【2024】20畳用エアコンおすすめ7選!電気代や省エネについて徹底解説
リビングのような広い部屋で活躍する「20畳用エアコン」。省エネ性能が高いモデルや多機能なモデルがあり、価格もさまざまでどれを選べばよいか迷ってしまいますよね。今回は、20畳用エアコンの選び方とおすすめの製品をご紹介します。消費電力や電気代の目安についても解説しているので参考にしてくださいね。
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20畳用エアコンを選ぶ時のポイント
20畳用エアコンを選ぶ際は、まず設置場所の環境を確認することが大切です。そのうえで、エアコンを問題なく設置して本来の冷暖房能力を発揮させるためには、部屋の畳数や間取り、本体・室外機の設置場所、ブレーカーの容量を考慮して選ぶ必要があります。
また、本体の購入費以外に発生する工事費や古いエアコンの処分費も確認しておくと、予算面で失敗するリスクも少ないですよ。ここからは選び方のポイントについて詳しく解説していきます。
適用畳数を考慮して選ぼう
エアコンは製品ごとに適用畳数が表記されているため、数値を参考にしながら選びましょう。部屋の広さに対してエアコンのサイズが小さいと、設定温度になるまで時間がかかって電気代が高くつく場合もあります。基本は適正サイズを選び、天井が高い部屋や吹き抜けのある部屋は全体の広さも考慮して、少し大きめのサイズを検討するのがポイントです。
部屋の間取りを確認しておく
20畳用エアコンを快適に使用するために、部屋の間取りも確認しておきましょう。L字など四角以外の形になっている場合は、エアコンの風が全体に行き渡りにくくなるため対策が必要です。エアコンの送風機能やサーキュレーターを活用すれば、効率よく風を循環させられますよ。風を遠くまで送る「ロング気流」に対応しているエアコンもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
設置場所を確認する
エアコンを設置したい場所に問題なく設置できるかどうかも必ず確認しておきましょう。設置場所にはエアコン本体のサイズに加えて、左右と上部に5cm以上のスペース確保が必要です。また、設置場所の近くに専用コンセントと排気穴があるかどうかもチェックしてくださいね。専用コンセントや排気穴がない場合は工事をする必要があります。
コンセントの形状を確認する
エアコンを使用するには、コンセントの形状がエアコンのプラグ形状に対応している必要があります。設置場所の近くにあるコンセントが欲しいエアコンに合っているかどうか確認してから購入しましょう。20畳用エアコンは200Vのコンセントに適しているものが多いです。もし設置場所の近くのコンセントが100Vでも、200Vに切り替え工事できる場合があるので、一度業者に相談してみるのがおすすめですよ。
室外機の置き場所を確認する
エアコンの室外機の置き場所には、室外機のサイズに加えて左右10cm以上・手前20cm以上・背面5cm以上のスペース確保が必要となります。また、室外機の能力低下を防ぐために直射日光や雨の当たりにくい環境が理想的です。
十分なスペースを確保できない場合、屋根置きや壁面付けなどの特殊な方法で設置できる可能性もあります。ただし点検・修理が必要になった際に手間がかかり、日光や雨も当たりやすくなるので慎重に検討しましょう。
ブレーカーの容量を確認する
新しいエアコンを使ったときにブレーカーが落ちてしまわないように、ブレーカーのアンペア容量をチェックしておくことも大切です。分電盤に記載されている数値や、電力会社から届く電気使用量のお知らせを見れば契約中のアンペア容量を確認できます。エアコンに必要なアンペア容量は、製品の消費電力(W)×電圧(V)の計算式で算出可能です。
工事費を確認する
エアコンを新しく購入する際は工事費がかかります。家電量販店で購入する場合は工事費込みの価格が提示されますが、オンラインで購入する場合は工事費が含まれていないケースもあるため「本体のみの価格なのか」「工事費込みなのか」を必ず確認しましょう。なお、本体のみの購入しかできない場合は自分で業者に依頼する必要があります。
古いエアコンの処分には費用がかかる
エアコンを買い替える場合は、古いエアコンの処分費用がかかる点を留意しておきましょう。取り外し料金やリサイクル料金が発生し、使っていたエアコンのメーカーや室外機の設置場所などによっても金額が変わるので余裕を持った予算設定が大切です。
20畳用エアコンの電気代は?
