部屋の乾燥対策におすすめの方法10選!加湿器以外でできるものもご紹介

部屋の乾燥対策におすすめの方法10選!加湿器以外でできるものもご紹介

冬が近づき、寒くなってくると気になるのが「部屋の乾燥」ですよね。乾燥対策と言えば加湿器が一般的ですが、濡れタオルや霧吹きなどでも部屋の乾燥を抑えることが可能です。本記事では、部屋の乾燥対策におすすめの方法を10選ご紹介します。加湿器以外でできるものもあるので、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

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部屋が乾燥する原因とは?

部屋が乾燥する原因としてまず考えられるのは、気温の低下です。気温が下がると空気中に含まれる水蒸気量が減り、結果として乾燥してしまいます。特に冬は夜中にグッと気温が冷え込み水蒸気が結露したままの状態になるため、空気中の湿度が下がり乾燥を感じやすくなるでしょう。

またエアコンやヒーターといった暖房機器の使用も、部屋が乾燥する要因のひとつです。暖房機器を使うと室温が上昇して相対的に湿度が下がるため、肌や髪の毛の乾燥を招いてしまいます。部屋の乾燥を防ぎたい場合は、加湿機能付きの暖房機器を使用するのも良いですね。

理想の湿度は「40~70%」

厚生労働省が規定する基準によると、快適に過ごすための温度は18℃以上28℃以下、相対湿度は40%以上70%以下とされています。(参考:厚生労働省 建築物環境衛生管理基準について

温度は身体で感じやすいためエアコンなどで対策できますが、湿度は意外と把握するのが難しいですよね。極度の乾燥は健康状態を損ねる原因にもなるので、温度と湿度を一緒に確認できるアイテムがあると便利です。快適な部屋を目指すためにも、定期的に湿度をチェックしましょう。

タニタ デジタル温湿度計 TT-559
タニタ(Tanita)

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上部分にしずく型のイラストが描かれており、計測された湿度・温度によって快適レベルを教えてくれます。「乾燥」「快適」「不快」の3段階で、感じにくい乾燥も一目で判断できるようになっていますよ。過去の最高・最低温湿度を表示する機能が付いているので、ペットや植物を育てている方にもおすすめです。

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部屋の乾燥対策におすすめの方法10選!

ここからは、部屋の乾燥対策におすすめの方法を10選ご紹介します。手軽にできるものも多いので、部屋の乾燥が気になる方はぜひ今日から実践してみてくださいね。万全の乾燥対策で、この冬を健康的に乗り切りましょう。

1.濡れタオルや洗濯物を干す

濡れタオルや洗濯物を干しておくと、天然の加湿器となって部屋の水分量を上げてくれます。洗濯物が少しづつ乾くと水分が蒸発し、その水分が空気中へと移動して室内の乾燥を抑制することが可能です。エアコンの吹き出し口付近に干しておけば、水分が部屋全体に行き渡りやすいですよ。

ただし、部屋干し特有の生乾き臭には注意が必要です。部屋干し専用の洗剤などを使って、嫌な臭いが充満しないように対策すると良いですね。

2.浴室のドアを開けておく

お風呂に入った後に浴室のドアを開けておくだけでも、部屋の乾燥対策になります。湯船にお湯を張っているのであれば、蓋をせずに開けておくと蒸発する過程で水蒸気が作られ、部屋の湿度を上げてくれるでしょう。

ただし浴室とリビングの距離が遠い場合はあまり有効ではないので、位置関係をチェックしておくことが大切です。また湯気によってカビが発生する恐れもあるため、雑菌が繁殖しないように結露を見つけたら拭くようにしてくださいね。

3.霧吹きで空気中に水を含ませる

霧吹きで空気中に水分を含ませるのも、部屋の乾燥対策におすすめです。カーテンやラグといった布製品にスプレーしておくと水分が徐々に蒸発し、室内を加湿してくれます。濡らすのではなく湿らせる程度に霧を吹きかけるのがポイントで、1日数回やるだけでも部屋の湿度を上げてくれますよ。

普通の水道水でも良いですが、精製水にアロマオイルを入れたものを使えばルームスプレーとしても活用できます。カビや雑菌の繁殖を防ぐためにも、水は常に新しいものを使ってくださいね。

4.バケツなど容器に水を入れておく

手軽に部屋の乾燥対策をしたい方は、バケツやコップなどの容器に水を入れておくのもひとつの方法です。水が自然と蒸発する力を活かし、室内の湿度を上昇させられます。

調理用ボウルを出しっぱなしにするのが気になる方は、おしゃれなコップやガラス容器に水を入れてみましょう。小さなお花を生けたり底にビー玉やシーグラスなどを入れたりすれば、立派なインテリアになりますよ。

