【2024】タブレットおすすめ10選|iPad、アンドロイドほか選び方のポイントを解説
自宅のリビングでちょっと動画を見たかったり、外出先のカフェで隙間時間に少しだけ仕事をしたい。そんなとき、スマホより画面が大きくてPCより小回りが効くタブレットが欲しくなりますよね。ただ、iPad、Andoroid(アンドロイド)タブレット、Windowsタブレット、Fireタブレットなどありどれを選べばいいかが悩ましいですよね。そこで、タブレット端末に関する連載を持つイラストレーターに、選び方のコツを聞いてきました!
監修者
イラストレーター
- refeia
イラストレーター。大学院の工学修士課程修了後、研究開発系エンジニアを経てイラストレーターに転身。ゲーム、小説などのイラストを制作する傍ら、東洋美術学校の非常勤講師も務める。タブレット端末に詳しく、自身でも4台を所有
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タブレットの種類
タブレットと一言でいっても、実際はいくつかの種類に分かれます。代表的なのはまずiPad OSが搭載されたアップルの「iPad」。次いでGoogleが開発したアンドロイドOSを搭載した「アンドロイドタブレット」。
さらにはビジネス用パソコンで一般的なOSであるWindowsを搭載した「Windowsタブレット」もありますし、Amazonのコンテンツを観るのに便利なFire OS搭載の「Fireタブレット」も人気です。ひとつずつ見ていきましょう。
イラストレーター
イラスト制作用途のタブレット選びならこちら!
iPhoneユーザーなら選んで安心「iPad」
まず、タブレットと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはりアップルの「iPad」ではないでしょうか。基本的に、iPadを選んでおけば安心というくらいの信頼感があり、性能面でもなんにでも使えるオールマイティさがあります。
直感的な操作が可能で、アプリも豊富。「Apple ID」があればアップル製品間でファイルなどの同期ができるので、普段iPhoneやMacを使用している方にはとくにおすすめです。
イラストレーター
iPadの良いところは選んでも失敗がないという安心感ではないでしょうか。そしてアップル製品は中古の需要も高いため、買ってはみたけれど思ったよりも使わなかったという場合のリセールバリューが高いのも良い点です
iPadのメリット・デメリット
- iPhoneユーザーが直感的に使いやすく、高機能
- 高いリセールバリュー
- アプリが豊富
- 金額がアンドロイドタブレットに比べると高め
- ペンは付属しない
コスパの良いモデルも多い「アンドロイドタブレット」
アンドロイドタブレットの良さは、性能に加え、iPadに比べて廉価なモデルを探すことができる点にもあります。中国のシャオミーなどがコストパフォーマンスに優れたモデルを出しています。また、NECのLAVIEシリーズなど国内メーカーの製品を選ぶこともできます。一方、韓国のサムスンのギャラクシーシリーズなども性能に定評があります。
また、タブレット端末はスマホ同様ストレージの容量によって価格が異なる場合がありますが、アンドロイドタブレットの場合、SDカードにデータを移動させることが可能である機種があることもメリットです。
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ハイエンド機も魅力ですが、アンドロイドタブレットはミドルスペックと呼ばれる5万円以上8万円くらいまでのタブレットに良いものが多い印象です。ハイスペックかつ価格も抑えられるのが、アンドロイドタブレットの良さです
アンドロイドタブレットのメリット・デメリット
- ハイエンドから格安なものまで幅広く揃う
- アンドロイドユーザーが使いやすい
- 総じてコスパが良い
- ペンが付属する機種が多い
- ストレージをSDカードで補えるモデルも
- iPadで使えるアプリがアンドロイドにはないことも
仕事で慣れている人に「Windowsタブレット」
Windowsを搭載したWindowsタブレットは、PCとタブレットが一体化した「サーフェス」シリーズが有名です。その最大の特徴は、OSがWindowsであるため「ワード」「エクセル」などが収納された「マイクロソフトOffice」が使えること。仕事でWindowsに慣れている人ならば、違和感なく操作できるのではないでしょうか。
