炊飯器の消費電力は?電気代の計算方法とおすすめ炊飯器10選をご紹介
ごはんを炊くのに欠かせない「炊飯器」。家電製品の中でも使う機会が多く、消費電力や電気代が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、炊飯器の消費電力や炊飯・保温時にかかる電気代、節電方法について詳しく解説します。エコな炊飯器の選び方やおすすめ商品もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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炊飯器の消費電力
炊飯器はほかの家電に比べて消費電力の大きい家電です。消費電力を気にせずにほかの家電と同時に使用するとブレーカーが落ちたり、コンセントが発熱したりする可能性も。
炊飯器の消費電力を確認するときは、下記のポイントを確認しましょう。
- 本体に貼付されているシールやラベルなどをチェックする
- 取り扱い説明書に記載されている仕様一覧などを確認する
- メーカーのWEBサイトで製品型番から調べる
また、炊飯器の種類によっても消費電力は異なります。IH式炊飯器は消費電力が大きく、5合炊きでは1200W、3.5号炊きで700W前後のものが多いのが特徴。一方、マイコン式炊飯器は消費電力が比較的少なく5合炊きで650W、3合炊きで350W程度なのでIH炊飯器の約半分のワット数で使用できます。
消費電力量は炊飯量やメニューなどによっても異なるので、各メーカーに記載されている消費電力を確認してみてくださいね。
炊飯器の電気代はどれくらい?計算方法について
炊飯器の年間消費電力量はIH5.5合以上8合未満の場合で83.82kWh、年間電気代の平均は2263円です。炊飯器に限らず、家電製品の電気代を計算するときは以下の方法で計算できますよ。
「1時間あたりの消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力会社の料金単価(円/kWh)」
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会は、2022年7月22日に電気料金の目安単価を31円に引き上げました。たとえば、1時間あたり200Wの消費電力の家電を10時間使用した場合の計算式は下記の通りです。
「200W × 10h × 31円 = 62円」
家電の電力量や電力会社の料金単価は各家庭によって異なりますが、目安として上記の方法で電気代を計算してみてくださいね。
炊飯器の節電方法
炊飯器の電気代を節電する際のポイントは、以下の3つです。
- 保温機能をなるべく使わない
- ごはんはまとめて炊飯し、冷凍する
- エコ炊き機能を活用する
上記のポイントを抑えておくと、炊飯器の消費電力を抑えられて節約につながりますよ!
電気代がお得になるごはんの炊き方
1回の炊飯にかかる電気料金は約4.5〜5.2円といわれています。朝・昼・晩で毎食ごはんを炊いている場合は、朝や晩に1度に3食分のごはんを冷凍しておくと炊飯回数を減らせて節約につながりますよ。電子レンジ1回分の電気料金は約0.6〜0.8円程度と考えると、保温や毎食の度に炊飯するよりも経済的です。
エコな炊飯器の選び方
エコな炊飯器を選ぶときは、1回あたりの炊飯や保温機能の省エネ性能が高い製品を選びましょう。エコ炊き機能を搭載している機種なら1回の電気料金を抑えることができるので、炊飯回数が多い場合や家族の人数が多いご家庭でも安心して使用できますよ。
1.炊飯する量で選ぶ
3合炊きの炊飯に炊飯にかかる電気料金は約2.55円、3.5合炊きの場合は約3.38円と、炊ける量が多いほど電気料金は高くなります。家族の人数と電気代のバランスを考慮して選んでみてくださいね。
3合炊き
3合炊きの炊飯器は1〜2人暮らしのご家庭におすすめです。0.5〜1合の少量の炊飯にも最適で、一人暮らしの方でも炊き立てのごはんを手軽に味わえますよ!サイズが小さいので省スペースで設置でき、限られたスペースでも邪魔になりにくいのが魅力です。
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5合炊き
5合炊きの炊飯器は、3〜5人家族のご家庭に適したサイズです。ごはん1合で約350g、お茶碗1杯がおおよそ150gとした場合、家族5人でも2杯ずつ食べられる量を炊くことができますよ。
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5.5合炊き
5.5合炊きの炊飯器は、3〜5人家族のご家庭や多めに炊いて冷凍保存しておきたい場合などにおすすめです。冷凍ごはんをストックしておけば電気代の節約にもなるので、光熱費を減らせるのもうれしいポイント。食べる量や食生活によっても必要量が変わってくるので、調節しながら使いましょう。
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2.炊飯器の加熱方式で選ぶ
炊飯器の加熱方式はIH式・圧力式・マイコン式の3種類があり、電気代も異なります。一般的にはマイコン式は消費電力が少ないとされており、製品の多くは数千円〜1万円程度と低価格のものが多くコストを抑えたい方におすすめですよ。
また、炊飯時と保温時でも電気代は異なります。1kWhあたりの電気料金の目安を31円とした場合の各タイプの炊飯器の炊飯と保温にかかる電気代は以下の通りです。
タイプ | 炊飯 | 保温 |
---|---|---|
マイコン式 | 約4.34円 | 約0.6円 |
IH式 | 約5.14円 | 約0.6円 |
圧力式 | 約5.3円 | 約0.53円 |
マイコン式
マイコン式の炊飯器は、炊飯器の底に備えられたシーズヒーターで内釜を加熱するタイプです。商品のラインナップが豊富で、リーズナブルな価格のものが多いのが魅力。中には1万円以下で購入できる製品もあるので、リーズナブルでデザインが豊富な炊飯器を探している方にもおすすめです。
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IH式
IH式の炊飯器は内蔵したコイルで電磁力を発生させて内釜を直接発熱させるタイプです。熱ムラがなく均等に熱が伝わるので、たくさんのお米を炊いてもおいしく仕上がりますよ。多くのメーカーからさまざまな種類が販売されており、機能性やデザインも充実しているのが魅力です。
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圧力式
圧力式の炊飯器は、内釜全体に圧力を加えコイルの電磁力で加熱するタイプです。100度以上の高温で一気に加熱するのでお米の芯まで熱が伝わりふっくらともちもちした食感に仕上がるのが特徴。 高級モデルのものが多く、価格はほかのタイプに比べて高い傾向にありますがもっちりとしたお米を自宅で味わいたい方におすすめです。
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気になるAmazonでのランキングをチェック!
ここまでは炊飯器の節電方法やおすすめ商品をご紹介しました。さらにエコな炊飯器を探したい方は、Amazonで売れ筋の炊飯器をチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ マイコン式ジャー炊飯器 | パナソニック(Panasonic) Panasonic 圧力IHジャー炊飯器 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ 炊飯器 5.5合 RC-MDA50AZ | タイガー魔法瓶(TIGER) TIGER IHジャー炊飯器 | TIGER マイコンジャー炊飯 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ マイコン式炊飯器 | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ IH式炊飯器 | シャープ(SHARP) シャープ IH式炊飯器 PLAINLY | 象印マホービン(ZOJIRUSHI) 象印 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き | 日立 炊飯器 5.5合 RZ-V100GM K | |
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エコな炊飯器で光熱費を節約しよう!
今回は炊飯器の消費電力やおすすめの炊飯器についてご紹介しました。炊飯器の消費電力を節約する場合は保温機能をなるべく使わず、ごはんをまとめて冷凍保存するのがおすすめです。炊飯器の使い方を見直して、光熱費の節約に活かしてくださいね。