おすすめの蒸し器10選!種類別に使い方を解説!フライパンで蒸し野菜が作れるものも
手軽に温野菜などの蒸し料理が作れる「蒸し器」。セイロや蒸し鍋のほかに電気タイプや電子レンジ対応のものなど、さまざまな種類があります。今回は、各タイプの特徴とおすすめ商品をご紹介します。IHに対応したタイプや、いつもの鍋で蒸し料理ができる網プレートなどもありますので、ぜひ最後までご覧ください。
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蒸し器の魅力
「今日のご飯はどうしようかな…」とレシピサイトを見ている時に、「蒸す」と出てくるとついつい候補から外してしまいませんか?蒸し器があれば、今まで候補から外していたメニューが夕食の候補に加わるようになるんです。 何も手の込んだメニューばかりでなく、「お野菜を蒸すだけ」でも立派な1品になってくれますよ!
また、「栄養を取る」といった面でも、蒸し調理には嬉しい効果があります。たっぷりのお湯でお野菜をぐつぐつ茹でると、水溶性のビタミンは流出してしまいますが、蒸し野菜なら流出を防げるので、食材の持つ栄養素をしっかりと摂取できるんです。 蒸気で加熱するため、直接加熱するよりも肉やお魚が柔らかくジューシーに仕上がります。油を使わずに調理できるので、カロリーを抑えられる点も嬉しいポイントです。
蒸し器を選ぶポイント
「蒸し料理を作りたい」と思っても、種類が多すぎてどれにしていいのかわかりませんよね。 蒸し器を選ぶ時は、次のような点を整理してみてください。
- 作りたい料理
- 使用頻
- 一度に作る分量
蒸し器にはさまざまな形状があり、それぞれ得意なメニューが違います。作る頻度が高いお料理に向いているものを選ぶようにしてくださいね。
使用頻度が少ないならあまり大掛かりな蒸し器を購入せず、コンパクトに収納できるものを候補にしましょう。
蒸し器は一度に蒸せる分量が決まっており、調理時間もそれなりにかかります。「家族の分を作るため何度も蒸す」となるとかなりの労力がかかりますので、どれくらいの量を蒸せるのかもチェックしておきましょう。
タイプ別!蒸し器の使い方とおすすめ10選
使用頻度や作りたいメニューに合わせて、蒸し器の種類を決めましょう。蒸し器には、次のような種類があります。
- セイロ
- 鍋
- 電気調理
- プレート
- 電子レンジ対応
それぞれタイプごとに特徴があり、得意なメニューも違います。種類ごとにメリットやデメリット、簡単な使い方などを紹介しますので、参考にしてください。
蒸し料理と言えば「セイロ」
「蒸し器」と言えば、セイロを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。小籠包やエビ餃子などの点心をセイロで作るのって憧れがありますよね。
セイロには、次のようなメリットがあります。
- 木や竹でできているので、高温になりすぎずじんわりと火が通る
- 余分な蒸気を逃がすので、食材に水分が落ちてべちゃとすることも少ない
- 重ねて使用できる
- 木の香りが付く
食材にほのかな香りが付くのはセイロだけが持つ特徴で、肉まんなどは皮にこの風味が付くかどうかで出来上がりに大きな差があります。点心などふっくら仕上げたいお料理を中心に作るなら、やはりセイロが最適です。
一方、デメリットは下記のようなものがあります。
- お手入れに手間がかかる
- 木製なので燃えやすい
木製のためしっかり乾かしておかないと、カビが生えてしまいます。使用前もしっかり水に濡らすなど何かと手間はかかりますね。 燃えやすい素材のため、うっかりコンロのそばに置いて調理を始めると燃えてしまう恐れも。空焚きになると焦げてしまうこともあるので、取り扱いには注意が必要です。
セイロの使い方
簡単にセイロの使い方をご紹介します。
まず、セイロが焦げてしまわないよう、事前にセイロを15分ほど水に浸けておきます。
次に、セイロに食材をのせます。くっつきやすい食材の場合は、クッキングシートを敷いておきましょう。クッキングシートの代わりにキャベツやレタスなどの葉物野菜を使うのもおすすめです。
そして、お湯を沸かした鍋の上に食材を入れたセイロをセット。フタをして蒸していきます。
基本的には鍋とセットで使いますが、「ちょっと火加減が難しそう」という方は、簡単に使用できる電気調理タイプもありますよ。
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こちらの記事ではせいろのおすすめ品をご紹介しています。せいろをお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
茶碗蒸しや肉まんなどの料理を野菜と一緒にふっくらと仕上げてくれる「せいろ」は、天然素材でつくられた便利な蒸し器です。中華せいろと和せいろの種類や、檜・竹・杉素材に加えて大中小のサイズがあるため選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで今回は、せいろの魅力や特徴とともに選び方のポイントとおすすめ商品をご紹介します。
