焼酎のおすすめ6選!プレゼントにぴったりな高級品や初心者向けの飲み方も紹介
糖質やプリン体がゼロの本格焼酎。ビールや日本酒、ワインなどのお酒と比較して低カロリーでもあるため、近ごろではダイエット中の方にも注目されています。「健康のことも考えてたまには焼酎を飲んでみようかな」「どんな飲み方がおすすめ?」という方に、焼酎の基礎知識や飲みやすい焼酎をご紹介します。記事の後半では飲みやすい割り方もお伝えするので試してみてくださいね。
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焼酎とは?どんな種類がある?
焼酎は、麦・米・芋などの穀類や芋類といった原材料を発酵させてもろみにしたのち、蒸留して造られます。この方法で造られた焼酎は「もろみ取り焼酎」とも呼ばれ、現在国内で造られている焼酎のほとんどを占めています。
麦焼酎
麦焼酎に使われるのは主に「二条大麦」と呼ばれる大麦で、ビールやウイスキーの原料にも使われています。麦のほかに使われる原料は麦こうじまたは米こうじと、水のみです。 麦焼酎は麦の香ばしさが感じられるすっきりと軽い口当たりで、焼酎初心者にも比較的飲みやすい焼酎です。銘柄によってはクセの強いものもありますが、多くはマイルドでさっぱりとした後味でさまざまな料理に合わせやすいお酒です。
芋焼酎
芋焼酎には、表皮が白く、発酵に必要なでんぷんの量が多い「黄金千貫」という品種の芋がよく使われています。焼酎用に品種改良された「ジョイホワイト」や、食生活になじみの深い「金時芋」「紫芋」「安納芋」などを原料とした芋焼酎もあります。 こうじは主に米こうじが使われます。近年では技術の進歩により芋こうじを使用した「全量芋焼酎」も登場していますが、まだ希少です。
米焼酎
米焼酎は、米と米こうじ、水から造られます。原料米は焼酎用として生産されている訳ではなく、食用として人気があるコシヒカリやヒノヒカリのほか、酒米として知られる山田錦などを使うこともあります。 精米歩合70~50%以下の日本酒がスッキリした華やかな味わいなのに対し、焼酎の精米歩合は85~90%と、ほとんど余すところなく米が使われており、米本来の旨みや甘み、豊かな香りが楽しめます。和食や野菜などのさっぱりした料理も引き立ててくれるでしょう。
その他
麦・芋・米以外を主原料とした焼酎もさまざまあります。黒糖・栗・そば・しそ・じゃがいも・にんじんなどを主原料とし、米または麦などのこうじと水で造られます。主にそれぞれの素材の産地で生産されており、素材によって異なる味わいが楽しめます。 今回はしそ焼酎、栗焼酎、黒糖焼酎のおすすめを記事の後半でご紹介します。
焼酎の選び方
続いて、焼酎の選び方を3つの観点から解説します。
1.焼酎本来の味わいを楽しむなら乙類焼酎を選ぼう
焼酎には「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の2種類があります。
甲類焼酎
甲類焼酎は、英国から伝わった連続式蒸留法で繰り返し蒸留して造られます。不純物を取り除き、効率的に純度の高いアルコールを抽出できるためクセがなく、主にチューハイやサワーといった割り物や梅酒などの果実酒を漬け込む際に使われます。
乙類焼酎
乙類焼酎は、日本の昔ながらの単式蒸留法で一度だけ蒸留して造られます。素材の風味や香りを楽しめ、焼酎自体の味わいを楽しみたい方におすすめです。
また、乙類焼酎として造られたもののうち、「本格焼酎」と表記できるものは使用できる原料から組み合わせ、割合に至るまで細かく定められています。具体的には、穀類・芋類・黒糖・清酒粕のほか、国税庁長官が指定する49品目の原料で造られ、こうじと水以外を使用していないもので、国税庁が掲げる条件を満たすもののみとなっています。
2.飲み方に合ったアルコール度数を選ぼう
市販されている焼酎の多くが20度もしくは25度のもの。ストレートやロックで飲むなら20度、いろいろな飲み方で楽しみたいなら25度がおすすめです。
焼酎は蒸留して造られるためアルコール度数が高くなりやすく、蒸留したばかりの原酒は37度~45度程度。その後貯蔵し、熟成されてからブレンドし、割り水を加えて20度や25度に調整されますが、なかには原酒に近い40度の焼酎もあります。飲み方や好みに応じて選びましょう。
3.産地にこだわって選ぶ
焼酎は日本全国で造られており、産地の素材を生かしたさまざまな種類があります。中でも九州は焼酎のルーツといわれ、消費量も多く、数多くの有名な焼酎が造られています。
WTO(世界貿易機関)の保護産地指定がされている焼酎ブランドは以下の4つのみ。それぞれ一定の基準を満たす焼酎のみが産地呼称を使用でき、日本国内でも地理的表示が認められています。
地域 | 焼酎の種類 | 産地呼称 |
---|---|---|
長崎県壱岐島(いきのしま) | 麦焼酎(米こうじ) | 壱岐焼酎 |
熊本県人吉球磨(くま)地方 | 米焼酎 | 球磨焼酎 |
鹿児島県内(名瀬市および大島郡を除く) | 芋焼酎(鹿児島県産さつまいも使用) | 薩摩焼酎 |
沖縄県 | 泡盛(黒こうじ) | 琉球泡盛 |
上記のうち「球磨焼酎」と「琉球泡盛」の2つに、以下の4つを加えた6つのブランドが国内で焼酎の「地域ブランド」として認められています。
産地 | 地域ブランド呼称 |
---|---|
