができるモード切り替えや、人がいなくなると自動で運転が止まる人感センサーなどがあるので、状況に合わせて消費電力を調整したい方はチェックしてみてください。
暖房出力で選ぶ
効率よく暖まる暖房器具を選ぶために、適用畳数とあわせて暖房出力も確認しておくと安心です。製品ごとの暖房出力は消費電力(kW)から確認できますよ。出力切り替えができる製品の場合は、段階別の数値もチェックしておきましょう。細かく調整できると体感温度や室内温度に合わせられて便利です。
部屋の広さに対する目安の暖房出力は、6畳の場合はコンクリート造で1.7kW・木造で2.4kWといったように建物の構造によっても異なります。製品によってはコンクリート造・木造の場合の目安がそれぞれ記載されているので、参考にしながら選んでみてください。
省エネ性能や価格で選ぶ
ランニングコストとしてかかる電気代はもちろんですが、最初にかかる購入費用もなるべく抑えられるとうれしいですよね。総合的にコストを抑えつつも快適に使える暖房器具を選ぶには、省エネ性能にこだわりながら、無理なく購入できる価格のものを探すとよいでしょう。
例えば、細かい温度調整ができるものやエコモードが搭載されているものなど、省エネ性能が高いものは製品価格が高くなる場合もあります。うまく活用できればランニングコストを抑えられますが、使うシーンによっては省エネ機能がなくてもよいかもしれませんよ。
サイズや使用人数で選ぶ
暖房器具の性能だけでなく設置スペースも考える必要があります。置き型の場合は動線にも配慮しながら設置場所を確保し、部屋に置いても圧迫感のないサイズを選ぶのが大切です。また、ホットカーペットやこたつはサイズによって使用人数が変わります。
ゆったり使える大型のものから一人用のコンパクトサイズまで幅広く展開されているので、実際に使う人数に合わせて選ぶのがベスト。商品やサイズによって消費電力が変わるため、比較しながら検討するのがおすすめです。
部分用の暖房器具を上手に活用する
エアコンやオイルヒーターのように部屋全体を暖めるのに向いているものもあれば、電気ストーブやこたつのように部分的に暖めるのに向いているものもあります。効率よく省エネを目指すには、両方の暖房器具を上手に併用するのがポイントです。
例えば、温かい空気は上に溜まりやすいため、エアコンを使うと設定温度に対して足元が寒く感じる場合があります。そこでエアコンの設定温度を上げて使い続けるよりも、足元をすぐに暖められるこたつを併用する方が効率的です。複数の暖房器具を使うと電気代がかさむイメージもあるかもしれませんが、上手に活用できれば片方を使うよりも省エネになりますよ。
省エネ設計のおすすめ暖房器具9選
ここからは、省エネ設計のおすすめ暖房器具をご紹介します。さまざまな種類の暖房器具を厳選しているので、ここまで解説した選び方のポイントを踏まえて気になる製品を探してみてくださいね。
山善 セラミックファンヒーター DSF-TK12(W)
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アイリスオーヤマ オイルヒーター POH-505K-ML
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山善 電気ストーブ DS-D086(W)
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アイリスオーヤマ 電気ストーブ EHT-800W
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(3,728件)
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山善 空気をきれいにするホットカーペット SUS-304
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アイリスオーヤマ ホットカーペット HCM-1809FL-M
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シャープ プラズマクラスター7000 エアコン AC-28LFT
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アイリスオーヤマ エアコン IAF-4005GF
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北国のこたつ パネルヒーター
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部屋に合った暖房器具で省エネを目指そう!
省エネ設計の暖房器具にはさまざまな種類があるため、ご家庭に合った製品選びが大切です。省エネ設計のみを決め手にするのではなく、使う場所や目的に注目して探すことで、省エネを目指せるコスパのよい暖房器具を見つけられますよ。
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