VHSを自分でデータ化できるビデオキャプチャー5選!メリット・やり方を解説
VHSテープの映像や音声を自分で簡単にデジタル化できる「ビデオキャプチャー」。USB接続でパソコンなどに保存し、データの劣化や破損を防げます。この記事では、ビデオキャプチャーのメリットやデータ化の方法を詳しく解説します。また、おすすめのビデオキャプチャー5選も紹介するので参考にしてくださいね。
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VHSとは?
VHS(ブイ・エイチ・エス)とはVideo Home System(ビデオ・ホーム・システム)の略で、1976年に開発された家庭用ビデオ規格です。アナログビデオ信号を記録するためのテープで、形状がカセットタイプなのが特徴。
基本的な録画時間は120分でしたが、30〜210分までの様々なタイプのカセットが製造されました。VHSを再生するビデオデッキは既に生産終了となっていますが、テープは生産継続中です。
VHSをデータ化するメリット
VHSをデータ化する4つのメリットを詳しく解説します。
- スマホやパソコンなどで視聴できる
- データの劣化・破損を防げる
- 複製や編集が簡単になる
- テープの収納場所が不要になる
それぞれ順番に見ていきましょう。
スマホやパソコンなどで視聴できる
データ化した映像はDVDプレイヤーやスマホ、パソコン、タブレットなどで気軽に視聴できます。万が一ビデオデッキが壊れた場合でも別媒体で視聴できるので安心ですね。
映像データは、離れて暮らしている家族や友人にもスマホやパソコンから簡単に共有できますよ。
データの劣化・破損を防げる
VHSなどの家庭用ビデオテープは何度も再生するたびにテープが伸びたり切れたりと、破損や劣化する場合があります。劣化が進めば画質が悪くなったり、最悪の場合は再生自体ができなくなる可能性も。
しかし、データ化すれば画質の劣化や再生ができなくなる心配もなく、半永久的に映像を残せます。
複製や編集が簡単になる
データ化すると複製や編集が簡単に行えるのが最大の特徴です。複製して家族や親戚に配ったり、不要なシーンのカットや字幕をつけるなど、好きなように編集できます。
思い出をさらに見やすく魅力的に、自分だけのカスタマイズを楽しめるのも嬉しいポイントですね。
テープの収納場所が不要になる
ビデオテープは厚みがあり、かさばるので何本も保管する場合は収納スペースが圧迫されてしまいます。しかし、データ化した場合はパソコンやスマホに保存すれば収納スペースは不要です。
DVDに保存する場合でも、ディスクが薄いので広いスペースは必要ありません。
VHSを自分でデータ化する3つの方法
VHSを自分でデータ化する3つの方法を詳しく解説します。
- USB接続のビデオキャプチャーを使用する
- PC不要のビデオキャプチャーを使用する
- BDレコーダーへダビングする
それぞれ順番に見ていきましょう。
USB接続のビデオキャプチャーを使用する
まずはVHSビデオデッキの出力端子とビデオキャプチャーの入力端子をRCAケーブルで接続し、ビデオキャプチャーをパソコンのUSBポートに接続します。接続後、設定が完了したらテープを再生して録画を開始しましょう。
データ化したい部分の再生が終わったら録画を終了し、キャプチャーしたデータをパソコンに保存します。必要に応じてトリミングなどの編集も行えますよ。
PC不要のビデオキャプチャーを使用する
パソコンがなくてもデータ化できるビデオキャプチャーもあります。VHSデッキとPC不要タイプのビデオキャプチャーを接続し、ボタンを押すだけでUSBメモリやSDカードに映像の保存が可能です。
やや高額ですが、ビデオキャプチャーにモニターが内蔵されているタイプは、映像を確認しながらデータ化できます。HDMI接続でテレビやモニターの大画面に映すことができるタイプも。用途にあわせてビデオキャプチャーを選びましょう。
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BDレコーダーへダビングする
コンポジットケーブルにつながるBD(ブルーレイディスク)レコーダーを持っている場合は、ダビングが可能です。VHSデッキと接続し、VHSデッキの再生ボタンとBDレコーダーの録画ボタンを同時に押すとダビングできます。
なお、最近のBDレコーダーにはコンポジット端子がないため、持っていない場合はレンタルや中古品の購入が必要です。レンタルする際はダビングにかなりの時間がかかるので日数に注意しましょう。もし2時間のビデオを取り込むとしたら、等倍で2時間かかります。
VHSをデータ化できるキャプチャーおすすめ5選
大切な思い出が詰まったVHSテープを、劣化する前にデジタル化しませんか?VHSを自分でデータ化できるビデオキャプチャーを5つ厳選してご紹介します。初心者でも簡単に使えるビデオキャプチャーを検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
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S端子ケーブルも必要に応じて用意しよう
ビデオキャプチャーとビデオデッキを接続する際、黄色のRCAケーブル(コンポジットケーブル)よりS端子ケーブルのほうが画質が良いため、S端子ケーブルを使うのがおすすめです。
中でもおすすめのS端子ケーブルを2本ご紹介するので参考にしてくださいね。
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難しい場合は業者に依頼もできる
VHSを自分でデータ化するには、機器をそろえたり時間をかけて作業したりする必要があるので、手間がかかります。もし自分でできない場合は業者に依頼しましょう。
ダビングサービスを行なっている業者に依頼すると、ただデータ化するだけではなくテープに保存された色合いを忠実に再現可能です。また、高画質でデータ化してくれたり、カビ付着やテープ切れなどのトラブルにも対応してくれたりしますよ。
おすすめ商品比較表
サンワダイレクト サンワダイレクト ビデオキャプチャー VHS データ化 400-MEDI046 | サンワダイレクト サンワダイレクト USBビデオキャプチャー 400-MEDI008 | アイ・オー・データ アイ・オー・データ ビデオ/VHS 8mm ビデオキャプチャー アナレコ GV-USB2/E | サンワダイレクト サンワダイレクト ビデオキャプチャー モニター付き 400-MEDI029 | バッファロー バッファロー ビデオ VHS 8mm ビデオキャプチャー PC-SDVD/U2G2 | F-Factory F-Factory S端子ケーブル | Tosenk Tosenk S端子ケーブル | |
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大切な思い出が劣化しないようVHSを自分でデータ化しよう!
VHSを再生する機械が生産終了したため、いつかはVHSの映像を見返せなくなります。今回ご紹介したおすすめのビデオキャプチャーを参考にして、眠っているVHSをデータ化し、家族や友人と懐かしい気持ちを思い出してみてはいかがでしょうか。