【2024年】おすすめの電球8選!部屋に合った色・明るさ・サイズで失敗知らずに
部屋を照らす「電球」。種類が多いので、買い替え時にも、つい同じ電球を選んでしまいがちですよね。そこで今回は、電球の種類や明るさ、色・サイズなどの基本と、おすすめ商品を徹底解説。シーンや部屋に合わせた電球の選び方や人感センサー付きのLED電球、スマート電球なども紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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電球の種類を解説
現在使用されている電球には、以下の3種類が存在します。
- 白熱電球
- 電球形蛍光灯
- LED電球
まずは、それぞれの特徴を説明しつつ、最近話題のスマート電球についてもご紹介します。
白熱電球
室内をやさしく照らす、暖色の明かりが特徴の電球です。本体価格はほかのタイプに比べてリーズナブルで、どれを選んでも調光機能付きの器具に対応しています。以前までは最も一般的に使われていたタイプですが、電気代が高くかかってしまい寿命も短めのため、徐々にほかのタイプへの切り替えが進み、生産量が減ってきています。とはいえ、白熱電球特有のレトロ感は、今でも根強い人気を誇っています。
電球形蛍光灯
その名の通り、電球の形をした蛍光灯のことを指します。白熱電球と比べて本体価格は高価なものの、電気代を約1/4に抑えることができ、寿命は約5~6倍。1色しかなかった白熱電球から、より白っぽい色を含む3色にカラーが増えました。
ただし、完全に点灯するまでに、時間がかかるというデメリットがあります。また、頻繁に付けたり消したりすると、寿命が短くなる傾向にあります。近年では、こちらのタイプを見かける機会も少なくなりました。
LED電球
現在主流となっているのがLED電球です。電気を流すと発光する半導体(発光ダイオード)を使用しており、本体価格は最も高くなっています。その分、白熱電球と比べて電気代は約1/8となり、約20倍以上の長寿命が特徴です。
一度つければ長期間取り替える必要がないため、コストパフォーマンスに優れた省エネ電球だといえるでしょう。また、LEDの光には紫外線が含まれないため、虫が集まってくるのを防ぐ効果もあります。今では、白熱電球のフィラメントを模したデザイン性の高いタイプなども登場しているんですよ。
一方で、調光機能に対応していない場合があったり、浴室で使えないものがあったりするため、事前にしっかり確認しておく必要があります。
【番外編】スマート電球
最後に、最近注目が集まっている「スマート電球」についてご紹介します。LED電球に多彩な機能が追加されたIoT家電で、別名スマートLEDとも呼ばれています。Wi-FiやBluetoothでスマホなどと連携させれば、座ったままで明るさを変えたり、色味を変えたりと自由に操作が可能です。部屋の外にいてもオンオフができるため、消し忘れても部屋に戻る必要がありません。音声アシスタントに対応したものであれば、話しかけるだけで操作することができますよ。
電球選びで大切な5つのポイント
電球を選ぶときに必ず確認してほしい5つの点をご紹介します。ポイントさえ押さえれば、ご自宅にぴったりな電球を選べますよ。
口金のサイズ
最初に、口金(くちがね)のサイズを確認しましょう。口金とは、照明器具に取り付けるための、ネジのような金属部分のことです。一般的に使われているのは、E26とE17の2種類。まれに、より小さいE11やE12、E14などが使われているケースもあるため注意が必要です。Eの後に続く数字は、口金が直径何mmかを意味しており、たとえばE26は直径26mm、E17は直径17mmを指していることになります。サイズが分からない場合は定規で直接測ってみましょう。
光の色
光の色には、主に以下の3種類があります。 ・電球色 ・昼白色 ・昼光食 色によって部屋の雰囲気や印象が変わるため、注意して選ぶことが大切です。このほか、自然光への近さを表す「演色性」という指標も注目されています。Raという単位で表示され、100に近いほど色がきれいに見えるので、光の色とあわせてチェックしてみましょう。
■電球色
あたたかみのあるオレンジ系のカラーです。白熱電球のようなやわらかな色味で、部屋を落ち着きのある雰囲気に仕上げてくれます。寝室やリビングなど、リラックスしたい場所で使うのがおすすめですよ。
■昼白色
屋外にいるときの光のような、最も自然な色味です。長時間でも快適に過ごせるナチュラルカラーで、キッチンや洗面所など、さまざまな部屋にマッチします。 また、最近では電球色と昼白色の中間にあたる「温白色」という明るさとあたたかみを兼ね備えた色も登場しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
■昼光色
さわやかなブルー系のカラーです。集中力を高めてくれる色と言われているため、勉強やPC作業、読書する部屋に取り入れるとよいでしょう。ただし、細かい部分がよく見える分、目が疲れやすくなる可能性もあります。
光の明るさ
色に続いて光の明るさも大事なポイントです。LED電球のパッケージにルーメン(lm)という表記があるのを見たことがないでしょうか。これは、電球の明るさを表す単位で、数値が高ければ高いほど明るくなります。
