観音開き冷蔵庫のおすすめ7選!気になるメリットデメリットについても解説
家電量販店に冷蔵庫を見に行くと、スリムなものや大容量のものなどさまざまな製品が並んでいて、どれを選ぶか迷いますよね。この記事では、観音開きの冷蔵庫のおすすめ商品と選ぶポイントをご紹介します。観音開きのメリットやデメリット、後悔しない設置場所についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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観音開きの冷蔵庫ってどんなもの?
冷蔵庫の開き方について「なんだか使い勝手が悪いな」と感じたことはありませんか?右開きや左開きの冷蔵庫だと、引越し先の冷蔵庫スペースによっては開けづらくなってしまうことがあります。
そういった問題を解決してくれるのが「観音開き」の冷蔵庫です。「フレンチドア」とも呼ばれ、2枚の扉がドアの中心から開く形状になっているので設置場所を選びません。海外のキッチンではスタンダードなタイプなので、海外のようなおしゃれなキッチンに憧れている方にもおすすめですよ。
観音開き冷蔵庫のメリット
観音開きの冷蔵庫の一番のメリットは、設置場所の自由度が高い点です。冷蔵庫は、キッチンの間取りによって「右開き」「左開き」の使い分けが必要ですよね。観音開きなら中心から左右にドアを開閉できるので、引っ越しをするときも心配ありません。
また、1枚扉だとドアを開くのにもある程度スペースが必要ですが、観音開きだとドアの幅も狭いので、後ろのスペースを気にせずドアを開けられます。片側だけを開いてさっと中身を取り出せるので、冷気が逃げにくく省エネになるといったメリットもありますよ。
観音開き冷蔵庫のデメリット
観音開きの冷蔵庫は、大皿料理を入れる時やチルド室を使う際は両方のドアを開ける必要があります。両手を使って冷蔵庫を開けることになるので「ちょっと面倒」と感じる場合も。大きめのタッパーや鍋を冷蔵庫に入れることが多い場合は、両方のドアを開ける頻度が多いので不向きかもしれません。
また、観音開きの冷蔵庫はその形状上400L以上のモデルが多く、「壁際に設置するとドアを開いた時に壁に当たりやすい」といった声もあります。ただ、こういったデメリットは設置場所や製品選びによって解消できるケースもあります!ここからは、観音開きの冷蔵庫を選ぶポイントについても解説していきますので、合わせて確認してみてくださいね。
観音開き冷蔵庫の設置場所の注意点
先ほどご紹介したデメリットの中に「ドアが壁に当たりやすい」といった問題がありました。その問題を解消するためには、広めに設置場所を確保する必要があります。片開きの冷蔵庫ならドアを少し開いただけで中身が見渡せるので、壁際に設置しても問題ありません。
一方、両開きの場合は、片側だけを開く時にどうしても90度に開かないと中身が取り出しにくく、壁際に設置するとドアが壁に当たってしまいます。
片開の冷蔵庫は壁と1cm以上隙間を空けての設置が推奨されていますが、観音開きのタイプは、ドアを90度に開くなら2~3.5cmほどの隙間が必要です。「ドアを90度以上開きたい」「ドアを壁にぶつけたくない」という方は、もう少し広く左右のスペースを取ることでその悩みを解消できます。
観音開き冷蔵庫の選び方
観音開きの冷蔵庫を選ぶ際は設置スペースに合わせたサイズだけでなく、家族の人数に合わせた容量選びも大切です。また、搬入経路の幅が冷蔵庫の+10cmはないと搬入できませんので、設置スペースだけでなく搬入経路も事前に確認しておきましょう。
あとは使い勝手に合わせて野菜室の場所やドアの数などをチェック!電気代が気になる方は、省エネ性能が高い製品がおすすめです。
1.サイズで選ぶ
まずは家族の人数に合わせて容量を決めましょう。容量を決める時の目安は「70L×家族の人数+常備容量(100L)+予備(70L)」が目安となります。自炊をあまりしないという方はもう少し少なめでもいいですし、逆に食べ盛りのお子さんがいらっしゃる場合や作り置きメインの方は、もう少し容量を大きめにするのも良いですね。表示されている容量は冷凍室や野菜室を合わせた全体の容量なので、冷蔵庫を中心に使う方は冷蔵室のみの容量もチェックしましょう。
容量が大きくなるとどうしてもサイズも大きくなりがちな点が悩ましいですよね。その点を解決してくれるスリムなモデルもあるので、設置場所のスペースが限られている方は製品の幅にも注目してみてください。
2人暮らしにぴったりなのは300L台の小さい冷蔵庫
観音開きの冷蔵庫はその形状上400L以上のモデルが多いとお話ししましたが、2人暮らしにぴったりな300L台の冷蔵庫もあります。本体サイズもコンパクトなので、あまり頻繁に料理をしない方や、お子様がまだ小さい場合は3人暮らしにも対応できます。
Amazonカスタマーレビュー
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(238件)
商品情報
外径寸法(cm):幅約63.5×奥行約68×高さ約186 / 質量:約72kg / 電源コード長さ:約1.8m
320Lの両開き冷蔵庫です。下の2段は冷凍室になっており、冷凍庫だけでなんとたっぷり129L収納可能!2人暮らしなら、まとめ買いや作り置きにも対応できます。3段になったドアポケットでジャムや調味料なども整頓しやすく、下段は2Lのペットボトルも入れられるなど、コンパクトながら収納力があります。ガラス棚も可動式なので、鍋ごとの保存も楽になりそうですね!