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Windowsタブレット「サーフェス」はPCとタブレットの2in1仕様なので、パソコン代わりに使うことができます。両者のいいとこ取りでもあるので、両方の購入を検討しているならこれ一台で済む可能性があります
Windowsタブレットのメリット・デメリット
- ワード、エクセルなどが使いやすい
- キーワードを取り付けられ、PC感覚で使える
- 仕事でWindowsを使う人だと違和感なく使える
- ノートPC的な性能だが、ノートPCには性能で劣ることも
Amazonコンテンツを楽しめる「Fireタブレット」
Amazonの独自タブレット「Fireタブレット」は、Amazonアプリストアのアプリにしか対応していないのがデメリットではありますが、価格が非常に安く、性能も必要最低限が抑えられており、動画を見たり、漫画を読んだりといった用途にはバッチリ。
タブレットを使って複雑なゲームをしたり、動画を制作してみたいといったことがないのであれば、気軽に使える選択肢としてアリでしょう。
イラストレーター
Fireタブレットは、まさに「Amazonのコンテンツを楽しむためのタブレット」という印象です。Amazonプライムの動画を観たり、Amazonで購入した電子書籍や漫画を読むといった用途に限るのであれば、これで十分です
Fireタブレットのメリット・デメリット
- 価格が安い
- アレクサ対応
- 性能も必要最低限
- アプリの数が少ない
- 複雑な用途に使うのは難しい
タブレット選びの参考に! フローチャートを活用しよう
ここまで見てきたように「タブレット」と一言でいっても種類は様々で、それぞれに一長一短があります。だからこそ、予算や目的に沿ったものを選ぶことがとても大切。タブレットを選ぶ上でのガイドとなるフローチャートを作成しましたので、ぜひ参考にしてみてください!
以上でざっくり候補が見えてきたら、以下のおすすめタブレット9選をチェックしてみてください。世の中にはかず多くのタブレットがありますが、そのなかでも特徴的なものを選んでいます。
おすすめのタブレット10選
では、ここからはiPad、アンドロイドタブレット、Windowsタブレット、Amazonタブレットそれぞれおすすめのタブレットを見ていきましょう。まずはiPadから。
iPadのおすすめ
iPadと一言でいっても、iPad Pro、iPad Airなど種類はさまざま。ここでは、最新のiPadを中心におすすめモデルを見ていきましょう。
iPad Pro(M4)※2024年発売
Amazonカスタマーレビュー
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(59件)
2024年に発売された最新のIPadProです。価格は16万8800円〜と決して安くはありませんが、過去もっとも薄く、画面は明るく、新たに搭載されたM4チップはハイパフォーマンスを発揮します。iPadの紛れもない最高峰なので、安心して選べるのが魅力ではないでしょうか。iPadを使って、動画制作などを含めた様々な作業をサクサク快適に行いたい人は検討してみるといいでしょう。ストレージも256GBから2TB(!)までを選ぶことができますよ。
イラストレーター
価格にさえ目をつぶれば(笑)、もっともおすすめのiPadであることに間違いありません。イラストレーター的には、2024年に発売されたiPad Pro(M4)とIPar Air(M2)に最新のアップルペンシルプロの組み合わせが、筆圧や傾きだけでなく「回転」なども検知して、注目です
iPad Air(M2)※2024年発売
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(116件)
2024年に発売された最新のiPad Airは価格が9万8800円からとiPad Proと比べるとお手頃で、先代のiPad Proと同じくらいの性能があります。M2チップが搭載され、ひと世代前のiPad Airと比べて処理速度が向上しています。価格と性能のバランスが取れた、最新のタブレットです。
イラストレーター
新しいiPad Airは1代前のiPad Proと同じM2チップが搭載されていて、コスパの良い印象があります。iPad Proが突き抜けたハイエンドモデルとなっていることからも、全体に「これで十分」という印象の優秀なモデルです
iPad(第10世代)※2022年発売
