福井の日本酒おすすめ14選!お土産選びにも役立つ、味わいの違いや銘柄の特徴を詳しく解説
北陸の米どころとして有名な「福井県」は、古くから「日本酒」造りも盛んな地域です。県内には約30ヵ所以上の酒蔵が存在し、黒龍・梵・一本義など人気の銘柄も多数あります。そこで今回は、福井県産日本酒を選ぶ際のポイントやおすすめの地酒をご紹介。この機会にぜひ福井生まれのおいしい日本酒を試してみてくださいね。
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福井の日本酒の魅力
美しい海と山に囲まれた福井県。この地で造られる日本酒は、白山水系の清らかな水と、酒米「五百万石」を使った銘柄が数多くあります。福井県産の日本酒は、穏やかな香りとみずみずしいクリアな味わいが特徴です。地元でとれる新鮮な海山の幸を使った郷土料理とも相性がよく、すっきりとしたうま味を感じられますよ。
また、冬場はとくに冷え込みが強い地域であることから、常温や熱燗でおいしさを発揮する銘柄が多い傾向にあります。福井県内の酒蔵はおおよそ30ヵ所以上ありますが、それぞれが魅力的な地酒を造っているので、いくつか飲み比べてお気に入りの銘柄を見つけてみてくださいね。
有数の酒米の産地
「コシヒカリ」の発祥地でもある福井県は日本有数の米どころですが、日本酒の原料となる酒米の生産も盛んに行われています。
酒米のうち最も有名なのは「山田錦」、このほかにも、「五百万石」「おくほまれ」「越の雫」「神力」といった酒米が多く栽培され、福井県産の日本酒造りにも使われていますよ。
とくに福井県内で多く栽培されているのは五百万石で、福井県が国内生産量第二位となっています。五百万石を使った日本酒は、クセが少なく、すっきりとしたキレのある味わいが特徴です。
ミネラル豊富な福井の水
日本酒の成分は約80%が水で作られています。酒造りの工程でも洗米や仕込みなどで大量の水を必要とし、おいしい日本酒を造るカギは良質な水にあるといっても過言ではありません。
福井県は、ミネラル豊富な白山水系の水が潤沢にあるエリア。名水や伏流水、湧水は、地域によって性質が少しずつ異なるため、酒蔵の個性にもつながっています。どんな水を使っているのかに注目して地酒を選ぶのもおすすめですよ。
福井での日本酒の選び方
それぞれの酒蔵が、米・水・製造方法にこだわった酒造りをしていて、魅力的で人気のある銘柄も数多くあります。そんな福井県産の日本酒は種類が豊富なため、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも。
そこで、福井県産日本酒を選ぶ際に着目したい3つのポイントを下記に挙げてみました。
- 酒蔵で選ぶ
- 酒米で選ぶ
- 銘柄で選ぶ
各項目について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
酒蔵で選ぶ
福井県には数多くの酒蔵がありますが、大きく4つのエリアに点在しています。ここでは各地域の代表的な酒蔵と特徴をご紹介します。
特徴 | 有名な酒蔵 | |
---|---|---|
奥越地区 | 福井県北東部にあり、水源が豊かな地域 | ・一本義久保本店 ・真名鶴酒造 |
嶺北地区 | 越前地方とも呼ばれる日本海に面した地域 | ・黒龍酒造 |
丹南地区 | 中央に位置し、物作りが盛んなエリア | ・加藤吉平商店 |
嶺南地区 | 南端の海岸部に位置し、豊かな水に恵まれている | ・三宅彦右衛門酒造 ・鳥浜酒造 |
福井県内には上記の他にもたくさんの酒蔵があります。いろいろな酒蔵の日本酒を飲み比べしてみるのも楽しいですよ。
酒米で選ぶ
福井県産らしい日本酒を味わいたいなら、県内産の酒米を原料に使用したものを選んでみてください。