広い部屋に対応できる20畳用のエアコンですが、その分電気代がどのくらいかかるのかも気になりますよね。目安としては、基本的な使用方法であれば年間5万円以上の電気代が想定されます。製品や使用方法によっても変わるので参考程度にしてくださいね。省エネモデルのエアコンを選んだりサーキュレーターを併用したりすれば電気代を抑えやすくなります。
20畳用エアコンの選び方
20畳用エアコンを選ぶ際は「定格出力」「省エネ性能」「機能」「価格」の4つのポイントに着目して選びましょう。それぞれ詳しく解説するので、参考にしながらご家庭に合った製品を探してくださいね。
定格出力で選ぶ
エアコンの定格出力は能力(kW)としてカタログなどに表示されており、製品の冷房能力と暖房能力をそれぞれ確認できます。数値が大きいほど能力が高くなり効率よく運転できるので、適用畳数とあわせて確認しておくべきポイントです。
また、定格出力に併記されているカッコ内の数値は、調整できる能力の幅を表しています。幅が広いほど細かい温度調整が可能なため、部屋の状況に合わせてきめ細かく調節したい方は着目してみてくださいね。
省エネ性能で選ぶ
エアコンは一年を通してよく使う家電なので、電気代の節約を目指すためには省エネ性能の高い製品を選ぶのがおすすめです。省エネ性能は、製品に付いている緑色の「統一省エネラベル」から確認できます。評価の星の数が多いほど省エネ性能が高いため、参考にしながら選んでみてくださいね。
また、1年間使用した場合の目安電気料金も表示されているので確認しておきましょう。実際にかかる電気代は気候や使い方などによっても変わりますが、製品を比較する際の参考になりますよ。
エアコンの機能で選ぶ
エアコンの標準機能である冷房・暖房以外にも、製品によってさまざまな付帯機能が搭載されています。ここでは代表的な機能をご紹介するので、使いたい機能があればエアコンを選ぶ際の条件に含めてくださいね。
自動掃除機能
エアコンのフィルターにホコリや汚れが付着すると本来の性能を発揮できなくなるため、定期的な掃除が大切です。自動掃除機能が搭載されたエアコンを選べば、掃除の頻度を減らしてきれいな状態を保ちやすくなります。具体的な掃除方法はメーカー・製品によってさまざまですが、機能を稼働させると自動でフィルターを掃除してくれるのが特徴です。お手入れが不要になるわけではないものの、負担を軽減できるのがメリットですよ。
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加湿・除湿機能
エアコン使用中の室内の空気を快適に保ちたい方は、加湿・除湿機能に着目しましょう。エアコンの加湿機能は一般的な加湿器とは異なり、外気中の水分を取り込んで無給水で使えるのが特徴です。乾燥が気になりやすい冬の暖房使用時に重宝しますよ。除湿機能は室内から吸い込んだ空気の水分を外に出してくれるため、湿度が高くなりやすい梅雨の時期に便利です。
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換気機能
エアコンは外気を取り込んで室内に送る仕組みのため、室内の空気を入れ替えるために定期的な換気が必要です。一般的なエアコンは自分で換気をする必要がありますが、換気機能が付いていれば冷暖房を使いながら自動で室内の空気を排出してくれるので、効率的な換気ができますよ。
空気清浄機能
空気清浄機能が搭載されたエアコンは、冷暖房を使いながら空気をきれいにできるのが特徴です。メーカーごとの清浄機能によって期待できる効果が異なるので、快適な使用感を重視したい方は比較しながら選んでみてください。ただしあくまでもエアコンの空気清浄機能は付帯機能のため、しっかりと空気清浄したいのであれば空気清浄機の使用も検討しましょう。
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AI・センサー機能
AIが最適な運転を判断して自動運転してくれる、AI・センサー機能が付いたモデルも登場しています。センサーが室温・湿度などの室内環境や、人がいる場所・体温などの状況を解析し、運転をコントロールするのが特徴です。自分で細かく設定温度を調節しなくても快適な状態を保ちやすくなり、ムダな運転も抑えられるので、省エネにもつながりそうですね。