【ワット(W)とルーメン(lm)の表記について】
一般的に、なじみのある電球の単位といえばワット(W)ですが、実は明るさを示すものではなく、消費電力を表すものです。従来メインで使われていた白熱電球の場合、消費電力によって明るさが変化するため、ワットがそのまま明るさの基準になっていました。しかしその後、消費電力が低くても明るさのあるLED電球が登場したため、新たにルーメンという単位が使われるようになったのです。
とはいえ、現在でも多くの人に分かりやすいのは、ルーメンよりも、これまで使われてきたワットですよね。そのため、LED電球のパッケージには「1520ルーメン・100W形相当」のように、相当ワット数もあわせて記載されています。つまり、電球を選ぶときはこれまで通り、ワット数を目安にすることが可能です。
【部屋の大きさに合ったワット数を選ぶ】
相当ワット数で選ぶ場合、これまで使っていた電球のワット数に合わせて選びましょう。なお、家庭で使用されることが多いのは「40W形」「60W形」「100W形」の3つです。一般的なE26口金の場合は、4.5畳までの部屋で40W、6~8畳ほどの部屋で60W、それ以上広い部屋には100Wが適しています。迷った場合は目安にしてみてくださいね。 ただし、口金のサイズやどの種類の電球から取り替えるのかによっても異なりますので注意が必要です。
光の広がり方
LED電球は光の広がり方にも数種類あるため、使う場所に合ったものを選びましょう。最も広く空間全体を照らすのが「全方向タイプ」で、約260°~300°程度と白熱電球に近い広がり方が特徴です。リビングなどさまざまな場所で便利に使えますよ。 一方、最も範囲が狭い「下方向タイプ」が照らすのは約120°~140°程度で、トイレや洗面所など、手元にあかりが必要な場所に適しています。また、その中間に約180°程度の範囲を照らす「広配光タイプ」もあり、広範囲を明るく照らしたい場合におすすめです。
照明器具の仕様
電球形蛍光灯やLED電球の場合は、調光機能付きの器具に対応していないものもあるため、必要な場合は確認してから購入するのがおすすめです。また、浴室で使われることが多いカバーで覆われたタイプの照明器具は、熱がこもりやすくなっています。こちらも、対応しているものといないものがあるため、必ず密閉型器具に対応しているタイプを選びましょう。 電球や取り付ける照明器具のサイズによっては、カバーに接触してうまく取り付けられないケースもあります。外形や長さなどもしっかりと確認してから購入してくださいね。
【部屋別】電球おすすめの選び方
電球は、家のあらゆる部屋で使用します。ここでは、以下の場所にあわせて、おすすめしたい電球やその特徴をまとめてご紹介します。 ・リビング ・勉強部屋・仕事部屋 ・寝室 ・トイレ・廊下
リビングで使うなら
家族がくつろぐリビングで使う電球は、あたたかみのある色がおすすめです。電球色や温白色を選ぶと、快適に過ごせますよ。また、全方向タイプや広配光タイプなど、広く空間を照らせるタイプだと、隅々まで光が届きます。リビングの大きさにもよりますが、60W相当や100W相当を目安に選ぶとよいでしょう。 以下のようなLED電球がおすすめです。
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商品情報
消費電力:13.5W
本体重量(kg):0.266
丸い形が特徴のボール型LED電球です。一般的なE26口金で、あたたかみのある電球色となっています。明るさは100W相当で、約180°程度と広い範囲を照らしてくれるため、リビングにぴったり!ボール型電球は表面積が広い分、よりやわらかい灯で目が疲れにくいというメリットがあります。そのため、電球を覆うカバーのない器具へ取り付けるときにおすすめです。ただし、一般的な電球よりも大きく、器具によっては使用できないこともあるため注意してくださいね。
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ワット数(W):7.4 W
落ち着きのある、明るい温白色のLED電球です。約260°程度と空間全体を照らす全方向タイプで、さまざまな場所で使いやすい明るさの60W相当となっています。同シリーズは演色性が高いため、自然光に近い色鮮やかさが魅力。食事をよりおいしそうに見せてくれる効果があり、食卓にもおすすめですよ。
勉強部屋・仕事部屋で使うなら
勉強部屋や書斎、デスクワーク用の部屋であれば、集中できる昼光色がおすすめです。部屋の大きさにあわせた、40W相当や60W相当がよいでしょう。 なお、勉強机もベッドもある子ども部屋や、一人暮らしのワンルーム、さまざまな用途で使いたいダイニングルームなどは、色を切り替えられるタイプもおすすめです。集中したいときはオレンジ系の色、リラックスしたいときはブルー系の色、と利用シーンにあわせて使い分けることができますよ。 ここからは、勉強や仕事、読書に特化した部屋におすすめの電球を紹介します。
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ワット数(W):4.4 W
