【2024年】手軽に糖質カット!低糖質炊飯器のおすすめ7選
「低糖質炊飯器」は、お米を炊くだけで糖質をカットしてくれるアイテムです。面倒な手間をかけず手軽に糖質カットできると、糖質制限やロカボダイエットなどをしている方から注目を集めています。この記事では、低糖質炊飯器の仕組みと加熱方式やサイズ、機能性などから選び方を解説するとともに、おすすめ商品をご紹介します。
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低糖質炊飯器の仕組みとは?
低糖質炊飯器は「糖質カット炊飯器」とも呼ばれ、健康のために糖質制限している方やロカボダイエットをしている方に人気のアイテムです。
糖質カットの仕組みの分類は「分湯方式」と「水増し方式」の2種類。分湯方式は、お米を炊くときに煮汁に溶けだす糖質成分を、煮汁ごと排出してご飯の糖質を減らす方法です。排水のために炊飯釜が二重構造になっているなど、煮汁を排出する仕組みになっています。
一方で水増し方式は、お米の水分量を増やすことによって、糖質の含有率を減らす方法です。炊飯釜に低糖質用の目盛りがあり、通常の炊飯より水を多めに入れて低糖質モードのスイッチを押すだけで、糖質カットされたご飯が炊き上がる仕組みになっています。水分が多く含まれても、おかゆのような食感にはならず、ご飯の粒感が残るような工夫がされていますよ。
メーカーや機種によって、糖質カットの仕組みや糖質カット率は異なります。近年は、種類も増えてきているため、自分に合ったタイプを選ぶには、ポイントを押さえておくことが大切ですよ。
低糖質炊飯器の選び方
低糖質炊飯器を選ぶ際には、「加熱方式」「サイズ」「糖質カット率」「機能性」などのポイントに注目しましょう。それぞれのポイントをしっかりと確認すれば、用途やライフスタイルに合ったタイプを選びやすくなりますよ。
1.加熱方式で選ぶ
低糖質炊飯器の加熱方式は「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」などがあります。加熱方式によって、ご飯の炊き上がりの質や炊飯時間、価格なども異なるため、それぞれの特徴をチェックして選んでみてくださいね。
コスパで選ぶなら「マイコン式」
マイコン式とは、炊飯釜の底部分のヒーターで火力をコントロールする従来型の炊飯器です。釜の底で発生した熱が、全体に伝わることによって炊飯される仕組みになっています。ほかの加熱方式と比較して、火力は低くなりますが、ふんわりと柔らかいご飯が炊き上がりますよ。また、安価な商品が多いのもうれしいポイント。 ただし、火力が低めのため、3合以上炊くと炊きムラができやすいので、一人暮らしの方や一度に炊くお米の量が少量の方に適しています。
ふっくら炊き上がる「IH式」
IH炊飯器とは、IH(電磁誘導加熱)によって、炊飯釜を発熱させる加熱方法です。釜自体が発熱するため、マイコン式と比較して炊きムラが少ないという特徴があります。一度に多くの量を炊く場合も、全体に熱が行きわたりやすいため、おいしいご飯を炊き上げられますよ。また、温度が制御しやすく火力を調整しながら加熱できるため、お米の芯までしっかりと熱が伝わり、ふっくらと炊き上げることが可能です。 ただし、内釜のつくりが丈夫で、ずっしりとした重みがあることから扱いづらいと感じる方もいるかもしれません。価格は高めですが、サイズや機能によってはマイコン式と同価格帯のものもあります。
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商品情報
製品寸法(cm):幅約25.3×奥行約31×高さ約20.6
付属品:計量カップ(白米用 約180ml/1合、無洗米用 約171ml/1合)、しゃもじ
極厚火釜を採用したIH炊飯器です。底センサーとフタセンサーの2つのセンサーで環境温度を自動で検知し、おいしいご飯を炊き上げます。水増し方式によって糖質を約15%カットした低糖質のご飯を炊くことが可能。好みのご飯の硬さと食感を組み合わせて炊き分けができる9通りの炊飯メニューや、6種類のヘルシーメニューも搭載しています。
旨味や甘味が強い「圧力IH式」
