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辛口日本酒のおすすめ10選!高級なものやプレゼントにおすすめの人気アイテムなどをご紹介

辛口日本酒のおすすめ10選!高級なものやプレゼントにおすすめの人気アイテムなどをご紹介

「辛口の日本酒」はすっきりとした味わいで、度数が高くキレのある後味の良さが人気です。和洋の料理を問わず、味の濃い食事にも良く合いますよ。この記事では、辛口の日本酒の選び方とおすすめ商品をご紹介します。辛口や超辛口の美味しい日本酒に加え、辛口の定義についても解説しているので、ぜひ購入の参考にしてくださいね。

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辛口日本酒とは?

日本酒には「甘口」や「辛口」と呼ばれるものが存在しますが、じつは正式な種別が決まったものではありません。お客様が商品を選ぶ時に、味をイメージしやすいよう酒蔵の配慮で分類が始まったと言われています。

一般的に辛口の日本酒と呼ばれているものは、香りが穏やかで甘味が少なくキレのあるドライな味わいです。しかし、正式な種別はないため、辛口の日本酒と謳っていても甘口に感じたりと個人差があることは覚えておくとよいでしょう。

「日本酒」の定義

辛口の日本酒の特徴を簡単に解説しましたが、ここで日本酒の定義についても解説します。
国税庁の日本酒造組合中央会によると、日本酒とは「原料の米に日本産米を用い、日本国内で醸造したもののみを言う」とあります。国産と海外産の米や米こうじ及び、水を主な原料として発酵させて濾したものは清酒に分類されるため日本酒と呼ばないのだそうです。日本酒を購入する際は、清酒と日本酒の表記をチェックすることも大切ですね。

辛口の定義

日本酒には、甘口や辛口の目安になる「日本酒度」というものがあります。日本酒度は日本酒に含まれる糖度を数値化したもので、糖度が多いと甘口・糖度が少ないと辛口という定義になっているんですよ。辛口と呼ばれる日本酒度は、+1.5~3.4「やや辛口」、+3.5~5.9「辛口」、+6以上「大辛口」、+10超え「超辛口」のように分類されています。

また、辛口の日本酒には「酸度」も関係していて、日本酒に含むクエン酸やリンゴ酸の数値が高いと辛く、低いと甘くすっきりとした味わいになります。辛口の日本酒を探す時は、日本酒度と酸度のプラスが高い種類を選ぶとよいでしょう。

辛口日本酒の選び方

日本酒は、産地や米の種類ごとに味わいが異なるのが特徴です。特定名称酒の種類によって、同じ辛口でも感じる味は変わり、日本酒が持つ香味も味わいに大きく関係すると言われています。ここからは、辛口日本酒の選び方を確認していきましょう。

1.産地や米の種類で選ぶ

辛口の日本酒を造る産地や原料となる米の種類によって大きく味わいが変わるのは、日本酒を造る産地で採れる水や、地元のお米によってそれぞれ特徴が異なるからです。地域に根差した酒蔵で独自の味を開発していることや、地元の料理に合う工夫を凝らしていることも関係しています。

また、冬の寒さが厳しい東北地方の日本酒は、長期低温熟成によって淡麗辛口に仕上げたものが多く、暖かな地方では甘口の日本酒が多いという傾向にあります。産地の気候によっても味わいや特徴が異なるのはおもしろいですよね!

2.特定名称酒から選ぶ

日本酒の特定名称酒は原料や製造工程の違いにより、純米酒系・本醸造酒系・吟醸酒系など8種類に分類されています。

米と米麹のみで造られた「純米酒」「純米大吟醸酒」「純米吟醸酒」「特別純米酒」は、米の旨味と甘味の強さが特徴。「本醸造」「特別本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」は、醸造用アルコールを含むためアルコールの味をダイレクトに楽しめます。

それぞれの特徴を知っておくことで、自分好みの味わいを見つけやすくなりますよ。

純米酒系

純米酒系は、純米酒・純米大吟醸酒・純米吟醸酒・特別純米酒の4つを指します。原料は米・米麹・水で、米の甘味と旨味を感じられる味わいが特徴です。純米酒は精米歩合に規定がありませんが、純米大吟醸酒は50%以下、純米吟醸酒は60%以下、特別純米酒は60%以下または特別な醸造方法となっています。

本醸造酒系

本醸造酒系は、本醸造・特別本醸造酒の2つを指します。原料は米・米麹・醸造アルコール・水で、本醸造は精米歩合が70%以下で、色や香味が良く辛口でキレのある味わいが魅力。特別本醸造酒は精米歩合が60%以下または特別な醸造方法となっており、本醸造に比べて色や香味が特に良く柔やわらかな口当たりが人気ですよ。

吟醸酒系

吟醸酒系は、吟醸酒・大吟醸酒の2つを指します。原料は米・米麹・水。吟醸酒は精米歩合60%以下で、爽やかかつフルーティな香りが特徴です。雑味のない味わいで色や香味の良さがあります。大吟醸酒は精米歩合50%以下で吟醸酒に比べて色や香味が特に良く、雑味の原因といわれるタンパク質や脂分を削り取った米を使用しています。吟醸酒を超えるクリアな味わいが楽しめるのも魅力ですよ。

