【2024年】ファン式冷凍庫のおすすめ3選!スリムタイプから大容量タイプまで

【2024年】ファン式冷凍庫のおすすめ3選!スリムタイプから大容量タイプまで

霜取り不要である点が大きな特徴である「ファン式冷凍庫」は、毎日のお手入れが楽で使い勝手がいいことから注目を集めています。小型でスリムなタイプや省エネタイプなどさまざまなタイプの商品があるため、選ぶのに迷ってしまうという人も多いでしょう。 ファン式冷凍庫の魅力やデメリット、おすすめの商品などをご紹介します。

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ファン式と直冷式の違い

冷凍庫は、冷凍方法によって「直冷式」と「ファン式」に分けられます。直冷式は庫内の冷却器で内部を冷やす方法ですが、ファン式は庫外に冷却器が設置されており、ファンで冷気を循環させて庫内を冷やします。 冷凍庫を開いた際、ファンから送られる冷風を通す穴が最上段に開いていればファン式冷凍庫です。ファン式冷凍庫は、冷風を庫内にまんべんなく送るので、庫内にある食品をムラなく冷やせます。直冷式のように庫内に冷却器がないため、内部を拭きやすく作業が楽という点も大きなメリットですよ。

ファン式冷凍庫の魅力って?

ここからは、ファン式冷凍庫の魅力についてご紹介します。QOLを上げる2つの機能をご紹介しるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

面倒な霜取り作業が不要に

ファン式は、冷風を送るファンが冷凍庫の外についています。本体を作動させると、庫内にあるヒーターが稼働して冷却器に付着した霜を熱で溶かすため、霜取りを自分で行う必要がありません。霜取りは簡単なようで時間を取られる作業なので、自動で霜取りしてくれるのはとても便利です。また、霜が付かない分庫内を広く使えるため、スペースを有効活用できるのもうれしいですね。

庫内の温度管理がしやすい

ファンで庫内に一定の風量で冷気を送るため、庫内の温度を一定にキープしやすいのも魅力です。温度ムラを防げるので、おかずの作り置きや冷凍食品などのストックの保存にも重宝しますよ。

ファン式冷凍庫のデメリットは省エネ性

たくさんのメリットがあるファン式冷凍庫ですが、「省エネ性に劣ること」はデメリットです。本体の外にあるファンを作動するので消費電力が大きく電気代がかかりやすくなります。また、ファンで間接的に庫内を冷やすので、冷却効率が直冷式よりも劣っていることが多く、ドアを開閉するたびに庫内の冷気が外に逃げてしまうと庫内が完全に冷えづらいという問題も。省エネ性能が搭載されていない、搭載されていても低いタイプは、直冷式よりも電気代が高くなる傾向があるので注意が必要です。 ほかにも、ファンが本体の外についているため本体サイズが大きくなりやすいというデメリットがあります。購入する際は、まず本体サイズと設置スペースを考慮してから選ぶことが大切です。

ファン式冷凍庫の選び方のポイント

ファン式冷凍庫を選ぶときは、「どんな使い方がしたいのか」「どこに置いて使うのか」など、購入後の使い勝手をシミュレーションしておくのがポイントです。容量やサイズ、機能、トレイの大きさ、ドアの開閉方向などを押さえておくと失敗しにくいですよ。 ここでは、ファン式冷凍庫の上手な選び方のポイントを紹介します。

容量・サイズで選ぶ

ファン式冷凍庫の容量は、大きく分けて30~80L程度の小型タイプと100L以上の大型タイプがあります。保存する食材の量が少ないなら小型タイプ、まとめ買いが多く保存する食材が大きめなら大型タイプがおすすめです。冷風がしっかり庫内を回る状態だと冷却効果が高くなるので、入れたい食材の量やサイズより少し大きめの庫内のタイプを選びましょう。 置き場所を決めるためには本体サイズもチェックも欠かせません。冷凍庫の多くには熱を外に逃がすための放熱板が設置されており、きちんと放熱ができるよう壁面との距離を10cm程度確保する必要があります。本体サイズと放熱スペースをあわせた空間を置き場所として確保できるか、購入前によく確認しておきましょう。

