【2023年】生ごみ処理機のおすすめ8選!メリットの解説と人気アイテムのご紹介
「生ゴミ処理機」は、生ごみの量を削減し、堆肥化できる便利なアイテム。キッチン周りの生ごみが少なくなることで、気になる臭いやコバエの発生を防ぐことも可能です。この記事では、家庭用の生ごみ処理機の選び方やおすすめ商品をご紹介します。購入時に自治体から助成金をもらえるケースについても解説するのでチェックしてみてくださいね。
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生ごみ処理機とは?
生ごみ処理機とは、野菜の皮や食べ残し、食品くずなどの生ごみの量を削減し、堆肥化することが可能なアイテムです。乾燥や粉砕などによって生ごみの量を減らすものと、微生物の働きで分解を促進し堆肥化するものの2種類に分けられます。
どちらのタイプでもごみの収集日を待たずにいつでも処理できるので、キッチンに生ごみが溜まらず清潔に保ちやすくなりますよ。キッチンに置けるコンパクトなものから、屋外に設置する大きなものまで、さまざまな形やサイズがあります。生ごみ処理機のメリットや選び方を理解し、家庭に適したタイプを見つけることが大切ですよ。
生ごみ処理機のメリット
生ごみ処理機を家庭で利用することによって、さまざまなメリットが得られます。大きく分けると「臭いやコバエの対策」「リサイクルへの貢献」「ゴミの量の削減」の3つです。それぞれのメリットについて詳しく解説します。
臭いやコバエの対策
キッチンの不快な臭いやコバエの発生は、生ごみが原因だといわれています。生ごみの収集日は自治体ごとに定められており、調理ででた野菜の皮や食べ残しなどの生ごみは、一定期間家庭で保管しなくてはいけませんよね。
生ごみは日にちが経つと不快な臭いやコバエが発生し、キッチン周りや部屋にまで悪臭が漂うこともあります。生ごみ処理機で生ごみをなくせば、キッチン周りを清潔に保ちやすくなり、臭いやコバエの発生を防ぐ効果も期待できますよ。
リサイクルへの貢献
処分された生ごみを微生物の働きによって堆肥化するタイプなら、有機肥料として再利用が可能です。従来は捨てられていた生ごみを資源としてリサイクルできるため、ゴミを処理する際に発生する環境への負荷を低減することができます。
さらに、生ごみ処理機で作られた有機肥料を家庭菜園やベランダ菜園に使用することで、環境保全につながるというメリットもありますよ。
ゴミの量の削減
家庭から排出される可燃ごみのうち、約半分を生ごみが占めるとされていますが、生ごみ処理機を使用すれば、7分の1~10分の1程度の量まで減らすことが可能です。そのため、ゴミ袋が軽くなったりゴミ出しの回数が減ったりするというメリットがあります。
また、乾燥させることで、ゴミ袋の運搬時に生ごみの汁がこぼれることもなくなりますよ。さらに、日本の一般ごみの年間排出量は、生ごみが約3割以上を占めているといわれていますが、家庭から排出されるゴミを削減すれば、一般ごみの減量化にも貢献できますね。
生ごみ処理機の選び方
生ごみ処理機にはさまざまなタイプがあり、どれにすればよいか迷うことも多いですよね。悩んだときは「処理方式」や「サイズ・容量」などから、家庭に合ったタイプを選ぶのがおすすめです。
適切な生ごみ処理機を選ぶと使い勝手がよく、効率的に生ごみを削減することが可能になりますよ。ここから、それぞれの選ぶポイントについて詳しく解説します。
1.生ごみの処理方式で選ぶ
生ごみ処理機の主な処理方式は「乾燥式」「コンポスト式」「ハイブリット式」「粉砕式」の4種類です。電動式である乾燥式とハイブリット式のごみ処理機が一般的ですが、電気を使わないコンポスト式や、ディスポーザと呼ばれる粉砕式も生ごみ処理機に含まれます。それぞれ処理方法や構造が異なり、メリットやデメリットなどにも違いがあるため、使い勝手のよいものを選んでくださいね。
乾燥式
乾燥式とは、ヒーターなどの熱源による高温の熱や温風を使って、生ごみの水分を蒸発させて乾燥させる方式をいいます。構造がシンプルでコンパクトなサイズが多いため、キッチンに置きやすいのがメリットです。価格に関しても、電動式の中では比較的安価で購入できますよ。
ただし、熱を加える方式のため電気代は高くなってしまいます。また、生ごみを乾燥させるときに、焦げたような臭いがする場合もあり、敏感な方は臭いが気になるかもしれません。処理後にはゴミが残るため、処分する手間がかかることも理解しておいてくださいね。
コンポスト式