3.味わいで選ぶ

日本酒の味わいは、一言で甘口や辛口と決められるものではありません。日本酒度・糖度・酸度は数値をおおまかな目安にすることができますが、アルコール度数に関しては数値によって辛口といった味わいの感じ方は異なります。それぞれのバランスも大切なので、どんな味わいの日本酒を飲みたいのか絞るのも、好みの日本酒を選ぶコツかもしれませんね。

辛口度

辛口の定義でもお話しましたが、日本酒の辛口度数は+1.5~3.4「やや辛口」、+3.5~5.9「辛口」、+6以上「大辛口」、+10超え「超辛口」で分類されています。数値がプラスになるほど辛口度数が上がり、マイナスになるほど甘口度数が上がります。より辛口でキレのある後味の良さを求めるなら、辛口度数が高い日本酒がおすすめですよ。

糖と酸のバランス

日本酒度以外に酸度も旨味やキレを生み出す重要な役割があります。

「酸度が高いと酸っぱくなるのでは?」と思われがちですが、酸度が高いと辛口になり酸度が低いと甘口に変化します。日本酒度と酸度の組み合わせで楽しめる味わいは、キレのある淡麗甘口・淡麗辛口と、コクを感じる濃醇甘口・濃醇辛口の4種類です。また、日本酒一合の180mlに含まれる糖度は約6.5gといわれています。

一合当たりの糖度は高くありませんが、糖を控えたすっきりした味わいの日本酒を飲みたい時は、酸度のバランスが高い辛口のものを目安に選んでみるといいかもしれませんね。

4.香味で選ぶ

日本酒は香りと味わいの組み合わせで、「薫酒」「熟酒」「爽酒」「酵酒」の4つに分類されています。これら4つの分類を理解すると、香りの高低や雑味の有無が分かり判断しやすくなるので、好みの日本酒を選ぶ際の参考にしてくださいね。

薫酒

薫酒は、果実や花のように甘くて香りの高いタイプ。軽くシンプルな味わいが多く、主に大吟醸酒や吟醸酒が該当します。吟醸酒系の表記がないものも、吟醸酵母を用いて造られている場合は薫酒に該当することがあるためチェックしましょう。

香りが主体なので10~16℃にして食前酒にするにもおすすめで、カルパッチョ・塩焼きといったあっさりした料理との相性が良いですよ。香りを楽しむため、風味の強い料理は避けた方がよいでしょう。

熟酒

熟酒は、ドライフルーツやスパイスに例えられる熟成した香りが特徴。黄色味がかった色と、とろりとした濃厚な飲み口を持つ長期熟成した古酒です。主に3年~10年以上寝かせた、古酒・長期熟成酒と表記されているものが該当します。

10~45℃と飲み頃の適温幅が広く、日本食の唐揚げや味噌焼きのほか洋食の生ハムやチーズ、中華の回鍋肉やレバニラなど、濃厚な味わいの料理や風味の強い食材に合うため食中酒としても最適です。淡泊な食材や薄く味つけされたシンプルな味わいの料理には合わせにくいかもしれません。

爽酒

爽酒は、日本酒の中でも軽くてなめらかな香りのするタイプ。淡麗などの表記が多く、香りが控えめなのですっきりとした飲みやすさを感じられますよ。淡麗な味わいの日本酒造りが盛んな地域で見かけるお酒で、普通酒・本醸造酒・生酒・生貯蔵酒と表記されているものが該当します。

料理との相性の幅が広く、貝類・味の濃い焼き物・クリーム煮などがおすすめです。6~10℃にして食前酒や食中酒としても楽しめるのが魅力ですが、脂っこい料理は避けた方が無難でしょう。

酵酒

酵酒は、米の甘味や旨味とコクを感じるふくよかな香りが特徴です。香りは控えめではあるものの複雑で古典的な味わいを楽しめます。純米酒・生酛・山廃酛と表記されているものが該当するほか、無濾過生原酒や原酒も該当することがあるので確認してくださいね。

干物・酒蒸し・フライ・かに玉・オムレツなど、幅広い料理との相性が良く、10~45℃の食中酒に適しています。赤身や白身の魚にも合いますが、淡泊な味わいのな料理とは合わせにくい種類と言えます。

【特定名称酒別】辛口日本酒のおすすめ10選

ここからは、特定名称酒別の辛口日本酒をご紹介します。いろいろな産地や香味などを飲み比べてみることで、新たな味わいを発見するきっかけになるかもしれませんよ。

純米酒系

原料に米・米麹・水を使用して造られた純米酒系の商品をご紹介します。米の甘味と旨味を十分に感じられる、日本酒が初めての方にもおすすめの種類です。

久保田 萬寿 純米大吟醸

久保田 萬寿は、朝日酒造株式会社が造る純米大吟醸です。深みのある味わいと香りの調和を追求し、1986年の発売以来ロングセラーとなった商品。日本酒を急冷して貯蔵温度を従来よりも5℃下げる製法により、やわらかく上品で華やかな味わいに仕上げています。

