長持ちするフライパンのおすすめ15選!焦げつきにくい加工やおすすめの素材を解説
炒め物などに欠かせない「フライパン」ですが、食材が焦げつくと、料理の味を落とすだけでなく、後片付けも負担ですよね。そんなときに、快適な使い心地が長持ちするフライパンがあるとうれしいもの。本記事では、おすすめの素材や焦げつきにくい加工など、長持ちするフライパンの選び方について解説します。ぜひご覧くださいね。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
フライパンを長持ちさせるには選び方が重要
買ったばかりのフライパンは快適に使えますが、使い続けていくうちに食材が焦げつきやすくなるといった、不満を抱えている方も多いのではないでしょうか?
古くなったフライパンは、表面のコーティングが剥がれて食材が焦げつきやすくなります。コーティングが剥がれてしまうと、調理中だけでなく洗うのも手間がかかってしまうため、料理自体が負担に感じてしまうことも。 そういった状況になってしまうのは、もしかしたら、フライパンの選び方が間違っているのかもしれません。
フライパンの素材や施されている加工を意識して選ぶと、食材が焦げつくことのないスムーズな調理を長い期間持続できるようになりますよ。長持ちするフライパンを探している方は、ぜひ選び方を参考にしてみてください。
クラシル比較では、料理のプロがおすすめするフライパンもご紹介しています。実際にシェフが愛用しているフライパンを知りたい方はこちらもチェックしてみてくださいね。
毎日の料理に欠かせない「フライパン」は、あらゆる調理方法に対応できる万能調理道具です。マイヤーやビタクラフト、バッラリーニといった有名メーカーも多くあり、値段も安いものから高級フライパンまでさまざま。アルミ・鉄・ステンレスなどの素材によっても異なる特徴を持っています。さらにはIH用とガス用、深型と浅型、食材がこびりつきにくい・長持ちするといった機能性まで考慮すると、フライパンの選択肢は無限にあると言えるでしょう。 このように、たくさんある種類の中から自分が本当に使いやすいフライパンを見つけるのは難しいですよね。本記事では、そんなフライパンの中からあなたにぴったり合う逸品の選び方をプロが教えます。 また、クラシルに出演する日本を代表する最強のシェフたちが実際にお店で愛用しているおすすめのフライパン12商品を紹介していますよ!ぜひ参考にしてくださいね。 ※監修者は商品選定には一部(『監修者おすすめ』と記載があるもの)を除いて関わっておりません。
長持ちするフライパンの選び方
- 素材で選ぶ
- 加工で選ぶ
- 用途で選ぶ
長持ちするフライパンを選ぶときは「素材」「加工」「用途」の3つのポイントに注目してみてください。 ここからは、それぞれのポイントを押さえたうえで、さまざまな種類のフライパンをご紹介します。自分に合ったフライパンを見つけられるように、特徴やメリット・デメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フライパンの「素材」で選ぶ
フライパンには複数の素材がありますが、それぞれ特徴や耐久性が異なります。長持ちするフライパンを選ぶ際は「鉄製」「ステンレス製」「チタン製」などがおすすめの素材です。それぞれの素材について特徴を解説します。
「鉄製」はお手入れをすれば長期間使用可能
鉄製のフライパンの魅力は、熱伝導率がよく、高温にも強い丈夫な素材であることです。強火で調理することにより、食材の旨味を逃がさず、短時間でおいしく仕上げられます。鉄製は焦げつきやすいと敬遠されがちですが、水を入れて煮立たせれば焦げが簡単に取れて再生可能です。
また、加工されているフライパンのように、コーティングが剥がれてしまう心配もありません。しかし、使用後濡れたままにするとサビが発生してしまうため、きちんと水分をとばすように空焚きして乾かし、油を塗るという手間はかかります。ただし、お手入れをきちんとしていれば耐久性が高いため、長年使い続けられる素材です。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
「Ristorante i-lunga」堀江純一郎シェフおすすめの鉄製フライパン
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
このフライパンを使った、堀江シェフのレシピ動画もぜひチェックしてみてくださいね。