新型iPad ProとiPad Airの発売に伴い値下げされ、5万8800円〜と手に取りやすい価格になったのが2022年発売、第10世代のiPadです。iPadのなかではエントリーモデルという位置付けとなり、スペック面では上位機種に劣るものの、ウェブや動画を観たりゲームをしたりちょっと仕事も、といった基本的な用途であれば十分。初めてのタブレットにも良いでしょう。
イラストレーター
新品のiPadで5万円台というのがまず魅力。なんだかんだでオールマイティなのはiPadなので、漫画を読んだり動画を観たりだけじゃなく、もう少しタブレットを使いこなしたい人に良い選択肢になると思います
アンドロイドタブレットのおすすめ
続いてはアンドロイドタブレット。韓国や中国メーカーはもちろん、日本からも性能やコスパに優れたタブレットが発売されていますから、コストや求める性能的に見合うモデルを探してみましょう。
アンドロイドのハイエンド「ギャラクシータブ S9 ウルトラ」
Amazonカスタマーレビュー
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(72件)
定価20万9799円という超ハイエンドタブレットが、サムスンのギャラクシータブ S9ウルトラです。14.6インチと大画面の有機ELディスプレイに大容量バッテリー、防水性・防塵性も兼ね備え、次世代プロセッサーによりゲーム体験も向上しています。
イラストレーター
アンドロイドタブレット端末の超ハイエンドがこれです。「おすすめ」するには究極モデルすぎる気がしますが、サイズなど仕様をよく検討して、納得して選べば満足しやすいはずです
コスパに優れたモデル「シャオミパッド6Sプロ」
12.4インチの大画面に加え、アスペクト比が3:2であるため文書の閲覧・編集作業にも向いています。「Snapdragon8 Gen2」という高機能チップを搭載した高スペックモデルでありながら価格は8万4800円とお手頃です。
イラストレーター
このモデルの少し前のモデルを所有しています。オールマイティなタブレット端末で、ハイスペックでそこそこ安いものを探すのであれば、シャオミパッドは外せない選択肢です
ギャラクシータブ S9FE
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(222件)
定価68,799円と手頃な価格で手に入るサムスンのエントリータブレットです。付属のSペンの性能も高く、防水性・防塵性も備えています。バッテリー容量も大きく、使い勝手の良いアンドロイドタブレットです。
イラストレーター
アップルのiPadはペンが付属しませんが、このギャラクシータブにはSペンというペンが付いてくるのもいいところ。イラスト用途に限らず、ペンがあるとなにかと便利です
Redmi Pad SE
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(729件)
商品情報
製品重量:790 g
メモリストレージ容量:128 GB
画面サイズ:11 インチ
こちらはシャオミのさらなる廉価レンジ。11インチのディスプレイドルビーアトモス対応の4つのスピーカー、8000mAhの大容量バッテリー、ストレージは128GBで薄型軽量と一通り揃った性能ながら手に取りやすい価格なのが魅力です。多くを求めすぎなければ十分な性能ではないでしょうか。
NEC LAVIE Tab T9
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(67件)
商品情報
重さ:約344g
9型ワイドディスプレイを搭載したNECのタブレットです。薄さ8mmで344gの軽量ボディ。8コアプロセッサと128GBのストレージを持つため、コンパクトながらゲームなども楽しめます。電話での使い方相談、修理受付など国内メーカーならではの幅広いサポートがあるのも安心です。
Windowsタブレット
続いてWINDOWSタブレットからは、WINDOWSタブレットの代名詞ともいえるマイクロソフトの「サーフェス」シリーズをご紹介します。
サーフェスプロ9
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(80件)
商品情報
画面サイズ:13インチ
ディスプレイ最大解像度:2880 X 1920 Pixels
梱包サイズ:31.1 x 23 x 5.1 cm
梱包重量:1.77 kg
