洗濯機の水抜きのやり方をご紹介!注意点や必要性を解説・必要な道具7選も
洗濯機内部に溜まった水を抜く水抜き。必要な作業だという認識はあるものの、具体的にいつやるべきかわかっていない人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、水抜きのやり方や注意点などを解説していきます。引っ越しや買い取りに先立っても必要な作業になるので、予定がある場合はぜひチェックしてくださいね。
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洗濯機の水抜きはなぜ必要?
洗濯機の水抜きとは、洗濯機の内部に溜まった水を抜く作業。ここではなぜ水抜きが必要なのかを解説していきます。
引っ越しをするとき
洗濯機の水抜きは、引っ越し前に必要な作業。洗濯機に水が溜まったままだと運搬時に水が漏れ、新居を濡らしてしまうおそれがあります。また、一緒に運んだ家具や家電などを濡らしてしまうリスクも。引っ越し業者が水抜きを代行してくれるケースもありますが、有料の場合もあるので、引っ越しコストを抑えたい場合は自分で行うのがベターです。
買い取りに出すとき
買い取りに出す場合も同様に水抜きが必要。引っ越す場合と同じく、家から運び出す作業を伴うので、水抜きができていないと水漏れが生じるリスクがあります。運搬途中に水漏れを起こし、洗濯機が故障してしまうとトラブルにもなりかねないので注意が必要です。故障し、個人で処分する必要がある場合は機種に応じた家電リサイクル料がかかることも忘れないようにしましょう。
凍結防止のため
寒い地域で洗濯機を外置きしている場合は、凍結防止の観点から水抜きが必要。気温が0℃を下回ると内部に残った水が凍ってしまいます。水が氷に変わると膨張し、内部の部品やホースなどが破損するおそれがあります。旅行や出張などで長期洗濯機を使わない場合は、特に注意が必要です。修理費用がかかったり、洗濯機が使えなくなったりするリスクを下げたい場合は、必ず水抜きを行いましょう。
水抜きに適したタイミング
水抜きに適したタイミングは目的によって変わります。引っ越しや買い取りなど洗濯機の移動を伴う場合は、移動前日までに水抜きを行い、内部を乾燥させる時間を取るのがポイント。余裕がある場合は、前倒して2〜3日前に行うのもひとつの方法です。移動当日の水抜きも不可能ではありませんが、できるだけ移動までの時間を確保するために早朝に行うとよいでしょう。
凍結防止の観点から水抜きを行う場合は、天気予報をチェック。日中の最高気温が0℃を下回る日など厳しい冷え込みが予想される前日までに実施しましょう。万が一凍結してしまった場合も熱湯をかけると故障の原因になるので、自然解凍されるのを待って使用してくださいね。
水抜きのやり方
水抜きの具体的なやり方について解説します。給水ホース・洗濯槽・排水ホースそれぞれの箇所に対し、適切な方法で水抜きを行ってください。
給水ホースの水抜き
まずは、給水ホースの水抜きを行います。洗濯槽が空になっていることを確認し、蛇口をしめましょう。ふたをしめて1〜2分洗濯機を運転させれば給水ホース内に溜まった水を排水できます。水が出てこないことが確認できたら洗濯機の電源を切り、給水ホースを取り外してください。
洗濯槽の水抜き
次に洗濯槽の水抜きを行います。ふたをしめて脱水モードで1〜2分運転させましょう。洗濯機が止まれば、内部の水分などをタオルで拭き取ります。糸くずフィルターにも水が溜まっているので、糸くずフィルターを外し、溢れ出る水を皿などで受けましょう。水気も拭き取ってくださいね。
排水ホースの水抜き
最後に排水ホースに溜まった水を抜きましょう。洗濯機と排水口に高低差がない場合は、水が抜けにくいので、排水ホース側に洗濯機を傾け、排水ホース内の水を流していきます。あとは排水ホースを洗濯機から取り外せば水抜きは完了です。排水ホースを取り外すときに水が溢れやすいので、皿などで受けてくださいね。
引っ越しや買い取りの場合は、電源コードやアース線など必要なものがばらばらにならないよう、洗濯機の側面にテープで貼り付けておくとよいでしょう。
水抜きの注意点
