インクラインベンチのおすすめ10選!腹筋や背筋を鍛えるメニューも紹介
シートの角度を調整して腹筋や背筋を鍛えられる「インクラインベンチ」。軽めの筋トレに適したモデルから高重量のダンベルなどを使用した筋トレまでできるものもあり、何を基準に選んでよいか迷いますよね。そこで今回は、インクラインベンチの魅力や選び方をご紹介します。おすすめ商品も厳選したので、ぜひ参考にしてくださいね。
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インクラインベンチとは
インクラインベンチとは、頭側が高くなるように傾斜をつけたり、フラットな状態にしたりしてトレーニングを行うベンチです。傾斜をつけてトレーニングすることで、大胸筋の上部や三角筋前部などを効率的に鍛えやすくなるのが特徴。
また、インクラインベンチはベンチの角度をフラットにできる製品も多いため、さまざまなトレーニングに対応でき、自分のトレーニングメニューに合わせて使用できます。フラットベンチと比べると価格は高くなるので、自分にぴったりなものを選ぶようにしましょう。
インクラインベンチを選ぶポイント
ここからはインクラインベンチの選び方をご紹介します。重視したい8つのポイントをチェックして、自分にぴったりなインクラインベンチを選んでみましょう。
1.背もたれの角度調節の範囲が広い
インクラインベンチを選ぶ際は、シートの角度調整の範囲が重要です。30~80度程度まで角度を調整できる製品が多く、なかには90度まで調整できるモデルもあります。
ダンベルを持ち上げるトレーニングと組み合わせると肩の筋肉を効率よく鍛えられるので、ジムで行うような筋トレが自宅でも再現できるでしょう。また、座面のベンチ台が角度調節できるモデルもトレーニングの幅が広がって便利です。
2.背もたれの固定方法はラダー方式かロック方式
インクラインベンチの背もたれの固定方法は、主に3つの方法があります。
1つ目は、はしごのような溝にシートの支柱を引っ掛ける「ラダー方式」です。2つ目は、ピンを引き抜きピン穴に挿して固定する「ロックピン方式」。3つ目は、工具などでボトルを締めて固定する「ボルト方式」があります。
背もたれのベンチの角度調整をワンタッチで簡単に行いたいという方は、ラダー方式かロックピン方式をチェックしてみてください。
3.背もたれの形状はトレーニングに合わせて選ぶ
インクラインベンチの背もたれの形状のなかで、どんな種目のトレーニングにも対応できる最も扱いやすいタイプはシンプルな形状のものです。形状には、一般的な長方形タイプのほかにも、楕円形や腰パッドが付属しているタイプ、工夫されたアクセントのあるタイプなど、さまざまなものがラインナップされています。背もたれの形状は、自分がどんなトレーニングをしたいのかをよく考えて選ぶと良いでしょう。
4.安定感のある背もたれの長さ・幅
インクラインベンチの背もたれの長さや幅にも注意しなければ、安定したトレーニングはできません。トレーニングする際、頭の位置を安定させるためにも、自分の坐骨から背骨の一番上までの長さを確認して選ぶようにしましょう。
シートの幅についても、狭すぎると安定感が得られなくなり、広すぎるとダンベルフライなどでシートに腕をぶつけてしまい、可動域が狭い筋トレになってしまいます。25cm前後のシート幅が一般的で、狭いタイプは20cm、広いタイプは35cm程度です。自分の体型に合ったシート幅を選んでみてください。
5.座面の高さ調節ができるモデル
トレーニングの際、骨盤の位置を安定させて適切なトレーニングをするためにも、座面の高さを変えられるモデルがおすすめです。
トレーニングの種目によっては、座面の高さを調整できないと骨盤の位置が不安定になり、筋トレ中のケガのリスクが高まってしまいます。筋トレで負荷をかけ限界まで追い込む状態では、骨盤の位置まで意識するのは難しいので、座面の高さを変えられるタイプを選んでおくのがベストです。
座面の高さを調整できるモデルを選ぶことで、正しいフォームでトレーニングを行えるようになるでしょう。
6.脚部の土台がシート幅の2倍程度
インクラインベンチを安定して使用するためには、土台の幅や脚部の安定性が必要です。脚部が安定していないと、高重量のダンベルを使用した際にガタついてしまう可能性があり、大きな事故やケガにつながりかねません。
脚部の土台の幅もシート幅の2倍程度あれば、高重量のダンベルを使用したり、重心が崩れて勢いで起き上がったりしてもガタつきにくくなるでしょう。扱う重量が重かったり、シートの高さを上げたりするトレーニングを中心に行う場合、脚部の安定性もチェックしておくのが理想的です。