「【堀江シェフ】ステーキの焼き方」の作り方を簡単で分かりやすい料理レシピ動画で紹介しています。日本人として初めてイタリア版ミシュランで2004年に星を獲得し、本場イタリアで研鑽を積んだピエモンテ料理の第一人者、Ristorante i-lungaの堀江純一郎シェフに教えていただいたレシピ、ステーキの焼き方のご紹介です。ご家庭でもお店の仕上がりのようなステーキを焼く事ができますよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。■シェフのInstagram https://www.instagram.com/ristoranteilunga/ ■シェフのTwitter https://twitter.com/i_lunga2009 ■お店のwebサイトhttp://i-lunga.jp/ ■お店のFacebook https://www.facebook.com/Ristorante.i.lunga/ ■店舗情報 Ristorante i-lunga 東京都世田谷区玉川3-13-7 柳小路南角1Fhttps://www.kurashiru.com/recipes/b60d945d-69d9-4a11-8ff5-26b76b0bacec
- 鉄フライパンのおすすめ12選!IH対応や初心者でも使いやすいものまで選び方とあわせてご紹介
- キャンプ用におすすめの鉄フライパン13選!取手なしタイプなど人気のアイテムをご紹介
- IH対応の鉄フライパンのおすすめ6選!空焼き不要で使えるタイプなど人気アイテムをご紹介
汚れやサビに強い「ステンレス製」
ステンレス製は、汚れやサビに強いという特徴があります。丈夫で耐久性が高い素材のため、長く使い続けられるのがメリットです。食材を入れる前にフライパンをしっかり温めて、油を使って調理することで、焦げつきにくく長持ちします。ただし、熱伝導率が低いため、温まるのに時間がかかることや、油を使わずに調理すると焦げつきやすくなるのがデメリットです。熱が冷めづらく保温性が高いため、余熱でじっくり火を通す料理に向いています。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
高強度の「チタン製」なら劣化しにくい
チタン製は、強度があり変形や劣化に強いため、長く使い続けられます。金属たわしで洗っても傷つきにくく、サビにも強いのがメリットです。鉄製やステンレス製と比較して、軽量なため扱いやすいのも魅力のひとつといえます。ただし、業務用が多いため、一般家庭用としては種類が少なく、価格は高い傾向です。熱伝導率が低く、高い火力が必要な料理にはあまり向いていないという一面も。しかし、一度温まったら熱が冷めにくいため、弱火や予熱で調理する料理は得意です。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
「ギオット」平沢光明シェフおすすめのチタン製フライパン
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
このフライパンを使った、平沢シェフのレシピ動画もぜひチェックしてみてくださいね。
「【平沢シェフ】ビーフペッパーライス」の作り方を簡単で分かりやすい料理レシピ動画で紹介しています。世田谷区奥沢にあるイタリアン『ギオット』の平沢シェフに教えていただいたレシピ、ビーフペッパーライスのご紹介です。平沢シェフ特製の焼き肉のたれで作る、がっつりビーフペッパーライス、ぜひ作ってみてくださいね!▼平沢シェフについて・お店のwebサイトhttps://ghiotto.jp/・お店のInstagramhttps://www.instagram.com/okusawa_ghiotto/・お店のFacebookhttps://www.facebook.com/okusawashokudou.ghiotto・所在地東京都世田谷区奥沢5丁目12−3 自由が丘フェリース 101▼クラシル公式SNSはこちら・クラシルYouTubehttps://youtu.be/X8gXOcwyIhg・クラシルTikTokhttps://www.tiktok.com/@kurashiru.com・クラシルInstagramhttps://www.instagram.com/kurashiru/・クラシルXhttps://twitter.com/kurashiru0119https://www.kurashiru.com/recipes/72b56eb7-c7b4-4f56-a22b-3ec5682c3b82
フライパンの加工で選ぶ
長持ちしやすいフライパンを選ぶときには、加工についてもチェックしておくことが大切です。主な加工には「フッ素樹脂加工」「マーブルコート」「ダイヤモンドコート」「チタンコート」「セラミック加工」「ホーロー加工」などがあります。 ここからは、加工によってどのような違いがあるかを解説します。