水抜きを行う際の注意点を解説します。正しく水抜きを行わないと故障の原因にもなるので、必ずチェックしてくださいね。
水が抜けないときはゴミを取り除く
水がスムーズに抜けない場合は、ゴミが溜まっている可能性があります。排水フィルターや糸くずフィルターなどにゴミが溜まっていないかを確認し、ゴミが確認できた場合は、歯ブラシやシャワーなどを使って取り除いてください。
ゴミを取り除いても水が抜けない場合は、手の届かない内部にゴミが溜まっているかもしれません。無理に取り除こうとすると故障の原因になるので、専門業者への修理・清掃の依頼を検討してくださいね。
内部から水の音が聞こえるのは液体バランサー
水抜き後に洗濯機を揺らすと水が流れるような音がする場合があります。これは洗濯機の振動の軽減・脱水時のバランス確保のために洗濯機内部にあらかじめ注入された液体が揺れる音です。密閉されており、運搬時に漏れる心配はありません。
電源プラグは濡らさないようにする
いくら洗濯機が水濡れに強い機器とはいえ、電源プラグやアース線は例外です。濡らしてしまうと洗濯機の故障の原因になるだけでなく、事故にもつながりかねないため濡らさないよう注意しましょう。水抜きを行う際はタオルで保護するなど細心の注意を払ってください。
水抜きに必要な道具
水抜きを行うにあたって揃える必要がある道具をご紹介します。特別な道具は必要ありません。引っ越しコストを抑えたい場合などは、ぜひ自分でチャレンジしてみましょう。
ドライバー
蛇口と洗濯機をつなぐ給水ホースの取り外しにドライバーが必要です。給水ホースの接続部分を確認して、ネジサイズにマッチするドライバーを準備しましょう。
バケツや洗面器などの受け皿
ホース類を取り外したときに溢れる水を受けるために、バケツや洗面器などを用意してください。特に排水ホースから溢れ出る水は洗濯後の皮脂汚れや洗剤のカスなどを含んだ汚い水なので、溢れてしまうと掃除に手間がかかります。受け皿自体も汚れてしまうので、使っていない不要な容器を活用するとよいでしょう。
タオル
水抜きを行った洗濯槽の水分の拭き取りや、溢れてしまった水の拭き取りなどにすぐ使えるよう、複数枚のタオルを手元に用意しておくのがベター。使い古したバスタオルなど大判のものを用意するのがおすすめです。電源プラグやアース線を水濡れから防ぐためにも重宝しますよ。
ビニール袋
しっかり水抜きを行ったつもりでも給水ホース・排水ホースから水が垂れる場合があります。引っ越し・買い取りなど移動を伴う場合は、ホース類をビニール袋に入れて持ち運びましょう。濡れたタオル類を一時的に入れておくのにも重宝するので、複数枚用意しておくのがおすすめです。
洗濯機の水抜きに必要な道具7選
洗濯機の水抜きに必要な道具をご紹介します。水抜き作業以外にも役立つアイテムが多いので、この機会にぜひ手に入れてくださいね。
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洗濯機の水抜きに関するよくある質問
洗濯機の水抜きに関するよくある質問に回答します。疑問点・不安点を解消し、正しく水抜きを行いましょう。
水抜きにはどれくらい時間がかかる?
水抜き作業自体は30分〜1時間ほどで可能。引っ越しや買い取りの当日にも実施できますが、内部の水分を乾燥する時間も見込んで作業する必要があります。引っ越しや買い取りのために水抜きを行う場合は、できる限り前日までに対応しておくのがおすすめです。
水が凍結していた場合の対処法
水が凍結した場合は、自然解凍されるのを待ちましょう。熱湯をかけて強制的に溶かすと洗濯機にも負荷がかかり、故障の原因になります。早く洗濯する必要がある場合は、ぬるま湯をかけて解凍時間を短縮するのもひとつの方法です。
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適切な方法・タイミングで水抜きを行おう!
引っ越し・買い取りなどの移動を伴う場合、凍結が予想される場合に必要な洗濯機の水抜き。適切な方法・タイミングで実施しないと洗濯機の故障の原因にもなります。ぜひこの記事を参考にして、正しく水抜きを行ってくださいね。