獺祭のおすすめ商品10選! 種類や飲み方も詳しく解説
「獺祭」は、フルーティーな香りと丸みのある味わいが特徴で、初心者でも飲みやすい日本酒として親しまれています。そこでこの記事では、獺祭選びのポイントとおすすめの商品をご紹介します。プレゼントに適した種類やおいしい飲み方も解説していますので気になる方はチェックしてみてください。
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「獺祭」とは?
獺祭とは、山口県岩国市に酒蔵を構える旭酒造が造る純米大吟醸酒のこと。獺(かわうそ)が自ら捕らえた魚を岸に並べている姿が、まるでお祭りのように見えることからその名が付いたとされています。
酒米の王様といわれる「山田錦」を100%用いて造られており、華やかでフルーティーな香りと、口に含んだ際の芳醇で濃厚な味わい、全体を引き締める酸のバランスの良さが特徴です。低温でじっくり時間をかけて長期発酵・熟成させることにより甘みのある味に仕上がるため、初心者や日本酒が得意でない方でも飲みやすいと評判ですよ。
また、旭酒造で造る獺祭は一人の杜氏のみにこだわらず、社員全員で造り上げているのも特徴です。精米歩合や製法の異なる5つの銘柄があり、シーンに合わせて違った表情を楽しめる魅力もあります。それぞれの獺祭を飲み比べてみて、自分好みの味を見つけてくださいね。
獺祭選びの2つの注目ポイント
獺祭を選ぶ際に注目すべきポイントは「精米歩合」と「種類」の2つ。以下で詳しく解説しますので、それぞれの特徴をよく理解したうえで選んでみてくださいね。
1.精米歩合で選ぶ
精米は磨く・削るともいわれており、歩合の数値が低いほど高精米となります。精米作業を行いお米の表面に含まれる栄養素を取り除くことで、雑味のない透明感のあるすっきりとした味わいが楽しめますよ。あえて栄養素を残し、芳醇な香りやコクのある味に仕上げたものもあるので違いも楽しんでみてください。
初心者向けの「45%」
獺祭は純米大吟醸酒のため、精米歩合を50%以下まで磨いて造られています。全体を100%として考えて、精米歩合が45%のものはお米の表面を55%磨いていることになります。フルーティーな香りと、お米本来が持つ甘味や旨味のバランスの良さが特徴です。初心者でも飲みやすいと評判で、リーズナブルな価格帯のものが揃っているためコスパの良さも魅力ですね。
中級者向けの「39%」
精米歩合が39%の獺祭は、「三割九分」とも呼ばれており、お米のふくよかな香りと旨味が楽しめます。普段よりリッチな味わいの日本酒を求める中級者におすすめで、華やかな香りと蜂蜜のような上品な甘味も特徴です。余韻が長く続くほか口当たりの良さがあるため、料理とのペアリングにもぴったりですよ。
上級者向けの「23%」
精米歩合が23%のものは、「二割三分」とも呼ばれており、最高峰の磨きとなります。雑味のない上品で濃厚で贅沢な味わい。繊細な口当たりに、力強い旨味と深い香りが特徴です。口に含んだ瞬間から広がる余韻があり、温度変化による豊かな味わいの変化も楽しめます。高精米になるほど高価になる一方、大切な方や特別な日のプレゼントにふさわしい逸品が揃っていますよ。
2.種類で選ぶ
獺祭には精米歩合と製法が異なる5つの銘柄があります。「磨き」「新生」「等外」「スパークリング」「クラフト」の種類に分かれていますので、特徴を押さえたうえで、自分好みの香り・味・喉越しを選びましょう。それぞれの種類を飲み比べてみるのもひとつの方法ですよ。
定番の「磨きシリーズ」
造り方はそのままに、45%・39%・23%の精米歩合のものを全てラインナップした定番が「磨きシリーズ」です。防腐剤などは一切使用せず、もろみからお酒を遠心分離する製法で造られています。新鮮なおいしさを閉じ込める低温殺菌製法を取り入れており、もろみが持つ本来の香りが楽しめる特徴もありますよ。
新たな手法で造られた「新生シリーズ」
発酵過程で失われてしまう物質である「獺祭エクソソーム」に着目し、古来の酒造りを取り入れた製法の「新生シリーズ」。精米歩合いが45%と23%の獺祭のみのラインナップで、詳しい詳細は非公開となっているシリーズです。純米大吟醸酒以外に、ノンアルコールの新生甘酒や新生炭酸水もあるので、気になる方は飲んでみてくださいね。
等外米を使用した「等外シリーズ」
本来酒米に用いられるはずの山田錦の中で、規格から外れてしまった等外米を原料にした「等外シリーズ」。栽培の際に5~10%程度で発生する規格外のお米のことで、崩れやすく不揃いな状態を30%や23%まで磨いています。純米大吟醸酒の味わいはそのままな一方、等外米は劣化しやすいといったデメリットがあるため比較的に安価で購入できるメリットもありますよ。
さわやかな味わいの「スパークリング」
華やかな見た目とキメ細かな泡立ちが特徴の「スパークリング」は、精米歩合45%まで磨いた、爽やかでさっぱりとした味わいの日本酒。瓶内で二次発酵させるナチュレ製法で造られており、お米と麹以外は無添加の原料を使用しています。「獺祭 純米大吟醸 スパークリング45」は通年品ですが、期間限定で精米歩合23%や39%まで磨いたスパークリングも登場するので見かけたら飲んでみてくださいね!