スリムで小型なモデルはサブ冷凍庫にも

小型のファン式冷凍庫の中には、スリムなモデルも多数登場しています。幅が30~40cmと細長く、冷蔵庫とカウンターの隙間などのデッドスペースを活用して置けるのがメリットです。 幅がコンパクトな分収納できる食材のサイズは限られますが、メインの冷蔵庫と並べても邪魔になりにくいため、サブ冷蔵庫としてもぴったりですよ。作りすぎてしまったおかずや買い置きした冷凍食品などをたくさん保存できるのはうれしいですよね。 また、冷凍庫の上面が耐熱テーブルになっていれば、電子レンジやトースターなどを置いて立ったまま操作できるので便利です。キッチンがコンパクトな広さなら、冷凍庫の上に家電を載せられると省スペースになって使いやすいですよ。

急速冷凍機能の有無で選ぶ

ファン式冷凍庫を購入する際は、急速冷凍機能が搭載されているタイプがおすすめです。急速冷凍機能とは、ボタンを押すだけで素早く食材を冷凍する機能のこと。ステーキ用の肉や刺身などを保存する場合、なるべく早く冷凍させることでおいしさをキープできると言われています。鮮度はもちろんですが、食材の栄養素や色味などを新鮮な状態で長く保てますよ。 また、急速冷凍機能があると、ドアの開閉時に上がってしまった庫内温度を、素早く設定温度に下げることができます。ドアの開閉によって庫内温度が上がると食品の劣化が早くなってしまうので、ドアの開閉回数が多いご家庭は急速冷凍機能が搭載されたタイプを選んでみてくださいね。

庫内の使いやすさで選ぶ

庫内の温度をなるべく変化させないためには食材を取り出す時間をできるだけ短くするのが大切です。引き出しごと取り外せるタイプは、一度ドアを閉めて必要な食材をトレイから取り出せるので開けっぱなしによる庫内温度の上昇を防げます。 ファン式冷凍庫の場合はトレイにバスケットがセットになっているタイプが多く、本体下部にコンプレッサーなどが設置されているため最下段のバスケットが小さめであることがほとんど。入れたい食材が本当に入るのか、購入前に最下段のバスケットの大きさもよくチェックしておきましょう。バスケットだけでなく、トレーやドアポケットが食材を整理しやすいよう工夫されていると使い勝手も上がりますよ。 さらに、たくさんの食材を収納したい方はチルド室の形状もチェック!シンプルな形状になっているタイプは箱や袋のまま端に詰めて入れられるので、より多くの食材を入れられて使いやすいです。

ドアの開閉方式で選ぶ

ファン式冷凍庫のドア開閉は、主に前開きタイプと上開きタイプの2種類です。前開きタイプは本体の正面に付いているドアを開けて食材を出し入れする方式で、冷凍庫内全体を見渡せるため、入っている食材を確認しやすいというメリットがあります。右開きと左開きがあるため、利き手に合わせて選んでくださいね。ファン式冷凍庫を置く場所の壁側にドア吊元(ドアの金具が付いている方)があるとドアを開けやすいので、開閉の方向と置く場所の方向の兼ね合いは事前によく確認しておきましょう。 一方上開きタイプは本体の上面にドアがあり、前開きタイプのようにドアが通路の邪魔にならないのが特徴です。深さがあるので、大きめの塊肉や魚を保存したい方にぴったりですよ。ただし、底面にある食材は取り出しにくいので、頻繁にファン式冷凍庫を使う予定なら前開きタイプがおすすめです。

静音性で選ぶ

ファン式冷凍庫は、ファンを回して冷凍するため直冷式よりも運転音が大きいと言われます。キッチンに置くのであればあまり気にならないかもしれませんが、セカンド冷凍庫として寝室やリビングに置くのなら静音設計タイプを選びましょう。運転音が抑えられているので、睡眠やテレビ鑑賞・来客のもてなし時にも安心です。運転音が20~30dbのタイプなら、置く場所を選ばず使えますよ。

メーカーで選ぶのもおすすめ

ファン式冷凍庫は、老舗電機メーカーや生活用品大手メーカー、海外の電機メーカーなどさまざまなメーカーから発売されています。それぞれの特徴や搭載機能などが異なるので、複数のメーカーの商品を比較してみるのもいいですね。ここからは、おすすめのファン式冷凍庫のメーカー5社を紹介するので、購入時の参考にしてみてください。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

生活用品メーカーとして創業したアイリスオーヤマは、家具などのインテリア用品や食品など幅広い商品展開をしている企業です。2000年代以降から家電の開発・販売事業に注力し始め、シンプルながらも機能性に優れた、コスパのよい商品を数多く販売している点が魅力です。 ファン式冷凍庫については、老若男女問わず使いやすいデザインと省エネ性が高い商品を多く取り扱っており、用途に合わせて選びやすいと注目されています。