本格調理できる鍋タイプ
ご家族の人数が多い方や、しっかりと蒸し料理をマスターしたいという方は、鍋タイプがおすすめです。 お鍋でたっぷりとお湯を沸かせるので、赤飯や茶わん蒸しなど長時間蒸すメニューにも向いています。
まずは、鍋タイプのメリットから見ていきたいと思います。
- 普通の鍋としても使用できる
- 火が通りにくい食材、長時間の蒸しにも対応できる
- 一度にたくさんの量が蒸せる
- 火加減が調節できる
プリンや茶わん蒸しは「す」が入ると一気に風味が悪くなるので、仕上がりを重視して作るなら火加減を微調整できる鍋タイプがおすすめです。また、2~3段になっているものなら、蒸す量に合わせて使うこともできます。
一方で、次のようなデメリットも。
- 最初は火加減が難しい
- 収納に場所をとる
微調整できる分おいしく仕上げられるのですが、調理によっては火加減が難しいとも言えますね。 蒸し調理を始めるのにたっぷりお湯を沸かす必要があるので、下ごしらえなど少しだけ茹でたい時には大掛かりに感じるかもしれません。
鍋タイプの使い方
鍋タイプの蒸し器の使い方を簡単にご紹介します。
まず、下段の鍋の5~7分目まで水を入れて沸騰させます。
次に、上段の蒸し器に具材を入れます。沸騰した下段の鍋の上に置き、蒸気があたるようにしましょう。
あとはフタをするだけでOKです。食材に合わせて火加減や蒸し時間を調節してください。
長時間蒸す時は空焚きにならないよう、お湯を足しながら調理してください。 食材に水滴が落ちて欲しくない場合は、フタの内側にふきんをかぶせ、取っ手の部分に縛り付けます。 やけどを防ぐため、フタを開ける時は奥に蒸気を逃がすようにしましょう。
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火加減調節いらずの電気タイプ
電気タイプの蒸し器は、なんといっても手間がかからないことです。詳しくメリットをご紹介しますね。
- 食材と水をセットしたらスイッチを押すだけで簡単
- 製品によってはレシピブックが付属するので、アレンジの幅が広がる
- コンロがあく分、別の調理ができる
鍋を使って蒸し器を使う時は、シュウマイは強火、茶わん蒸は弱火というように、火加減の調節が必須です。またフタをずらして鍋の中の温度を下げたり細かな調節が必要ですが、電気タイプなら食材を入れてセットし、水を入れてスイッチを押すだけ。ほったらかしでOKなので、その間に他の調理や洗い物ができますよ!
一方で、次のようなデメリットも。
- 場所をとるため、専用の収納スペースが必要になる
調理器具が増えるというより、家電が一台増えると考えあらかじめ収納スペースを確保しておく必要があります。蒸し調理の使用頻度が少ないご家庭の場合は不向きといえます。
電気タイプを選ぶポイント
電気タイプの蒸し器を選ぶ際は、次のポイントに注目しましょう。
- 一度にどのくらいの量が蒸せるか
- 使い勝手
- 蒸し器の素材
蒸す量に関してはサイズを見るとわかりやすいですが、問題は使い勝手です。
使いやすさを重視して選ぶなら、タイマーや空焚き防止機能付きが便利です。また、パーツが細かく分解できるものは、お手入れがしやすくいつでも清潔に保つことができますよ。蒸し器の素材はガラスやセイロ、プラスチック製などさまざまですが、ガラス製が匂いもつきにくく衛生的なのでおすすめです。
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フライパンやお鍋で使用できるプレートタイプ
「大きな鍋や電子調理器具を買うのはちょっと抵抗がある」という方は、プレートタイプの蒸し器はいかがでしょうか。省スペースで収納でき、お財布にも優しい価格で購入できます。 専用の鍋がなくても、自宅のフライパンや鍋にセットすればすぐに使える点もポイント!お手持ちの鍋に合ったものを選んでくださいね。
プレートタイプには、次のようなメリットがあります。
- 持っているお鍋やフライパンにセットして使える
- 折りたたみできるタイプなら超コンパクト
大きめのキッチンアイテムを買うのってなかなか勇気がいりますよね。いずれ使わなくなるかも……と迷ってしまうときも、プレートなら価格を抑えられ、収納スペースもとらないので、気負わずに蒸し料理を始められますよ。
一方、プレートには次のようなデメリットもあります。
- 一度に調理できる量が限られる
- 火加減調節は必要
フライパンや鍋にセットして使うので、やはり火加減の調節は必要です。また、鍋より一回り小さいサイズになるので、「一度にたくさん調理したい」という方には不向きです。
プレートの使い方
プレートの使い方はとっても簡単。
まず、お湯を張ったお鍋にプレートを入れ、プレートの上に食材をのせます。 あとは、フタをして火にかけるだけ。