7.耐荷重は体重やダンベルの重量を加味
インクラインベンチでトレーニングを行ううえで、耐荷重は重要なポイントです。耐荷重の高いタイプほど壊れにくいため、トレーニング中の事故やケガを最低限防止できます。ダンベルを使用した筋トレも行う場合は、自分の体重やダンベルなどの重量を加味して選ぶようにしてください。
目安としては、軽めの筋トレで使用するなら耐荷重150〜180kg程度、本格的な筋トレを行いたい場合は、200〜300kgの耐荷重がおすすめです。高重量を持ち上げるトレーニングを行う方は、必ず耐荷重を確認するようにしましょう。
8.折りたたんで収納できる
インクラインベンチを選ぶ際は、折りたたんで収納できるかどうかも要チェックです。自宅で利用する場合、コンパクトに収納できるタイプだと部屋で使用しても邪魔になりにくいでしょう。
折りたたむと20〜40cm程度に収まるモデルが多く展開されており、狭いスペースにも収納しやすくなっています。製品によってはワンタッチで簡単に折りたためるモデルもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
おすすめのインクラインベンチ10選
おすすめのインクラインベンチを紹介していきます。それぞれの特徴をご紹介しますので、自分に合ったインクラインベンチを選んでみてくださいね。
バーウィング インクラインベンチ BW-DC04
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(1,504件)
商品情報
重量:15.8㎏
耐荷重:300㎏
材質:鉄
サイズ:奥行116 x 幅49 x 高さ117cm
背面ベンチシートを8段階、座面角度を4段階に調整できるインクラインベンチです。インクラインベンチのほかにも、デクラインベンチやフラットベンチの3種類のモードができるため、幅広い筋トレに対応できるでしょう。耐荷重も300kgあり、本格的な筋トレをする上級者の方におすすめです。
バーウィング インクラインベンチ BW-AJB01
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(1,259件)
商品情報
重量:14.7㎏
耐荷重:500㎏
材質:スチール
サイズ:奥行150 x 幅36 x 高さ122cm
好みの角度に調整できるインクラインベンチです。背もたれは10段階、座面は5段階で調整でき、400通りのセッティングができます。トレーニングの幅が広くなるのはもちろん、強靭なフレームと土台でハードなトレーニングに耐えられるのもポイントです。コンパクトに折りたたむことができ、ローラーや持ち手が付いているため、移動も簡単でしょう。
ボディテック インクラインベンチ
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(279件)
商品情報
重量:13.43㎏
耐荷重:180㎏
材質:混合
サイズ:奥行40 x 幅136 x 高さ115cm
手触りの良い高品質な合成皮革を採用したインクラインベンチ。レッグホルダーも調整できるため、自分の体に合わせたトレーニングができます。片付けや収納にも便利な折りたたみ式で、自宅でのトレーニングにも取り入れやすいでしょう。シートパットは3段階、背もたれは6段階で調整でき、軽めの筋トレにも適しています。
リーディングエッジ 折りたたみマルチポジションベンチ
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(38件)
商品情報
重量:12㎏
耐荷重:120㎏
材質:スチール
サイズ:長さ126 x 幅46 x 高さ42cm
足をしっかり固定できるフットレス付きで、自重トレーニングをより効率的に行えるマルチポジションベンチです。背面部分は-20~70度の7段階、座面は0~20度の3段階、フットレストは4段階で調整可能。インクラインベンチとしてだけでなく、デクラインやフラットベンチとしても使え、シットアップ機能も搭載しています。
パイクスピーク インクラインベンチ
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(92件)
商品情報
重量:8.5㎏
耐荷重:330㎏
材質:レザー、NBRフォーム、EPEフォーム、合板、銅、PVC、PP
サイズ:長さ130 x 幅32 x 高さ41.5〜105cm