チルド室は微冷凍とチルドを切り替えて使用可能。省エネ基準達成率102%と、節電効果も高い製品です。
3~4人家族なら500Lまでのもの
3~4人家族で使いやすいのは、400L台の冷蔵庫。400Lサイズはラインナップも豊富なので、好みに合った製品が見つかるはずです。冷蔵庫、野菜室、冷凍室、切り替え冷凍室、製氷室と6ドアになっている製品が使い勝手も良く便利です。
商品情報
ブランド TOSHIBA(東芝)
容量 462 L
Energy Star (国際的省エネルギー制度) 4 Star
色 サテンゴールド
462Lと3~4人用にぴったりの容量で、使い勝手を考え尽くした6ドアで真ん中が野菜室になっているタイプの冷蔵庫です。奥行64.9cmと薄型で、キッチンを広く使えます。肉や魚を凍らせずにおいしく長持ちさせられるチルドルームも魅力的。スピード冷却で鮮度とおいしさをキープできる「速鮮チルドモード」や、30分で肉や魚を切れるぐらいまで解凍できる「解凍モード」など、便利な機能も搭載されていますよ。
5人以上でも使える大容量の600L
5人家族以上であれば、たっぷり収納できる600L以上の製品がおすすめです。600L以上であれば、ほとんどのモデルが観音開きタイプになっていますよ!
Amazonカスタマーレビュー
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(2件)
商品情報
商品の寸法:奥行き74.5 x幅68.5 x 高さ182.8cm
商品の重量:116Kg
容量:601 L
こちらの商品は、601Lの大容量でも幅68.5cmとスリムな冷蔵庫です。スマホアプリを連動すれば、お出かけ後に自動で省エネ運転に切り替え可能。また、食材をパラパラに冷凍してくれる「はやうま冷凍」や、すばやく粗熱を取り除く「はやうま冷却機能」など、料理をする方には嬉しい機能がたくさんありますよ。
設置場所が限られるなら幅65cm以下のスリムなタイプを
観音開きの冷蔵庫は、ドアを90度開かないと中身を取り出しにくいので、片開きのものよりもちょっと広めのスペースが必要なのは先ほどご紹介した通り。
「冷蔵庫の容量は大きい方が良いけど、設置場所の幅が限られる」という方は、スリムなモデルを選ぶことでその悩みを解消できます。500L以上の大容量のタイプでも、幅65cm以下とスリムな製品もありますよ!
商品情報
サイズ:奥行き70.1 x 幅65 x 高さ183.9cm
重量:110kg
容量:540 L[冷蔵室:278L(うちまるごとチルド133L/特鮮氷温ルーム14L)、製氷室22L、冷凍室上段28L/下段109L、野菜室103L]※( )内は食品収納スペースの目安
540Lと大容量なのに、幅65cmととてもスリムな冷蔵庫です。最上段が500mlのペットボトルを立てられるほど広く、活用しやすい高さになっています。冷蔵室全段をチルドとして使えるため、食品の鮮度と美味しさをしっかりキープ。約80%と高い湿度を保つのでラップなしでも乾燥や変色を起こさず新鮮なまま保存できますよ。
2.使い勝手にこだわって選ぶ
容量やサイズが決まったら、ドアの数や冷凍室や野菜室の位置にも注目して、使い勝手のいい製品を探しましょう。観音開きの冷蔵庫は「片面だけ開いて使える」という点も特徴ですので、片面だけ開けてドアポケットやチルド室が使えるよう位置が工夫されているモデルを選ぶのもおすすめです。
なるべく片開で使用したいなら
せっかく観音開きの冷蔵庫にするなら、なるべく片側だけ開ける使い方もできるといいですよね。ドアポケットの収納が充実しているものなら、片面だけをさっと開けて必要なものを取り出せるんです!
