シーズヒーターのおすすめ12選！気になる電気代や省エネ設計のアイテムも紹介

「シーズヒーター」は遠赤外線による放射熱で室内をあたためる暖房機器です。金属製のさやを使用した丈夫でシンプルなデザインが特徴。コンパクトなタイプや省エネタイプなど用途に合わせて選べます。本記事ではシーズヒーターのおすすめ商品をご紹介します。気になる電気代も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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シーズヒーターは電気ストーブの一種で、ニクロム線を頑丈な金属管で保護した作りにより、高い耐久性を誇ります。遠赤外線の放出量が多いため、体の芯までじっくりとあたためられます。

部屋全体をあたためるよりもピンポイントに活用する暖房に適していることから、エアコンで室内があたたまるまでの補助暖房器具としておすすめです。

シーズヒーターとグラファイトヒーターはいずれも遠赤外線で体をあたためる暖房器具ですが、発熱体が異なります。

グラファイトヒーターは、黒鉛（グラファイト）を発熱体として部屋をあたためます。電気を通すことで、グラファイトが遠赤外線を効率的に放射し、素早くあたたかさを提供する仕組みです。一方で、シーズヒーターはじっくりと体を芯からあたためるのが特徴です。

カーボンヒーターは、炭素繊維に電流を流して使用する電気暖房器具です。スイッチを入れてからすぐにあたたかくなる速暖性が特徴で、遠赤外線により体を効率よくあたためられます。

ただしシーズヒーターと比べると耐久性はやや劣り、電気代も比較的高めになる傾向があります。部屋に入ってすぐにあたたかさが欲しいときや、短時間の使用におすすめです。

シーズヒーターは、電気ストーブの中でも特に遠赤外線の放出量が多く、体を芯からあたためてくれます。足元までしっかりとあたたまり、電源を切った後も周囲のあたたかさが持続。

金属管でニクロム線を保護した頑丈な作りにより、発熱体の寿命は半永久的とされ、長期間使用できます。また眩しい光を発しないため、明るい光が気になる場合にもおすすめです。

シーズヒーターはあたたまるまでに約5分程度の時間がかかり、即暖性という点では他の電気ストーブに劣ります。また電気ストーブの中ではやや価格が高めに設定されている傾向があり、購入時の予算を考える必要があります。

さらに電源を切ってからも高い温度が続くため、誤って触れてしまうと火傷の危険があるので注意してください。

シーズヒーターの電気代は、機種のワット数や温度設定によって異なりますが、一般的な製品では1時間あたり10円から35円程度となります。電気代を節約したい場合は、省エネモード機能を備えた製品を選ぶのがおすすめです。

また室温や体感温度に応じて細かな温度調節ができるマイコン式タイプを選べば、必要以上の電力消費を抑えながら快適なあたたかさを維持できるでしょう。

シーズーヒーターはさまざまなメーカーから販売されているので、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。ここでは選ぶ際のポイントを3つご紹介します。ぜひ参考にしてください。

使用する場所や用途に適したサイズ・タイプのシーズヒーターを選ぶことで、暖房効率がアップして、無駄な電力消費を抑えられます。広いリビングなら大きめサイズ、小さな部屋ならスリムサイズというように、空間に合わせて選択すれば快適性と経済性の両面でクリアできるでしょう。

また使用時間や場所に応じたハイブリッド機能も検討するのがおすすめです。ここではサイズやタイプについてそれぞれ詳しく解説します。

リビングなどの広い空間での暖房には、電熱管を2本以上搭載したシーズヒーターがおすすめです。遠赤外線は離れた場所でも発揮できるため、リビングダイニングのような広い空間でも十分なあたたかさを感じられます。

ただし電熱管の本数が増えることで電力消費も比例して増加するため、その分電気代が高くなることを念頭におきましょう。

コンパクトなスリムタイプのシーズヒーターは、一人暮らしやマイルームでの使用におすすめです。縦型になっていることによって省スペースで設置できるため、限られた空間を有効活用できます。

