食洗機対応フライパンのおすすめ11選!洗える素材や加工の選び方を解説
「食洗機対応フライパン」は、手洗いの手間を低減する便利なアイテムで、調理に取り入れれば家事の時短にもつながりますよ。しかし、種類が豊富なため、何を基準に選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。本記事では、食洗機対応フライパンの素材や加工、形状や熱源などからおすすめの選び方について解説します。
※この記事は広告を含みます。詳しくはコンテンツ制作ポリシーをご覧ください。
食洗機対応フライパンの選び方
フライパンの中には食洗機では洗えないものがあるため、きちんと対応しているタイプを選ぶ必要があります。それには、フライパンの「素材」「加工」「サイズ」「形状」「熱源」など5つのポイントを押さえておくことが大切です。 ここから、食洗機対応フライパンの選び方のポイントを詳しく解説します。
1.フライパンの素材で選ぶ
フライパンに使われている素材について解説しましたが、ここからは食洗機に対応できるフライパンの素材を解説します。「アルミニウム合金製」と「ステンレス製」のフライパンは、一般的に食洗機に対応している商品が多いですよ。
アルミニウムより耐熱性が高い「アルミニウム合金製」
アルミニウム合金製とは、アルミニウムにほかの金属や非金属を加えた素材をいいます。アルミニウム製には純製と合金製があり、純正のフライパンは酸化や変色してしまう可能性があるため、食洗機は使用できません。しかし、アルミニウム合金製はほかの素材を加えたことにより、耐熱性や耐久性を高められるため、食洗機で洗えるものも登場しました。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(1,414件)
商品情報
「ステンレス製」は耐熱性や強度が優れた素材
ステンレス製は、耐熱性や強度に優れており、食洗機にも対応しているフライパンが多いです。温水洗浄や熱による乾燥にも影響を受けにくい素材のため、フライパンの素材として選びやすいですよ。サビに強いという特徴もあるため、劣化しにくく長期間使用可能です。また、ステンレス製のフライパンは、基本的にコーティング加工されていないため、塗装が剥がれる心配もありません。
ZWILLING ピコ フライパン 16cm
取っ手の部分までステンレスでできた、食洗機対応のフライパンです。熱伝導率や蓄熱性に優れた底厚の3層構造で、ガス火やIH以外に、オーブン調理にも使用できます。シンプルで機能性を重視したデザインのフライパンは、キッチンをよりおしゃれに見せてくれますよ。
2.フライパンの加工で選ぶ
コーティング加工されたフライパンは、食洗機で洗うと塗装が剥がれやすくなるため、食洗機にはあまり向いていません。しかし、「チタン加工」や「セラミック加工」は耐久性や耐摩耗性が高いため、食洗機に対応しているフライパンがほかのコーティング加工と比較して多い傾向です。
コーディングが剥がれにくい「チタン加工」
チタン加工は、皮膜が強固であるため、コーティングの中でも剥がれにくい加工とされています。食洗機の高圧洗浄や温水でも、塗装に影響を及ぼしにくいです。強度や耐食性に優れており、サビに強いという特徴もあります。また、金属アレルギーが起こりにくい金属とされており、素材にこだわりのある方も選びやすいですよ。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(3,822件)
商品情報
硬度が高い「セラミック加工」は傷つきにくい
セラミック加工は、硬度が高く耐熱性にも優れているセラミックをコーティングしているため、食洗機で洗えるフライパンが多いです。セラミックは、ほかの金属と比較して摩耗しにくく、耐食性にも優れています。そのため、食洗機の温水洗浄や温風による乾燥にも対応しているのです。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(472件)
商品情報
3.フライパンのサイズで選ぶ
食洗機に対応しているフライパンを購入する前に、サイズをきちんと確認する必要があります。フライパンのサイズが大きすぎた場合、食洗機に入りきらない可能性もあるためです。ここでは、「22cm以下」「23~25cm」「26cm以上」の3つのサイズを紹介します。自宅の食洗機の庫内の寸法を測って、適切な大きさを選ぶことが大切ですよ。
卓上式食洗機を使うなら「22cm以下」がおすすめ
