洗濯機の寿命は何年?サインを解説・買い替え用洗濯機のおすすめ8選も
衣類の洗浄に欠かせない「洗濯機」にも寿命はあります。平均使用年数は10年程度とされていますが、運転中に異音がする、ドラムが動かない、カビ臭がひどいときは買い替えや修理が必要なサインです。本記事では、洗濯機の寿命を判断するポイントや長く使うコツ、おすすめの商品をご紹介しているので、ぜひご覧くださいね。
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洗濯機の寿命はどのくらい?
洗濯機の寿命は、設置されている環境や使用方法、メンテナンスの有無によって異なります。
洗濯機を安全に使用できる期間としてメーカーが定めている標準使用期間は6~7年が一般的です(※1)。洗濯機本体や取扱説明書に「設計上の標準使用期間」として記載されているのでチェックしてみてくださいね。
なお、メーカーによっては修理用部品を6年程度しか保有していない場合があり、製造年の古い洗濯機は修理ができない可能性もあります。
また、内閣府の調査によると洗濯機の平均使用年数はおよそ10年(※2)とされているので、購入から10年前後で多くの洗濯機になんらかの不具合が生じると考えてよいでしょう。
洗濯機の寿命のサイン
長く使用している洗濯機にさまざまなトラブルが発生し始めたら、それは寿命が近づいているサインかもしれません。
ここでは、洗濯機の寿命に関わる8つのトラブルについてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
洗濯中に動かなくなる
洗濯機を使用中に突然止まってしまうことがあります。多くの場合は、洗濯物が片側に寄っていたり、ホースが詰まっていたりするのが原因です。洗濯物の量を減らし、ホースのつまりを解消すれば、また動作するでしょう。
エラーの内容がランプの点滅や画面に表示されるモデルなら、取扱説明書を読んで対処方法を実行してみてくださいね。
なお、上記のような方法で対処したあとも、何度も洗濯機が止まってしまう場合は、本体内部が故障している可能性があります。メーカーや修理業者に問い合わせてみましょう。
異音が鳴る
洗濯機の運転音が明らかにおかしいときや、購入当初よりも音が大きくなったと感じるなら、修理や買い替え時期が近づいているサインかもしれません。
内部のモーターやベルトなどにトラブルが生じている可能性があるので、まずはメーカーに相談してみてくださいね。
なお、毛布やタオルケットなどの大物を洗っているときや、洗濯物を詰め過ぎたときも運転中に異音を発します。また、洗濯機を不安定な場所に設置している場合、本体が傾いているとガタガタと異音がするので、水準器で水平かどうかをチェックしてみてくださいね。
また、小銭や小石などの異物が一緒に洗濯されている場合も、洗濯中に異音がするので、おかしいなと思ったらまずは洗濯槽のなかを確認しましょう。
水漏れ
洗濯機からの水漏れは、蛇口やホース周辺の部品の劣化によるものが多いです。たとえば、蛇口とホースをつないでいる部分のゆるみやパッキンの劣化、ホースの亀裂などがあります。多くの場合、部品を新しいものに交換すれば水漏れはなくなりますよ。
まずはどこから水漏れしているかを特定し、自分で対処できない場合は修理業者に相談しましょう。
また、排水口付近から水漏れしている場合は、洗濯物から出る糸くずや髪の毛、皮脂汚れなどが詰まっているのが原因です。排水口の詰まりを解消すれば水漏れを解消できますよ。
カビや焦げ臭いなど異臭がする
洗濯機の寿命に伴うトラブルの1つとして、異臭が挙げられます。異臭といってもその種類はさまざまです。
洗濯機からカビや雑巾のようなニオイがする場合は、洗濯槽内の汚れ・雑菌が原因だと考えられます。洗濯槽クリーナーを使うほか、洗濯機に装備されている槽洗浄コースを活用するとよいでしょう。
汚れが蓄積しないよう、定期的に槽洗浄を行うことをおすすめします。
なお、洗浄後もカビのニオイが落ちないときは、槽内部が腐食している可能性があるので、メーカーに相談してみてくださいね。
また、焦げたようなニオイがする場合は、異物が駆動部分に入り込んでいたり、部品が摩耗していたりするかもしれません。すぐに使用を中止し、メーカーや修理業者に問い合わせましょう。
吸水や排水ができなくなる
洗濯機を使用中に、給水や排水ができなくなってしまう場合があります。
給水ができないときは、まず蛇口が開いているかをチェックしましょう。また、吸水フィルターや給水ホース内にゴミが詰まっていることも多いので、取り外して洗浄してみてくださいね。
排水がうまくできないときも、排水口や排水ホース、糸くずフィルターなどに髪の毛やゴミなどが溜まっていることが多いですよ。
なお、詰まりを解消しても給排水ができないときは、故障や部品劣化の可能性があるので、メーカーに相談してみましょう。
乾燥が不十分になる