福岡県 | 博多焼酎 |
大分県 | 大分麦焼酎、大分むぎ焼酎 |
宮崎県 | 宮崎の本格焼酎 |
鹿児島県奄美郡島区 | 奄美黒糖焼酎 |
ちなみに、黒糖焼酎は奄美群島区でのみ製造が許可されており、その他の地域で造られたものはスピリッツに分類されます。
焼酎のおすすめ6選
ここからは、焼酎のおすすめ商品をご紹介します。麦焼酎や芋焼酎のほか、ひとあじ違った変わり焼酎もピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
麦焼酎
奥深い複雑な香りのある麦焼酎「乙 焼酎 百年の孤独 長期貯蔵麦40°」
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(731件)
商品情報
麦の風味を生かしつつクリアでクセのない飲み口「藤居醸造 泰明 麦焼酎」
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(16件)
商品情報
芋焼酎
華やかな香りとフルーティーな甘みの洗練された味わい「霧島酒造 茜霧島」
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(553件)
商品情報
米焼酎
獺祭の酒粕でぜいたくに造られた粕取り焼酎「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」
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(2,496件)
商品情報
変わり焼酎
農薬不使用の赤しそで造られた香り高いしそ焼酎「合同酒精 鍛高譚」
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(310件)
商品情報
樫のたるで長期熟成された奄美黒糖焼酎「町田酒造 奄美黒糖焼酎 一村」
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(163件)
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いろいろな割り方で焼酎を楽しもう!
焼酎を楽しむためには、割り方も知っておきたいもの。ここでは、おすすめの割り方をご紹介します。
ロック・水割り
定番のロックや水割りは、焼酎本来の香りと味を楽しめる飲み方です。氷によって冷やすことで、ストレートの場合と比べて甘みが引き締まり、焼酎のキレが増します。 グラスに先に氷を入れ、焼酎を注ぐ際に氷に当たるように注ぎ入れるのがポイント。こうすることで焼酎の香りが立ちやすくなります。水割りにする場合は、焼酎を注いだのちに好みの割合で水を注ぎ入れ、マドラーで軽く混ぜましょう。
お湯割り
焼酎のお湯割りは、焼酎本来の豊かな香りがより一層楽しめる飲み方です。コクや旨みも増すので、食事のお供にもぴったり。 お湯割りの作り方のポイントは、器に入れる「順番」です。先にお湯を注ぎ、焼酎をあとから静かに注ぎ入れましょう。こうすると、焼酎とお湯がなじみやすく、風味がやわらかくなるといわれています。焼酎とお湯の一般的な割合は6:4や、5:5の半分ずつ程度ですが、好みに応じて調整しましょう。
ハイボール
ハイボールといえばウイスキーとソーダを割ったものが定番ですが、焼酎をソーダで割る「焼酎ハイボール」もおすすめです。氷を入れ焼酎を注いだグラスに、ソーダを1:3から2:3程度の割合になるように静かに注ぎ、マドラーなどで2~3回軽く混ぜればできあがり。 好みでレモンやゆず、すだち、かぼすなどのかんきつ類を添えてもさわやかな味わいを楽しめます。
お茶・コーヒー割り
焼酎をお茶やコーヒーで割る飲み方も、アレンジが広がりおすすめです。1:3から1:4くらいの好みの割合で合わせるのがポイント。 お茶は好みのものでよく、緑茶やウーロン茶、ジャスミン茶などさまざまな 種類で試してみましょう。お茶はカロリーや糖質もほぼゼロなので、ダイエット中の方の食中酒としてもさっぱりいただけます。コーヒー割りにはミルクやバニラアイスを加えて食後酒として楽しむのもおすすめです。
おすすめ商品比較表
神楽酒造 乙 焼酎 百年の孤独 長期貯蔵麦40°(宮崎) 720ML | 泰明 藤居醸造 泰明 麦焼酎 25度 720ml | 霧島酒造 霧島酒造 茜霧島 [ 焼酎 25度 900ml ] | 獺祭 獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き三割九分 720ml | 合同酒精株式会社 [しそ焼酎] 鍛高譚 1.8L 6本 合同酒精 | 町田酒造 町田酒造 奄美黒糖焼酎 一村 [ 焼酎 25度 鹿児島県 720ml ] | |
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お気に入りの焼酎を見つけて楽しもう!
焼酎の基礎知識や選び方、おすすめの焼酎10選をご紹介しました。焼酎は日本伝統のお酒でもあり、低カロリーで糖質もほぼないので健康面が気になる方にもおすすめです。 記事を参考に、さまざまな飲み方も試しながら焼酎を楽しんでくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。