22cm以下のフライパンは、卓上式食洗機を使用している方におすすめのサイズです。卓上式食洗機はコンパクトなタイプが多く、ビルトイン式や分岐水栓式と比較して庫内が狭い傾向にあります。そのため、一人暮らしやお弁当作りなどに適したサイズのフライパンであれば、卓上式食洗機にも入りやすいですよ。ただし、底面が小さいため、ガス火のコンロで使用するときは安定しにくい場合もあります。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(7件)
商品情報
大きめの食洗機なら「23~25cm」も使用可能
23~25cmは、一般的に多く販売されているフライパンのサイズで、3人以上を対象とした食洗機に適しています。コンパクトなサイズの食洗機には入らない場合もあるため、庫内の寸法をきちんと測ってみてくださいね。2~3人分の食事のおかずを作るときに便利な大きさで、普段使いに活躍しますよ。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(1,958件)
商品情報
ビルトイン式食洗機なら「26cm以上」も対応
26cm以上のフライパンを購入する際は、食洗機の庫内の寸法を必ず測ってくださいね。26cm以上のフライパンは、ビルトイン式の食洗機には入る場合が多いですが、卓上式の場合は入らない可能性があるため注意が必要です。一度にたくさんの料理を作れるため、3~4人分の食事も賄えます。ただし、大きくなると重量も重くなるため、なるべく軽量なタイプを選ぶのがおすすめですよ。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(11,146件)
商品情報
4.フライパンの形状で選ぶ
食洗機対応フライパンは、「浅型」と「深型」があります。どのような料理を作るときに使いたいのか、調理方法や目的から向いているタイプを選んでくださいね。それぞれに適した使い方を解説します。
素早く火を通す料理は「浅型」が適切
浅型は底面が広く、素早く火を通す料理に向いています。炒め物や焼き料理などに適しており、魚やハンバーグなどの大きな食材もひっくり返しやすいのがメリットのひとつです。ただし、煮物のような水分が多い料理には適していません。深型よりもコンパクトに収まるため、食洗機に入れやすいですよ。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(661件)
商品情報
煽る調理や煮物が得意な「深型」
深型タイプは深さがあるため、水分の多い煮込み料理も可能です。調理中に油や調味料が飛び跳ねやすい料理も深型なら安心ですよ。一方で、大きな食材はひっくり返しにくいことや、浅型より重みがある場合も多いです。また、浅型よりはスペースが必要になるため、食洗機の庫内の寸法を確認してくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(808件)
商品情報
5.対応熱源もチェック
食洗機に対応しているフライパンであっても、自宅の熱源と異なっているタイプだと使えません。購入前に自宅のキッチンの熱源とフライパンが対応している熱源の確認は必須です。ここからは、「ガス火専用」と「ガス火・IH対応」をご紹介します。
ガスコンロには「ガス火専用」が必須
自宅キッチンがガスコンロの場合は、ガス火専用フライパンを選んでくださいね。IH専用のフライパンでは、自宅のキッチンでは使用できません。ガス火専用は耐熱性が高い傾向にあり、耐久性にも優れているため、食洗機の高温洗浄にも対応しているものが多いですよ。ただし、ガス火専用は焦げつきやすい傾向があるため、フライパンの素材や加工の種類に注意してくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(29件)
商品情報
熱源を気にせず選べる「ガス火・IH対応」
ガス火とIHの両方に対応しているフライパンならば、自宅のキッチンの熱源を気にせず選べて便利です。デザインや使い勝手からも選びやすいため、選択肢の幅が広がります。また、ガス火のコンロと卓上IHクッキングヒーターのように、両方の熱源に使いたいときにもフライパンを使い分ける必要がありません。さらに、ガス火とIHの両方に対応しているフライパンは、加工されていて、焦げつきにくいタイプが多い傾向にあります。そのため、長く使えるのもおすすめのポイントです
Amazonカスタマーレビュー
Amazonカスタマーレビュー
(64件)
商品情報
食洗機で洗えないフライパンとは?