乾燥機能付きの洗濯機の場合、乾燥機能を使っても十分に洗濯物が乾かないことがあります。
原因として考えられるのは、乾燥フィルターの詰まりです。乾燥フィルターは、乾燥機能を使うたびにホコリやゴミを除去する習慣をつけましょう。
また、洗濯物を大量に詰め込み過ぎると、衣類と衣類の間にすき間ができにくくなるためしっかりと乾かすことができません。メーカーが定めた適切な洗濯物の量をチェックしてみてくださいね。
乾燥フィルターが清潔で、洗濯物の量も適切なのに、うまく乾かないという場合は、故障の可能性が考えられるので、メーカーに確認してみましょう。
コードやプラグが熱い
洗濯機の電源コードやプラグが異常に熱くなっているときは、コンセントとの接触不良やコードが断線している可能性があります。また、水分やホコリが付着することで起きるトラッキング現象が起きているかもしれません。
いずれの場合でも、そのまま洗濯機を使用すると火災が起きるリスクが高まるため、すぐに使用を中止し、メーカーや修理業者に連絡しましょう。
電源が入らない
長年使用している洗濯機の電源が急に入らなくなることがあります。一時的なエラーの場合は、コンセントから電源プラグを抜き差しすることで再起動できることがあるので試してみてくださいね。
電源プラグを入れ直しても電源が入らない場合は、故障している可能性が高いので、メーカーや修理業者に依頼しましょう。
洗濯機に寿命が来たら買い替えがおすすめ
洗濯機のトラブルを修理や部品交換で解決できるのがベストです。
しかし、長く使っている洗濯機の場合、部品保有期間が過ぎていたり、修理費用が高くつく場合もあります。
もし、メーカーが規定した「設計上の標準使用期間」を過ぎている場合は、修理しても再度故障する可能性が高いので、買い替えを検討してもよいかもしれませんね。
新しいモデルほど省エネ性にも優れているので、ランニングコストを軽減できるでしょう。
縦型洗濯機のおすすめ4選
ここからは、数ある縦型洗濯機のなかからおすすめの4モデルを厳選してご紹介します。
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ドラム式洗濯機のおすすめ4選
ここからは、さまざまなドラム式洗濯機のなかから、おすすめの4商品をピックアップしてご紹介します
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※内寸奥行き540mm以上
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洗濯機の寿命を左右する要因
毎日の生活に必要不可欠な洗濯機だからこそ、なるべく長い期間、故障なく使いたいものですよね。
ここでは、洗濯機の寿命を左右する要因である「設置環境」と「選択の頻度」について、詳しく解説しています。
設置環境
洗濯機をベランダや庭など屋外に設置するのはなるべく避けたほうがよいでしょう。なぜなら、紫外線や風雨にさらされることで本体が劣化しやすくなり、そのぶん寿命も短くなってしまうからです。
また、雨が本体内部に入り込んで故障するリスクもありますよ。
洗濯機をどうしても屋外に設置しなければならない場合は、専用のカバーやビニールシートなどを掛けることをおすすめします。
洗濯の頻度
洗濯機を使用する回数に比例して、部品が劣化するリスクも高まります。
そのため、一日の洗濯回数が多い家庭ほど、洗濯機の寿命は短くなりやすいですよ。
また、家族数に合った容量の洗濯機を選ぶことも大切です。たとえば、家族数が多いのに容量の小さいモデルを使っていると洗濯回数が増え、寿命を迎えるスピードも速くなってしまいます。
家族数が多い場合は容量の大きい機種に買い替えると、洗濯機が長持ちしやすくなるでしょう。洗濯回数が減ると、水道代や電気代の節約にもつながりますよ。
洗濯機を長く使うコツ
ここでは、洗濯機を長く使うための4つのコツをご紹介します。
- 1. 定期的に掃除する
- 2. 入れ過ぎない
- 3. 使用中以外は元栓を閉める
- 4. 異物の混入に注意する
各ポイントについて以下で説明しているので参考にしてみてくださいね。
フィルターや排水口を定期的に掃除する
洗濯機の寿命をのばすために、フィルター類やホース、排水口、洗濯槽、洗剤ケースなどを定期的に掃除することが大事です。ゴミや髪の毛、皮脂汚れなどが溜まると給水・排水ができなくなるほか、カビの発生や故障につながってしまいます。
とくに、糸くずフィルターや乾燥フィルターはホコリやゴミが溜まりやすいので、できれば使うたびに掃除することをおすすめしますよ。
洗剤や洗濯物を入れすぎない
洗剤や洗濯物の入れ過ぎも、洗濯機の寿命を縮めてしまう原因になるので注意が必要です。
メーカーが規定している量よりも多くの洗濯物を詰め込むと、洗濯機のモーターに必要以上の負担がかかり故障につながってしまいます。ぎゅうぎゅう詰め状態だと洗浄力も低下するので、デメリットしかありませんよ。