5.床や窓を雑巾で拭く

少し早い大掃除も兼ねて、床や窓を雑巾で拭くのもおすすめです。びちゃびちゃになるまで濡らさなくても、雑巾で拭いた部分には少し水分が残っています。その水分が蒸発すれば空気中に溶け込むので、部屋の乾燥対策にぴったりです。水拭きは、部屋の掃除と乾燥対策を同時にできるのがうれしいですね。しかしフローリングによっては水拭きできない材質もあるので、事前に確認することが大切です。

6.部屋に観葉植物を飾る

部屋に観葉植物を飾ると、水やりによる乾燥対策ができます。植物にあげた水分のうち余ったものは、空気中に水蒸気として溶けるので適度に部屋を加湿してくれるでしょう。

また植物には、葉の気孔から水分を蒸散させる働きがあります。呼吸の過程で空気中の二酸化炭素を酸素へと変えるので、いつでも新鮮な空気を取り入れられるのも魅力です。観葉植物を置く際は、置く場所や育てやすさなどをよく検討するのがおすすめですよ。

7.部屋でお湯を沸かす

部屋でお湯を沸かすとたくさんの水蒸気を発生させることができ、有効な乾燥対策となります。なおお湯を沸かす際は、やかんや鍋などを使うのがおすすめです。電気ケトルや電気ポットだと沸騰後は自動で電源が落ちてしまうため、沸騰させ続けることができず一定の水蒸気しか発生させられません。

冬の寒い時期は暖かい飲み物を飲む機会も多いので、やかんや鍋を使って少し長い間沸騰させるのも良いでしょう。ただし空焚きにならないように、お湯を沸かしているときは目を離さずにしてくださいね。

8.冬の暖房は石油ストーブなどを使う

冬の暖房にはエアコンやヒーターを使う方も多いですが、乾燥対策をしたい方は石油ストーブに変えるのがおすすめです。石油ストーブは石油を燃やして熱を発生させるのが特徴で、その過程で二酸化炭素と水が発生します。部屋の温度を上げながら同時に湿度も上げてくれるので、手軽に乾燥対策できるのが魅力です。

反対に、加湿機能のないエアコンは温度のみを上げるため部屋の湿度が相対的に下がり、乾燥を感じやすくなります。火災のリスクはあるものの、乾燥対策を重視したい場合は石油ストーブを使ってみましょう。

CORONA(コロナ) 石油ストーブ RX-22YA
コロナ(Corona)

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木造であれば6畳、コンクリートであれば8畳の広さまで温めてくれます。見やすい操作ボタンで、誰でもスムーズに使えるのが魅力です。マットな質感のシックなデザインからは、クラッシックな印象を感じられますね。灯油を入れるキャップ部分に、手が汚れにくい工夫がされているのもうれしいポイントです。

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Iwatani カセットガス ストーブ デカ暖II CB-STV-DKD2
Iwatani

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カセットガスで温めるタイプのストーブです。石油を注ぐ手間がなく、カセットガスをセットするだけですぐに使えます。石油が燃える独特な臭いもないので、気軽に点けられるのがうれしいポイントです。重量も軽く、片手で持ち上げてどこへでも置けますよ。

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9.加湿機能付きのアロマディフューザーを使う

加湿機能付きのアロマディフューザーを使うと、乾燥対策だけでなく一緒に香りも楽しめます。室内にこもりがちな冬は、部屋の空気もどんよりとなりやすいですよね。そんなときにお気に入りのアロマを使えば、気分転換になるでしょう。加湿もしてくれるおすすめのアロマディフューザーをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

MUSON(ムソン) 加湿器 卓上 超音波式 アロマディフューザー 500ML
muson

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加湿器・アロマディフューザー・間接照明・スピーカーの4役をこなしてくれる商品です。500mlの水タンクがあり、部屋をしっかりと加湿できます。空焚き防止機能が付いているので、うっかり電源を消し忘れても自動でオフしてくれますよ。ウッド調のデザインもおしゃれで、どんな部屋にも馴染みやすいでしょう。

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10.加湿器を使う

いつでも一定の湿度を保ちたい方は、加湿器の使用がおすすめです。加湿器には超音波式・スチーム式・気化式・ハイブリッド式の4種類があり、噴射口が熱くなるかならないか、カビが生えにくいかなどに違いがあります。

どういった使い方をするのか、お手入れは頻繁にできるかなど自分のライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。ここではおすすめの商品を2つご紹介します。

アイリスオーヤマ 加湿器 超音波式
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

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¥5,280(税込)

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13時間の連続使用が可能で、睡眠中もしっかり加湿してくれます。超音波式なのでミストが熱くならず、小さな子どもやペットがいるご家庭でも使いやすいでしょう。噴霧量は3段階から選べ、用途に合わせて調節できます。たっぷり3L入るので、吸水の手間も大幅に減らせますよ。