酒米で有名なのは「山田錦」ですが、一番のおすすめは福井県産の酒米「五百万石」を使った日本酒です。クセがなく、キレのいい味わいを楽しめるのがポイント。
また、福井県ならではの酒米「おくほまれ」「越の雫」「神力」などを使用した日本酒もおすすめです。福井県の豊かな自然に育まれた、おいしい日本酒を堪能できますよ。
銘柄で選ぶ
福井県産の有名な銘柄といえば、「黒龍」「梵」「早瀬浦」「一本義」などがあります。
黒龍は福井県産の酒米「五百万石」を使用し、水や仕上げ、パッケージにまでこだわりを尽くした逸品。また、「梵」は昭和天皇の即位式で用いられた格式高い銘柄で、以降、大使館や日本国政府なども国賓をもてなす際には度々使用しています。
「早瀬浦」と「一本義」は福井県の豊かな水源を生かして造られた銘柄で、昔から親しみがありますよ。福井県の日本酒を試してみたいなら、有名な銘柄の中から選ぶのもおすすめです。
好み別!おすすめ福井銘柄
福井県産の日本酒は種類が豊富にあるため、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、おすすめの福井の銘柄を下記の3つのカテゴリーに分けてご紹介していきます。
- 柔らかい口当たり甘口5選
- キリッとした味わい辛口5選
- 同じ醸造元で飲み比べるなら
自分の好みにぴったりの福井県産日本酒を見つけてみてくださいね。
柔らかい口当たり甘口5選
甘口の日本酒は、口当たりが柔らかいため、普段日本酒を飲み慣れていない方でも飲みやすいのが特徴です。日本酒の甘口・辛口を見分けるポイントは、ラベルに記載されている「日本酒度」の数値をチェックすること。日本酒度とは、その日本酒にどのくらいの糖分が残っているかを表した数値で、マイナスの数値が大きいほど甘口となりますよ。
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(7件)
商品情報
■精米歩合…50%
■日本酒度…-18度
■酸度…2.5度
■アルコール度…13.8
■甘辛度…甘口
■飲み方…ロック◎、冷やして◎、常温○
柑橘系のフルーツを思わせる爽やかな酸味と、米の上品な甘みが絡み合う、斬新な味わいの日本酒です。日本酒度-18の大甘口タイプで、アルコール度数はやや低めの13.8%。日本酒好きの方にとっては味わい深く、日本酒を飲み慣れていない方でもおいしく感じられるでしょう。
冷やしてワイングラスで飲んだり、炭酸で割るのもおすすめです。あっさりとした白身魚やエビ・カニ料理のほか、肉じゃが、餃子、ふろふき大根などとも相性抜群。
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(27件)
商品情報
綿菓子やバニラのような穏やかで甘い香りの純米吟醸酒。仕込み水に用いた雪解け水を思わせる、清々しさと透明感あふれる味わいが特徴です。原料米は契約栽培の「山田錦」と「五百万石」を使用。米は55%まで精米したものを使い、米本来の香りを引き立たたせています。
また、柑橘系の酸味と相性がよいので、レモン塩を振りかけた焼き鳥やレモン汁をかけた生ガキなどと一緒に飲むと甘みがさらに心地よく感じられますよ。
商品情報
原材料:米、米麹
「寿司や魚と相性のいいお酒を造りたい。」そんな想いから生まれた純米大吟醸酒です。サンスクリット語で”米”を意味する「斜利(シャリ)」という商品名は、すし飯(シャリ)にちなんで付けられたとも言われています。
日本酒度+4の辛口のお酒で、レモン水のような爽やかな味わいと、穏やかな柑橘系フルーツの香りが楽しめます。お刺身をあてにした普段の晩酌はもちろん、手巻き寿司パーティーなどにもぴったりですよ。