圧力IH炊飯器とは、IHの加熱に圧力を加えて炊き上げる加熱方式です。内釜を密閉して加圧することで沸点が上がり、100℃以上の高温になるため、IH式よりお米の旨味や甘味が引き出されるとされています。冷めてからもご飯のおいしさが続きやすいことから、お弁当にも適していますよ。価格は高めなものが多いですが、IH式と同様にサイズや機能によっては価格を抑えたタイプもあります。 ただし、圧力IH炊飯器は本体が大きく複雑な構造になっており、お手入れに手間がかかるものもあるため、総合的に判断して選んでみてくださいね。
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商品情報
製品寸法(cm):幅約23.6×奥行約29.9×高さ約21.7
付属品:計量カップ(白米用約180mL/1合、無洗米用約171mL/1合)、しゃもじ
713Wの大火力で一気に加熱することによって、お米の旨味を引き出したおいしいご飯が炊ける圧力IH式です。水増し方式で糖質を15%程度カットした低糖質のご飯を、一度に1.5合まで炊き上げられます。炊飯メニューやヘルシーメニューなど、メニューによって圧力や火力などを自動でコントロールしてくれるので、炊き上がりが一定になりますよ。
2.サイズで選ぶ
低糖質炊飯器は、サイズによって炊けるお米の量が異なります。通常の炊飯モードと低糖質モードがあり、一般的に低糖質モードのほうが炊ける量が少ない傾向にあるため、サイズ選びには注意しましょう。炊飯器のサイズが大きくなれば、価格も高くなるため、家族の人数を考慮してサイズを選ぶのがよいでしょう。ここからは「3~3.5合炊き」と「5~5.5合炊き」をご紹介します。
1~2人暮らしは「3~3.5合炊き」がおすすめ
3~3.5合炊きは、1~2人暮らしの方におすすめのサイズです。3~3.5合炊きの場合は、一般的に1~2合程度の低糖質ご飯が炊き上がります。低糖質のご飯の必要量は各家庭で異なりますが、ご飯茶碗にすると約2~4杯程度になるため、一度に必要なご飯の量として適量でしょう。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
容量 0.54 L
商品の寸法 32D x 25.5W x 23H cm
1人~2人暮らしにちょうどいい
糖質を約33%カットできる低糖質炊飯可能
糖質カットモードは1合~2合対応
3合炊きの炊飯器で、低糖質モードでは1~2合に対応しています。分湯方式で約33%の糖質をカットするとされているため、糖質制限されている方は選びやすいですね。ボタンは1つの操作が簡単なタイプで、難しい設定は必要ありません。内釜は蒸し器としても使えるため、ヘルシー料理を作ることも可能です。
3~5人暮らしには「5~5.5合炊き」が適切
3~5人暮らしの方なら、5~5.5合炊きのサイズがおすすめです。通常の炊飯では、ご飯茶碗約10~12杯程度炊けるので、普段の食事には十分と言えるでしょう。低糖質モードでは、一般的に2~3合程度の低糖質のご飯を炊き上げられます。ご飯茶碗にすると、約4~6杯程度になるため、炊き分けたご飯を小分けにして冷凍保存しておくのもよいですね。
3.糖質カット率で選ぶ
低糖質炊飯器よって糖質のカット率は、約10%のものから50%を超えるものまであります。そのため、どの程度糖質をカットしたいかによって選ぶ方法もありますよ。ここでは「10~20%」と「30%以上」の商品をご紹介します。
緩やかな糖質制限なら「10~20%」
糖質カット率が10~20%の低糖質炊飯器は、日頃から健康に気を遣っている、普段の食事でも糖質の摂取量に配慮したいと考えている方にもおすすめです。糖質の取りすぎは血糖値が上がりやすくなるため、適正な量の摂取が望ましいとされます。おかずやおやつ、飲み物などの糖質と総合的なバランスを考え、低糖質ご飯で調節するというのもよいでしょう。
商品情報
【白米】や【玄米】、【おかゆ】もおいしく炊ける!壺のようにくびれのある形状の内釜を採用し、お米をしっかりと対流させて炊き上げます。
分湯方式によって、約20%の糖質をカットできるとされる低糖質炊飯器です。壺のような形状のため全体に熱がいきわたりやすく、炊きムラのないおいしいご飯が炊き上がります。ザル釜は蒸し料理にも最適で、気になる脂を落としながら、ヘルシーに仕上げてくれますよ。シンプルなデザインの炊飯器は、ナチュラルテイストや北欧テイストのキッチンにも馴染みやすいです。