コンポスト式とは、庭や畑などの屋外で使用するタイプで、土を20cmほど堀った穴に容器を設置して使用します。乾いた土や落ち葉の中に生ごみを投入し、微生物によって生ごみを発酵・分解していく方式です。手動で定期的にかき混ぜることによって、発酵や分解が促進される仕組みになっています。
電気を使わず、本体価格も安いので、庭や畑がある方は初期費用やランニングコストを抑えられますよ。ただし、お手入れを怠ってしまうと虫が湧いたり、臭いが発生したりすることもあるため、かき混ぜる作業は定期的に行うことが大切です。
ハイブリット式
ハイブリット式とは、乾燥式とバイオ式組み合わせた方式のことです。バイオ式は電動式の生ごみ処理機で、バイオチップの中に生ごみを投入し、微生物の働きによって発酵や分解が行われます。電気を使って自動で攪拌されるため、自分でかき混ぜる必要がなく、処理後は肥料になるのでゴミを処理する手間もかかりません。しかし、本体が大きいことから、屋外に設置する必要があります。
ハイブリット式は乾燥させて生ごみの量を削減する仕組みと、バイオチップ中で攪拌されて堆肥化される仕組みを両方備えた優れもの。処理後のゴミを処分する手間がかからず、本体サイズはバイオ式よりも小さめなので、室内に設置しやすいというメリットもあります。ただし、価格は比較的高めなので、予算と相談して選んでくださいね。
粉砕式
粉砕式とは、一般的にディスポーザと呼ばれる生ごみ処理機です。キッチンのシンク下に設置すれば、排水口に生ごみをそのまま流すだけで機械内で細かく粉砕してくれます。三角コーナーを設置する必要がなく、生ごみの臭いも発生しないため、キッチンをきれいに保ちやすいですよ。
生ごみが出なくなることからゴミ出しの回数も減り、高齢化によるゴミ出しの負担を軽減する方法としても注目されています。
単体ディスポーザと、生物処理タイプや機械処理タイプなどがありますが、それぞれ処理方法が異なります。単体ディスポーザは粉砕した生ごみをそのまま下水道へ流すため、設置不可としている自治体が多いです。ディスポーザは必ず排水処理システムを通す必要があり、各自治体で取り決めがあるため、事前に設置の可否を確認し設置届を提出する必要がありますよ。
2.サイズ・容量で選ぶ
生ごみ処理機には一人暮らし用のコンパクトなものから、ファミリー向けの大型サイズまでさまざまなサイズがあります。容量が大きくなるほど、本体サイズも大きくなる傾向があるため、家庭に設置しやすいものを選ぶことが大切です。
本体サイズが比較的小さく、省スペースに収まりやすいものにすると、キッチンに設置しやすく使い勝手がよくなります。
家庭用生ごみ処理機のおすすめ8選
家庭用の生ごみ処理機の選び方を踏まえたところで、おすすめの商品をご紹介します。それぞれの特徴を解説するので、家庭に適した使い勝手のよいタイプを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
商品情報
サイズ:幅23.0×奥行27.0×高さ27.0cm、本体重量:約4.1kg
電源:AC100V(50/60Hz)、消費電力:300W、コード長:1.6m
温風乾燥式の生ごみ処理機です。付属のバスケットを三角コーナー代わりに使用し、水を切ってから本体に投入します。肉類や魚類、大きめにカットした野菜などの乾燥しにくいものと野菜くずのような乾燥しやすいもので運転モードを切り換えることも可能ですよ。3時間後にスタートを予約する機能が搭載されているため、時間帯によって電気代が安くなるプランを利用している場合は省エネにもつながりますね。
商品情報
軽くてかさばらないうえ、イヤな臭いもほとんどしない
130度の温風で攪拌しながら乾燥と除菌をし、生ごみの量を7分の1程度に減らせます。パナソニックだけのソフト乾燥モードが搭載されており、低温で処理をしてたんぱく質の熱変性が抑えられるため、野菜の成長に適した有機肥料を作ることも可能です。縦36.5cm、横26.8cmで省スペースに収まり、ゴミ箱のように使用できますよ。独自のスパイラル方式である「プラチナパラジウム触媒」が採用されており、脱臭効果が高いため臭いも気になりにくいです。
商品情報
重量:約4.5kg(チップ材除く)
素材:ポリプロピレン
生産国:日本
処理方法:微生物処理方式(低温分解)
電気を使わない生ごみ処理容器で、手動で攪拌するタイプなので屋内に設置することも可能です。チップ材を敷き詰めた容器に生ごみを投入し、ハンドルを回転させることによって内部の羽が中身をかき混ぜる仕組みになっています。上フタはワンタッチで開くため、料理中でも生ごみを簡単に投入できますよ。チップ材は毎日きちんとかき混ぜていれば、4~5ヶ月使用可能です。