タフなトレーニングにも耐えるフレーム構造のインクラインベンチ。使用しないときはコンパクトに折りたたんでベッド下やソファー下などの狭いスペースに収納できます。8段階のリクライニングと4段階のシート角度で、簡単に32通りのポジション設定が可能。ダンベルフライなどのトレーニングでもスムーズにできる効果的な形状もポイントです。
アルインコ トレーニングベンチ
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(414件)
商品情報
重量:18㎏
耐荷重:300㎏
材質:混合
サイズ:奥行126 x 幅46 x 高さ42cm
部屋からスムーズに移動できるキャスター付きのトレーニングベンチ。インクラインベンチとしてはもちろん、フラットベンチやシットアップベンチの3Way仕様で、ハードでタフなトレーニングにも耐えられる安定感が特徴です。シートは上質なレザー調になっており、滑りにくくメンテナンスも簡単にできるでしょう。
アディダス HIITデッキ トレーニングベンチ
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(53件)
商品情報
重量:12.6㎏
耐荷重:150㎏
材質:ポリプロピレン
サイズ:長さ110 x 幅33.7 x 高さ20cm
組み立ていらずですぐにトレーニングベンチとして使えるインクラインベンチ。有酸素運動用ステップとしても利用でき、付属のレジスタンスチューブとスキッピングロープを使ったトレーニングもできます。ベンチの内部に付属品を収納するスペースが備えられているのもうれしいポイントです。
リーボック トレーニングベンチ
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(847件)
商品情報
重量:12.3㎏
耐荷重:150㎏
材質:ポリプロピレン
サイズ:長さ121.5 x 幅33.7 x 高さ35cm
背もたれのバックレストは4段階の調整が可能で、高さは2段階で調整できるトレーニングベンチです。ベンチシートの表面は汗などで滑りにくいように加工されているので、筋トレ中の事故やケガのリスクを軽減してくれます。土台には、しっかりと滑り止めのゴムが備えられており、安定したトレーニングが行えるでしょう。
ユーテン インクラインベンチ
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(1,523件)
商品情報
重量:23.83㎏
耐荷重:300㎏
材質:ポリ塩化ビニル/ポリプロピレン/スチール/人工皮革/スポンジ
サイズ:長さ128 x 幅48 x 高さ46~109cm
フラットベンチとしても使用できる2Wayタイプのインクラインベンチです。この1台でチェストプレスやダンベルカール、キックバックなど、さまざまな筋トレができます。背面シート9段階、座面シート5段階の調整ができるので、45通りの設定が可能。安定性もしっかりしており、効率よくトレーニングができるのがポイントです。
グロング インクラインベンチ
商品情報
重量:18㎏
耐荷重:300㎏
材質:スチール/PVCレザー/ポリウレタン
サイズ:奥行52x 幅112~116 x 高さ42~121cm
ハードなトレーニングにも対応できる耐荷重300㎏のトレーニングベンチ。インクライン、フラット、デクラインの3パターンのポジションチェンジが可能で、30通りの設定ができます。安定性に優れたフレーム構造で、接地面の広いゴムヘッドを装着しているので、ガタつきも軽減されています。
インクラインベンチとフラットベンチの違い
インクラインベンチとフラットベンチは、トレーニング方法によって使い分けられます。インクラインベンチは背もたれの角度を調整でき、上半身の傾きを変えられるのが特徴。特に胸筋の上部を鍛えるのに効果的で、インクラインダンベルプレスなどで活躍します。角度を変えることで、肩や背中の筋肉にも負荷をかけられ、トレーニングのバリエーションが広がります。
フラットベンチは水平に固定されたベンチで、ベンチプレスやダンベルプレスなど、胸全体や上腕のトレーニングに向いています。安定感があり、初心者でも使いやすいのがメリット。
インクラインベンチは調整が可能なため、多角的に筋肉を鍛えたい人におすすめで、フラットベンチはシンプルかつ効率的な筋トレを行いたい場合に適しています。
インクラインベンチを使う筋トレメニュー
インクラインベンチを使って鍛えるトレーニングメニュー6種目を紹介していきます。それぞれの特徴を紹介するので、鍛えたい筋肉に合ったメニューで鍛えてみてくださいね。
腹筋を鍛えるトレーニング
