PTFE・PFOAフリーの日本製フライパンおすすめ8選！こびりつきにくい商品も
PTFE・PFOAフリーのフライパンを選ぶのであれば、日本製がおすすめです。今回は「PTFE・PFOAフリーの日本製フライパン」を8個まとめてみました。ステンレスや鉄製、IH対応などニーズに合わせてセレクトしてみてください。選び方のポイントも押さえて探しましょう。
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まずはおさらい！PTFE・PFOAとは？
そもそもPTFE・PFOAとは一体何なのでしょうか？どちらもフッ素加工物ですが、それぞれの違いを理解したうえでフライパンを選びましょう。
PTFE：フライパンや鍋のフッ素樹脂加工に使われることが多い
PTFEとはPoly Tetra Fluoro Ethylene・ポリテトラフルオロエチレンの略語で、フッ素樹脂の1つ。フッ素加工類に使われているフッ素樹脂にはさまざまな種類がありますが、「テフロン」の商品名でも有名な物質です。こびりつきにくく熱に強いだけでなく、摩擦や薬品にも強いという性能が特徴的。
フッ素樹脂と聞くと身体に有害なのではと思う方もいるかもしれませんが、PTFEは現在調理器具での使用に制限がかかっているフッ素樹脂とは異なります。フッ素樹脂加工自体が危険なのではなく、数ある種類の中の一部に有害な物質があるだけなので、PTFEを問題視する必要はありません。
PFOA：現在は国内での製造・輸入等が原則禁止されている
フッ素樹脂加工物質の1種であるPFOAは、PTFEとは異なり注意しなければならない物質です。プルフルオロオクタン酸という物質で、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤として使用されています。ただし2021年に「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律（化審法）」によって、製造・輸入が禁止されているので気をつけましょう。PFOAを使用したフライパンは人体に悪影響を与える可能性があるため、使わないように気をつけることが大切です。
PTFE・PFOAフリーの日本製フライパンを選ぶときのポイント
PTFE・PFOAを使っていない日本製フライパンを購入したい場合、次の選び方のポイントを押さえておきましょう。毎日のように使う調理器具だからこそ、身体に影響が無いかきちんと判断して選んでみてください。
1.製品表示を確認
身体に悪影響のないフライパンを探しているのであれば、製品表示を確認しましょう。PFOSは平成22年、PFASは令和3年に日本国内での使用と製造が禁止されました。それ以降に国内で製造・販売されたフライパンは身体に悪影響を与えるとされている物質を含んでいないため、製品表示を確認してから購入しましょう。まれに中古品や過去モデルなどで現在は使用が禁止されている物質が含まれている可能性もあるので、注意して選んでください。
2.鉄・ステンレス・セラミック加工フライパンを選ぶ
鉄・ステンレス・セラミック加工が施されているフライパンをチョイスするのも、選び方のポイントです。鉄やステンレス製のフライパンはフッ素樹脂でコーティングされていないため、身体に害を及ぼす危険性がある物質を使っていません。ただし、軽量性に欠ける点やお手入れの大変さ、焦げ付きやすさなどのデメリットはあります。セラミック加工との記載があるフライパンも、フッ素樹脂は使用していないので、焦げ付きにくさを重視したいのであればセラミック加工が便利でしょう。なお、ダイアモンド加工・マーブル加工・チタン加工はフッ素樹脂を使用しているので選ぶときに注意してください。
現在はPFOAをフリーと謳うフライパンが多いですが、全く無いのではなく規定されている微量な量を超えていないというのが正確な認識です。もちろん健康に害はないですが、完璧にPFOAを避けたいのであればフッ素加工が施されていないものを選びましょう。
3.悩んだら有名な日本メーカーから選ぶ
PFOAを避けたいのであれば、有名な日本メーカーのものを選びましょう。日本ではPFOAに対して規制がかかっているため、有名なメーカーであれば使用されていないと思って良いでしょう。海外メーカーではPFOAを使用している可能性があるので注意してください。
Vermicular（バーミキュラ）
日本製の有名なメーカーの1つが、Vermicular（バーミキュラ）です。1936年に愛知県名古屋市で創業された鋳造メーカーで、3代目がメイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋であるバーミキュラを生み出しました。高い品質で、素材本来の味を楽しめるフライパンを販売しているのが魅力です。
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PTFE・PFOAフリーの日本製フライパンのおすすめ7選
それではPTFE・PFOAフリーで、かつ日本製のフライパンを見ていきましょう。まずは鉄・ステンレスで、フッ素樹脂を使っていない製品をご紹介します。フッ素樹脂加工のように扱いやすいものばかりなので、ぜひ使ってみてくださいね。
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日本製フライパンも併せてチェック
フッ素樹脂加工が施されているフライパンでも、日本製であれば危険性が指摘されている物質がフリーなので選びやすいですよ。フッ素樹脂加工はやはりお手入れの簡単さや調理のしやすさが売りなので、以下の日本製のフッ素樹脂加工フライパンをぜひチェックしてみてくださいね。
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フライパンはこだわって選ぼう
毎日のように使う調理器具は、食材と同様にこだわって選ぶのがおすすめ。そのためにはPTFEとPFOAそれぞれの違いを知ってフライパンを選びましょう。選び方のポイントを押さえたうえで、さまざまなフライパンをチェックしてみてくださいね。