洗濯物の量は、洗濯槽の7割を目安にするとよいでしょう。
また、しっかり洗いたいからと洗剤を入れ過ぎると、洗濯槽内に洗剤が残るため、カビの発生や不快なニオイの原因になってしまうことがあります。
洗剤も洗濯物も適度な量を投入しましょう。
洗濯後に元栓を閉める
洗濯後に水道の元栓を閉めることも、洗濯機を長持ちさせるための大切なポイントです。
元栓を開けっ放しにしていると、蛇口から水が出続けている状態なので水漏れのリスクが高まりますよ。
たとえば、給水ホースが外れたり、水圧によって蛇口周辺のパッキンが劣化したりして、水漏れが起きてしまうかもしれません。また、水圧によって給水栓に負荷がかかり、蛇口の耐用年数にも影響が出てしまうでしょう。
水漏れが起きないよう、洗濯機を使用したあとは元栓を閉めるようにしてくださいね。
異物が入らないようにする
衣類と一緒にヘアピンや小銭などが入っていると、洗濯槽が回転したときに異音がするだけでなく、洗濯槽内を傷つける要因となってしまいます。また、内部に入り込むと故障を引き起こす可能性もあるので、気付いたときはすぐに取り除きましょう。
洗濯をする前にズボンや上着のポケットのなかを点検し、細かい小物類が入っていないか確認するとよいですね。
寿命が来た洗濯機の捨て方
洗濯機を買い替える場合、古い洗濯機はどのように処分すればよいのか、迷ってしまいますよね。
ここからは洗濯機の捨て方について説明しているので、処分を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
下取りに出す
新しい洗濯機に買い替える場合、購入店舗によっては古い商品の下取りサービスを提供していることがあります。
下取りサービスとは、新品を搬入する際に古い洗濯機を引き取ってくれるサービスです。下取りを利用することで値引きしてもらえる場合もありますよ。
ただし、下取りに出すときもリサイクル料金や運搬料金などは必要です。
店舗によって下取りサービスの内容は異なるので、興味がある方は相談してみましょう。
家電量販店や電気屋に引き取ってもらう
多くの家電量販店では、寿命を迎えた洗濯機を引き取ってくれますよ。新しい商品を搬入・設置するのと同時に撤去し、引き取ってくれるので便利です。
リサイクル料金と運搬料金を支払う必要はありますが、自分で運搬する手間が省けます。
店舗によっては引き取りに料金がかかる場合もあるので、新しい洗濯機を購入する際に交渉してみてはいかがでしょうか。
指定引取場所に運ぶ
洗濯機は、テレビやエアコン、冷蔵庫と同様、家電リサイクル法に基づいて処分しなければならない家電です。
販売店の下取りサービスや引き取りを利用しない場合は、自治体が指定する「指定取引場所」に持ち込むことで処分できます。処分にはリサイクル料金がかかるので、事前に郵便局でリサイクル券を購入しておきましょう。
サイズが大きくて自分で運べない場合は、一般廃棄物収集運搬業許可を有した業者に依頼することも可能です。
詳しくは各自治体に問い合わせてみてくださいね。
リサイクルショップに依頼する
状態のよい洗濯機であれば、リサイクルショップに買い取ってもらうこともできますよ。不要な洗濯機を処分でき、お金も手に入るので一石二鳥です。リサイクル料金もかからないため、お得ですよ。
とはいえ、故障して動かない洗濯機や、製造年数の古い洗濯機は、買い取り不可の場合もあります。
古い洗濯機の売却を検討しているなら、一度リサイクルショップに相談してみてはいかがでしょう。
おすすめ商品比較表
Hisense ハイセンス 全自動洗濯機 5.5kg HW-K55E | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ 洗濯機 容量 5kg | TOSHIBA(東芝) 東芝 全自動洗濯機 4.5kg AW-45GA2(W) | COMFEE' COMFEE' 全自動 洗濯機 CAC06EW70/TT-JP | シャープ(SHARP) シャープ ドラム式 洗濯乾燥機 ES-S7H-WL | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ ドラム式洗濯乾燥機 DKC85A1-B | Haier ハイアール ドラム式洗濯機 AITO JW-TD90SA(W) | 日立(HITACHI) 日立 ドラム式洗濯乾燥機 BD-SX110GL | |
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洗濯機を長持ちさせよう!
洗濯機は10年前後で買い替えが必要になる家電とされていますが、なるべく長く使いたいですよね。そのためには、フィルターや槽内部を定期的に掃除し、洗濯物や洗剤の適量を守って使うことが大事です。本記事で紹介した洗濯機の寿命のサインや長持ちさせるコツ、処分の方法を参考にしてみてくださいね。