商品情報
原料米:五百万石、華越前
精米歩合:65%
アルコール:14度
日本酒度:-20
酸度:1.4
福井県産の「五百万石」で醸したにごり酒。舌触りのなめらかなもろみが米本来のうま味・甘味を引き出し、マイルドな酸味が味わいを引き締めてくれます。日本酒度は-20とかなり甘口です。
オンザロックや冷酒にするとキレのある味わいが楽しめ、ぬる燗にすると酸味がゆるんでコクのある味わいに。天ぷらや刺身、香の物をつまみながらの晩酌におすすめの一本です。
商品情報
■賞味期限:180日
■規格:日本酒(純米大吟醸)/720ml
■サイズ(mm):118×140×355
甘口の日本酒が好きな方におすすめの大吟醸酒。福井県が開発した酒米「さかほまれ」を40%まで丁寧に精米したものを使用しています。軽やかな口当たりで、フルーティーな甘い香りが特徴。
甘口のお酒ですが口の中がベタつくことがなく、すっきりとした喉ごしを楽しめるのもうれしいポイントですね。煮物や刺身など醤油で味付けした料理によく合いますよ。
キリッとした味わい辛口4選
辛口の日本酒は、糖分が少なく、キリッとした味わいが特徴です。辛口を選ぶ際は、甘口のときと同様、「日本酒度」の数値を目安にしてくださいね。日本酒度がプラスになればなるほど、辛口度合いが強い日本酒ということになります。
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(79件)
商品情報
精米歩合:38%(磨き三割八分)
容量:720ml
2005年全米日本酒歓評会においてゴールドメダル受賞
2009年純米酒大賞グランプリ受賞(部門別)
福井県を代表する銘柄「梵」は、多くの日本酒ファンに愛される名品。兵庫県の特A地区産「山田錦」を原料米に使用し、0℃以下で氷温熟成させたお酒をブレンドして仕上げられています。
グレープフルーツのような芳醇な香りが特徴的で、なめらかで深い味わいを楽しめますよ。国内外のコンテストで数々の受賞歴を誇る逸品は、大切な方への贈り物や自分へのご褒美にもおすすめです。
商品情報
地域 福井県
容量 1800ml
「早瀬浦」の定番銘柄といえる純米酒です。日本酒度+9のキリっとした辛口のお酒は、キレのある後味が特徴。原料米は福井県産の「五百万石」、仕込み水は酒蔵内にある井戸で採取される発酵力の強い水を使用しています。常温はもちろん、冷やしても温めてもおいしく飲める万能酒ですよ。
商品情報
内容量 720ml
原材料 米・米麹・醸造用アルコール
原料米 兵庫県産山田錦100%使用
精米歩合 40%
アルコール度 16度以上17度未満
製造元 畠山酒造株式会社
寒さ厳しい豪雪地帯で造られた大吟醸「雪きらら」。「山田錦」を40%まで磨き上げた原料米を使用し、3年間低温熟成させたことで、華やかで気品あふれる香りを実現しています。端麗でやや辛口ですが、クセの少ないお酒なのでどんな料理にも合わせやすいです。とくに焼き魚や刺身と好相性ですよ。
商品情報
原材料 米・米麹
原料米 自社栽培米 山田錦 100%
精米歩合 50%
アルコール度 15~16
日本酒度 +8
酸度 1.8
製造元 吉田酒造
福井県産の米と水にこだわった大芳醇超辛口の純米吟醸酒です。契約栽培の「山田錦」と福井県産の酒米「ハナエチゼン」を使用し、透明感のあるお酒は、口当たりがよく爽快な飲み心地なのが特徴。フルーティーさと芳醇なうま味を感じられるので、甘口がお好みの方も飲みやすいですよ。さっぱりした肴はもちろん、イタリアンやおでん、鍋などいろいろな料理と一緒においしく楽しめます。
同じ醸造元で飲み比べるなら