「レッグレイズ」「シットアップ」を行うことで効率的に腹筋を鍛えられます。レッグレイズは腹筋で足を持ち上げ、シットアップでは仰向けで状態をそらすようにしましょう。
この2つの種目をトレーニングベンチで行うと、より効率よく腹筋が鍛えられます。さらにトレーニングを続けると、男性は割れた腹筋を、女性は引き締まったウエストラインを手に入れることができるでしょう。
背筋を鍛えるトレーニング
「ダンベルワンハンドローイング」「チェストサポーテッドダンベルロー」の種目で背筋を鍛えられます。どちらの筋トレもトレーニングベンチでダンベルを使用した種目です。
このトレーニングで鍛えられる部位は、背中の広背筋や僧帽筋、大円筋を中心に上腕二頭筋や三角筋後部などが鍛えられます。しっかりした広い大きな背中を作り上げられ、猫背が気になるという方にもおすすめです。
胸筋を鍛えるトレーニング
「ダンベルプレス」「ダンベルフライ」を行うことで効率的に胸筋を鍛えられます。ダンベルプレスは仰向けになり、天井に向けてダンベルを押し上げます。ダンベルフライは肘関節をロックし、半円を描くような軌道でダンベルを押し上げるようにしましょう。
この2つの種目をトレーニングベンチで行うと、大胸筋を中心に三角筋や腕上腕三頭筋などが鍛えられます。
肩を鍛えるトレーニング
肩を鍛える際は、「ダンベルショルダープレス」で三角筋や上腕三頭筋にアプローチしてみましょう。トレーニングベンチの角度を70~80度程度に調整し、ダンベルを天井に向け押し上げる筋トレです。
ダンベルショルダープレスを行うことで、肩まわりがたくましくなり、理想の逆三角形の体型に近づきます。
腕を鍛えるトレーニング
腕を鍛えるトレーニングとして、「リバースプッシュアップ」「インクラインダンベルカール」などが挙げられます。ダンベルショルダープレスは、ベンチに背を向けて両手をつき腰を下げながら腕を曲げながら鍛え、リバースプッシュアップでは、上腕三頭筋を中心に大胸筋や三角筋を鍛えます。
この2つの種目の筋トレを行うことで、太い上腕と二の腕の引き締め効果が期待できるでしょう。
脚を鍛えるトレーニング
脚を鍛えるトレーニングとしては「ブルガリアンスクワット」などがあり、下半身の筋力向上やヒップアップ、太もも全体の引き締めなどが目指せます。
ブルガリアンスクワットは、ベンチに背を向けて片足のつま先を乗せ、ゆっくりとしゃがみながら鍛えることで、大腿四頭筋やハムストリングス、大臀筋を鍛えられます。トレーニングに慣れてくるとダンベルを両手に持って負荷を上げることでさらに鍛えられるでしょう。
上半身トレーニング時にあると便利な商品もチェック
背中や胸・肩を鍛える際には、パワーグリップやリストラップがあると便利ですよ!以下では、それぞれの選び方とおすすめ商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
その他のトレーニング器具も一緒に注目!
インクラインベンチ以外にも、スピンバイクやバーベルなど、体を鍛えられるトレーニング器具があります。以下で詳しくご紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
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BARWING(バーウィング) バーウィング インクラインベンチ BW-DC04 | BARWING(バーウィング) バーウィング インクラインベンチ BW-AJB01 | ボディテック(Bodytech) ボディテック インクラインベンチ | LEADING EDGE リーディングエッジ 折りたたみマルチポジションベンチ | PYKES PEAK パイクスピーク インクラインベンチ | アルインコ(Alinco) アルインコ トレーニングベンチ | adidas(アディダス) アディダス HIITデッキ トレーニングベンチ | Reebok(リーボック) リーボック トレーニングベンチ | YouTen(ユーテン) ユーテン インクラインベンチ | グロング インクラインベンチ | |
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インクラインベンチで豊富なトレーニングメニューを!
角度や高さを調整したり、フラットにしたりすることで効率よく鍛えられるインクラインベンチでについて紹介しました。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に、自分にぴったりなインクラインベンチを選んでみてくださいね。