タブレットの気軽さとノートPCの性能を併せ持つのがマイクロソフトのサーフェス プロ9です。長時間使用できるバッテリーを持ち、1日中持ち歩くことが可能です。普段ウインドウズのPCを使っている人には使いやすいはずですし、PCとタブレット、両方をひとつで兼ねたい人にもいい選択肢になりそうです。
Amazon Fireタブレット
最後はAmazonのコンテンツの鑑賞に向くFireタブレット。低価格ながら、用途によっては十分楽しめますよ。
Fire HD 10 タブレット
Amazonカスタマーレビュー
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(2,804件)
商品情報
商品重量:434g
CPU & RAM:8コアプロセッサ - 2x Arm Cortex-A76 (最大2.05GHz)、6x Arm Cortex A55 (最大2GHz)、3GB RAM
32GBまたは64GBと容量は少ない(別売りのマイクロSDカードで拡張可能)ながら、その分価格も安いAmazonのオリジナルタブレットです。10.1インチとほどよい大きさで、持ち運ぶのも便利です。落下などに強いという頑丈さを併せ持ちます。
Fire HD10 キッズモデル
Amazonカスタマーレビュー
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(426件)
商品情報
ディスプレイ:10.1インチ1080pフルHD
サイズ:267mm x 208mm x 27mm
重量:670g
カバー:キッズ向け保護カバー (ブルー、パープルまたはレッド) ※本体はブラック
RAM:3GB
CPU:8コア (2x2.05GHz、6x2.0GHz)
容量:32GB
バッテリー:最大13時間
充電時間 (同封のアダプター使用時):約4時間
USBポート:USB-C (2.0)
Fireタブレットのキッズモデルです。15分単位で利用時間が設定できるペアレンタルコントロールを搭載し、キッズカバーが付属して落下などからタブレットを守ります。バッテリーは最大13時間で、お出かけ時も安心。USB-C(2.0)接続で充電も可能です。
イラストレーター
動画を観る、漫画を読むといった Amazonコンテンツを楽しむためのタブレットです。用途がそれに限定されているのならば、まさにこれで十分という性能です
タブレットの選び方
ここまでおすすめタブレットを見てきましたが、いまいち選びきれないという方も多いはず。そこで、選び方のポイントをもう一声見ていきましょう。
自分に合うタブレットを選ぶためには、比較する際のポイントを押さえておくことが重要です。どのような使い方がしたいのかを想像しながら、以下の6つのポイントをチェックしてみてください。
本章を読めば、タブレットをどのように選べばいいか基礎的な知識がわかりますので、ぜひ最適なタブレット選びの参考にしてくださいね。
価格帯と性能で選ぶ
CPUの性能、メモリ、搭載チップなど、タブレットの性能を比較する軸は多くありますが、それを個別に比較するのは一般人には難しいですし、手間がかかりますよね。そこで、ここではざっくり価格帯別の性能イメージを見ていきましょう。
【2万円以下】ローエンド
タブレット全体を見渡しても激安の部類。少し前のモデルだったり、ストレージ容量が少なかったりと、値段が安いにはそれなりの理由があります。ウェブを見たり、動画を鑑賞する程度の使い道であれば問題はなさそうですが、高度な作業をするのは難しいかもしれません。また、画質に難がないかなども確認しておきましょう。
【2〜5万円】普及帯
2万円から5万円くらいまでのタブレットは、主にウェブ閲覧、動画鑑賞、軽めのゲームプレイといった用途が想定されます。動作の重いゲームを快適にプレイしたり、動画編集といった作業には不向きですが、ネットや動画をサクッと見るならこれで十分です。
【5-10万円】ミドルスペック
5-8万円前後がメインボリュームとなるミドルクラス機ならばゲームなども快適にプレイできたり、簡単なイラスト制作なども問題なく行えるようになってきます。ネットを見たり、動画を流したりだけじゃなくてもう少し色々やってみたい・仕事でもガンガン使いたいと思うならば、この価格帯が選択肢に入っています。
【10-20万円】ハイエンド
複数のレイヤーを駆使した複雑なイラスト制作や動画編集といったマシンスペックが求められる作業を行いたいならばハイエンド機を選ぶのがいいでしょう。動作が重くて作業が捗らないとストレスになりますが、このクラスならばある程度サクサクできるはず。動作の重いゲームで遊ぶのにも向いています。
【20万円〜】超ハイエンド