日本酒は、まったく同じ原料米・酵母を使っても、製造方法を少し変えると味も香りもガラッと変わるもの。同じブランドの日本酒でも、加熱処理された清酒とされていない生酒では、全然味わいが違ってきますよ。同じ酒蔵で造られた銘柄を飲み比べて、違いを感じてみるのもいいですね。
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(21件)
商品情報
アルコール分 12%
内容量 720ml
原料米 福井県産 五百万石
精米歩合 55%
火入 火入れ
酒度 -35.0
保管方法 要冷蔵庫
貴醸酒とは、仕込み水の代わりに酒を使った清酒のこと。「黒龍貴醸酒」は、福井県の有名銘柄「黒龍 純吟」を使って仕込んだ贅沢な一本です。一般的な貴醸酒は糖度が高くとろりとしていますが、本商品は飲みやすくライトな飲み心地に仕上げています。熟したフルーツのような甘酸っぱさと、リッチな味わいを楽しめますよ。
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(140件)
商品情報
原材料:米、米麹
黒龍酒造株式会社
福井県産の酒米「五百万石」を贅沢に使った純米吟醸酒。米本来のうま味と黒龍らしい飲みやすさを追究した蔵元の自信作です。フルーティーな香りとさっぱりとした軽快な口当たりが特徴で、湯豆腐や炙ったカニ、焼き魚と相性がいいですよ。
大吟醸で選ぶなら
各酒蔵の特徴を知るには、大吟醸を飲んでみるのもおすすめ。大吟醸は、製造工程においてとにかく手間ひまをかけている日本酒です。だからこそ、その酒蔵や杜氏の酒造りへの想いが凝縮されているともいえます。
大吟醸はやや甘口でフルーティーなものが多く、日本酒初心者の方でも飲みやすいのが魅力の一つ。福井県産の日本酒選びに迷ったときは、大吟醸を試してみてはいかがでしょうか?
商品情報
アルコール度数:16度
福井県産米100%使用
精米歩合:40%
甘口芳醇純米大吟醸酒
1753年に創業された歴史ある酒蔵が造り上げた純米大吟醸酒。福井県産の「五百万石」と清らかな水を使用し、華やかな吟醸香とまろやかな味わいを実現しています。飲み方は冷酒がおすすめ。味の濃い料理や辛味大根のおろしそばと一緒に飲んでもおいしいですよ。
商品情報
アルコール度数 16度
日本酒度 +2.0
酸度 1.6
精米歩合 45%
原材料名 山田錦
蔵元 白龍 吉田酒造有限会社(福井県)
飲用適温 8℃~12℃
搾りたての純粋無垢なおいしさを堪能できる、純米大吟醸の無濾過原酒です。原酒でありながら上品でやさしい口当たりと、マスカットのようなフルーティーな香り、しっかりとした米のうま味を感じられます。その理由は、酒米「山田錦」を45%まで丁寧に磨き上げたから。フルボディのワインを思わせるふくよかな味わいで、余韻まで楽しめる一本です。
おすすめ商品比較表
真名鶴酒造 真名鶴酒造 純米大吟醸 奏雨-sow- | 一本義久保本店 一本義久保本店 一本義(いっぽんぎ) 伝心 雪 純米吟醸 720ml | 紗利(さり) 五割諸白(ごわりもろはく) 純米大吟醸 720ml | 南部酒造場 花垣 純米 にごり | 鳥浜酒造 純米大吟醸 鳥浜 さかほまれ 720ml 木箱入り | 梵 加藤吉平商店 梵 特撰 純米大吟醸 720ml | 三宅彦右衛門酒造 早瀬浦 純米酒 1800ml | 畠山酒造 百貴船(ももきぶね) 雪きらら 大吟醸720ml 紙箱入り | 吉田酒造 游(ゆう)純米大吟醸 720ml | 黒龍 黒龍酒造 貴醸酒 吟醸酒 720ml | 黒龍 黒龍酒造 黒龍 こくりゅう 純米吟醸 1800ml | 華燭 豊酒造 華燭 純米大吟醸 蔵内秘蔵酒 | 白龍蔵元 純米大吟醸 吉峯 無濾過原酒 | |
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