スチーム式加湿器のおすすめ8選!象印マホービンや山善など注目商品も
あたたかい蒸気でパワフルに部屋を加湿できる「スチーム式加湿器」。山善や象印マホービンなどさまざまなメーカーが販売しており、中には寝室用やデスク用の小型モデルや給水回数を減らせる大容量タイプ・お手入れ簡単なタイプなどさまざまな種類があります。本記事ではスチーム式のメリット・デメリットの解説やおすすめ商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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スチーム式加湿器とは
加湿器には、ミストで加湿する「超音波式」・電気を使わない「気化式」・蒸気で加湿する「スチーム」式・複数のタイプを組み合わせた「ハイブリッド式」の4種類があります。スチーム式の加湿器にはヒーターが搭載されており、水を加熱して沸騰させたときに出る蒸気で加湿するタイプです。
加湿中の見た目は超音波式と似ていますが、超音波式は水を加熱せずにミストにしているためひんやりしているのに対し、スチーム式は加熱しているのであたたかい蒸気が出ます。
象印マホービン スチーム式 加湿器
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商品情報
気化式の加湿器について詳しく解説している記事もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
熱を使わずに加湿ができる「気化式加湿器」。オフィスのデスクで使える小型のものや、寝室全体を加湿できるものまでさまざまな種類がありますよ。この記事では購入の際にチェックしておきたいポイントや、おすすめ商品などをご紹介します。温風も使えるハイブリット式もピックアップしているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
スチーム式加湿器の選び方
スチーム式加湿器を選ぶ際には、タンク容量や加湿能力、お手入れのしやすさや便利機能などをチェックしてみてください。以下ではそれぞれのポイントについて詳しく解説していますよ。初めて加湿器を購入する方もぜひ参考にしてください。
1.適用畳数で選ぶ
加湿器の商品説明に、対応できる部屋の広さを表した「適用畳数」が表記されていることがあります。すばやくパワフルに加湿したい場合は、実際に使用する部屋の広さよりも大きめの適用畳数を選んでおくのがおすすめです。
適応畳数は部屋の気密性によって異なり、木造の和室は畳や壁などが水分を吸収しやすいため、洋室よりも狭めに設定されています。なお適応畳数ではなく「定格加湿能力」という名称で加湿量が表記されている場合は、以下の畳数を目安にしてください。
加湿能力(mL/h) | 洋室 | 和室 |
---|---|---|
300 | 8畳(14㎡) | 5畳(8㎡) |
500 | 14畳(23㎡) | 8.5畳(14㎡) |
700 | 19畳(32㎡) | 12畳(20㎡) |
1000 | 28畳(46㎡) | 17畳(28㎡) |
1500 | 42畳(69㎡) | 25畳(42㎡) |
2000 | 56畳(92㎡) | 34畳(56㎡) |
2.タンクの容量で選ぶ
タンクの容量は、大きければ大きいほど給水の頻度を減らせるので、長時間の使用が多い方には特におすすめです。ただし給水時にはタンク容量が大きいほど重くなるため、使用場所と給水場所が離れている場合は持ち運びが大変になります。
たまにしか使わない場合、タンクに水が残っているまま放置すると雑菌や真菌(カビ)が繁殖し、そのまま加湿器を使うと肺炎を引き起こす危険性があるため注意が必要です。そのためタンクに新しい水を入れてから、少なくとも4日以内に使いきれる大きさを選ぶようにしましょう。使いきれなかった場合は水を交換してくださいね。
3.お手入れのしやすさで選ぶ
加湿器は常に水に浸かっているパーツが多いため、雑菌の繁殖を防ぐためにもこまめなお手入れが必要です。日々のお手入れをが負担にならないよう、タンクやトレーの洗いやすいかを考慮して選びましょう。商品によっては専用のフィルターがついている場合があるので、フィルターのお手入れや交換についても確認しておいてくださいね。
なお最も汚れが溜まりやすいのは、常に水が溜まった状態になっているトレーです。タンクは給水時に手軽に洗えますが、トレーはお手入れを忘れやすいので注意しましょう。凹凸が多くて洗いにくいものも多いため、可能であればトレーの形状もチェックしてみてくださいね。
4.便利な機能で選ぶ
加湿器には、タイマー機能や安全機能、アロマ機能つきなどさまざまな機能を搭載した商品があります。安全機能はついているに越したことはないですが、ほかの機能に関してはライフスタイルに合わせて必要な機能が搭載されているものを選びましょう。
アロマ機能
加湿器にアロマディフューザーとしての機能も求めるなら、アロマ対応の加湿器を選びましょう。一般的な加湿器はアロマオイルを入れると目詰まりする恐れがあるため使用できませんが、商品によっては精油や水溶性のアロマオイルに対応しているものもあります。
ただし精油や水溶性アロマオイルなど、使用できるアロマオイルの種類が商品によって決まっているため、その点もしっかり確認しておきましょう。精油に対応したモデルは少ないですが、水溶性アロマオイルに対応したものは多いですよ。
「アロマオイル」には加湿器に使えるものと使えないものがあります。エッセンシャルオイルというものもあり、これもよい香りを楽しませてくれますよ。違う性質を持っている水溶性のアロマオイルも販売されています。本記事では金木犀など香りの種類などの選び方やアロマオイルの使い方、加湿器に使える無印などのアロマオイルのおすすめアイテムをご紹介します。
タイマー機能
就寝時やエアコンの切タイマーに合わせて加湿を止めたい場合は、タイマーつきのモデルを選びましょう。設定可能な時間は商品によって異なりますが、1・2・4時間といったように数段階で決まっているものや、最長時間が表記されているものがあります。
また切タイマーだけでなく、電源を入れる入タイマー機能がついたものもあり、起床時や帰宅時などに合わせて加湿をスタートできるので非常に便利です。中にはスマホで毎日のスケジュールを設定できるものもありますよ。
