グラファイトヒーターのおすすめ7選!安全対策機能付きのモデルも紹介
身体の芯から暖まりたい方におすすめのグラファイトヒーター。「気になるけど電気代が高そう」「カーボンヒーターやシーズヒーターと何が違うの?」といった疑問のある方もいるのではないでしょうか。そこで今回は「グラファイトヒーター」について、気になる電気代やほかの電気ストーブとの違いと、選び方を解説します。
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グラファイトヒーターとは?
グラファイトヒーターは電気ストーブのひとつです。炭素を高温で処理した黒鉛(グラファイト)を発熱体として使用。黒鉛に通電することで放射される遠赤外線で暖める仕組みです。 特徴は身体自体を暖められること。遠赤外線により温まった血液が全身を巡って、身体全体を暖めるので、芯からホカホカした心地よさを感じることができます。
カーボンヒーターとの違い
カーボンヒーターは発熱体として炭素繊維を使っています。グラファイトヒーターに比べると、遠赤外線量が少ないので、暖める効果も弱くなります。立ち上がり時間はグラファイトヒーターよりかかるものの、数秒で暖かくなるので、十分優れた即暖性といえるでしょう。
シーズヒーターとの違い
シーズヒーターは発熱体にニクロム線を使用しており、グラファイトヒーターよりも多くの遠赤外線を放射します。そのため暖房効果はグラファイトヒーターよりも高いです。しかし立ち上がりまでの時間は数分かかる傾向にあるので、即暖性は低いという弱点もあります。
グラファイトヒーターのメリット・デメリット
メリット:即暖性と心地よいあたたかさ
グラファイトヒーターの最大のメリットは、その即暖性といえるでしょう。他の暖房器具と比べても、圧倒的に暖まるスピードが速いのが特徴です。 また、遠赤外線の効果により身体自体が芯から暖まるため、心地よさを感じるのも電気ストーブならではです。 同じく立ち上がりがはやく、遠赤外線で暖めるカーボンヒーターよりも暖房効果は高いですが、価格も多少上がるので、コストと性能を比較して選ぶとよいでしょう。
デメリット:部屋全体があたたまりにくい
一方デメリットとしては、電気ストーブ全般に共通して、部屋全体を暖めるのには向かないという点が挙げられます。他の暖房器具と比べて、消費電力が高いのも気になるところです。節電対策としては、出力数やモード切り替えで消費電力を調整したり、広い部屋では他の暖房器具と併用することも有効ですよ。
遠赤外線の放射で暖まると聞くと、グラファイトヒーターの身体への影響を心配される方もいるかもしれません。グラファイトヒーターを含む遠赤外線ヒーターの使用にあたって、気をつけるべきなのは低温やけど。弱モードであったとしても長時間同じ場所を暖め続けると低温やけどを引き起こす可能性があります。リモートワーク中の足元暖房としての使用など、数時間連続で使う場合には、同じ場所に当て続けないようご注意ください。
グラファイトヒーターの電気代は高い?
消費電力の多さが気になるグラファイトヒーター。実際どの程度の電気代が見込まれるのか、エアコンと比較してみましょう。
電気代は「消費電力×使用時間×料金単価」で求めることができます。電気料金単価は電力会社によって異なりますが、今回は31円/kWh(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価)で計算します。
グラファイトヒーターを1日8時間(強4時間+弱4時間)使用した場合、1日あたりの電気代は198.4円、1ヶ月で5952円の計算になります。一方、エアコンの暖房による消費電力は600W〜800Wが一般的とされているので、この場合の電気代は、1日あたり148.8〜198.4円、1ヶ月で4464円から5952円となります。 エアコンが部屋全体を暖めるのに対して、グラファイトヒーターは局所的に暖めることを考えると電気代は割高といえるでしょう。
グラファイトヒーターをお得に使う方法
では、グラファイトヒーターをお得に使うにはどうしたらよいでしょうか。 経済的に使うなら、出力数を調整することが重要です。強モードで身体が暖まったら、すぐ弱に切り替えると無駄な電力を使わずに済みます。 また、エアコンなどのほかの暖房器具との併用も有効です。
優れた即暖性ながら局所的にしか暖められないグラファイトヒーターと、時間はかかるけれど部屋全体を暖めるエアコンは、互いの弱点を補い合えるため、一緒に使うと効果的です。まずはグラファイトヒーターで身体を暖め、エアコンで部屋が暖まったら、グラファイトの電源を切る。この形なら寒さにもお財布にも効果的でしょう。
グラファイトヒーターの選び方