若手社員が造る「クラフト獺祭」
入社から3~5年という若手社員が、精米歩合35%の獺祭をベースにして造り上げたのが「クラフト獺祭」です。入社してから培った技術や瓶詰めのタイミングなどにこだわった日本酒で、毎月新たな生産者に変わるため、その時にしか作れない思い入れのある味わいが楽しめます。生産者が変わることで、新しい味と出逢える可能性があるところも面白いですよね。
一度は試したい!獺祭のおすすめ商品7選
ここからは、獺祭のおすすめ商品をご紹介します。精米歩合45%・39%・23%のもので、一升瓶の大容量サイズから飲み切れるサイズまでをピックアップしました。
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商品情報
県名: 山口県
アルコール度数: 16%
最高の酒米といわれる山田錦を45%まで磨いて醸した純米大吟醸。
「美味しくなければ意味がない」をコンセプトにした、獺祭の中で基本のスタンダード商品。山田錦を45%まで丁寧に磨き上げており、フルーツのような香りとお米が持つ繊細な甘味が特徴です。容量は720mlと1800mlであり、720mlは二割三分と三割九分のものがあります。 酸味、甘み、旨みがバランスよく組み合わさっており、洗練された味わいを楽しめますよ。
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商品情報
華やかな上立ち香と口に含んだときに見せる蜂蜜のようなきれいな甘み。飲み込んだ後の長い余韻。これぞ純米大吟醸。
山田錦を精米歩合39%まで磨いた純米大吟醸酒です。華やかな香りが特徴で、口に含んだ際に上品な蜂蜜のようなやさしい甘味が広がります。飲んだ後に残る余韻が長く続くことがあるため、時間をかけてしっかりと獺祭の味わいが楽しめますよ。密閉性の高いふたを採用しているので、鮮度をキープできるところも魅力ですよ。
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商品情報
味わい:中口・バランスが良い・華やか
23%(77%)という極限まで磨いた山田錦を使い、最高の純米大吟醸に挑戦しました。
酒米の山田錦を精米歩合23%の極限まで磨き上げており、最高峰の純米大吟醸酒に仕上げています。獺祭の上品で贅沢な1本で、口の中いっぱいに広がるまろやかな蜂蜜の甘味が特徴です。飲んだ後はさっぱりと切れていきつつも、長く残る余韻をしっかり楽しめる逸品。また、ふた部分に丁寧な梱包がされており、ネイビーのリボンがあしらわれているため贈り物にもおすすめです。
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離 720ml
日本で初めて遠心分離機を取り入れた旭酒造が、もろみを分離するため、試行錯誤しながら二割三分の純米大吟醸酒を開発しました。洗練された華やかさと繊細な口当たりが特徴で、透明感と風味のバランスが見事に調和されています。また、高級感のある真っ黒な専用箱が付いており、特別な日のプレゼントや大切な人へのギフトにもぴったりですよ。
新生 獺祭 純米大吟醸45 720ml
古来のお酒を参考にして造られており、発酵過程で発生する人間の身体にとって有益だと報告されている物質を、消失させないよう工夫を凝らして完成させた商品です。「獺祭エクソソーム」に着目した日本酒で、身体に有益な成分を失わずに楽しむことができる点が、この酒の魅力のひとつです。精米歩合45%のため、初心者でも飲みやすい種類ですよ。
獺祭 純米大吟醸 スパークリング45 720ml
山田錦を45%まで磨き、粗越ししたもろみを詰めて瓶内で二次発酵させた、スパークリング酒です。シャンパンで稀有なナチュレ製法で造られており、口の中に広がる新鮮でフルーティーな香りと後に広がる心地よい酸味が特徴。お米の甘味と爽やかな炭酸の弾ける口当たりが絶妙ですよ。クリスマスや誕生日といった大勢の集まるイベントの際にも存在感があっておすすめです。
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商品情報
味わい:中口・華やか
幅広いギフトに最適な感謝木箱入り。特に父の日、年末年始に人気です。
23%まで磨き上げた山田錦を使用した、最高峰の純米大吟醸酒です。華やかでフルーティーな香りとまろやかで蜂蜜のような甘味が口の中に広がり、きれいにほどけて切れていく後味の良さを楽しめますよ。専用の木箱付きで、表面に「感謝」の文字が書かれており、普段お世話になっている方へ気持ちを伝えたい際にぴったりですね。
お得な飲み比べセットもおすすめ!
