【2024年】フードドライヤー(食品乾燥機)のおすすめ9選!選び方も解説
ドライフルーツやジャーキー作りに便利な「フードドライヤー(食品乾燥機)」。食材の水分を飛ばす調理道具で、なかにはヨーグルトが作れる商品やアイシングクッキーの乾燥ができる商品もあります。この記事では選び方のポイントを解説し、おすすめ9商品もご紹介。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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フードドライヤー(食品乾燥機)とは
フードドライヤーは、野菜・果物・肉などを熱風で乾燥させるキッチン家電です。また、生とはまったく違う味や食感を楽しめるのも大きな魅力。
ドライフードは天日干しでも作れますが、天気や気温に左右されるため好きなタイミングで作れないことも。また、時間がかかる場合が多く、ホコリの付着や虫害も気になります。その点、フードドライヤーならいつでも短時間で作れるうえ、衛生的。ドライフードを作りたい方なら持っておいて損はないでしょう。
どんな食材から何が作れるの?
フードドライヤーは、野菜・果物・肉・魚などいろいろな食材をドライフードに加工できます。よく作られるのは、苺・オレンジ・バナナ・キウイ・林檎といったドライフルーツ。南瓜や人参を使った野菜チップスや干し芋も簡単に作れます。
肉や魚も乾燥できるので、ビーフ・ポーク・ささみなどのジャーキーや干物もOK。冒頭でもご紹介しましたが、商品によってはヨーグルト作りやアイシングクッキーの乾燥ができるものもあります。フードドライヤーが1台あれば、毎日の食事やおやつ作りに活躍しますよ。
電気代はどのくらいかかる?
フードドライヤーの多くは消費電力が200~400W程度で、家電としてはそれほど電気を使うアイテムではありません。とはいえ、電気代は気になりますよね。具体的な料金は電力会社の契約によって異なりますが、消費電力が小さいほど電気代は安く済みます。
ただし、消費電力が小さいものを選ぶと、パワーが低いぶん乾燥に時間がかかる点は要注意。逆に、消費電力が大きいものは短時間で乾燥できますが、電気代が高くなることは念頭に置いておきましょう。
フードドライヤー(食品乾燥機)の選び方
フードドライヤーと一口にいっても価格やサイズはさまざま。機能も商品によって違うので迷ってしまいますよね。ここからは、フードドライヤーを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご説明します。温度調節機能やトレイのサイズ・深さ、タイマーや運転音まで具体的に解説しますので、商品選びの参考にしてくださいね。
1.食材に合わせて温度調節ができるものを選ぶ
まずは、最も大事な温度調節機能です。フードドライヤーは果物や肉などあらゆる食材に対応しますが、それぞれ適温があります。
30~70℃の範囲で調節できる商品がほとんどですが、なかには温度調節自体できないものも。購入した後で、温度設定が合わずに作れないとわかったらショックですよね。使いたい食材が決まっている方は、その食材の適温に設定できるか必ず事前に確認してください。また、いろいろな食材でドライフードを作りたい方には、温度調節幅が広い商品を選びましょう。
ドライフルーツなら35℃〜70℃に
フルーツは生で食べられる食材なので、温度にルールはありません。とはいえ、温度によって水分量が変わり、食感も違ってきます。温度を上げるほどよく乾くので、35~70℃の範囲内で好みに合わせて調節しましょう。
水分がほどよく残った柔らかな食感がお好きなら、低めの35~40℃がおすすめ。チップスのようにパリッと固めにしたい場合は70℃がよいでしょう。設定温度を時々変えて食感の違いを楽しむのも手です。
肉や魚のジャーキーなら70℃以上に
フードドライヤーで犬用のおやつを作ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。たしかにビーフ・ポーク・ささみなどのジャーキーが簡単に作れますが、肉や魚を乾燥させるときは温度に十分な注意が必要です。
厚生労働省「食肉の加熱条件によるQ&A」によると、食中毒を防ぐには「中心部を75℃で 1 分間加熱する」ことが必要とされています。肉や魚を乾燥させたい方はその食材に対応した商品を選んでおくとよいでしょう。
