高級芋焼酎のおすすめ10選!プレゼント向けの商品を中心にご紹介・選び方も解説
主に鹿児島のさつまいもを原料とし、美味しさが格別でプレゼント用としても人気の高い「高級芋焼酎」。幻の芋焼酎とも呼ばれる、魔王・森伊蔵・村尾・佐藤などの銘柄が特に有名ですが、それぞれ特徴が違うのでどれを選ぶか迷ってしまいますよね。この記事では選び方やおすすめ商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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高級芋焼酎とは?
まず「高級焼酎」といっても、高級かどうかを決める一律の定義はありません。しかしスーパーや酒屋でよく見かける芋焼酎の相場は一升瓶(1.8L)で3000円程度であるのに対し、高級芋焼酎は一升瓶で2万円近くするものもあります。中には定価は一般的な焼酎と変わらないものの、需要が生産量を上回って価格が高騰しているものも。
高級芋焼酎は特別な日に自分用として楽しむのもよいですし、芋焼酎が好きな方へのプレゼント用としても大変喜ばれます。なお芋焼酎は冷やしすぎると風味を感じにくいため、プレミアな芋焼酎の風味をしっかり味わうなら40℃の「ぬる燗」で飲むのもおすすめですよ。
高級芋焼酎と通常の芋焼酎の違い
高級焼酎の多くは、こだわりの原料を使ったものや長期熟成したもの、世界的に人気を博したものなど一般的に高い評価を得ているものを指します。芋焼酎の主原料はさつまいもなので、高級芋焼酎はさつまいもの品質にこだわったものが多いですよ。また伝統的で希少性の高い貯蔵法である「壺貯蔵」や、個性的な熟成が感じられる「樽貯蔵」のものも高く評価される傾向にあります。
たとえばこだわりの原料を使った高級芋焼酎の具体的な例を挙げると、後述する幻の芋焼酎「3M」と呼ばれる3つの銘柄が有名です。いずれもさつまいもの栽培に最適な土地である、鹿児島県産のさつまいもを使用していることが大きな特徴なので、高級芋焼酎として名が知られるのも納得できますね。
高級芋焼酎の選び方
芋焼酎を選ぶ際には、味わいを左右する製造方法や銘柄などをチェックしてみてください。高級芋焼酎は芋の風味を生かした仕上がりのものが多いですが、クセが少なく飲みやすいものもありますよ。
1.蒸留方法で選ぶ
後述する「乙類」の芋焼酎の蒸留方法には、香り豊かに仕上がる「常圧蒸留」と、クセがなく淡麗に仕上がる「減圧蒸留」の2種類があります。芋焼酎の多くは常圧蒸留で作られていますが、雑味の少なさを重視する方には減圧蒸留の芋焼酎もおすすめですよ。
常圧蒸留
常圧蒸留で作られた芋焼酎は500年もの歴史があると言われる伝統的な蒸留方法で、芋焼酎らしい香りを楽しみたい方におすすめです。常圧蒸留では原料である芋をもろみにして、90〜100℃の高温で加熱することで香り成分が生まれ、芋の風味が生きた焼酎になります。
芋焼酎の多くが常圧蒸留で作られており、原料そのものの魅力を十分に引き出せることが最大のメリットです。ただし芋の濃厚な風味だけでなくクセも出やすいので、芋焼酎にあまり慣れていない方は飲みにくいと感じる場合があるでしょう。
減圧蒸留
減圧蒸留で作られた芋焼酎は香りやクセが少なめに仕上がっているため、飲みやすさ重視の方にぴったりです。常圧蒸留のように高温で熱することはなく、蒸留器内の気圧を下げることで沸点を下げて、低温で蒸留します。
香り成分がほとんど抽出されないうちに蒸留されるため、芋の風味も控えめですがクセも少なく、芋焼酎初心者の方でも比較的飲みやすい味わいです。主に麦焼酎や米焼酎を作る際に用いられる蒸留方法ですが、芋焼酎でも減圧蒸留で作られたものがあります。
2.分類で選ぶ
焼酎のボトルには「甲類」「乙類」「混和」などの記載がありますが、これらの分類で芋焼酎の味わいがある程度わかります。まずはそれぞれの特徴を知り、自分の好みに合った分類の芋焼酎を選んでみてください。
甲類
甲類の芋焼酎は「連続式蒸留機」で蒸留しており、原料である芋の香りや個性を取り除いた、すっきりとクセのない味わいが特徴です。連続式蒸留機は明治時代にイギリスから伝わり、蒸留機の中で繰り返し蒸留することで、純度の高いピュアなアルコールが抽出されます。アルコール度数が36%未満と決まっていて、糖質やプリン体も含まれないため、気軽に芋焼酎を楽しみたい時にもおすすめです。
また毎回安定した味わいの芋焼酎が作れるので、大量生産にも向いており比較的安く手に入ります。安いからといって品質が低いというわけではなく、単に味わいに違いがあるだけなので安心してくださいね。
乙類
乙類の芋焼酎は「単式蒸留器」を使って、非常にシンプルな仕組みで蒸留されます。連続式のように何度も蒸留を繰り返さないため、アルコール以外の香り成分が一緒に抽出され、素材の風味がしっかりと残った味わいになるのが特徴です。
いわゆる「本格焼酎」と呼ばれるものは乙類に分類されます。アルコール度数は45%以下と甲類の焼酎よりも高めなので、本格的にお酒を楽しみたい方にぴったりでしょう。