三菱電機

1921年に三菱造船電機製作所から分離独立した三菱電機は、一般向けの家電から産業用電機器まで、幅広い電化製品の製造販売を手掛ける日本の総合電機メーカーです。 ファン式冷凍庫に関してはサイズや機能のバリエーションが多く、使用用途に合わせて選びやすいのが魅力と言えます。特に大容量の商品は、急速冷凍機能や静音性といった便利な機能が充実しているタイプが多く、使い勝手も抜群ですよ。

ハイアール(Haier)

1984年に中国・山東省で創業したハイアールは、世界各国で大型白物家電を中心とした家電製品を販売している総合電機メーカーです。格安電機メーカーとして知られており、ベーシックな機能を備えた使いやすい商品が多く展開されています。シンプルなデザインや色の商品が多く、他の家電と並べておいても違和感がありません。予算を抑えたい人から機能の充実度を優先したい人まで選びやすいと言えるでしょう。

アクア(AQUA)

アクアは、ハイアールに売却された三洋電機グループ9社のうち、冷蔵庫部門と洗濯機部門の2社が統合して設立された企業です。現在はハイアールの傘下にあり、日本とASEAN各国で白物家電事業を展開しています。シンプルながらセンスのよいデザインで知られており、インテリア性を求める最近のニーズに応えた商品展開になっています。一方で機能も充実しており、デザイン性と機能性を兼ね備えた商品が多いのも注目ポイントですよ。

シャープ(SHARP)

1912年に創業したシャープは、キッチン家電や携帯電話機などの通信機器をはじめ幅広い電気製品を開発販売している企業です。空調家電において独自の技術「プラズマクラスター」を開発し、最近は食洗器でも搭載商品を増やしています。 ファン式冷凍庫においては、室内のどこに置いてもなじみやすいシンプルなデザインと、毎日使っても電気代を抑えやすい高い省エネ性が特徴です。長年培ってきた開発技術を生かした機能性の高さが話題を集めています。

ファン式冷凍庫のおすすめ3選

冷凍食品をストックしたり、おかずを作り置きしたりしたい際に重宝する「ファン式冷凍庫」。キッチンだけでなく、寝室やリビングに置いておけばより手軽に使えるので便利ですよね。 ここからは、おすすめのファン式冷凍庫を3つ紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 冷凍庫 80L ホワイト IUSN-8A-W

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4.3

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商品情報

場所を取らないスリムタイプのファン式冷凍庫です。幅35.6㎝、奥行55.5㎝とスリムなので場所を取らず冷蔵庫と並べて置いてもはみ出ません。自動霜取り機能があるため霜取りの手間がかからず、前開き方式で奥に入れた物も取り出しやすいです。運転音が約29dBと静かなので、寝室やダイニングに置きやすいのがうれしいですね。5段階の温度調節機能や急冷機能も搭載されており、使い勝手にも優れています。
エクセレンス ホームフリーザー MA-6120FF-W 114リットル

商品情報

耐熱トップテーブルに耐熱温度100度、耐荷重約20kgの天板が採用されており、本体上部に電子レンジを置けます。家電スペースが取りづらいコンパクトなキッチンでも置きやすいのがメリットです。自動霜取り機能が搭載されている上に、食材を取り出しやすい引き出しバスケット仕様で毎日ストレスなく使えますよ。インテリアの邪魔にならないシンプルなデザインも魅力ですね。
MAXZEN 274L ホワイト JF274HM01WH

商品情報

たくさんの冷凍食品をストックできる大容量タイプのファン式冷凍庫です。約274Lという容量で、冷凍ケースと冷凍ポケット、仕切り板がついているため食材を簡単に仕分けできます。奥行が66cmあり、サイズが大きい食材や箱買いした食材をそのまま入れられるのが便利ですね。旅行中などドア開閉が少ないときには、節電モードにしておくとランニングコストを減らせますよ。
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おすすめ商品比較表

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 冷凍庫 80L ホワイト IUSN-8A-W

エクセレンス ホームフリーザー MA-6120FF-W 114リットル

MAXZEN 274L ホワイト JF274HM01WH

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セカンド冷凍庫に、ファン式冷凍庫を活用しよう!

ファン式冷凍庫は、キッチンだけでなく寝室やリビングでのセカンド冷凍庫としても使える便利な家電です。選ぶ際は、使用用途や設置場所に応じて、適切なサイズや機能をチェックするのがポイントですよ。 今回ご紹介した内容を参考にしていただき、ライフスタイルに合ったファン式冷凍庫を見つけてくださいね。

※本記事に掲載している商品の情報は、記事更新時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がクラシルに還元されることがあります。

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