おすすめのスキレット6選!選び方やお手入れ方法・フライパンとの違いについても解説
あつあつの料理が楽しめる「スキレット」。熱伝導と蓄熱性が高く、おつまみからメインディッシュ、おやつまで作れるおすすめのアイテムです。今回は、初めての方にもわかりやすく、スキレットの基本や選び方、お手入れ方法を解説!シーズニング不要で手軽に使えるものや食洗機で洗える商品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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スキレットとは?
スキレットとは、鋳鉄製のフライパンのことです。厚みのあるフライパンで、ハンドルである柄も鋳鉄製のものが多く見られます。熱伝導がよく冷めにくいので、熱源から離しても料理が冷めにくいのが特徴。キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍するアイテムです。
最近は、フライパン形のスキレットだけではなく、小さな鍋のようなものや蓋のついたもの、四角いスキレットなど、バリエーションが豊富になっています。
スキレットとフライパンの違いは?
形が似ている「フライパン」と「スキレット」。では、その違いはなんでしょうか。
実は、製造工程が全く違うんです。フライパンは「鍛造(たんぞう)」という製法で、鉄を叩いてつくられます。一方、スキレットは「鋳造(ちゅうぞう)」という製法で、溶かした鉄を型に流し込んでつくられています。
また、スキレットはフライパンに比べて、本体に炭素の量が多く含まれています。炭素量が多いと、本体の表面に凹凸が生まれ、油馴染みがよく蓄熱性に優れるという訳です。
鋳造製法のスキレットは本体に重みがあり、フライパンより分厚いのもポイント。素材に熱を均一に通すので、ステーキやビーフシチュー、パンケーキなどに最適です。フライパンは炒め物など、素早く仕上げる料理に向いていますよ。
スキレットのメリット
先述のとおり、スキレットにはフライパンと異なるメリットがたくさんあります。
- 熱伝導がよく、火にかける時間が少なくて済む
- 料理が冷めにくい
- そのまま食卓に出せる
- 熱源(ガス・IHなど)から離して余熱調理ができる
- 食材に均一に熱が伝わり、素材のおいしさを引き出す
- 焼き料理から煮込み料理まで幅広く調理が可能
おうちでも外でも幅広く使えるのがスキレットの魅力!独特の形状で見た目も良いので、食卓をおしゃれに演出してくれますよ。
知っておきたい!スキレットの選び方
大きさや素材、また形や使用する熱源によっていろいろな商品があるスキレット。どう選んでいいのか悩みますよね。
ここからは、スキレットを選ぶときに注目したい5つのポイントをご紹介します。
1.用途や調理シーンで選ぶ
スキレットを使うシーンはどのようなものがあるでしょうか?自宅や屋外、仲間とのパーティーなど。それらを想定し選ぶことはとっても大切です。また同時に、どんなお料理に使うかもスキレット選びのポイントになります。
まずは、ご自宅の熱源(ガスやIH)に対応しているかを必ずチェックしましょう!屋外で使う場合は、直火対応のものを選んでくださいね。
作る料理に合わせて選ぶ場合、パンケーキやステーキ、ハムエッグなどでしたら深さがあまりない薄型のスキレットをチョイス!シチューやスープ、グラタンなどでしたら深型のものがいいでしょう。
また最近は、蓋が付いているものや、取っ手が外せるものなどもあるので、ご自身の用途にあったものを選びましょう。
2.素材で選ぶ
スキレットの素材も最近はバリエーションが増えています。王道の鋳鉄製のもの、電子レンジに対応している耐熱陶器製、お手入れしやすいホーロー製などさまざま。それぞれのメリットをチェックしていきましょう!
スキレットの王道「鋳鉄製」
よく見かけるスキレットと言えば、鋳鉄製のものですよね。
こちらの素材は、熱伝導と蓄熱性に優れているので、素材に熱をじっくり伝え、全体に均一に加熱することができます。おすすめの料理は、ステーキやハンバーグなど厚みのある肉料理。
また蓄熱性にも優れているので、アヒージョなどあつあつの状態で味わいたい料理にも最適です。ご自宅での使用はもちろん、キャンプなど屋外での使用もOK!鋳鉄製のスキレットは初めて使用する時の「シーズニング」も忘れずに行いましょう。
使い勝手の良い「耐熱陶器製」
見た目もおしゃれでかわいい耐熱陶器製のスキレットは、白やブルー、グレーなどカラー展開も豊富。美濃焼や萬古焼など有名な焼き物からもスキレットが登場しています。
メリットは、鋳鉄製よりも水に強く、お手入れがとても簡単なこと。陶器なので、水に浸け置き洗いをすることができたり、食洗器対応可能なものもあります。また、直火はもちろんのこと電子レンジ可能なものもあるので、ご自宅使いに最適ですね。デメリットは、耐熱陶器なので衝撃に弱く、落とすと割れたりすることもあります。
耐熱陶器のスキレットは、見た目もおしゃれなものが多いのでプレゼントにもおすすめですよ。
お手入れしやすい「ホーロー製」
ホーロー製のスキレットは、強度と熱伝導が良いのが特徴。
お手入れもしやすく、強度があり丈夫なので長い間使うことができます。ホーローは、直火で強く調理することに向いていないので、しっかりと焦げ目を付けたい料理には向いていません。カラーバリエーションも豊富なので食卓に彩りを与えてくれますよ。
3.容量や形で選ぶ