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸

白瀧酒造株式会社が造る上善如水で純米吟醸です。米・米麹と越後湯沢の雪解け水を用いて造られていて、軽くてやわらかでほんのり甘味を感じる味わいが特徴。するりと喉の奥へ落ちていく、水のようにシンプルな辛口日本酒ですよ。

酸度のバランスが整ったキレの良い味わい
日本酒 大山特別純米酒 十水 1800ml

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4.0

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(31件)

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商品情報

容量:1800ml
精米歩合:60%
日本酒度:-5.0
アルコール度数:15.5%
酸度:1.7

山形県鶴岡市にある加藤嘉八郎酒造(株)が造る特別純米酒の大山は、穏やかで透明感のある香りと爽やかでふくらみのあるキレの良い味わいが人気!しっかりした米の旨味・甘味と、酸度のバランスが整った山形自慢の逸品です。

蜂蜜のような甘味が特徴
獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き二割三分 720ml

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4.6

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(2,508件)

>

商品情報

容量:720ml
使用米:国産「山田錦」
精米歩合:23%
日本酒度:+4
アルコール度数:16%
酸度:1.1

獺祭(だっさい)は、旭酒造株式会社が造る純米大吟醸です。極限まで磨いた精米歩合23%の山田錦を使用していて、華やかな香りと蜂蜜のような甘味が特徴。飲み込んだ後の味わいがきれいに切れていく一方、長く続く余韻も楽しめるのが魅力です。

春鹿 純米超辛口

奈良県福智院町にある春鹿が造る春鹿純米酒の超辛口タイプは、日本酒度+12の超辛口な味わいで、まろやかな旨味と洗練された香りが特徴。発売から35年以上経つロングセラー商品で、180ml・300ml・720ml・1800mlの選べる容量も嬉しいポイントですよね。

本醸造酒系

原料に米・米麹・醸造アルコール・水を使用して造られた本醸造酒系の商品を紹介します。
色が良くキレのある辛口な味わいの中に、やわらかさも感じられるのが魅力ですよ。

冷酒と熱燗の両方で楽しめる
藤崎そう兵衛商店 白扇 1.8L

商品情報

容量:1800ml
精米歩合:70%
日本酒度:+7.0
アミノ酸度:1.1
アルコール度数:15度
酸度:1.5

埼玉県長瀞町にある藤﨑摠兵衛商店が造る白扇は、辛口本醸造酒です。良質な伏流水を使用した日本酒度+7の商品で、すっきりとした飲み口が特徴。冷酒と熱燗の両方で美味しく楽しめるのもおすすめポイントです。

土佐鶴酒造 本醸造酒 本醸辛口

高知県の土佐鶴酒造が造る大醸辛口の本醸造酒です。古くから伝わる伝統の辛口造りと本醸造がうまくバランス良く調和していて、旨味とキレの良い後味に仕上げています。爽やかな香りで和洋中華を問わずいろいろな料理に合うため、食事に取り入れやすいところも人気です。

福島県の奥の松酒造株式会社が造る辛口の本醸造酒です。国産米と安達太良山の伏流水を使用していて、辛口で伸びのあるやわらかな味わいが魅力。冷酒と熱燗の両方におすすめで、さまざまな家庭料理に良く合う商品ですよ。

キレのある味わいと旨味が魅力
千曲錦酒造 辛口本醸造 千曲錦 1800ml

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4.5

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(7件)

>

商品情報

容量:1800ml
精米歩合:65%
日本酒度:+5
アルコール度数:15%
酸度:1.3

長野県佐久市にある千曲錦酒造株式会社が造る辛口の本醸造酒、千曲錦です。地元産の美山錦を麹米に使用していて、吟醸系酵母K-901を用いて醸造しているのが特徴。凛としたキレのある味わいと旨味が魅力で、冷酒と熱燗をその日のシーンで楽しめますよ。

越乃景虎超辛口 本醸造

新潟県長岡市にある越乃景虎(こしのかげとら)が造る超辛口の本醸造です。全国名水百選に選ばれた杜々の森の湧水と、蔵の敷地に掘られた井戸水を使用することで、上品に飲める工夫を凝らしているのだそう。日本酒度が+12と高めでありながら、辛く感じずに甘いという方もいるということなので、実際に試してみたくなりますね。

全5商品

おすすめ商品比較表

日本酒 大山特別純米酒 十水 1800ml

獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き二割三分 720ml

藤崎そう兵衛商店 白扇 1.8L

奥の松酒造 本醸造辛口 1800ml

千曲錦酒造 辛口本醸造 千曲錦 1800ml

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お料理やシーンに合わせて日本酒を楽しもう!

辛口の日本酒は、すっきりとした味わいとキレのある後味が魅力です。いろいろな銘柄を飲み比べてみて、自分にぴったりな味わいや料理との相性を確かめてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

※製品画像はAmazon/楽天より

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