チルド室を使用する時は、両面を開けるタイプが多いので、チルド室の使用頻度が高い方は片面を開くだけでチルド室が使用できるモデルがおすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
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(6件)
商品情報
商品の寸法:奥行き69.9 x 幅65 x 高さ182.8cm
商品の重量:97kg
容量:501 L
この冷蔵庫は「解凍いらず」で時短調理を実現し、そのまま切ったりすくったりできる便利な機能を搭載しています。葉野菜もシャキシャキの状態のまま保存でき、アツアツのごはんもすばやく冷凍しておいしさを保つことができます。また、すっきりとしたデザインなのでどんなインテリアにも馴染みますよ。
野菜室は真ん中が使いやすい
しっかり料理をする方には、「野菜室」が真ん中のモデルがおすすめです!メインのおかずだけでなく、一汁三菜を調理するとなると、調理中に野菜室を開閉する回数も多くなりがち。その度にかがむとなると、体に負担もかかるし、何より面倒ですよね。野菜室が真ん中にあれば、そのままの姿勢で野菜を取り出せるので、スムーズに調理できます。
商品情報
サイズ:幅60.0×奥行69.2×高さ183.3cm
重量:85kg
容量:411 L(冷蔵室:214L〈169L / うち、チルドルーム17L〉野菜室:92L〈56L〉製氷室:14L〈4L〉冷凍室:91L〈55L〉)※〈〉内は食品収納スペースの目安
気密性を高めて乾燥を防ぐ「うるおいラップ野菜室」や、強力な冷気で素早く凍結し、食材の鮮度を逃さない「一気冷凍」機能により、野菜を新鮮に保てますよ。内部は「フロントブライト照明」で明るく、どこからでも中が見やすくなっています。また、全段に強化ガラス棚を採用し、掃除も楽々。棚はスライド式で、背の高いものが収納しやすいのも便利ですね。
使い勝手にこだわった4ドア冷蔵庫
「製氷室」や急冷などが使える「切り替え冷凍室」が付いた6ドアのモデルが主流ですが、2ドアタイプや4ドアタイプなど製品によって使い勝手もさまざまです。作り置きのために大きな鍋をまるごと保存する方やお肉などをまとめ買いする方は、ぱっと庫内が見渡せる4ドアタイプもおすすめ。冷凍スペースも広く、大きなものでもラクラク収納できます。
商品情報
ガラストップ フルフレンチデザイン
2列×3段の引き出し式冷凍室
自動製氷機能付きで氷をたっぷりストック
冷凍スペースも観音開きになっている4ドアタイプの冷蔵庫です。406Lという容量のうち冷凍スペースが142Lと広く、3段×2列の引き出し式なので整理整頓しながら収納できます。冷凍食品をまとめ買いする方や、冷凍して食品をストックしておく方に使いやすいスタイルです。冷凍室の左上は製氷室になっており、自動で氷を作ってくれます。冷蔵スペースも、下段の棚を野菜室として使えばスッキリ整頓可能。「どこに何を収納しているのかしっかり把握したい」という方にもおすすめの冷蔵庫です。
おすすめ商品比較表
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ 冷蔵庫 IRSN-32A-B | 東芝 冷蔵庫 462L GR-W460FH(EC) | パナソニック(Panasonic) パナソニック 冷蔵庫 601L NR-F60WX1-X | 日立 冷蔵庫 540L R-HWC54T | パナソニック(Panasonic) パナソニック 冷蔵庫 501L NR-F509EX-W | 東芝 冷蔵庫 411L GR-V41GK(WU) | Haier 冷蔵庫 JR-NF406A | |
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観音開きの冷蔵庫のメリットを生かそう!
観音開きの冷蔵庫なら冷蔵庫スペースに合わせた「右開き」「左開き」にとらわれず設置できます。片側だけを開けて中身を取り出せるので、冷気を逃がさず省エネになる点も嬉しいポイントですね。設置スペースが限られる場合はスリムなモデルを選ぶ、なるべく片側だけを開けて使用したい場合はドアポケットの収納力に注目するといった選び方も大切です。冷蔵庫は日々使うものですので、使い勝手や容量など生活スタイルに合った製品を見つけてみてくださいね。