安全機能
いつの間にかタンクの水がなくなっていたときに自動で運転をオフにしてくれる「空焚き防止」機能や、小さい子どもやペットが操作できない「チャイルドロック」などの機能がついているとより使いやすいですね。
ほかにも地震の際やぶつかって倒れた際に熱いお湯がこぼれにくい「転倒湯漏れ防止」機能つきのものもありますよ。スチーム式にはヒーターが搭載されているので、過熱や火事などの事故を防止するためにも空焚き機能はついているほうがよいでしょう。
5.デザインで選ぶ
インテリアにこだわりがある方は、おしゃれさやほかの家具との相性を考えて選ぶのもおすすめです。タンクが大容量のものほどデザインより機能性を重視したものが多い傾向にありますが、湿度のデジタル表示やシームレスなボタンデザインなどでスッキリとしたデザインのものもありますよ。
ほかにはしずく型や木目調を取り入れたもの、LEDつきでナイトライトや間接照明として使いやすいものも。コンパクトなものなら飲み物を入れるタンブラーのようなデザインもあるので、好みやインテリアに合わせて選んでみてくださいね。
スチーム式加湿器のおすすめ8選
ここからはおすすめのスチーム式加湿器を厳選してご紹介します。湿度センサーで室内の湿度を感知して自動で湿度コントロールしてくれる機能が搭載されたものや、市販のアロマオイルを入れて楽しめるアロマトレー付きのものも複数あるので、気になる商品があればチェックしてみてくださいね。商品ごとに加湿量や適用畳数も記載していますよ。
山善 スチーム式加湿器 KS1-A086
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山善 加熱式加湿器 KS-GC281
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アイリスオーヤマ スチーム式加湿器 AHM-H12B-C
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コイズミ スチーム式 加湿器 4.5L KSK-3011/H
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ドウシシャ スチーム式加湿器 Korobaan200S
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スリーアップ コアミスト スチーム加湿器 ST-T2127WH
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山善 加湿器 KS-J242
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ツインバード スチーム式 パーソナル加湿器 SK-E961W
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おすすめ商品比較表
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 象印マホービン スチーム式 加湿器 | YAMAZEN(山善) 山善 スチーム式加湿器 KS1-A086 | YAMAZEN(山善) 山善 加熱式加湿器 KS-GC281 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ スチーム式加湿器 AHM-H12B-C | コイズミ(Koizumi) コイズミ スチーム式 加湿器 4.5L KSK-3011/H | ドウシシャ(DOSHISHA) ドウシシャ スチーム式加湿器 Korobaan200S KSY-201GY | スリーアップ(Three Up) スリーアップ コアミスト スチーム加湿器 ST-T2127WH | YAMAZEN(山善) 山善 加湿器 KS-J242 | TWINBIRD(ツインバード) ツインバード スチーム式 パーソナル加湿器 SK-E961W | |
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スチーム式加湿器のメリット・デメリット
スチーム式加湿器は衛生的に使えて加湿スピードが速いなど多くのメリットがありますが、当然ながらデメリットも存在します。人によってはあまり気にならない部分かもしれませんが、購入後に後悔しないよう、あらかじめ特徴をチェックしておきましょう。
メリット
スチーム式加湿器は水を沸騰させるため、タンク内で雑菌が繁殖しにくく、いつでも衛生的に使えるというメリットがあります。常に煮沸消毒しながら加湿しているようなものなので、小さな子どもやペットがいるご家庭など、衛生面が気になる方にはぴったりです。
また蒸気があたたかいため、寒い季節に使うと部屋が自然にあたたまるといった点も魅力。蒸気がたっぷりと出るので、ほかのタイプの加湿器よりもスピーディかつパワフルに加湿できますよ。
デメリット
スチーム式は他タイプの加湿器と比べて、ヒーターの加熱に電気代がかかりやすい点や、水が沸騰するまでに時間がかかるといった点がデメリットといえます。そのためできる限り電気代を節約したい方や、電源を入れてすぐに加湿したい方にはあまり向いていません。
また蒸気の吹き出し口は熱くなっているので、小さい子どもやペットがいるご家庭では特に火傷しないよう、手の届かない場所に設置するといった配慮が必要です。
ほかには加湿スピードが速い分カルキが付着しやすいので、吹き出し口についているのを見つけたらできる限りすぐに拭き取るようにしましょう。
スチーム式加湿器で空気の乾燥を防ごう!
室温が同じでも、湿度が違うだけで体感温度は大きく異なります。スチーム式加湿器は部屋の温度を下げない蒸気なので、冬場にぴったりですね。ぜひこの記事を参考に、お部屋に合った加湿器を選んでみてください。
部屋の湿度を高めてくれる「加湿器」。乾燥しがちな冬に活躍するアイテムですが、スチーム式や超音波式、ハイブリッド式など様々な種類があります。そこで今回は、一人暮らしや寝室、赤ちゃんのいる部屋におすすめの加湿器をご紹介します。使用する部屋や用途に合った加湿器を選ぶことで、より快適な環境を作れるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。