加湿器のおすすめ11選!一人暮らし・寝室・赤ちゃんのいる部屋にも◎
部屋の湿度を高めてくれる「加湿器」。乾燥しがちな冬に活躍するアイテムですが、スチーム式や超音波式、ハイブリッド式など様々な種類があります。そこで今回は、一人暮らしや寝室、赤ちゃんのいる部屋におすすめの加湿器をご紹介します。使用する部屋や用途に合った加湿器を選ぶことで、より快適な環境を作れるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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加湿器の効果と注意点
加湿器は部屋の湿度を上げてくれるものですが、部屋の湿度が低いと何が問題になるのでしょうか。一般的に部屋の乾燥が進んでしまうと、上記のような現象が起こるとされています。
あくまでも仮説ですが、健康面を考えても部屋の湿度を一定に保つことは重要だと言えます。加湿器は、設置するだけで室内の湿度を高めてくれるので、乾燥を防ぐにはぴったりのアイテムなんですよ。
加湿器を設置する前に、使用する際の注意点についても知っておきましょう。
- 置き場所を工夫して部屋全体が加湿されるようにする
- 窓のそばは避ける
- 加湿器の周囲に家具を置かない
加湿器は水蒸気など湿度の高い空気を送るので、窓や家具の近くに置いてしまうと劣化や結露の原因になってしまいます。また、入り口の近くに置くと加湿した空気が逃げてしまうため部屋の真ん中に置いたり、開口部を部屋の真ん中に向けたりと、加湿が全体的に行き渡るよう工夫することが大切です。
部屋の広さに適した加湿量を知る
加湿器の加湿量が大きいと、広い部屋でも湿度の高い空気を全体に行き渡らせることができます。逆に言うと、そこまで広くない部屋であれば大容量の加湿器を使う必要はないと言えるでしょう。
ここでは、部屋の広さとおすすめの加湿量について解説します。
寝室やワンルームマンションは300~500ml
寝室やワンルームマンションの部屋など、約6~10畳程度の部屋であれば約300ml~500mlの容量があれば十分に加湿できます。狭い部屋で使う場合は加湿器の音が気になることもあるので、静音性の高いものやタイマー機能があるものを選ぶのがおすすめです。
リビングや広めのワンルームは700~900ml
12畳〜16畳程度の一般的なリビングや広めのワンルームマンションであれば、約700lml~900mlの容量がおすすめです。部屋が広くなると加湿するのに時間がかかるため、加湿器を付けっぱなしにせず夜だけ使いたい場合は、すぐに加湿してくれるターボモードがあると便利!ずっと加湿器を付けておかなくても、寝るまでにしっかりと加湿してくれますよ。
広いリビングは1000ml~
20畳以上と広めのリビングであれば、約1000ml以上の大容量加湿器が必要です。大容量加湿器は販売しているメーカーも少ないため、必然的に選択肢は少なくなります。また、広い部屋を一度に加湿する場合は置く場所も重要になるので、加湿した空気が逃げていかないかに気をつけながら置く場所を選びましょう。
1500ml以上はオフィスや店舗用
1500ml以上の加湿器は、一般的にはオフィスや店舗用として使用するケースが多いです。容量が大きくなると動作音も大きくなりがちなので、仕事に支障が出ないよう静音性の高いタイプを選ぶのがおすすめですよ。
タンク容量や機能が使い心地を左右する
加湿器は加湿量以外にも、タンクの容量や機能などが製品によって大きく変わります。用途や使う時間、使い方によって適したものを選ぶことが快適に使うためのポイントです。ここでは、タンク容量や機能について解説します。
給水の頻度はタンクの容量次第
加湿器は、タンクに入れた水を水蒸気にして加湿するという手法を取るため、タンクに水を給水する必要があります。給水タンクにも1L~4L以上とさまざまなタイプがあるので、ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
たとえば、タンクの容量が大きければ一度に入れられる水の量も多くなるため、給水の手間を軽減することができます。しかし、容量が大きくなればタンク重量も重たくなり、加湿器自体も大きくなるため、狭い部屋では少し置きづらいと感じるかもしれません。
寝室で夜にしか使わないのであれば、そこまで大きいタイプは必要ないでしょう。このようにタンクの容量は、加湿器の大きさも考慮しながら選んでくださいね。
快適さを底上げする便利機能
加湿器には、下記のような便利機能が付いている場合があります。
- タイマー機能:セットした時間に自動的にON/OFFをしてくれる
- 自動運転機能:部屋の湿度を感知して設定した湿度を保つように運転してくれる
- チャイルドロック:子どもが誤ってボタン操作をしても反応しないようにしてくれる
- 空気清浄機能:空気清浄機と同じように空気を清潔に保つようにしてくれる
- ターボモード:一時的に加湿量を増やして短時間で加湿してくれる
- エコモード:電気代を抑えるように運転してくれる
- ナイトモード:運転音を抑えて運転してくれる
たとえば、タイマー機能や自動運転機能があると、自分で操作しなくても自動で快適な空間にお部屋を整えてくれます。また、リビングで使用する場合は、チャイルドロックや空気清浄機能がついているタイプが安心ですね。使用する場所や使い方に合わせて、便利機能もチェックしておきましょう。
静音性にこだわる
加湿器の動作音は加湿器のタイプによって異なり、大きな音がしてしまうものもあります。静音性の高いものは一般的に価格も高くなりがちなので、どこまで静音性にこだわるかは使う場所によって決めましょう。
たとえば、リビングやキッチンは生活音が他にもするため、そこまで静音性にこだわらなくてもよいかもしれません。一方で、寝室や赤ちゃんがいる部屋であれば静かに過ごせるよう、静音性にこだわったタイプを選ぶのがおすすめです。
設置場所に合わせたサイズ選びを
加湿器は一般的に、幅約20cm~30cm、奥行き約20cm~30cm、高さ約30cm~50cmのものが多いです。しかし、大容量の加湿器など製品によっては、大きめのサイズのものもあります。大きすぎる加湿器は設置スペースを取るだけでなく、存在感も出てしまうので、設置場所に応じて適切なサイズを選ぶことが大切です。