使用しない季節にはクローゼットの隙間にすっきりと収納でき、保管にも困りません。また持ち手が付いているタイプもあり、キッチンなど狭いスペースへの持ち運びも簡単です。

部屋があたたまるまでの時間の長さを解消できるのが、他の暖房方式と組み合わせたハイブリッドタイプです。特にカーボンヒーターとの組み合わせは、速暖性と遠赤外線により素早く体の芯まであたためてくれます。

さらにファンとの組み合わせでは熱を効率的に拡散して広範囲をあたためられますよ。用途や目的に応じてハイブリッドタイプを選択することで、長い期間大活躍するでしょう。

シーズヒーターの機能性を重視して選ぶことで、より快適なあたたかさが得られます。首振り機能や温度調節、転倒時自動オフのような安全機能やタイマー機能など、ライフスタイルや使用する環境に合った機能を選べば、使い勝手のよい暖房器具として長く活用できるでしょう。

広い部屋での使用には、70度から80度の首振り機能を搭載したシーズヒーターがおすすめ。本体が自動で向きを変えてくれるので、部屋全体を均一にあたためられます。特に家族や二人暮らしの方に重宝する機能です。上下の首振り機能も備えた製品を選べば、さらに快適さを得られるでしょう。

シーズヒーターの温度調節機能は、室温や体感温度に応じて丁度よいあたたかさに調整できるため、快適な環境を作れます。

機種によって2～3段階の簡易的な調節から、200Wから800Wまで細かく設定できる無段階調節までさまざまなタイプがあり、好みや用途に合わせて選択できますよ。

シーズヒーターを選ぶ際は、転倒時に自動で電源が切れる安全機能や、過度な温度上昇を防ぐサーモスタット（過熱防止装置）など、基本的な安全機能が搭載されているタイプを選ぶことが重要です。

さらに障害物センサー機能があれば、洗濯物やカーテンなどの障害物を感知すると自動的に停止します。これらの安全機能により、万が一の事故を未然に防ぎ、快適に過ごせるでしょう。

ベッドルームでシーズヒーターを使用したい方は、タイマー機能付きの製品を選びましょう。一晩中暖房をつけたままにすると暑くなりすぎてしまいますが、タイマー機能を使えば適切な時間で自動オフができます。

製品によってタイマー設定可能な時間が異なるため、購入前に確認しておきましょう。

チャイルドロック機能は、子どもが誤ってシーズヒーターの操作パネルに触れても電源が入らない機能です。小さな子どもは好奇心からさまざまなボタンを押したがることが多く、高温になる暖房器具では特に注意が必要です。

チャイルドロックがあれば、子どもが電源やモード設定を勝手に変更するのを防げ、火傷などの事故を防げます。子どものいる家庭では必須の機能といえるでしょう。

シーズヒーターの省エネ運転モードは、電気代を節約したい方におすすめの機能です。室温が設定値に達すると自動で電力を制御したり、人の不在を検知して一定時間後に運転を停止したりする機能を備えた製品を選ぶのがよいでしょう。

またゆらぎ運転機能を搭載した製品では、出力を自動的に調整することで、快適さを保ちながら節電ができます。

ここからは、シーズヒーターのおすすめ商品を12点ご紹介します。前述した選び方を考慮した上で、ライフスタイルに合わせたシーズヒーターを見つけてくださいね。

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BCコーティングを採用した独自の技術により、狭いスペースでも効率的なあたためを発揮します。温度センサーが室温を感知して自動的に出力を調整する、省エネ機能を搭載したモデルです。操作パネルはユニバーサルデザインを採用しており、誰もが見やすく簡単に操作ができます。

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シーズヒーターは遠赤外線を用いて体を芯からあたためてくれます。首振り機能や温度調節機能、チャイルドロック機能など商品によっては搭載されている機能がそれぞれ異なるため、使用目的に合わせた種類を選びましょう。