集中したいときに最適な昼光色のLED電球です。すがすがしいさわやかな光色で、読書や勉強、仕事をする部屋に適しています。全方向タイプの40W相当で、部屋全体を快適に照らしてくれますよ。
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集中力を高める昼光色のLED電球です。60W相当で、約280°程度と広い範囲を明るくしてくれます。演色性Ra93と自然光に近い鮮やかさを再現するため、お化粧をするときにもぴったり。より目に刺激の少ない光を求めている場合は、同じ種類のボール型もあるため、ぜひ検討してみてくださいね。
寝室で使うなら
寝室で使う場合は、リラックス効果を期待できるオレンジ系カラーの電球色を選びましょう。スマート電球であれば、ベッドの中にいながら暗さを調節できるため、より快適に過ごすことができますよ。 以下で、寝室におすすめの電球をご紹介します。
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商品サイズ(cm):直径約5.5×高さ約10.1
電球色のLED電球です。リラックスしたあたたかい光のため、快適な眠りにつきたい寝室にぴったりです。40W相当や100W相当のタイプもあるため、寝室の広さによって選んでみてくださいね。光は約220°程度と、全方向を照らしてくれるタイプになっています。
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一般的なE26口金サイズで、60W相当のスマート電球です。カラーは驚異の1600万色対応!スマホで簡単に色や明るさを調節することができます。アプリで就寝時間を設定すれば、点滅してお知らせするため、夜更かし防止にも役立ちますよ。 また、消灯時間を設定しておけば、眠った後に自動的に消灯する仕組みです。音声コントロールにも対応しているため、疲れているときや眠いときに重宝しそうですね。
トイレ・廊下で使うなら
トイレや廊下で使う場合は、自然な明るさの昼白色がおすすめです。人感センサー付きであれば、使うたびにオン・オフする手間が省けるほか、消し忘れを防いでくれますよ。あたたかみのある電球色や温白色も、空間に落ち着きを与えてくれるのでよくマッチするでしょう。 以下で、トイレや廊下で使うのにおすすめの電球をご紹介します。
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商品情報
電源:100V(50/60Hz共用)
定格消費電力:4.0W
こちらの昼白色のLED電球は、40W相当で自然な明るさの光のため、トイレや廊下のほか、玄関や階段、クローゼットなどにもぴったりです。口金サイズはE17で、小型電球タイプ。小さめの電球を取り替える際に検討してみてはいかがでしょうか。
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消費電力:7.8W
自動で点灯・消灯してくれる「人感センサー」が魅力の商品です。人を検知すると自動で点灯し、検知しなくなると約1分後に自動消灯する仕組みです。さらに、消灯の約6秒前に約70%の明るさに減光してお知らせしてくれるため、突然真っ暗になって慌てる心配もありません。60W相当かつ電球色のLED電球なので、出入りの多い玄関やトイレに適していますよ。
おすすめ商品比較表
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ LEDボール球LDG14L-G-10V4 | パナソニック(Panasonic) パナソニック パルック LED電球LDA7WWDGSZ6AN | パナソニック(Panasonic) パナソニック パルック LED電球LDA4DDGSZ4 | OHM オーム電機 LED電球 E26 LDA8D-G AG6/RA93 06-3863 OHM | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ LED電球LDA7L-G-6T6 | スイッチボット(SwitchBot) SwitchBot LED電球 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ LED電球LDA4N-G-E17/W-4T5 | パナソニック(Panasonic) パナソニック LED電球LDA8LGKUNS | |
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電球選びのポイントをおさえて正しく買い物をしよう!
LED電球にして、電球交換の頻度がグッと下がったという方もいらっしゃると思います。しかし、いつかは電球を交換するタイミングがやってくるもの。今回ご紹介した色やサイズ、明るさなどのポイントを押さえれば、ご家庭にぴったりの電球を選べますよ。 色の切り替えができるものや、センサで自動的に点灯・消灯してくれるもの、スマホで操作できるスマート電球など、さまざまなタイプが登場しているので、必要になったタイミングでぜひ検討してみてくださいね。
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