フライパンには、食洗機で洗える素材と洗えない素材があります。例えば、アルミニウム製や銅製のフライパンは、食洗機では洗えません。これらの素材は、食洗機用洗剤の化学反応や熱の影響を受けやすいという特徴があり、酸化や変色が起こる恐れがあるためです。
フッ素樹脂加工は食洗機で洗うとフッ素が剥がれてしまう可能性があるため、注意が必要です。ただし、アルミニウム製やフッ素樹脂加工されているフライパンでも、食洗機に対応しているタイプも増えてきています。そのため、アルミニウム製やフッ素樹脂加工がされた軽量なフライパンを求めている場合は、食洗機対応と表示されているかどうか確かめてから選ぶようにしてくださいね。
鉄製のフライパンは食洗機で洗浄はできますが、食洗機用洗剤の洗浄力が高いため、汚れと一緒に油膜を取り除いてしまう可能性があります。使うたびに油引きが必要になったり、サビが発生したりする恐れもあるため、鉄製のフライパンを食洗機で洗うのはあまりおすすめできません。
おすすめ商品比較表
この記事で紹介している商品の気になる素材や持ち手の取り外しを比較してみました。
商品選びの参考にぜひチェックしてみてくださいね。
ferlord FERLORD フライパン | ティファール(T-fal) ロイヤルブルーウォックパン26cm | SURUTTO SURUTTO フライパン | SURUTTO SURUTTO フライパン 20cm | サーモス(THERMOS) サーモス デュラブルシリーズ 取っ手のとれるフライパン KVA-024 | バッラリーニ(Ballarini) Ballarini パヴィア フライパン 26cm イタリア製 」 75001-773 | バッラリーニ(Ballarini) Ballarini「 サリーナ フライパン 24cm イタリア製 」 75002-820 | ツヴィリングJ.A.ヘンケルス(Zwilling J.A. Henckels) ツヴィリングJ.A.ヘンケルス マデュラ プラス 深型フライパン | 下村企販 考具 KOGU 下村企販 フライパン 深型 24cm 【日本製】ステンレス 3層鋼 炒める ゆでる 揚げ物 ガス火 IH対応 食洗機対応 燕三条 44426 | TRAMONTINA トラモンティーナ ノンスティック フライパン グラーノ 62155/267 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Amazonカスタマーレビュー | ||||||||||
素材 | ||||||||||
アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | - | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム・ステンレス | ステンレス鋼 | |
持ち手の取り外し | ||||||||||
不可 | 可 | 不可 | - | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | |
本体重量 (g) | ||||||||||
801g | 660g | 532g | - | 600g | 710g | 1100g | 1600g | 950g | 1100g | |
対応熱源 | ||||||||||
IH・ガス火 | ガス火 | IH・ガス火 | - | IH・ガス火・オーブン | ガス火 | IH・ガス火・オーブン | IH・ガス火 | IH・ガス火 | IH・ガス火・オーブン | |
サイズ (cm) | ||||||||||
26cm | 26cm | 20cm | - | 24cm | 26cm | 24cm | 28cm | 24cm | 26cm | |
食洗器使用 | ||||||||||
可 | 可 | 可 | - | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | |
購入リンク | ||||||||||
食洗機に対応した丈夫なフライパンを選ぼう
食洗機に対応しているフライパンは、耐熱性や耐摩耗性に優れているタイプが多く、長持ちする傾向にあります。フライパンの素材や加工、熱源などをきちんと確認して、自宅のキッチンに合ったタイプを選べば、食洗機で洗っても快適な使用感が長く続きますよ。家事の手間が減らせるように、適切なフライパンを選んでくださいね。
毎日の料理に欠かせないフライパンは、あらゆる調理方法に対応できる“万能調理道具”です。「マイヤー」「ビタクラフト」「バッラリーニ」「遠藤商事」など、国内外の人気メーカーも数多くあり、素材も「アルミ」「鉄」「ステンレス」などがあります。 このように、無数にあるフライパンで、本当におすすめはどれなのか? 選び方だけでなく、日本を代表する最強のシェフたちが実際にお店で愛用し、みなさんが家庭でも使えるおすすめのフライパン12商品を紹介します。