なお糖質やプリン体は乙類の芋焼酎にも含まれていません。ロックやお湯割りで飲むと、芋焼酎本来の風味がより楽しめるのでぜひお試しください。
混和焼酎
混和焼酎とは、甲類と乙類のそれぞれの焼酎をブレンドしたものです。甲類のすっきりさに乙類の風味をプラスしたり、乙類のクセの強さを甲類で和らげたりといった目的で用いられます。
甲類と乙類のいいとこ取りをしたような味わいなので、甲類では風味がなさすぎて物足りないけれど、乙類ではクセが気になって飲みにくいといった方にもおすすめです。
なお甲類と乙類のどちらの割合が多いかで呼び方が異なっており、甲類が50%以上入っているものは「甲類乙類混和」、乙類が50%以上入っているものは「乙類甲類混和」と表記されていますよ。
3.飲み方に合わせた味わいで選ぶ
芋焼酎の飲み方には、ストレートやロック、水割りやお湯割りなどがあります。高級焼酎は風味が豊かなのでストレートで味わってみるのがおすすめですが、飲み方を変えて楽しんでみるのもよいですよ。
ストレート・ロック
銘柄によって適した飲み方は異なりますが、高級焼酎は原料にこだわったものが多いため、芋の風味をじっくりと堪能したい方はまずストレートで楽しんでみるのがおすすめです。いくつか飲み比べる際も、ストレートならそれぞれの原料や製造方法の違いがわかりやすいでしょう。
しかし乙類など芋焼酎の度数の高さが気になる場合は、氷の入ったグラスに焼酎を注ぐロックや、常温の水やお湯で割ってみてください。アルコール度数の調整が目的なら水やお湯割りが向いていますが、味の変化を楽しみたいならロックがぴったりですよ。
食事と楽しむ
芋焼酎は香りの豊かさが特徴なので、同じく風味が強めのおかずやおつまみと相性がよいとされています。芋焼酎の原料であるさつまいもは九州地方でよく作られているため、同じく九州地方の特産品である明太子やさつま揚げなどが合わせやすいですよ。また芋焼酎の香りは白ワインとも似ており、意外にもチーズやピザもおつまみとしておすすめです。
4.ブランド・銘柄で選ぶ
どの芋焼酎がよいか迷ったら、まずは多くの方が美味しいと評価している有名ブランドや銘柄で選んでみてください。以下では特に有名な「3M」と呼ばれる3銘酒や、飲み比べセットについて解説していますよ。
ベターなのは3M
本格焼酎好きの方なら多くの方が知っている「3M」。3Mとは「森伊蔵(もりいぞう)」「魔王(まおう) 」「村尾(むらお)」の3つの銘柄のことで、頭文字がすべて「M」で始まることから3Mと呼ばれています。
いずれも鹿児島県産のさつまいもを使用した芋焼酎で、明治時代から長く愛され続けている銘柄です。焼酎好きの方から非常に評価が高く、手に入りにくいため幻の芋焼酎としても知られます。
定価は一升瓶で3000円程度ですが、現在通販では一万円以上で流通しているほどです。3Mは高級焼酎として有名なので、焼酎好きな方へのプレゼントとしても喜ばれますよ。
普段から焼酎を飲むなら飲み比べセットを
普段さまざまなお酒を楽しんでいる方には、芋焼酎の飲み比べセットもおすすめです。3Mのいずれかを含む5〜6本の芋焼酎がセットになったものや、魔王・森伊蔵・村尾の3本がセットになったものもありますよ。
ギフトにもぴったりな高級感のある箱に入ったものもあるので、お中元やお歳暮などにも贈りやすいでしょう。飲み比べセットなら家族や友人と一緒に飲む際にも盛り上がりやすいですよ。また1本ずつ購入するよりお得なものも多いので、気になる銘柄が揃っているものがあるか、ぜひチェックしてみてくださいね。
高級芋焼酎のおすすめ10選
ここからはおすすめの高級芋焼酎を10選ご紹介します。流通量が少なくなかなか手に入らないプレミアム芋焼酎や、焼酎や米焼酎などと飲み比べできるものなどもあるので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
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(164件)
商品情報
【内容量】720ml×3本
【梱包サイズ】33 x 29 x 9 cm
3Mのひとつ「魔王」の蔵元である白玉醸造による3本セットの商品です。白玉の露は毎日の晩酌でも飽きずに飲みやすい味わいで、「元老院」は芋と麦のブレンド焼酎ですが、ロックで美味しく飲めます。3本セット用のギフトボックスに入っており、ラッピングもされた状態で届くので、プレゼント用としても大変喜ばれるでしょう。
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(604件)
商品情報
【内容量】1800ml
【梱包サイズ】11 x 10 x 40
「伊佐美」は、プレミア焼酎がブームになる前から芋焼酎好きの方の間で話題になっていた、元祖プレミア焼酎と言われる芋焼酎です。黒麹を使用した濃厚な味わいでありながらクセが控えめで、味のバランスもよいため、ファンから長く愛され続けています。昔ながらの芋焼酎を彷彿とさせる、レトロなラベルも魅力的ですね。
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(24件)