蒸す食材に合わせて、火加減や蒸し時間を調節してくださいね。
メニューによって使うお鍋を変えたいという方は、お鍋のサイズに合わせて大きさが替えられるプレートがおすすめです。
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こちらの記事では、フライパンで使える蒸し器のおすすめ商品をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
手持ちのフライパンにセットするだけで簡単に蒸し料理が楽しめる「フライパン用蒸し器」。食洗機に対応したステンレス素材のものが主流で、ガスでもIHでも使用でき、フライパンのサイズに合わせて伸縮できるものもありますよ。本記事ではおすすめの商品を多数ご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
電子レンジで使用できるタイプ
さらにお手軽に蒸し調理がしたいという方は、電子レンジで使用できる蒸し器はどうでしょう。水と食材を入れ、加熱時間を設定してボタンを押すだけなので、手間をかけずに蒸し調理ができます。
電子レンジで使う蒸し器には、次のようなメリットがあります。
- 簡単に調理できる
- レンジ加熱中に別の調理ができる
- 価格が安い
電子レンジにかけている間はコンロが空くので、他の調理もできますね。低価格な製品も多く、気軽に試せるのもポイントです。
とはいえ、鍋や電気調理器で蒸すのと比べると、下記のようなデメリットもあります。
- 一度にたくさん調理できない
- 火加減の調節ができない
- ムラができやすい
副菜や一人分の調理には向きますが、家族分のメインおかずの調理となると、やや容量不足です。大きいサイズもありますが、均一に火が通りにくいのでおすすめとは言えません。
電子レンジタイプの選び方
電子レンジで使用するタイプの蒸し器には、次のような素材のものがあります。
- シリコン
- 陶器
- ポリプロピレン
- ガラス
シリコン製のものは、折りたためるなどコンパクトに収納できるタイプもあります。食洗器に対応しており、お手入れも簡単です。 陶器製のものはじんわりと加熱されるので、電子レンジで使う蒸し器の中でも均一に火が通ります。
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蒸し器ってどんな料理ができるの?
蒸し料理と言えば、茶わん蒸しやシューマイを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? そういった手の込んだメニューだけでなく、「今日は料理する時間がない」という時は、もやしやキャベツなどのお野菜と豚肉を蒸すだけでもOKなんです。これなら忙しい毎日でも、しっかりとお野菜が取れますよね。 おかず作りだけでなく、プリンや蒸しケーキといったスイーツ作りまで幅広く活躍してくれます。 蒸し器を使ったさまざまなメニューを紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめ商品比較表
無印良品 竹材 蒸篭(せいろ)直径23×高さ8cm | パール金属(PEARL METAL) パール金属 和の里 中華せいろ | エムケー精工(MK Seiko) エムケー精工 せいろ 蒸し器 二段 セット 18cm TEGARU=SEIRO | Komori Komori 蒸し鍋 蒸し器 満菜 深型 3層底 | ヨシカワ(Yoshikawa) ヨシカワ 片手鍋 二段蒸し器 | ラドンナ Toffyコンパクトフードスチーマー K-FS1-PA | ティファール(T-fal) ティファール 蒸し器 インジニオ スチームバスケット K21430 | 下村企販 下村企販 フライパンで手軽に使える 蒸しざる | シービージャパン(CB JAPAN) シービージャパンレンジでカンタン蒸し調理器 スクエア グレー | ルクエ(Lekue) ルクエ スチームケース アーモンド トレイ付き | |
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調理方法に「蒸す」が加われば、メニューのレパートリーが一気に広がります。メインのおかず作りだけでなく、火の通りにくい食材の下ごしらえなど、あれば何かと重宝します。 蒸し器は種類によって大きく使い勝手が違うので、一度に蒸す量や使用頻度、作りたいメニューに合わせて選ぶようにしてくださいね。
電子レンジでさまざまな料理が作れる「シリコンスチーマー」は、時間や手間をかけずにおいしい料理を作りたいという方におすすめのアイテムです。本記事では、使いやすいシリコンスチーマーの選び方とおすすめの商品をご紹介します。形状や機能、タイプなどの特徴を交えてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。