持ち運びやすい小型のポータブル電源おすすめ10選!軽量モデルなどご紹介
大容量モデルとは異なり小型かつ軽量で、キャンプやBBQへの持ち運びに便利な「小型のポータブル電源」。AC出力対応でコンセントが使えたり、ソーラーパネルで充電できたりと使い勝手も抜群です。この記事では、そんな小型のポータブル電源の選び方やおすすめ商品をご紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
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小型ポータブル電源の魅力は?
ポータブル電源とは大きなモバイルバッテリーのようなもので、PCや電気毛布など、モバイルバッテリーよりも接続できる機器の種類が多いことが特徴です。本格的なポータブル電源は大きくて重く持ち運びにくいですが、小型のポータブル電源なら小さくて簡単に持ち運べるため、より幅広いシーンで使いやすいですよ。
部屋に置いていても邪魔になりにくいサイズで、軽自動車のようなコンパクトカーに積んでも邪魔になりにくいでしょう。卓上で使えるものもあるので、一般的なモバイルバッテリーでは容量が足りないと感じる方にもおすすめです。
どんなシーンで活躍する?
小型のポータブル電源は日常使いしやすいサイズ感が特徴的なので、部屋に置いてスマートフォンを充電したり、PCや小型家電を繋いで使用したりとさまざまなシーンで活躍します。
持ち運びもしやすいので、キャンプやバーベキューなどのアウトドアで使用したいときにも便利ですよ。また日常的に使用してこまめに充電しておけば、災害時にも役立つでしょう。
ポータブル電源の選び方
ポータブル電源を選ぶ際には、安全性やバッテリー容量、使い勝手など、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。出力周波数や出力波形、ACポートの種類などに着目することで、失敗も少なくなりますよ。専門的な項目もありますが、初心者の方でもわかりやすいように説明しているので、利用シーンを想像しながらチェックしてみてくださいね。
1.「PSEマーク」の有無をチェック
ポータブル電源は電気を扱う商品なので、過充電やバッテリーの発熱、出火といった事故が起きる可能性がないとは言い切れません。できる限り安心して使い続けたいなら、国が安全性を認めた証である「PSEマーク」がついているかどうかをチェックしましょう。
PSEマークとは日本独自の規定で、日本国内で製造されたものまたは日本の輸入事業者が商品輸入後に取得したものにだけ表記が許されています。海外製品で輸入前からPSEマークが付けられているものは、正式な取得をしていない可能性が高いため注意が必要です。
2.バッテリーの容量で選ぶ
バッテリー容量は「Wh(ワットアワー)」という単位で表記されており、Whは消費電力(W)×使用時間(h)で計算可能です。たとえば消費電力が100Wの家電を2時間使用できるバッテリー容量なら、100W×2h=200Whとなります。そのためバッテリー容量を選ぶ際は、使用したい家電やデバイスの消費電力をあらかじめチェックしておき、何時間の使用を想定しているかで必要な容量を計算しておくのがおすすめです。なおバッテリー容量がWhではなく「mAh(ミリアンペアアワー)」で表記されていることもあります。mAhからWhに換算するときは「バッテリー容量(mAh)×電圧(V)÷1000」で計算してみてください。また必要な容量ギリギリではなく、少し余裕をもった容量を選んでおくとより安心して使えますよ。
大容量モデルほどサイズも大きくなる
ポータブル電源のサイズは、基本的にバッテリー容量が多くなるほど大きくなります。必要なバッテリー容量が多い場合は、小型ではなく大容量モデルを選ぶか、小型モデルを複数個用意するのがおすすめです。なお、300〜700Whまでのポータブル電源が小型に分類できます。300〜500Whのものは約4〜10万円で購入でき、スマホの充電や小型の扇風機を使うなど日常使いにぴったりですよ。
車中泊やキャンプなどで快適に過ごしたい場合は、一般的な電気毛布が6時間前後使える500〜700Whのものが重宝します。1000Wh以上になると停電時や災害時に2日以上耐えられる容量ですが、大きさや価格とのバランスも考慮して選んでみてくださいね。
3.ACポートの種類と数で選ぶ
家庭用コンセントに挿して使うものならAC、スマートフォンやタブレットならUSBといったように、搭載されている出力ポートの種類が豊富で数が多いものほど、さまざまなシーンで活躍してくれます。また、同時に給電できる数が多いものなら、スマートフォンを充電しながら別の小型家電を使用できてさらに便利ですよ。