食材の滑りをよくする「フッ素樹脂加工」
フッ素樹脂加工とは、金属の表面にフッ素樹脂をコーティングする加工のことです。フライパンにフッ素樹脂加工をすることによって、表面のすべりがよくなり、食材が付着しにくくなります。こびりつきや焦げつきなどが起こりにくくスムーズな使用感が続き、長持ちしやすくなりますよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
「ピアットスズキ」鈴木弥平シェフおすすめのフッ素樹脂加工フライパン
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
このフライパンを使った、鈴木シェフのレシピ動画もぜひチェックしてみてくださいね。
「【鈴木シェフ】ステーキの焼き方」の作り方を簡単で分かりやすい料理レシピ動画で紹介しています。麻布十番のイタリアン『ピアットスズキ』のオーナーシェフ、鈴木弥平さんに教えていただいたレシピ、おいしいステーキ肉の焼き方のご紹介です。ご家庭のフライパンでもお店のようなステーキを焼ける方法を教えていただきました。ぜひご家庭でも作ってみてくださいね。▼鈴木シェフについて・お店のYouTubehttps://www.youtube.com/channel/UCqIdOGWlqscDLRRUtccOkGg/featured・お店のInstagramhttps://www.instagram.com/piatto_suzuki_ufficiale/・お店のwebサイトhttps://piattosuzuki.square.site/・お店の所在地ピアットスズキ東京都港区麻布十番1-7-7はせべやビル4階▼クラシル公式SNSはこちら・クラシルYouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=0zwbVa9bgn8・クラシルTikTokhttps://www.tiktok.com/@kurashiru.com・クラシルInstagramhttps://www.instagram.com/kurashiru/・クラシルXhttps://twitter.com/kurashiru0119https://www.kurashiru.com/recipes/ef5d644e-23e8-411e-bb72-04d14b4d426b
「マーブルコート」
マーブルコートとは、フッ素樹脂に鉱物を混ぜたものをコーティングする加工です。表面に鉱物の粒子がひしめき合っており、大理石調の見た目から、マーブルコートと呼ばれています。表面に凹凸があり、調理器具との擦れが低減されるため、摩耗しにくく傷がつきにくいのがメリットです。また、非粘着性があり、食材のこびりつきも起こりにくいという特徴もあります。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
「ダイヤモンドコート」で調理器具との擦れを低減
ダイヤモンドコートは、フッ素樹脂にダイヤモンド粒子を混ぜたものをコーティングする加工です。耐摩耗性に優れていることから、コーティングが剥がれにくいという特徴があります。また、こびりつきにくく少ない油でも調理できるため、油を控えたいと思っている方にもおすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
「チタンコート」はコーティングが長持ち
チタンコートとは、フッ素樹脂にチタンを混ぜたものをコーティングする加工です。強靭で耐食性に優れているため、サビにくく長持ちしやすいですよ。コーティングが剥がれにくく、繰り返して使用しても劣化しにくいのが魅力です。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
耐熱性が高い「セラミック加工」
セラミックをコーティングしたものが、セラミック加工です。セラミックは日本では陶器のことを指し、硬度や耐熱性が高く、耐久性にも優れています。また、セラミック加工されたフライパンは、遠赤外線効果でじっくり火が通るのも特徴のひとつです。ただし、熱伝導率が高いために、強火で調理すると食材が焦げつきやすくなります。強火での調理が難しい点は覚えておいてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
「ホーロー加工」はさまざまな料理に対応可能
ホーロー加工は、金属の表面にガラス質のうわ薬を高温で焼き付けたものです。耐食性や耐熱性、耐摩耗性にも優れており、サビや劣化が起こりにくいため長持ちします。また、見た目にツヤがあり、発色も美しいことから、カラフルな商品が多いのも特徴のひとつです。油や酸にも強く、さまざまな熱源で使用できるため、どのような調理法にも対応しやすいですよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
