外付けGPU(外付けグラボ)おすすめ5選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説

外付けGPU(外付けグラボ)おすすめ5選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説

パソコンに外部接続することでグラフィック性能が向上する「外付けGPU(外付けグラボ)」は外付けeGPUとも呼ばれており、WindowsだけではなくMac対応の製品もありますよ。今回は、外付けGPUの選び方とおすすめの商品をご紹介します。メリット・デメリットについても解説するので参考にしてくださいね。

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外付けGPUとは?ノートパソコンで使える?

外付けGPUとは、パソコンに外部接続することでグラフィックボードを導入できる機器です。一般的に、パソコンのグラフィック性能を高めたい場合はパソコンの内部にあるグラフィックボードの交換が必要ですが、パソコンに関する知識がないと交換が難しいこともあるでしょう。外付けGPUならパソコンに接続するだけでよいので、手軽に動画編集やゲームをする際の性能を上げられます。

GPUを搭載したものとケースのみの2種類があり、目的に合わせて選べますよ。対応OSや性能なども商品によって違いがあるので、自分に合うものを選ぶのがポイントです。

外付けGPUのメリット

外付けGPUの最大のメリットは、手軽に使用できる点にあります。パソコン内部のグラフィックボードを交換したい場合はパソコンを分解する必要がありますが、外付けGPUなら外部スロットを経由して外部接続するだけで使用可能です。ノートパソコンを使用している場合でも、外付けGPUを使えば高性能なグラフィックを手軽に楽しめます。

携帯性に優れたコンパクトなものなら持ち運びしやすいので、さまざまなシーンで使えますよ。また、発熱しやすいグラフィックボードを直接冷却でき、使用しない際は取り外しておくと消費電力を抑えられるのも魅力です。

外付けGPUのデメリット

外付けGPUはグラフィックボードに関する性能だけを上げられる機器なので、メモリやCPUなどパソコン全体の性能を上げられるわけではありません。グラフィック性能を向上させてもメモリやCPU性能が低い場合などは効果を感じにくいため、パソコンのスペックを確認しておくとよいでしょう。

また、サイズが大きいものが多いので、デスク周りのスペースを十分に確保しておく必要があります。製品によって接続方法や対応OSなども異なるので注意しましょう。

外付けGPUの選び方

外付けGPUにはさまざまな種類があるのでどれを選ぶか迷いますよね。選ぶ際は、次の5つのポイントをチェックしましょう。

  • 性能
  • 対応OS
  • 接続方法
  • ケースのみのモデル
  • 価格

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.使い方に合った性能で選ぶ

外付けGPUは性能が高いものほど価格も上がる傾向にあるので、使い方に適した性能を確認することで、コストを抑えてぴったりなものを選べます。ゲームを高画質で楽しみたい方は、AMD Radeon RX 7600M XTやGeForce GTX 1070を搭載したものがおすすめです。4〜10万円台で購入できるものもあり、ライトに楽しみたい方でも購入しやすいですよ。

3Dゲームや動画編集などを本格的に行いたいなら、RTX 4090などを搭載したものが適しています。30万円以上と高価ですが、さまざまな作業をスムーズに行えるでしょう。

2.MacやWindowsなど対応OSで選ぶ

外付けGPUは製品によって対応しているOSに違いがあるので、使用しているパソコンのOSに対応しているかをチェックしましょう。NVIDIA製のGeForceシリーズはWindowsにしか対応していないため、MacOSを搭載したパソコンでは使用できない点には注意が必要です。

MacOS搭載のパソコンを使用している方は、AMD製のRadeonシリーズを選びましょう。RadeonシリーズならWindowsとMacのどちらにも対応しているため、パソコンを買い替えても使用できて便利ですよ。

3.設定が簡単なUSB接続がおすすめ

外付けGPUを選ぶ際は、接続方法もチェックしましょう。外付けGPUは、Thunderbolt 3に対応しているUSB-C端子を搭載しているものが一般的で、初期設定が簡単にできるのでパソコンに詳しくない方でも使いやすいですよ。なかには、USB-AやHDMIなどさまざまな端子を備えている製品もあり、さまざまなデバイスに接続して使いたい方におすすめです。

製品によっては変換ケーブルを使用して接続できるものもありますが、パソコンに関する知識が必要なので、初心者の方はUSB接続が可能なものを選びましょう。

4.ケースのみ(eGPU BOX)も

グラフィックボードの性能にこだわりたい方は、ケースのみの製品もチェックしましょう。eGPU BOXとも呼ばれ、市販のグラフィックボードを搭載して使用します。5万円前後と比較的安価なので、GPUを搭載しているモデルを選ぶよりもコストを抑えられる場合もありますよ。

eGPU BOXを選ぶ際は製品のサイズをチェックしましょう。サイズが小さいとグラフィックボードのサイズによっては収まりきらない可能性があります。特に高性能なGPUは大型なものが多いため、eGPU BOXもサイズが大きいものを選びましょう。

5.価格で選ぶ

外付けGPUは価格帯が幅広く、高性能になるにつれて価格も高くなる傾向にあります。目的に合わせて適切な価格のものを選ぶのもポイントです。WordやExcel、ブラウジングなど普段の用途をスムーズに行いたい方は、5万円未満のエントリーモデルでも十分活躍してくれるでしょう。