温風乾燥式に粉砕機能が搭載された生ごみ処理機で、バスケットに入れられる生ごみは約3Lとたっぷり入れられる大容量タイプです。生ごみを投入した後にスイッチを押せば、乾燥・粉砕・冷却まで全自動で行えます。処理した後の生ごみは、重さが約5分の1程度まで減らせるのでゴミ出しも楽になりますね。炊飯器のようなデザインでキッチンに馴染みやすいため、雰囲気を損ねることもありませんよ。
商品情報
タイプ : 家庭生ゴミを堆肥にリサイクル
仕様 : 本体黒色により太陽の熱を吸収し、熱を溜めやすく、コンポスト内の温度が平均4℃上し、発酵スピード促進
容器を土に埋めて使用するコンポスト式の生ごみ処理機です。本体が黒色なので、太陽熱をためやすく、コンポスト内の温度を上昇させて発酵スペードを速めてくれますよ。フタと本体に隙間がない仕様で、臭いが漏れたり雨水が侵入したりするのを防止します。生ごみがたまったら容器を引き抜き、生ごみが隠れるように土で覆い、そのままの状態で発酵させる仕組み。1ヶ月程度経って、生ごみの形がなくなっていれば堆肥の完成です。
商品情報
素材 : ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリエチレン・スタンド : スチール、 塩化ビニル樹脂
タイプ : 生ゴミを一次発酵させる密閉容器
生ごみを入れてEM発酵剤を振りかけた後、一次発酵させるための密閉容器です。無酸素状態で行う嫌気性発酵を利用し、微生物の働きによる一次発酵が行われます。発酵中の液体は液肥として使用でき、液体を抜くためのコックも付属しています。一次発酵後は土に混ぜて二次発酵させることで、有機肥料が完成しますよ。家庭菜園やガーデニングをされている方は、土壌還元にも使えて便利ですね。
商品情報
材質:ポリプロピレン、フタ:ポリエチレン
生産国:日本
容量:約15L
処理剤のEMボカシを使用し、生ごみを発酵させる専用容器です。生ごみを容器の8分目程度になったら密閉し、そのまま放置して発酵させます。夏期は10~15日程度、冬期は15~20日程度で発酵が完了しますが、週に2~3回は分離液の抜き取りが必要です。処理された生ごみは有機肥料に、分離液は液体肥料やトイレの消臭、下水の洗浄などにも利用できますよ。
商品情報
材質/本体・蓋・蛇口;ポリエチレン ハンドル;ステンレス 取手・目皿・計量カップ;ポリプロピレン
こちらも電気を使わない生ごみ処理容器で、EM菌を使って生ごみを発酵させて堆肥を作ります。生ごみの他、庭の雑草や落ち葉などを入れて、微生物の働きで発酵処理が可能です。容器から抜いた液体は、水で薄めれば液肥として植物に与えることができ、排水管やトイレに流して消臭や洗浄に利用することもできますよ。
購入に自治体の助成金が利用できるケースも
自治体によっては、生ごみ処理機の購入時に助成制度が利用できる場合があります。対象となる世帯や機種、助成金額などは各自治体で異なりますが、主な助成比率は購入価格の3分の1~4分の3程度で、金額の上限が設定されていることが多いです。
申請は購入後に行う場合が多いですが、なかには購入前に申請が必要な自治体も。まずは、購入前にお住いの自治体の公式ホームページを確認したり、電話やメールなどで尋ねてみたりして、助成制度を調べてみてくださいね。
気になるAmazonでのランキングをチェック!
ここまでは生ごみ処理機の選び方やおすすめ商品をご紹介しました。さらに生ごみ処理機を探したい方は、Amazonで売れ筋商品をチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
生ごみ処理機でゴミ出しの手間を軽減しよう
生ごみ処理機は家庭から出るゴミの量を削減し、堆肥化によって環境保全にもつなげられるアイテムです。乾燥式やハイブリット式には、コンパクトで室内でも使用しやすいタイプも多いですよ。家庭に合った生ごみ処理機を選んで、ゴミ出しの作業を楽にしましょう。
この記事では生ゴミ処理機のメリットやデメリット、選び方を詳しく解説!おすすめの商品もご紹介します。また、気になる助成金についてもお話しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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