商品情報
【内容量】900ml×6本
【梱包サイズ】32.79 x 27.9 x 18.9 cm
お酒のプロが飲み比べて厳選した6本の芋焼酎セットです。1本900mLの瓶に入っており、通常の一升瓶の半分サイズなので、少しずつさまざまな芋焼酎を楽しみたい方にぴったりでしょう。飲みやすいものがセットになっているため、これから焼酎に挑戦してみたい方にもおすすめです。
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(144件)
商品情報
【内容量】720ml×2本
【梱包サイズ】31 x 18 x 9 cm
新潟県産の純米大吟醸「久保田萬寿」と、幻の芋焼酎「魔王」の贅沢なセット。「久保田萬寿」は、公式オンラインショップでも一升瓶で9900円と高価なので、2本セットで1万円以下とお得にプレミアム焼酎が楽しめるのはうれしいですね。ギフトボックスに入っているため、焼酎好きな方へのプレゼントとしてもおすすめです。
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(311件)
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【内容量】1800ml
【梱包サイズ】39.9 x 10.5 x 10.4 cm
3Mのひとつである「村尾」は、原料の買い付けや製造・配達まで、村尾寿彦氏がたった1人で行っているだわりの芋焼酎です。通常の焼酎づくりでは最低5人以上の人が必要とされていますが、村尾は1人で製造しているため大量生産ができず、まさに幻の芋焼酎にふさわしい1本といえます。なかなか手に入らない銘柄なので、お酒好きの方にプレゼントすると喜ばれるでしょう。
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(660件)
商品情報
【内容量】1800ml
【梱包サイズ】41.1 x 10.6 x 10.5 cm
「魔王」はインパクトのある銘柄名とともに、芋焼酎をロックで飲むという概念を世に広めるきっかけとなった銘柄です。また、従来の芋焼酎のイメージを覆す味わいも人気の理由のひとつ。芋の風味や甘みをあえて抑えており、フルーティなすっきりとした味わいが楽しめます。芋焼酎の風味が苦手であまり芋焼酎を飲んでこなかったという方にもおすすめですよ。
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(254件)
商品情報
【内容量】1800ml
【梱包サイズ】39.9 x 12.3 x 12.2 cm
鹿児島県や市が地元の特産品である焼酎をアピールしてほしいと要請されたことをきっかけに、昭和41年に生まれた銘酒です。原料である芋「コガネセンガン」の魅力を最大限に引き出すことをコンセプトに製造されているため、芋の風味や旨味を濃厚に堪能できる味わいに仕上がっています。
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(222件)
商品情報
【内容量】720ml
【梱包サイズ】28.9 x 9.3 x 9.2 cm
「森伊蔵 金ラベル」は通常の「森伊蔵」と販売方法が異なるだけで、中身は同じです。森伊蔵は毎年生産量が限定されているため、入手が難しい銘酒としても知られています。味わいは芋焼酎でありながら芋臭さがなく、まろやかな甘みのある味わいです。個人差はありますが普段あまりお酒を飲まない方にも比較的飲みやすく、海外からも高い評価を得ていますよ。
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(43件)
商品情報
【内容量】900ml×6本
【梱包サイズ】33.7 x 26.2 x 19.4 cm
利き酒師が監修した、芋焼酎3本・麦焼酎2本・米焼酎1本の合計6本セットです。芋焼酎はいずれも鹿児島県産のものが選ばれています。濃いめの味付けに合うものと淡白な味付けに合うものの両方がセットに入っているため、その日の料理に合わせて楽しみやすいですよ。
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(234件)
商品情報
【内容量】1800ml
【梱包サイズ】40 x 10.7 x 10.7 cm
「赤兎馬(せきとば)」という名前は、三国志に登場する1日に千里を走る名馬の名前が由来です。芋焼酎にありがちなアクや臭みがなく、すっきりとした飲み口が特徴。グラスに注いだ瞬間、上品でフルーティな香りが漂います。和食にも洋食にも合わせやすい芋焼酎で、水やソーダ割り、ロックなどで飲むのがおすすめです。
おすすめ商品比較表
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特別な日には高級芋焼酎を堪能しよう!
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