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スマホ連携機能
帰宅してからエアコンをつけると、快適な温度になるまで多少時間がかかります。スマホ連携機能があれば外出先からスマホを使ってエアコンを遠隔操作できるので、帰宅時間に合わせて室内を快適な温度にしておけますよ。メーカーによっては専用アプリから現在の運転状態や電気代の確認ができるので活用してみてくださいね。
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エアコンの価格で選ぶ
20畳用エアコンの価格は製品によって差があり、新しいモデルや付帯機能が充実しているモデルほど価格が高くなりやすい傾向にあります。なるべく購入費を抑えるには、必要な機能に絞って探すのがポイントです。多機能でなくても、最低限必要な機能が備わっているモデルや、メーカーの旧モデルを選ぶと比較的安く購入できる可能性がありますよ。
通販で購入する際は「工事費込み」がおすすめ
エアコンを通販で購入する際は、工事費込みの価格で販売されているものを選ぶのがおすすめです。工事費が含まれていない場合は自分で業者を探して依頼する必要があり、業者によって工事費が異なるため比較検討にも手間がかかります。工事費込みなら購入前に必要な費用をまとめて把握できるうえ、工事の日程調整もスムーズになりますよ。
ただし、設置環境によっては工事ができずキャンセルとなってしまう場合もあるので、設置場所が条件を満たしているか必ず注文前に確認しておきましょう。
ダイキンやパナソニックなどメーカーごとの機能・特徴
エアコンを製造・販売しているメーカーは複数あり、それぞれの特徴やどんな違いがあるか知りたい人もいますよね?ここでは、ダイキンやパナソニックなどエアコンの主要メーカーについて解説します。ぜひ、エアコン選びの参考にしてみてください。
ダイキン
エアコンにおいて国内で高いシェアを誇る空調機器メーカーです。無吸水加湿や機内洗浄など、充実した機能を持つエアコンを複数販売しています。節電したい方向けの自動運転モード搭載モデルや、コンパクトなモデルもあるため、自身の環境に合うエアコンを見つけやすいですよ。
パナソニック
空調機器以外にもさまざまな家電製品を製造販売しているメーカーです。パナソニックのエアコンはエネチャージ機能搭載モデルに加え、AIや独自の制御機能で省エネを実現しているモデルを販売しています。自動清掃やスマホアプリと連携できるモデルもあるため、快適に使えるエアコンを探している方におすすめです。
三菱電機
人や床温度を検知し温度ムラを解消するムーブアイや、人のバイタルを計測し自動で気流を調整するエモコアイなど、独自機能が豊富で魅力なメーカーです。快適な環境を作るためのさまざまな機能があるので、こんな機能あったらいいなという希望がある方は、三菱電機のエアコンをチェックしてみるのがおすすめです。
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ここまでは20畳用エアコンの種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。さらにエアコンを探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。
お部屋に合った20畳用エアコンを見つけよう!
適用畳数が近しいエアコンでも、それぞれ冷暖房能力の高さや省エネ性能、便利な付帯機能の種類は異なります。ご紹介した選び方を参考に、生活スタイルに合った20畳用エアコンを見つけて、快適に過ごしてくださいね。
「16畳用エアコン」は、リビングやダイニングなどに設置するのがおすすめです。コンセントの種類や置き場所を間違えると設置できないので注意しましょう。この記事では、16畳用エアコンの選び方や価格の相場を解説します。冷暖房以外の機能性やおすすめ商品などもご紹介するので、ぜひご覧くださいね。
この記事では、エアコンの選び方を徹底解説。適用畳数や付加機能などチェックするべきポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。