【2024年】暖炉型ファンヒーターのおすすめ6選!気になる電気代や暖かさについても解説
暖炉の雰囲気を手軽に楽しめる「暖炉型ファンヒーター」。本物のような炎の動きはつい見入ってしまいそうですよね。ただ、暖房としての性能や電気代など、気になる点もあるのではないでしょうか。そこでこの記事では、暖炉型ヒーターの暖房力や電気代、選ぶポイントについて詳しく解説します。おすすめの商品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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暖炉型ファンヒーターとは?
暖炉型ヒーターは、電気ファンヒーターに暖炉の炎を模した照明機能がついたものを指します。照明部分と温風の吹き出し口は分かれているため、疑似炎は熱くはありません。仕組みはセラミックファンヒーターと同様で、通電して発熱させたセラミックに送風し温風を吹き出すことで暖めます。
電気なので、手軽に使用できるところが暖炉型ヒーターのメリット。本物の暖炉には薪の準備や使用後の掃除などメンテナンスの手間がかかりますが、暖炉型ヒーターには使用の度の特別なお手入れは必要ありません。また、高温にはなりますが火を使っていないので、安全面についても本物の暖炉より火事のリスクが少ないといえるでしょう。
さらに炎の照明は、焚き火を囲んでいるような安心感を感じることができるのも、大きな魅力です。これは「1/fのゆらぎ」と呼ばれる効果で、焚き火の炎や、木漏れ日、川のせせらぎなど、不規則ながらも激しくなく続くゆらぎに対して、人は心地よさを感じるため、安心感を覚えるといわれています。
暖炉型ヒーターは自然の炎のゆらめきを再現することで、視覚的な心地よさも提供しているのです。人々を惹きつける炎の照明効果は、家族の団らんにも一役買うことでしょう。
どのくらい暖かくなるの?暖炉型ヒーターの暖房力
炎のゆらぎに癒やされて、お手入れも簡単な暖炉型ヒーターですが、肝心の性能はどうなのか気になりますよね。
ほとんどの暖炉型ヒーターはセラミックファンヒーターと同様の仕組みなので、暖房性能は「すぐに暖かくなるけれど範囲は狭め」という特徴をもっています。
スイッチを入れてすぐ温風が出始めるので、即暖かさを実感できる優れた即暖性がメリットです。しかし、温風が届く範囲はそう広くありません。小さな空間では十分な暖かさを感じますが、広い部屋になるとヒーターの周りは暖かいけれど、室温は思うほど上昇しないということもあるでしょう。
暖炉型ヒーターが力を発揮するのはスポット的な利用なので、朝起きて着替える際や、帰宅後とにかく早く暖まりたいときなどに使うと、とても頼りになりますよ。
他の暖房と比べてどうなの?暖炉型ヒーターの電気代
照明も暖房もまかなえる暖炉型ヒーター。気になるのは電気代ですよね。実際にどのくらいの電気代が見込まれるのか、エアコンの暖房使用時と比較してみましょう。
弱運転のみで使用する場合は、エアコンよりも電気代が安くなりそうですが、強運転ではエアコンよりも高くなる計算です。実際は強と弱を調節しながら使うでしょうから、1日につき強弱それぞれ4時間ずつ使用する場合で計算すると、1日あたり223.2円、1ヶ月あたり6,696円となります。
この場合でもエアコンよりも割高になります。暖炉型ヒーターの暖房特性が、広い部屋全体を暖めるのには不向きであることを考えると、ワンルームなどではない限り、メインの暖房としてエアコン代わりに使用するにはコストがかかるといえるでしょう。
では暖炉型ヒーターよりもエアコンの方が優れているのかというと、一概にそうとは決められません。エアコンは部屋全体を暖めることには向いていますが、即暖性が低いという弱点もあるのです。
そこでおすすめなのが、併用です。部屋が暖まるまでは暖炉型ヒーターの温風で暖まり、エアコンによって室温が上がってきたら、ヒーターは切り、照明のみに切り替えて炎を楽しむのはいかがでしょうか。エアコンの設定温度を少し低めにして節電し、肌寒く感じたら即暖性の高いヒーターでまた暖めるということもできますよ。
暖炉型ヒーターの選び方