フライパンの用途で選ぶ
フライパンにはさまざまな形状あり、快適な使用感を長く保つためには、用途に合ったタイプを選ぶのも大切なポイントです。ここからは、「四角いフライパン」「スキレット」「卵焼き器」の3つのタイプをご紹介します。
自立する「四角いフライパン」なら収納時も傷つきにくい
耐摩耗性が高いフライパンであっても、重ねて収納すると表面に傷がつきやすくなります。四角いフライパンなら、自立可能なタイプも多く、縦置きすれば重ねずに収納できるため、フライパンの表面に傷がつきにくく長持ちしやすくなりますよ。また、使うときにサッと取り出しやすいのも嬉しいポイントですね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
じっくり火を通したい料理には「スキレット」がおすすめ
スキレットとは、鋳物で作られたフライパンです。鋳物とは、高温の熱で溶かした鉄を型に流し込んで、冷やし固めた製品をいいます。一般的なフライパンよりも厚みがあり、耐熱性が高いため、強い火力での調理が可能です。
さらに、蓄熱性も高く、食材の温度が下がりにくいという特徴もあります。ガス火やIH、オーブンや魚焼きグリルにも対応しており、焼き料理や煮込み調理が得意です。また、キャンプでの焚き火調理も可能など、さまざまな用途に活用できるため、ひとつあると便利ですよ。ただし、鉄製のため、使用後は水分をきちんと拭き取って空焚きし、油を塗布するなどのお手入れの手間はかかります。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
お弁当作りに欠かせない「卵焼き器」
卵焼き器は、長方形の形状をしたフライパンです。一般的な丸いフライパンで四角い卵焼きを作るのは難しいですが、卵焼き器を使えば綺麗に形の整った卵焼きができますよ。毎日弁当を作る方やだし巻き卵をよく作る方は、卵焼き器があると便利です。形のしっかりした卵焼きを作りたい場合は鉄製を、ふんわりとした食感が好みの場合は銅製を、お手入れしやすさを優先するならコーティング加工されたタイプを選ぶとよいですよ。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
おすすめ商品比較表
Vita Craft(ビタクラフト) ビタクラフト スーパー フライパン 2003 | 遠藤商事(Endo Shoji) 遠藤商事 業務用 鉄黒皮厚板フライパン 26cm IH対応 鉄 日本製 AHL20026 | ティファール(T-fal) ティファール フライパン G72902 | タフコ(Tafuco) タフコ(Tafuco) フライパン AIT1230 | バッラリーニ(Ballarini) Ballarini「 サリーナ フライパン 24cm イタリア製 」 75002-820 | サーモス(THERMOS) サーモス デュラブルシリーズ フライパン KFI-026 NVY | 遠藤商事(Endo Shoji) 遠藤商事 テフロンセレクトフライパン 22cm | 和平フレイズ(Wahei freiz) 和平フレイズ 深型フライパン RA-9650 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ ダイヤモンドコート フライパン DCF-G26 | ティファール(T-fal) ティファール フライパン G26505 | GreenChef グリーンシェフ フライパン CC002727-001 | パール金属(PEARL METAL) パール金属 20cm ホーロー加工 HB-2635 | ドウシシャ(DOSHISHA) 四角いフライパン sutto(スット) ドウシシャ | イシガキ(Ishigaki) イシガキ スキレット フライパン | CAROTE カローテ フライパン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | |||||||||||||||
購入リンク | |||||||||||||||
耐久性の高い素材や加工で長持ちするフライパンを選ぼう
長持ちするフライパンを選ぶために、耐久性の高い素材や焦げつきにくい加工など、おすすめの選び方について解説しました。それぞれ特徴は異なりますが、どれもフライパンを長持ちさせる効果が期待できますよ。焦げつきにくさだけでなく、フライパンの耐熱性や耐食性なども考慮して、自分に合ったフライパンを選んでみてくださいね。