加湿器は部屋の真ん中近くに置くことになるため、邪魔になりにくいサイズ感を選べるとよいですね。また客間に置く場合など、存在感を目立たせたくない場所であれば小さめのものを選ぶのがおすすめです。
卓上加湿器も人気
最近はデスクや自分の部屋で気軽に使える、コンパクトな卓上加湿器も人気です。自宅だけでなく、会社のデスクやベッドサイド、車に置いて使うこともできます。
卓上加湿器は電源の取り方も、コンセント以外にUSB方式やコードレスタイプとさまざまです。
また、アロマオイルを入れることでアロマを楽しみながら加湿してくれるタイプもあります。加湿だけでなくリラックスする時間を過ごしたいという方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
ただし、卓上加湿器はコンパクトなため、加湿量はあまり多くありません、そのため、部屋全体を加湿するというよりは、デスクやベッドなど自分がいる場所をピンポイントで加湿してくれるものとして使用するのがよいでしょう。
デスクワークや就寝中の乾燥が気になるときに役立つ「卓上加湿器」。オフィスにぴったりなUSBから給電できるタイプや、おしゃれなデザインのものなど、さまざまなタイプがあり、スチーム式や気化式、加熱式、超音波式と種類も豊富です。この記事では卓上加湿器の選び方に加えて、おすすめの商品をご紹介します。ぜひご覧くださいね。
加湿方法の違いとメリット・デメリットを確認
加湿器は加湿の方法によって大きく4タイプに分かれます。どのタイプを選ぶかで加湿量や消費電力、動作音などが変わるので自分がこだわりたい性能によってどのタイプを選ぶか決めてくださいね。ここではそれぞれの加湿方式の特徴を解説します。
スチーム式
スチーム式はタンクの水を熱することで水蒸気にして加湿するタイプです。やかんの水を沸かして加湿する手法と同じだと考えておくとよいですね。
スチーム式のメリットは、加熱して送られる空気がきれいになることです。また、加熱すればどんどん加湿できるあめ、加湿のパワーやスピードにも優れており、部屋全体をすぐに加湿したいという方に向いています。
一方で、消費電力が大きく電気代が高くなる点はデメリットです。また、出てくる空気が熱いため、子どもなどが間違って吹き出し口に手をかざさないように注意する必要があります。
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あたたかい蒸気でパワフルに部屋を加湿できる「スチーム式加湿器」。山善や象印マホービンなどさまざまなメーカーが販売しており、寝室・デスク用の小型モデルや給水回数を減らせる大容量タイプ、お手入れ簡単なタイプなど種類も豊富です。本記事ではスチーム式のメリット・デメリットや超音波式との違いの解説に加え、おすすめ商品も紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
気化式
気化式は水を含んだフィルターを、ファンから送る風によって水蒸気にして加湿する方法です。送風のみなので加湿器から出る空気が熱くならないことがメリット。お子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。また、空気や水を温めないため、消費電力が少なく電気代を節約しながら加湿器を使いたいという方にもおすすめのタイプです。
一方で、ファンを回すため動作音が大きくなりやすいという点がデメリットと言えます。また、冷たい空気が出てくるため、冬に使うと暖かい部屋に冷たい空気が送られてしまうことも難点です。
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超音波式
超音波式は水に超音波を当てて霧状にしたものを周囲に送ることで加湿する方法です。
超音波式のメリットは、ファンを回したり熱源を動かしたりしないため、非常に静音性が高いことにあります。また、同じ理由で消費電力が少なく済むのもメリットです。ベッドサイドや赤ちゃんがいる部屋などで、静かに加湿したい方におすすめの加湿方式です。
一方で、ほかの加湿方式に比べると、加湿のパワーが低い傾向にあります。そのため、部屋全体を加湿したいというよりは、ベッドサイドなど特定の場所を加湿したいときに使用するとよいでしょう。また、加熱しないため、タンク内に細菌が発生した場合は、そのまま細菌を送り出してしまう恐れもあります。超音波式を利用する場合は、こまめなお手入れをして清潔に保つことが大切です。
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ハイブリッド式
近年は二つの加湿方式を組み合わせたハイブリッド式というタイプも登場しています。一般的には「気化式×温風気化式」と「超音波式×加熱式」の2タイプが多いです。
ハイブリッド式はそれぞれの方式のデメリットを補っているので、非常に機能性に優れているのが特徴です。たとえば、気化式×温風気化式だと、冷たい空気を送りたくないときや早く加湿したいときに温風気化式を使うことで、気化式のデメリットを補っています。
ただし、ハイブリット式は本体が高額になりがちなので、予算と相談しながら購入してくださいね。
アイリスオーヤマ 加湿器 卓上 アロマ 大容量 4.5L 14畳 ハイブリッド式
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おすすめの加湿器を選んで、快適に過ごそう
タイプ別の加湿器の特徴や選び方のポイントを解説しましたが、いかがでしたか?加湿器は使う部屋や使う時間によって、バリエーションが豊富な便利家電です。特に加湿方式や加湿量などを重視すると、ご自宅に合った加湿器を選びやすくなりますよ。今回ご紹介した内容を参考にしていただき、ぜひ使用用途に合わせて加湿器を選んでみてくださいね。
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