どんな暖炉型ヒーターを選ぶか迷ったら、以下の4つのポイントに注目してみてください。
ここからはそれぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.部屋の広さや用途に合わせてサイズ・形状を選ぶ
電気ファンヒーターは狭い範囲のほうが暖かさを感じやすいという特徴があります。製品に表示された適用畳数を確認して、あなたが使用したい空間に合うかチェックしましょう。
暖炉型ヒーターにはいくつか異なる形状があるので、用途に合わせて選びましょう。置き型は重厚感があって素敵な反面、重量のあるものも多いです。特に動かす予定がない方にはおすすめですが、ほかの部屋でも使いたいという方は軽めのものやタワー型を選ぶとよいでしょう。
タワー型は動かしやすい点のほか、温風の出る位置にも特徴があります。下部に暖炉照明、その上に吹き出し口があるものが多いので、立ち仕事中や、座った際に上半身を暖めたい方には向いているでしょう。
より気軽に持ち運びたいという方には小型軽量タイプがおすすめです。
2.炎や本体のデザインで選ぶ
インテリア要素の強いヒーターなので、部屋に馴染むかもよく考えて選ぶ必要があります。
置き型の場合、黒が一般的ですが、白バージョンを展開している製品もありますよ。デザイン的に、高級感や上品な雰囲気が好みの方は脚がカーブしているものがおすすめです。逆に脚がまっすぐのものはモダンや質素な部屋に置いても悪目立ちしにくいですよ。また質感もチェックしたいポイントです。ツルツルしたものよりもマットなものの方が安っぽく見えず雰囲気が出るでしょう。
そして大事なのが、炎のリアル加減です。せっかく暖炉型ヒーターを買うのであれば、やっぱり本物のようにゆらめく炎を楽しみたいですよね。これに関しては実物を確かめられるのが一番なのですが、動画で炎がゆらめく様子を紹介している製品もありますので、参考にしてみることをおすすめします。
3.安全機能を確認
暖炉型ヒーターは火がついていないとはいえ、温風の吹き出し口は100°近くなるため、安全管理には注意が必要です。そのため、転倒した際に自動で電源が切れる転倒オフスイッチがあるものを選ぶことをおすすめします。
ほかにも過剰な温度上昇を防ぐ過熱防止機能、消し忘れを防ぐ、自動オフタイマーなど、使用状況に合わせて適切な安全対策があるか確認しましょう。
4.その他機能もチェック
さらに便利に使いたい人は、プラス機能もチェックしてみてはいかがでしょうか。暖房性能に関しては、「温度調節」や「タイマー設定」ができると便利です。
季節を問わず楽しみたいという方は、炎照明のみの作動ができるものを探してみてください。また炎のクオリティにこだわる人は照明の明るさを調節できるものもおすすめです。
暖炉型ヒーターのおすすめ6選!
暖炉型ヒーターの気になるポイントや選び方がわかったところで、ここからはおすすめの商品をご紹介します。リアルな炎が人気なものや、タワータイプ、小型タイプなどバラエティ豊かにピックアップしました。
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使用の際に気をつけたいこと
暖炉型ヒーターの炎は擬似なので熱くはなりませんが、温風の出る吹出し口周辺は高温になるため、特に小さなお子様のいるご家庭ではご注意ください。
また、ヒーター使用時は上にものを置かないようにしましょう。
おすすめ商品比較表
暖炉型ヒーターで暖かさと癒やしをお得に楽しもう!
炎のゆらめきを味わえる暖炉型ヒーター。スポット的な使用やエアコンとの併用で電気代を節約しながらも、すばやく暖かさを実感できる便利な暖房器具です。使用サイズと安全性を確認して、お気に入りのデザインに絞れば、見た目にも体感でも暖かいものが見つけられますよ。温風で暖まりながら、炎のゆらめきを見つめてほっとする贅沢な時間を、お家で楽しんでくださいね。
じんわりと部屋を暖められる「オイルヒーター」。暖房機器の中でも人気が高いですが、種類や機能もさまざまなので、選ぶときに迷ってしまいますよね。そこで今回は、オイルヒーターのメリットやデメリット、おすすめの選び方をご紹介します。オイルヒーターの購入を検討している方は、最後までチェックしてみてくださいね。