現時点でのタブレット端末としての最先端・最高峰の機能が盛り込まれたタブレット端末です。PCに匹敵するスペックに携帯性。最高の性能が欲しいのであれば(そして懐に余裕があれば)これを選べば間違いありません。
イラストレーター
動画鑑賞やネット閲覧、ゲームをするといった通常の用途であれば、基本的にはミドルスペックまでで十分です。イラストや動画制作を本格的にやりたい、重いゲームをカクツキなしで快適にプレーしたいという明確な用途がある場合、ハイエンド以上を検討してみてください
ストレージ容量を選ぶ
ストレージの容量は重要なポイントです。ストレージとは、タブレット内のデータを長期保存しておく倉庫のようなもので、容量によって動作や保存できる量が変わります。
一般的にはストレージの大きいほうがサクサクと快適に使えたり、たくさんのデータを保存できたりするメリットがあります。一方でストレージが大きくなるほど価格が高くなる傾向にあるため、予算との検討が必要です。
ストレージの容量は「GB(ギガバイト)」で表されます。Webサイトや動画を見るだけなら32〜64GB程度でも足りますが、より快適に使いたい、アプリもゲームも楽しみたいなら128GB以上がおすすめです。動画や音楽をたくさん持ち歩きたいなら256GB以上が望ましいでしょう。
イラストレーター
ストレージ容量は余るのを当たり前として選ぶとよいです。64GBモデル程度だとすぐに容量が一杯になってしまい、新しくコレを入れるためにアレを捨てて……と常にやりくりを迫られます。これが意外と大きな作業コストになるので、結果的に損です。私は128GB未満のものは動作確認などの特殊な用途を除いては手に取りません。やりくりを考えなくても使いやすいのは256GB以上です
画面サイズを選ぶ
タブレットは種類によって画面サイズが大きく異なります。用途に合わせて選びましょう。画面サイズによる特徴の違いや、おすすめの使用用途は以下の通りです。
持ち運びに便利な「7〜8インチ」
持ち運びに適したコンパクトサイズです。電子書籍の閲覧にも向いています。比較的リーズナブルなものが多く、初めてのタブレットにもおすすめです。
バランスの良い「10インチ前後」
タブレットの標準的なサイズであるため、種類が豊富に揃っています。持ち運ぶのにも問題がなく、画面サイズもそれなりに大きいので作業もある程度快適に行えますし、動画やゲームなどもやりやすいサイズです。
クリエイティブ用途なら「12インチ以上」
持ち運びこそやや難しくなるものの、見やすさは格段にアップします。ノートパソコン代わりにビジネス用途で使いたい方、イラスト作成や動画編集などを行いたい方は逆にこれくらいのサイズがないとやりにくさを感じるかもしれません。
クリエイティブ用途なら11-14インチを選ぼう
イラストレーター
もちろん小さくても大丈夫! という人もいますが、イラストや動画制作などのクリエイティブ用途に使いたい人は11-14インチくらいを選ぶと良いと思います
通信方法を選ぶ
タブレットによってインターネットの通信方法が異なるため、通信方法もタブレット選びのポイントです。具体的には、Wi-Fiが必要なタイプとSIMカードで通信できるWi-FI +セルラータイプの2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
Wi-Fiタイプ
無線LANを通じてインターネットに接続します。そのため、屋外などWi-Fi環境がないエリアに入ると利用できなくなってしまいます。初期費用や維持費が比較的安く済む点がメリットで、主に自宅やオフィスで使うなど、使う場所が限定されている人に向いています。また、オフライン作業が用途の中心だという場合も、Wi-Fiタイプで十分です。
Wi-FI +セルラータイプ
Wi-Fi環境の有無に関わらず使えるため、外出先でも使えるのがメリットです。ただし、タブレット単体での通信契約や通信費用が必要となります。移動中の電車の中でも使いたい人、自宅だけでなく、基本的にはタブレットを外に持ち出して使いたいという人はこちらを選びましょう。ランニングコストがかかることがデメリットです。
防水・防塵・外部出力……多彩な機能で選ぶ
タブレットを使うシーンによっては、多様な機能に注目して選ぶこともできます。
水まわりで使うなら、「IPX6」や「IPX8」の表示のある防水機能付きモデルがおすすめです。長時間使う場合は、疲れ目を防ぐためにブルーライトカット機能付きをおすすめします。