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象印 加湿器 スチーム式
象印マホービン(ZOJIRUSHI)

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¥21,980(税込)

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スチーム式の加湿器で、タンクに入れた水を一度沸騰させて約65℃まで冷やしてからその水蒸気を放出します。一度沸騰させることで、清潔な状態の水蒸気を使えるのが魅力です。雑菌やカビなどが生えにくく、お手入れもしやすいですよ。連続使用時間は強コースで8時間で、加湿レベルは3段階から選べます。

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寝る前にしたい乾燥によるトラブル対策

寒くなってくると「朝起きた時に喉がイガイガして痛い」「鼻の中が乾燥している」といった症状を感じる方も多いですよね。このような乾燥によるトラブルは、就寝前に対策することで改善できる可能性があります。喉や鼻の不快感を放置しているとウイルスが侵入し、風邪につながる恐れもあるので早めの対策を心がけましょう。

ここからは、寝る前に実践したい乾燥によるトラブル対策をご紹介します。

1.全身の保湿ケアを行う

顔の保湿には気を遣っているけれど、身体の保湿はしていないという方も少なくないのではないでしょうか。身体は常に下着や洋服と触れ合っているため、摩擦にさらされています。身体が痒くなるとかきむしってしまうこともあり、乾燥から慢性的な痒みへと発展してしまうリスクも。

「お風呂上がりに保湿クリームを塗る」「保湿剤が入った入浴剤を使う」などして、顔だけでなく全身の保湿ケアも行いましょう。

2.マスクをする

口呼吸をしやすい方は、マスクをして寝るのもひとつの方法です。普通のマスクでも良いですが、就寝用のマスクを使えばさらに潤いを感じられます。就寝用マスクは水分を多く含んだ別シートを併用するので、口呼吸をしても乾燥しにくいのが魅力です。

マスクを着けたまま就寝すると最初は違和感がありますが、慣れるとすんなり寝られるようになりますよ。起床時の喉のイガイガが気になる方も、ぜひ実践してみてくださいね。

小林製薬 のどぬ~るぬれマスク 就寝用 無香料 プリーツタイプ
のどぬーるマスク

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約10時間の加湿を行ってくれるマスクで、口元に直接加湿器があるような感覚で使えます。呼吸するたびに濡れシートに含まれる水分が蒸発し、しっかりとスチームを感じられますよ。こちらを着けて寝れば加湿器を必要以上に使わなくて良いので、部屋にカビが生える心配も少ないですね。

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白元アース 快適ガード のど潤いぬれマスク 無香タイプ レギュラーサイズ
快適ガード

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¥1,900(税込)

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立体型のマスクなので自然な呼吸を邪魔せず、就寝中でも息がしやすいです。両側に水分シートを挟めるため、しっかりと蒸気を感じられます。耳が痛くなりにくいふんわりとした幅の広い紐を使っているので、無意識にマスクを外すことも減らせるでしょう。

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3.コップ1杯分の水を飲む

人間は就寝中も汗を200mlほどかくといわれているため、就寝前に失われる水分を補給しておくことが大切です。何も飲まずに就寝すると体内から水分が奪われ、結果として身体全体が乾燥してしまいます。水道水でも良いですが、白湯であれば体を温めつつ水分補給ができますよ。

特に冬の時期は部屋の乾燥だけでなく、身体の乾燥もしっかり防ぎたいですね。

4.口呼吸をしないように対策する

口呼吸による乾燥を防ぐには、マスク以外にテープを使うのもおすすめです。口に直接テープを貼ることで、就寝中に無意識に口が開くのを防げます。口呼吸をしないよう対策すれば、いびきや口臭の防止にもつながりますよ。

テープを購入する際は、はがれにくい工夫がされているものや肌に優しい素材を使っているものがおすすめです。就寝中のクセは自分では治しづらいので、以下でご紹介するアイテムを使ってみましょう。

ナイトミン 鼻呼吸テープ 無香料 肌にやさしいタイプ
ナイトミン

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3.9
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¥659(税込)

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肌に優しい素材を使っており、剝がすときも痛みを感じにくいようになっています。テープは剥がしにくい波型くびれカットなので、無意識に手で剥がしてしまうリスクも減らせますよ。口に貼って寝るだけでいいので、手軽に乾燥対策できるのが魅力ですね。

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ナイトミン 鼻呼吸テープ 無香料 肌にやさしいタイプ

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部屋の乾燥対策をして寒い季節を乗り越えよう

部屋が乾燥すると、風邪をひきやすくなったり肌が荒れてしまったりと、体調に大きな影響を与えます。加湿器を設置する以外にも可能な乾燥対策はたくさんあるので、手軽にできるものからぜひ試してみてくださいね。

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