ベアボーンキットのおすすめ5選!好きなパーツで自由に組めるミニPC
PCケースにあらかじめマザーボードと電源が取り付けられている「ベアボーンキット」。PC自作初心者は、半完成状態のベアボーンキットでミニPCづくりからチャレンジしてみるのも良いでしょう。この記事ではベアボーンキットについて解説し、おすすめの商品もご紹介します。PCの自作に興味がある方はぜひ参考にしてください。
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ベアボーンキットとは
ベアボーンキットは、英語でBarebone kitと表記します。bareは「空の」、boneは「骨組み」を意味する言葉です。PCケース内に電源ユニットやマザーボードだけがあらかじめ組み込まれている、いわば「半分空っぽの」PCのことをベアボーンキットと言います。
未完成の状態なので、そのままPCとして使用することはできません。CPU、メモリ、SSDなどのパーツを別途用意して組み込むことで、完成させられます。
ベアボーンキットは、一から自作するのと比べて用意するものが少なくなるメリットがあります。経験があまりない方でも、気軽にPCの自作を楽しめるでしょう。
コンパクトサイズであることも、ベアボーンキットの特徴です。代表的な形状としては、キューブ型やブック型などがあります。
ミニPCのベアボーンキットはどんな人におすすめ?
ベアボーンキットは、ミニPCづくりを気軽に楽しめるのが魅力です。ベアボーンキットの存在を知って、チャレンジしてみたいと思った人もいるのではないでしょうか。ここでは、ベアボーンキットがどのような人におすすめなのかを解説していきます。
PC自作初心者
ベアボーンキットは、自作PCに初めて取り組む人におすすめです。好みのベアボーンキットを選んだら、必要なパーツを選択して組み込むだけなので、比較的簡単にPCを自作できます。
電源ユニットやマザーボードなどの取り付けはすでに完了している状態なので、組み立ての知識や経験がない人でも、失敗するリスクが少ないといえるでしょう。CPUやメモリ、SSDなどは自分で選ばなくてはなりませんが、PCパーツについて学ぶ良い機会にもなります。
パーツを選んでミニPCを自作したい人
ベアボーンキットは、ミニPCを作りたい人にもおすすめです。一般的に売られているタワー型のPCケースは、小さいものでも奥行きが40cmほどありますが、ベアボーンキットには手のひらサイズのものやA4サイズ程度のコンパクトなものもあります。
パーツをすべてそろえていくと、完成品として売られているミニPCより高額になることが多いですが、自分でパーツを選べるのは大きなメリットといえます。
ベアボーンミニPCのデメリット
ベアボーンキットには、初心者でも簡単にミニPCを作れるというメリットがありますが、デメリットもあります。ここでは、ベアボーンキットを購入するときに注意したい点を2つご紹介します。
サイズが小さく拡張性が劣る
ベアボーンキットのデメリットは、サイズが小さいため拡張性が低いことです。特に手のひらサイズ程度のキットだと、PCパーツの選択肢はかなり限られます。
後から別のパーツを増設したいと思っても、ケース内に余裕がなければ取り付けることができません。スロット数も限られているので、拡張カードの増設を考えている方は注意したほうが良いでしょう。
電源の容量が小さめで交換もできない
電源の容量が小さいこともベアボーンキットのデメリットです。ベアボーンキットはサイズが小さいため、コンパクトで容量の小さい電源ユニットを採用しています。電源ユニットが固定されていることも多く、後から交換できません。
ベアボーンキットの電源の容量を確認し、それに収まるパーツだけを搭載するようにしましょう。消費電力が大きい、高性能なグラフィックボードなどを取り付けるのは難しいかもしれません。
ベアボーンキットの他に準備するもの
ベアボーンキットを購入しただけではPCを完成させることはできません。OSやCPUなどのパーツはキットに含まれていないため、自分で用意する必要があります。ここでは、ベアボーンキットのほかに準備するものをご紹介します。
OS
OSはOperating System(オペレーティングシステム)の略称で、コンピューター全体の管理や制御などを行う基本ソフトウェアを指します。代表的なOSは、Microsoft社のWindows、Apple社のMac OS、Google社のChrome OSなどです。そのほかにも、UnixやLinuxなどいろいろなOSがあります。OSのバージョンもチェックして、使いたいものを用意しましょう。
CPU
CPUはCentral Processing Unit(中央演算処理装置)の略称で、PCの頭脳ともいうべき重要なパーツです。
CPUを製造している主要なメーカーは、IntelとAMDです。Intelからは、Core i3、Core i5、Core i7、Core i9などのCPUが発売されています。AMDから発売されているCPUは、Ryzenなどです。
コア数、スレッド数、動作周波数、キャッシュメモリなどをチェックして選びましょう。
メモリ
メモリは、データやプログラムなどを一時的に保存しておくパーツのことです。RAM(Random Access Memoryの略称)と呼ばれることもあります。
メモリには、4GB、8GB、16GB、32GB、64GBなどの容量があります。メモリの容量が増えるほど、作業効率が向上します。動画編集やゲームなどの負荷のかかる作業をする場合は、多くのメモリを搭載しておいたほうが良いでしょう。
ベアボーンキットではメモリの取り付けスペースが限られているので、ロープロファイルという小さめサイズの商品がおすすめです。
SSD
SSDはSolid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略称で、データを保存するために使用するパーツです。
SSDは、HDDと比べて読み書きの速度が速く、コンパクトです。動作音が静かというメリットもあります。
ベアボーンキットでは、主にM.2という小さい規格のSSDを使うことになるでしょう。HDDは安価ですが、ベアボーンキットには入らないことがあります。
グラフィックボード
グラフィックボードは、その名のとおりPCのグラフィック面の動作を担うパーツです。グラボやビデオカードと呼ばれることもあります。
GPUと呼ばれる半導体チップを搭載しており、ゲームや映像などの画像処理で重要な役割を果たします。動画編集やゲームをするのであれば、グラフィックボードを搭載しておいたほうが良いでしょう。
ただし、Webの閲覧やメールのやりとりなどの用途がメインであれば、グラフィックボードを搭載しなくても特に問題ありません。
キーボード・マウス
キーボードは、文字や数字などを入力する際に必要となるデバイスです。有線キーボード、無線キーボードなどの種類があります。キータイプ、キーピッチ、テンキーの有無などもチェックして、打ちやすいキーボードを選びましょう。
マウスは、手のひらサイズのコンピューターの入力装置です。有線タイプや無線タイプなどがあります。キーボードやマウスをすでに持っている方は、別途購入する必要はありません。
ベアボーンキットおすすめ5選
ここからは、おすすめのベアボーンキットをご紹介していきます。
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ベアボーンキットを使って自作パソコンを楽しもう!
ベアボーンキットの魅力は、初心者でもPCを自作できることです。好みのパーツを選ぶという楽しみもあります。
ただし、ベアボーンキットは拡張性が低く、電源ユニットの容量が小さいというデメリットもあります。その点に注意しながら、ベアボーンキットでミニPCづくりを楽しんでみてください。