外部出力ポート付きモデルは、接続ケーブルを使ってタブレット内の情報を外部モニターにできるため、ミーティング時に役立つでしょう。USBタイプCから映像を出せる機種も多いです。
おすすめ商品比較表
この記事で紹介している商品の気になる画面サイズやディスプレー解像度を比較してみました。
商品選びの参考にぜひチェックしてみてくださいね。
Apple iPad Pro(M4) 13インチ | Apple iPad Air (M2) 13インチ | Apple iPad (第10世代) 10.9インチ | Galaxy Tab S9 Ultra | Galaxy Tab S9FE SM-X510NZAAXJP | Redmi Pad SE 4GB+128GB wi-fiモデル|Xiaomi(シャオミ) | NEC LAVIE Tab タブレット T9 TAB09H01 | Surface Pro 9:|Microsoft(マイクロソフト) | Fire HD 10(第13世代)|Amazon(アマゾン) | Amazon Fire HD 10 キッズモデル | |
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Amazonカスタマーレビュー | ||||||||||
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画面サイズ | ||||||||||
13インチ | 13インチ | 10.9インチ | 14.6インチ | 10.9インチ | 11インチ | 9インチ | 13インチ | 10.1インチ | 10.1インチ | |
ディスプレー解像度 | ||||||||||
2752×2064ppi | 2732×2048ppi | 2360×1640ppi | 2960×1848ppi | 2304×1440ppi | 1920×1200ppi | 1340×800ppi | 2880×1920ppi | 1920×1200ppi | 1920×1200ppi | |
PC接続 | ||||||||||
不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | |
タッチペン付属 | ||||||||||
なし | なし | なし | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | |
ストレージ容量(GB) | ||||||||||
256GB | 256GB | 64GB | 512GB | 128GB | 128GB | 64GB | 256GB | 32GB | 32GB | |
OS | ||||||||||
iPadOS | iPadOS | iPadOS | Android、Windows | Android | MIUI14 Lite based on Android 13 | Android | Windows 11 Home | FireOS | FireOS | |
コネクタ | ||||||||||
USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | - | microsd, bluetooth, usb2.0 | USB 4.0,Thunderbolt 4 搭載 USB-C x 2 | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | |
購入リンク | ||||||||||
自分にぴったりの1台を見つけよう
今回は、タブレットの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。タブレットを選ぶ際には、まずiPadかアンドロイドかといった「OSの違い」が選ぶ上での大前提。その上で、「ストレージの容量」「画面サイズ」なども加味しつつ、タブレットを使ってなにがしたいのかや、かけられるコストなどから選んでいきましょう。
本記事を参考に、自分にぴったりのタブレットを探してみてくださいね。
イラストレーター
タブレットは、いろいろな機能が一個にまとまっているのが魅力です。ちょっとウェブを見たり、作業中に音楽や動画を流したりするのに便利ですし、スペック次第ではクリエイティブ用途や仕事にも使えます。一台所有しておくと、なにかと便利ですよ!
すべてのタブレットには一長一短があります。どんな風に使いたいのか、予算はいくらかなどによって選ぶべきタブレットは変わりますので、自分に合うのはどれかを見極めることが重要です