5〜10万円程度のミドルモデルなら、動画製作や3Dゲームなど幅広い作業に対応できます。複数の処理を同時に行う場合やムービー製作、ゲームを最高画質で楽しみたい場合は10万円以上のハイエンドモデルを選びましょう。

【4~10万円台】外付けGPUのおすすめ4選

ここからは、4〜10万円台で購入できる外付けGPUのおすすめ商品を4つご紹介します。USB接続が可能なものもピックアップするので、自分にとって使いやすいものを選んでくださいね。

GPD G1 外付けeGPU OCulink Radeon RX 7600M XT/8GB DDR6

商品情報

サイズ:225x111x29.8mm
付属物:本体、ACケーブル、USBケーブル、保証書

小型窒化ガリウムを採用した240Wの電源を内蔵しており、軽量でコンパクトサイズになっているのが特徴です。TGPトグルキー搭載を搭載しているので、60Wの静音モードと100Wの通常モードを切り替えられます。USB-AやHDMI端子などさまざまな端子を備えており、幅広いデバイスで使えますよ。横向きと縦向きの両方で設置できるので、デスク周りのスペースを有効活用できるのもポイントです。本体には放熱性に優れたアルミを使用しています。

スパークル Thunderbolt 3接続・外付けGPUボックス TBX-240FU

商品情報

  本体サイズ:215×154.3×69.9mm
本体重量:6164g
付属品:240W ACアダプター  

Thunderbolt 3テクノロジーを採用しており、Thunderbolt 3ケーブルでノートパソコンなどに接続することで容量の拡張が可能です。240WのACアダプターが付属しているので、拡張カードに電力を供給すると同時にノートパソコンの充電もできます。USBやギガビット・イーサネットなど4ポートの入出力を搭載しており、さまざまなデバイスで使えますよ。2スロット幅の拡張カードを1枚搭載可能です。

StarTech.com Thunderbolt 3接続PCIe外付けケース TB31PCIEX16
StarTech.com(スターテック)

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商品情報

本体サイズ:縦28.0×横14.2×高さ8.2cm
本体重量:1.6kg
ケーブル長:500mm

DisplayPort出力専用のポートを搭載しており、パソコンにディスプレイを外付けできます。USB-Cポートにも追加のディスプレイを接続できるので、複数のディスプレイでより効率的なマルチタスクが可能となるでしょう。最大で40Gbpsの性能に対応しており、容量の大きな画像や動画などを扱う際にも遅延が発生しにくくスムーズに作業できるのが魅力です。最大で6台のThunderbolt 3機器を接続できるので、自分好みにカスタマイズして使えますよ。

スパークル Thunderbolt 3 PCIE外付け BOX eGPU Studio TBX-750FA V2
スパークル(Sparkle)

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4.6
3

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参考価格Amazon
¥51,800(税込)
Amazon51,800詳細

Amazon Prime対象商品

商品情報

本体サイズ:403x200x237 mm
付属品:クイックガイド、Thunderbolt™(40Gbps)ケーブル、電源ケーブル

USBやイーサネットポートなどを搭載しており、WindowsやMacOSと互換性のある外付けGPUです。Windowsなら10以降、MacOSなら10.13.4(Sierra)以降に対応しています。750Wの電源を内蔵しているのでさまざまな作業をスムーズにこなせるでしょう。最大で4スロット幅・長さ346mmのGPUをサポート可能です。重量約6kgと比較的軽量なので設置や持ち運びもしやすいですよ。

【ハイエンド】外付けGPUのおすすめ1選

よりパソコンの性能を向上させたい方はハイエンドのモデルをチェックしましょう。ゲームや動画編集なども快適に行えますよ。ここではハイエンドの外付けGPUをご紹介します。

ASUS ゲーミングノートPC用 外付けGPU GC33Y-021
ASUS

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4.3
9

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商品情報

本体サイズ:幅217mm×奥行き165mm×高さ32.6mm
本体重量:約1.3kg
付属品:製品保証書、電源コード、セットアップガイド

大画面のディスプレイを接続するのはもちろん、ノートパソコン単体とも接続できるのでモバイルとデスクトップの2通りの使い方が可能になります。コンパクトサイズでデスク周りにも置きやすく、背面のスタンドを使えば縦置きができるのでちょっとしたスペースに設置可能です。長時間使用してもしっかりと冷却してくれるので、動画やゲームに集中できますよ。

全5商品

おすすめ商品比較表

GPD G1 外付けeGPU OCulink Radeon RX 7600M XT/8GB DDR6

スパークル Thunderbolt 3接続・外付けGPUボックス TBX-240FU

StarTech.com(スターテック)

StarTech.com Thunderbolt 3接続PCIe外付けケース TB31PCIEX16

スパークル(Sparkle)

スパークル Thunderbolt 3 PCIE外付け BOX eGPU Studio TBX-750FA V2

ASUS

ASUS ゲーミングノートPC用 外付けGPU GC33Y-021

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外付けGPUでパソコンの性能をアップさせよう

外付けGPUの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。外付けGPUがあれば、グラフィックボードの交換が難しいノートパソコンでもグラフィック性能の向上が可能です。携帯性の高いコンパクトなものもあり、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。ぜひこの記事を参考にして、用途に合うものを選びましょう。

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