野菜チップスなら50~60℃に
野菜チップスは50~60℃が適温です。乾くまでの時間は野菜の種類や厚みによって異なるので、様子を見ながら調節してください。60℃に設定した場合は、人参・南瓜は18時間以内、プチトマトなら72時間以内が乾燥の目安です。また、干し芋を作るときも、適温は野菜チップスと同じ50~60℃。蒸かした状態でスタートすれば6~12時間程度で仕上がりますよ。
アイシングクッキーなら45℃以下に
アイシングクッキーを乾かすときは45℃以下に設定しましょう。温度が高いと焼けたクッキーからバターが溶け出し、アイシングに染みてしまう可能性が。また、高温で長時間乾燥させると、アイシングがひび割れたり変形したりすることもあります。2~3時間を目安に、状態を見ながら乾かしてくださいね。
2.設置場所に合わせてサイズで選ぶ
フードドライヤーは長時間運転するものなので、出したままにしておけるスペースが必要です。設置場所が限られる方には、25cm〜30cm四方程度のコンパクトタイプがおすすめ。比較的軽量なので出し入れしやすく、テーブルの上に置いても邪魔になりにくいですよ。
大型タイプを置くスペースがある方も重さには要注意です。8~10kgの商品が多いため、棚やラックに置く場合は耐荷重を確認しておきましょう。
3.庫内サイズとトレイの段数をチェック
フードドライヤーのトレイの大きさはどのモデルも大差なく、一辺20~30cmのものが一般的。一方、段数は3~6段以上と幅広く、段数が増すほど庫内サイズ(容量)が大きくなるイメージです。トレイの段数によって作れる量が変わるので、食材の大きさやの量をイメージして自分に合うものを選んでくださいね。
トレーの深さが調節可能だと大きい食材も!
入れたい食材や切り方によって、理想的なトレイの深さは違いますよね。実は、フードドライヤーの多くは深さ調節が可能です。トレイの前後を入れ替えて深さを変えるタイプが多めですが、浅型と深型を組み合わせたものも。深さは1~2cmが一般的ですが、3cm以上のトレイもありますよ。
付属していなくても別売りしているケースがあるので、いろいろな食材でドライフードを作る予定ならトレイの深さもチェックしておきましょう。
作りたい量に合わせて段数を選ぶ
フードドライヤーのトレイの段数は、5段を基準として考えましょう。3~4段式は少量の食材を入れるのにぴったり。フードドライヤーを試してみたい方や使用頻度が高くない方にも向いています。6段以上はまとめて大量に乾燥させたい方向き。同じ温度で作れるものなら、いろいろな食材を一気に乾燥させることもできますよ。
4.タイマー機能がついていると便利
ドライフードは乾燥具合によって食感が変わります。自分好みにおいしく仕上げるには乾燥時間も大切。タイマー機能があると時間を予め設定できて、電源の切り忘れによる乾かしすぎを防げます。また、使用中に外出しても帰宅時間を気にする必要がありません。
ただし、タイマー機能のついたモデルは価格が総じて高めです。在宅時間が長く手動でオフできる方や購入費用を抑えたい方は、タイマーなしでもよいでしょう。
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5.長時間使うなら運転音もチェックすると
フードドライヤー内の温度を均一にする目的で、ファンを搭載している商品もあります。乾燥中は数時間~丸一日ずっと回転しているため、動作音が気になる方もいるでしょう。音が心配な方には、ファンを使っていない商品がおすすめ。静音についてアピールしている商品もチェックしてみてください。
フードドライヤーのおすすめ8選!
ここからは、フードドライヤーのおすすめ8商品をご紹介します。シンプルな機能の商品から多機能な商品まで、サイズや価格帯も幅広くセレクトしました。ここまでにご説明した消費電力・温度調節・トレイの段数・タイマー機能などを記載しましたので(一部を除く)、自宅に設置できて使いやすい商品を探してくださいね。
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フードドライヤー(食品乾燥機)で手作りのおやつを作って食べよう!
今回はフードドライヤー(食品乾燥機)の選び方のポイントをご説明し、おすすめ8商品をご紹介しました。お気に入りの商品は見つかりましたか?この記事を参考に自分にぴったり合う1台を選んで、毎日のおかずやおやつ作りに活躍させてくださいね。