急速充電に対応しているもの、通常のUSBだけでなくUSB-Cも搭載しているもの、ACポート(コンセント)が複数ついているものなど商品によってバリエーションがあるため、使用したい機器の出力ポートが揃っているかどうかチェックしてみてくださいね。
4.重さで選ぶ
使用する部屋を移動させたり、車載やアウトドアなどで持ち運んだりすることを想定しているなら、できる限り軽量なものを選んでおくと使い勝手がよいですよ。小型ポータブル電源なら2kg前後のものがあり、2Lのペットボトルと同等の重さなので気軽に持ち運べるでしょう。なおバッテリー容量が多いものほど重くなりやすく、4kg以上になると大容量と言えます。持ち手や収納ケースがある場合は、多少重くても持ち運びやすいのでおすすめです。
5.定格出力をチェック
容量選びの際には「定格出力」もあわせてチェックしましょう。定格出力とは、ポータブル電源が安定して給電できる最大出力のこと。いくらバッテリー容量が多くても、使用するデバイスや家電の消費電力が定格出力より大きい場合は使用できないため注意が必要です。
目安としては600Wほどあれば、スマホと小型家電を同時に使用しやすくなりますよ。なおホットプレートやドライヤーなどは消費電力が高いため、定格出力100W以上が必要です。実際の使用シーンを想定してみて、機器や接続数に合ったものを選んでくださいね。
6.出力周波数をチェック
出力周波数は、ほとんどの場合50Hzと60Hzのどちらかとなっています。日本では新潟県の糸魚川と静岡県の富士川を結んだ境界線を基準にして、東日本と西日本とで周波数が異なるため注意が必要です。50Hzにも60Hzにも対応している電化製品もありますが、中にはどちらかにしか対応していないものあるので、出力周波数はしっかりチェックしておきましょう。特にキャンプや車中泊などで日本国内を移動することがあるなら、どちらの周波数にも対応できるものを選んでおくと安心です。
7.出力波形は「正弦波」を選ぼう
商品のカタログの出力波形という項目をチェックしてみて、「正弦波」や「純粋正弦波」などと記載があれば、一般的な家庭用コンセントと同じ感覚で使用可能です。出力波形には、正弦波以外にも「矩形波」や「修正正弦波」などの種類があります。これらはリーズナブルですが、白熱電球やホットプレートなど使用できる機器が限られているため注意が必要です。
たとえばPC・テレビ・冷蔵庫などの精密機器に分類されるものに矩形波や修正正弦波を使用してしまうと、パーツが劣化したり故障してしまったりといったリスクがあります。正弦波や純粋正弦波ならほとんどの家電製品が対応しているので、幅広い機器を接続したいなら正弦波や純粋正弦波のものを選びましょう。
小型のポータブル電源おすすめ10選
ここからは、小型ポータブル電源のおすすめを10選ご紹介します。Anker(アンカー)やJVCなど人気メーカーのものもピックアップしているので、気になったものがあればぜひチェックしてみてくださいね。バッテリー寿命が長く災害時の備えにぴったりのものや、ワイヤレス充電に対応しているものなどもありますよ。
Anker PowerHouse
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バッテリー容量が24000mAh(88.8Wh相当)で、最大出力が100Wのポータブル電源です。合計最大160Wまでの同時給電ができます。ポータブル電源本体は急速充電に対応しており、約3時間でフル充電可能です。重さは約845gと、ややずっしりとしていますが、A5サイズ相当のコンパクトさなので気軽にバッグに入れて持ち運びやすいでしょう。
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バッテリー容量は222Whで、定格出力が120Wのコンパクトポータブル電源です。出力ポートはACが1つ、DCが1つ、USB-Aが2つ、USB(Type~C)が1つ付いているため、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。正弦波に対応しているので、家庭用コンセントで使えるものならあらゆる家電が使用可能です。持ち手がついていて持ち運びにも便利なので、アウトドアにもぴったりですね。
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10年使える長寿命なバッテリーを搭載しており、災害時用の備えとして使いやすいポータブル電源です。満充電状態で保管してもバッテリーが劣化しにくく、いざというときにも安心して使えます。バッテリー容量は256Whで、定格出力は300Wです。本体は急速充電に対応しており、2.5時間でフル充電できるため急な外出時にも使いやすいでしょう。