1.サイズ、形状を決める
小さめな部屋でも置きやすいのはスリムなタワー型です。縦長なので、キッチン作業などの立ち仕事中にも使いやすいですね。 横幅のあるワイドタイプは、複数人での使用に向いています。縦にも横にも長い大型はリビングで、横型ならデスク作業で足元を温めたいときに最適でしょう。 安全性を最優先したい人には壁付け型が便利です。接触や転倒の心配が減るので、小さなお子様や高齢な方のいるご家庭でも安心して使えます。
2.便利な機能を確認する
電気ストーブの弱点である、広い空間での使用と、消費電力をカバーする便利な機能をもつ製品もあります。 ある程度の長い時間使いたい方や、広い部屋での使用を考えている方は、特に確認しておきたいですね。
出力切り替え
出力数を手動で切り替えられる機能です。寒さに応じて変えられるので、無駄な電力消費を抑えられます。
首振り
首振り機能があると、より広い範囲を暖められて、複数人での使用にも便利です。 手動で変えられるタイプと、自動首振り機能をもつタイプとがあります。
タイマー
設定時間に応じてオフになるものと、消し忘れ防止のために、自動オフタイマー機能を備えた製品があります。安全対策としても有効です。
3.安全対策機能をチェック
グラファイトヒーターは非常に高温で、転倒すると火事の原因にもなり得ます。 使用状況に合わせて、適切な安全対策機能のある製品を選びましょう。
転倒時電源オフ機能
転倒オフ機能には2種類あります。 ヒーターが転倒すると自動で電源がオフになる「ボール式」と呼ばれる機能と、「二重安全転倒オフ機能」です。二重安全転倒オフ機能とは、転倒時に自動で電源が切れることに加えて、きちんとヒーターを立て直さないと電源が入らない機能です。地震などの災害時の2次火災防止にも役立ちます。
チャイルドロック
勝手に電源を入れたり操作ができないようになります。置型のヒーターは手が届きやすい場所に操作ボタンがあるので、お子様が触ってしまうことありますよね。いたずらできないよう、ロックが掛かることで事故を未然に防げます。
赤外線障害物センサー
洗濯物やカーテンなど、ヒーターにものが触れるとセンサーが感知し、自動で電源を切る機能です。寒い季節は暖房の効いた部屋で洗濯物を干すという方にはあると安心な機能でしょう。
グラファイトヒーターのおすすめ6選
ここでは、グラファイトヒーターのおすすめ商品をご紹介します。
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グラファイトヒーターのお手入れと寿命
グラファイトヒーターは電気式なので、洗ったり余った燃料を処分したりといった、特別なお手入れは必要ありません。製品の案内に従って、ホコリなどをふきとって次のシーズンまで丁寧に保管しましょう。
またどのくらいの年数使えるのか、寿命が気になる方もいるでしょう。 製品にもよりますが、グラファイトヒーターの寿命は10,000時間程度といわれています。年数では10年程度を目安に使用できるでしょう。
おすすめ商品比較表
Aladdin (アラジン) アラジングラファイトヒーター AEH-G407N | Aladdin (アラジン) アラジン 遠赤グラファイトヒーター CAH-G42GB-G | コイズミ(Koizumi) コイズミ グラファイトヒーター KKS-0623/P | Aladdin (アラジン) Aladdin 電気ストーブ AEH-G424N-W | 高須産業 高須産業 涼風暖房機 SDG-1200GSM | YAMAZEN(山善) 山善 グラファイトヒーター DCTS-A091(W) | |
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すぐ暖まりたいときにはグラファイトヒーターを活用しよう
速暖性能がダントツに高いグラファイトヒーター。お部屋のサイズや目的に合わせて、出力と使用時間を調整すれば、電気代もお得に身体の芯からポカポカになれる優れものです。生活シーンにフィットするように取り入れて寒い冬も暖かく乗り切りましょう。
本記事は、多くの種類の中から厳選したヒーターのおすすめ人気商品14選をご紹介し、一人暮らしや赤ちゃんがいる家庭、電気代を抑えたい場合、乾燥を抑えたい場合など、ケースごとのおすすめヒーターを徹底解説。暖房器具の買い替えを検討中の方はぜひ参考にしてください。
じんわりと部屋を暖められる「オイルヒーター」。暖房機器の中でも人気が高いですが、種類や機能もさまざまなので、選ぶときに迷ってしまいますよね。そこで今回は、オイルヒーターのメリットやデメリット、おすすめの選び方をご紹介します。オイルヒーターの購入を検討している方は、最後までチェックしてみてくださいね。