「30%以上」はダイエット向き
普段の食生活で糖質の摂取量が多いと感じている方は、糖質カット率が30%以上ある炊飯器がおすすめです。分湯方式は糖質カット率が大きい傾向で、中には40%や50%を超えるものもありますが、溶けだした糖質成分には旨味も含まれています。そのため、糖質カット率が大きいものは、お米の旨味や食感を残すためにどのような工夫がされているかについてもチェックするようにしてみてくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
商品情報
商品の寸法 26D x 21.6W x 23.5H cm
特徴 炊飯から煮込み、スチーム、揚げ物、低温調理、無水調理、ケーキなど12種類の調理モードを搭載
お粥モードで炊飯することにより、最大53.7%の糖質をカットする炊飯器です。低温調理や40℃発酵など12の調理モードも搭載され、ロカボダイエットでなどで糖質をコントロールしている方は、炊飯するだけで調理の手間を省けるため便利です。5合炊きでありながら、コンパクトサイズで置き場所にも困りません。
4.機能性で選ぶ
低糖質炊飯器は多機能なタイプも多くあるため、求める機能から選ぶのもよいでしょう。ここからは「炊き分け機能」「調理機能」「除菌機能」などの便利な機能を解説するとともに、おすすめ商品をご紹介します。
ヘルシー生活を継続しやすい「炊き分け機能」
炊き分け機能とは、お米の種類によって、適切な硬さや食感に炊き上げてくれる機能です。低糖質モードに加えて、麦飯や雑穀米、玄米など、それぞれ火力や炊飯時間の異なる炊き方に対応し、最適な状態に仕上げてくれます。高火力で炊飯時間が長くかかる玄米も、もちもちとした食感になり食べやすくなりますよ。 毎日の食事に健康的なご飯を食べたいと思っている方も、炊き分け機能があれば飽きずに続けられますね。
商品情報
特徴
・低熱量ご飯はカロリー約50%オフ
・一人暮らしや小さな家族に最適なコンパクトサイズ
・普通ご飯は3.5合炊飯可能
低糖質のほか、麦飯、雑穀米、玄米などのヘルシーメニューを含め、8種類の炊き分けが可能です。分湯方式で糖質をカットし、カロリーも約50%オフできます。普段の食事から糖質やカロリーを減らし、健康に気を付けている方にもおすすめですよ。セラミック製の外釜の優れた熱伝導性で素早く熱を伝えるため、お米本来の旨味や風味もしっかり閉じ込めてくれます。
「調理機能」で炊飯以外にも活用
低糖質炊飯器は、ご飯を炊く機能以外に調理機能が搭載されたタイプもあり、さまざまな料理を作ることが可能です。蒸し料理はもちろん、煮込み料理や低温調理などに対応した炊飯器も増えてきています。炊飯器に入れてスイッチを押すだけでおいしい料理が完成するので、調理の手間や時間を省けますよ。 ただし、機能がたくさんあることによって、操作が複雑になる場合もあります。なるべく直感的に操作できるタイプを選ぶと、手軽に使えて利便性が高くなりますよ。
低糖質炊飯器は目的や好みの炊き上がりで選ぼう
低糖質炊飯器は、加熱方法などによってご飯の硬さや食感など異なり、糖質カット率も機種によって約10~50%超のものまで選択肢が豊富です。糖質制限やロカボダイエットなど、それぞれに減らしたい糖質の量の違いにも注目して選ぶことが大切ですよ。この記事をぜひ参考にして、目的やライフスタイルに合ったタイプを選んでみてくださいね。
この記事では、おしゃれな炊飯器の選び方を詳しく解説!1人暮らしにぴったりで機能もシンプルな3合タイプや、ファミリーでも使える5合炊きのものなど幅広くご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「電子レンジ炊飯器」は、電子レンジで加熱するだけでご飯が炊けるアイテムです。一人暮らしの方やご飯を炊く量が1~2合と少なめの方も、タッパーを使用するよりおいしいご飯が炊き上がりますよ。この記事では、電子レンジ炊飯器の選び方やおすすめ商品をご紹介。気になる電気代についても解説しているので、参考にしてみてください。
※製品画像はAmazon/楽天より