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バッテリー容量は192Whで、定格出力が60Wのポータブル電源です。USB-AとUSB-Cを各2つ搭載しており、スマートフォンやPCなどを同時に4台まで給電できます。また本体には、収納可能なライトが内蔵されており、急な停電時やアウトドア時の灯として使えて便利ですよ。ライトが自動点灯するSOSモードも搭載しているので、日常使いしておくと、いざというときに役立ちそうですね。
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オリーブドラブ・コヨーテタン・レッドと、レトロなカラーバリエーションが可愛らしいポータブル電源です。バッテリー容量は307Whで最大瞬間出力は800W。出力ポートはACが2つ・USB-Aが2つ・USB-Cが1つ搭載されています。災害時やアウトドア時に便利なLEDライトもついており、急な停電時にも便利ですよ。
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バッテリー容量は375Wh、最大出力は400Wで、バッテリー残量などがデジタル表示されてわかりやすいポータブル電源です。出力ポートはAC・DC・ USB-Aに対応しています。ソーラーパネルで本体が充電できるので、電気が使えない停電時にも天気がよければ充電可能です。「防災製品等推奨品認証」の商品なので、停電や災害時の備えとしても安心して活用できますよ。
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バッテリー容量は500Whで、定格出力は300Wのポータブル電源です。正弦波に対応しているため、スマートフォン・ノートPC・電気毛布・小型炊飯器などさまざまな家電製品が使えます。またポータブル電源を充電しながら接続機器への給電や充電ができる、パススルー機能を搭載しているなど使い勝手も良好ですよ。LEDライト付きなので災害時や夜間のアウトドア時にも活躍しますね。
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バッテリー容量は626.4Wh、定格出力は600Wとたっぷり使えるポータブル電源です。スマートフォンから家電製品まで、さまざまなものに給電できる10口の出力ポートを搭載しています。バッテリー残量はデジタル表示されるので、充電タイミングもわかりやすいでしょう。また充電はシガーソケットからも可能なので、車載用としてもおすすめです。
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バッテリー容量は716Wh、定格容量は700Wの大容量ポータブル電源です。本体上部にはワイヤレス充電ができるポートがあり、対応機種ならケーブルなしで簡単に充電できますよ。本体の充電はコンセント・シガーソケット・ソーラーパネルの3つに対応しているため、家でも外出先でも充電できて、災害時の備えとしてもぴったりですね。
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バッテリー容量150Whで定格出力が100Wのポータブルバッテリーです。矩形波を使用しているため、給電できるデバイスや家電は限られますが、白熱電球やホットプレートなどの熱を発する単純な構造の製品に使用できます。リーズナブルな価格ながらも、ソーラーパネルがセットになっているので、お買い得な商品と言えるでしょう。
おすすめ商品比較表
Anker Anker PowerHouse | エレコム(ELECOM) エレコム コンパクトポータブルバッテリー | Anker Anker 521 Portable Power Station | Anker Anker 548 Power Bank | Smart Tap(スマートタップ) SmartTap ポータブル電源 PowerArQmini2 | JVCケンウッド JVCケンウッド ポータブル電源 | ナカバヤシ(Nakabayashi) ナカバヤシ ポータブル電源 | シンプル プラン(Simple Plan) [山善] ポータブル電源 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ × BLUETTI ポータブル電源 | 富士倉 富士倉 ポータブルバッテリー ソーラーパネル付き | |
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小型のポータブル電源は日常使いにもぴったり!
コンパクトなポータブル電源は、気軽に持ち運んで使えるので、日常使い用としてもぴったりです。日常的に使っていれば災害時にも重宝するため、初心者の方もスマートフォンやタブレットの充電などからぜひ活用してみてくださいね。