鋳鉄製のスキレットや耐熱陶器製のスキレットは、ある程度の重さもあるので料理をする時に使いやすいサイズや重さのものを選びましょう。
1人用なら15~20cmの小さめなものがおすすめ!15cmならハムエッグやパンケーキを1つ、20cmならメイン料理と付け合わせを作れるサイズです。
2人からなら22cm~のスキレット。3~4人なら26cmのものでハンバーグ4つくらい焼けるものがいいでしょう。30cm~のスキレットなら、複数名でパエリアやグラタンもいいですね。
また、蓋つきのスキレットなら煮込み料理にも適しています。スキレットの形も円形や四角形などさまざま。よく見かけるのは円形のスキレットですが、四角形のスキレットもあります。四角形なら玉子焼きやトーストに最適ですよ。
4.コンロや熱源のタイプで選ぶ
スキレットを選ぶ上で、ガス・IHクッキングヒーター・直火など使用する熱源に適しているかもポイントです。
多くのスキレットの場合、ガスや直火、オーブンが可能です。IHクッキングヒーターをお使いの方は、スキレットがIHに対応しているか確認しておきましょう。また、IHクッキングヒーターのサイズにスキレットのサイズが合うかもあわせてチェックしておくと安心です。
5.使用感を左右する「取っ手」
フライパン形なら取っ手は少し長めのものがおすすめです。
本体に対して取っ手が短すぎると、やけどの恐れがあり、調理が不便になることも。基本はミトンをして柄をつかむので、ミトンを付けててもサイズ的に余裕があるか、持ちやすいかを確認しましょう。
両手で持てる取っ手のスキレットも同様に、つかみやすいかどうか、ミトンをしていても持ちやすいかをチェックしましょう。
取っ手が取れるタイプのスキレットは、調理する際や食卓で料理を出した時に取っ手が邪魔になりません。また、収納する際にスキレットを重ねて収納できるのも嬉しいポイントです。
スキレットを使用する前の「シーズニング」とは?
鋳鉄製のスキレットなどは、「シーズニング」という油をスキレットに馴染ませる作業が必要になります。シーズニングをすることで、スキレットに油の膜ができて、サビや焦げ付きを防ぐことができます。シーズニング不要のスキレットもあるので前もってチェックしましょう。
シーズニングの方法は以下のとおりです。
1.スキレットの本体を食器用洗剤で洗う(サビ止めのワックスを落とす)
2.スキレットを熱源(ガス・HIクッキングヒーターなど)にかけて、水分を飛ばす
3.スキレットが完全に乾いたら、食用油を入れて全体に馴染ませる
【タイプ別】おすすめのスキレットをご紹介!
スキレットの選び方がわかったところで、ここからはおすすめのスキレットをご紹介します。シーズニング不要のものや、万能なタイプなどタイプ別に厳選しているので、ぜひチェックしてくださいね。
シーズニング不要!初心者向けのスキレット2選
スキレットを初めて使用する方におすすめのものをピックアップしました。シーズニング不要なものや、食洗器対応可能など、気軽に楽しめるアイテムです。
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複数の熱源に対応できるスキレット2選
熱源を選ばずに使えるスキレットは、優秀アイテムですね!ご自宅なら、ガス・IHクッキングヒーター、オーブンなど。屋外でしたら、直火。使う場所を選ばない普段使いもOKなスキレットをご紹介します。
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使い方いろいろ万能スキレット2選
料理の幅を広げてくれる、万能スキレット!蓋つきのものやスキレットの特性を活かしながら日常で大活躍すること間違いなしのアイテムです。
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使いやすさを持続させるお手入れ方法
普段のお手入れをしっかりとすることで、スキレットの持ちのよさが変わってきます。スキレットを初めて使用する時は、先ほどご紹介した方法でシーズニングをして油膜を作りましょう!
また、使用後は以下の手順でお手入れをしてくださいね。
1.スキレットの熱がまだ残っている内にスポンジで汚れを落とし、お湯で流します。
2.洗った後は、しっかりと水分を取るためにもう一度火にかけて空焼きをします。
3.表面に油分を感じられない場合は、食用油を薄く塗り拭きとります。
おすすめ商品比較表
Lodge(ロッジ) LODGE スキレット 8インチ | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ ファイバーライン スキレット18cm | ストウブ(Staub) staub ビュッフェ スキレット 16cm | バーミキュラ(Vermicular) バーミキュラ オーブンセーフスキレット 20cm | Coleman(コールマン) コールマン クラシックアイアンスキレット 10インチ | イッティ リュウジの万能スキレット | |
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簡単・便利なスキレットでおいしい料理を!
ここまでスキレットについてお伝えいたしました。食卓に一品添えたい時、家族や仲間たちとワイワイ楽しみたい時、アウトドアでの本格料理にも大活躍するスキレット。扱いやお手入れのコツさえ分かれば簡単に使用することができますよ。便利なスキレットを使って、美味しいお料理で楽しいひと時をお過ごしください。