精米歩合や種類選びに迷ってしまうという時は、複数種類を飲み比べられるセットもおすすめです。初心者や日本酒があまり得意でない方でも、色々試して飲めるところが嬉しいですね。お酒好きな方へのプレゼントにもぴったりなタイプですよ。
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商品情報
獺祭の磨き23、39、45が楽しめるセットです。
原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合45%・39%・23%の獺祭を、180mlの容量で各一本ずつの三本セットにした商品です。それぞれの精米歩合の違いを飲み比べられるのが魅力で、初めて獺祭を飲むという方にもおすすめですよ。獺祭の文字が書かれた専用箱に入っているため、お土産やギフトとしても喜ばれるでしょう。箱の内側にはお酒の説明文の記載があるので、初心者の方にも分かりやすいですね。
日本酒以外の商品もチェック!
獺祭が取り扱う製品には、日本酒以外の飲料やスイーツといった食品もあります。酒粕から生まれた「獺祭焼酎」やノンアルコールの「新生甘酒」のほか、酒を使ったケーキやアイスなども展開しています。日本酒が得意でないという方でも、獺祭を楽しめる商品があるのは嬉しいですね!いつもの日本酒に飽きた際も、変わり種へ変更して楽しんでみてはいかがでしょうか。
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商品情報
日本酒を搾った後の副産物である「酒粕」を蒸留して造った焼酎。獺祭の華やかな香りが凝縮されており香りが高いのが特徴です。
獺祭を造った当日に出た酒粕を蒸留し、酒精分を取り出した獺祭焼酎です。獺祭のきれいな香りはそのままに、まるで日本酒を飲んでいるかのような気分も楽しめますよ。豊かな香りと調和した独自の風味でまろやかな味になっています。贈り物の際にも重宝するシンプルなグリーン色の専用箱が付いています。
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商品情報
ノンアルコール(清涼飲料水・甘酒)
新生 獺祭 純米大吟醸酒と同様に、発酵過程で失われてしまう物質「獺祭エクソソーム」を含んだ甘酒です。すっきりとしたきれいな甘さで飲みやすく、やみつきになる味わい。ノンアルコール商品のため、時間を気にせず飲めるところが嬉しいですね。キャップ付きのスリムな形状のボトルで、保存する時も便利ですよ。3本セットなので毎日少量ずつ飲むのがおすすめです。
獺祭のおいしい飲み方
最後に、獺祭のおいしい飲み方について解説します。 通常の獺祭は、購入日より1か月以内、開栓後は冷蔵保存で1週間以内に飲み切ることを推奨しています。スパークリングは、購入日より2週間以内、開栓後は当日中に飲み切るのがおすすめです。どちらも常温は避け、冷蔵庫で保管するのがベストですよ。
また、獺祭は10~12℃がおいしく飲める適温です。小ぶりのワイングラスに注いで飲むことで、華やかな香りを楽しみながら堪能できますよ。お寿司や和食割烹料理、フレンチやイタリアンなど、相性の合う料理の幅が広いのも魅力です。また、匂いの強い料理と合わせる際は、口部が広めのグラスや盃を選ぶとおいしく飲めますよ。
さらに、精米歩合45%の獺祭には、クリームチーズやエリンギといった旨味とコクのある料理がおすすめです。39%の獺祭には、カルパッチョや青じそとささみの梅挟みのようなさっぱりした料理がマッチします。23%の獺祭には、焼きウニやチーズスティックなど濃い味付けの料理を合わせるとよりおいしく飲めるでしょう。 料理を選ばないところも獺祭の魅力ですが、その中でも獺祭の種類ごとに合う料理をセレクトすることで、本来のおいしさをアップさせられますよ。
おすすめ商品比較表
大切な人に獺祭をプレゼントしよう
獺祭は、旭酒造がこだわりを持って造り上げた純米大吟醸酒です。味以外の見た目にも高級感があり、大切な人や特別な日のプレゼントにも適していますよ。獺祭の豊かな風味と洗練された魅力を楽しんでみてくださいね。
高級日本酒は風味や品質が高いものが多く、リッチな気分を味わえます。自分用はもちろん、プレゼントにもおすすめです。純米酒や大吟醸酒、有名銘柄、飲み比べセットなど種類が豊富なので、どれを選べばよいのか迷いますよね。この記事では高級日本酒の選び方や特徴、人気の日本酒銘柄をご紹介します。ぜひご覧ください!
※製品画像はAmazon/楽天より
※20歳未満の飲酒はやめましょう。