掃除頻度の目安はどれくらい?一人暮らしや共働きなど世帯別・場所別の掃除グッズも
日常的な家事のひとつである掃除。共働きでなかなか手が回らない、どれくらいの頻度で掃除すればよいのかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、トイレ・キッチン・お風呂など場所別の適切な掃除頻度やポイントについて解説します。おすすめの掃除グッズも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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効率的に掃除するための基本のポイント
掃除にかける時間はできるだけ短縮したいところ。ここでは効率的に掃除するための基本ポイントを解説していきます。一度にすべてやろうとするのではなく、汚れが溜まらないよう日常的にこまめに掃除を行いましょう。
今日掃除する範囲を決める
1日ですべての箇所を掃除しようと思うと、とたんに億劫に感じてしまいます。「今日はリビングとトイレだけ」「キッチンまわりは明日にしよう」などと1日に掃除をする範囲を絞るのがおすすめです。
範囲を決めるだけではなく、掃除にかける時間を事前に決めておくのもひとつの方法。「本棚の整理を1時間だけやろう」「寝る前の15分だけ机のまわりを掃除しよう」など時間単位でスケジュールすると取り組みやすく、やり過ぎも防げます。ほかの家事や自由時間に充てる時間も確保しやすくなりますよ。
ぜひノートなどに1日の掃除目標を書き出してみてくださいね。
頻度別の掃除リストを作る
掃除を楽に行うために重要なのは汚れを溜めないこと。定期的に掃除することで汚れの定着を防げ、1回1回の掃除が楽になりますよ。忘れずに定期的に掃除するために、掃除リストを作るのがおすすめです。
「机の上の片付け」「ソファの上の片付け」など毎日行うものから、「電子レンジの庫内清掃」「シンクまわりの掃除」など週1で行う掃除、「空気清浄機やエアコンフィルターの掃除」など月1で行う掃除など頻度別にリストを作りましょう。
掃除リストを作れば掃除忘れが減り、どこから取り掛かればよいか迷うこともありません。リストにチェックをつけたり、二重線で消したりすると達成感もありますよ。
【ライフスタイル別】掃除頻度と掃除のポイント
掃除と一口にいっても、ライフスタイルによって必要な頻度やポイントが大きく異なります。ここでは、一人暮らし・共働き世帯・子育て世帯の別に掃除の頻度やポイントを解説していきます。自分の家庭状況に合った頻度・ポイントを理解して、日々の掃除を効率化してくださいね。
一人暮らし:週2~3回の軽い掃除・週1回の全体掃除
一人暮らしの場合は、週に2〜3回軽い掃除を行い、休日に1回家全体を掃除することで部屋を清潔に保てます。特に日中は仕事に出ていて、家にいる時間が短い場合は、汚れはそこまで目立たないでしょう。とはいえホコリや髪の毛などはどうしても床に溜まります。2〜3日に一度はフローリングワイパーや掃除機をかけるとよいでしょう。
トイレやお風呂などは使うたびに汚れ、放置するとカビの原因にもなります。使用後に軽く便座を除菌シートで拭く、浴槽を洗い流して換気扇をかけておくなど負担にならない範囲で毎日掃除ができるとベターです。
共働き世帯:毎日の軽い掃除・休日に全体掃除
共働き世帯の場合は、毎日軽い掃除を行い、休日に全体的に掃除するのがおすすめ。仕事で出ている時間が多くても、人数が増えるぶん1人暮らしよりも汚れが溜まりやすくなります。パートナーと休日や帰宅時間が異なるので、お互いの掃除をする場所や頻度を相談して決めておくのもひとつの方法です。
また、予算に余裕がある場合は、ロボット掃除機の導入も検討してみましょう。不在の間に掃除を行うようセットしておけば、手間をかけず清潔を保てます。初期費用はかかりますが、帰宅時間が遅く、平日は掃除まで手が回らないという場合は、ひとつの選択肢として検討する価値がありますよ。
子育て世帯:子どもが使う部屋はこまめに掃除
子育て世帯、特に新生児から保育園に入園するまでの子どもがいる場合、子どものお世話で手がいっぱいでなかなか掃除まで手が回らない日もあるでしょう。毎日掃除をするのが難しい場合でも、子どもが長く過ごすリビングは清潔に保っておきたいですよね。無理のない範囲で週に1〜2回を目安に掃除を行えるとベターです。子どもが口に入れると危険なものが落ちていないかは毎日チェックしてくださいね。
子どもがいるとお昼寝をしない、泣き止まないなども日常茶飯事。「本棚を1時間整理する」というようなリストを作っても達成できないこともあるでしょう。「子どもがお昼寝をしている間だけ整理する」というように達成しやすいリストにカスタムするのもおすすめです。
【場所別】掃除頻度と掃除のポイント
できれば毎日掃除したほうがよい場所もあれば、週に1回の掃除で事足りる場所もあります。場所別の適した掃除頻度やおすすめの掃除アイテムをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
リビング:人の出入りが多いので週2~3回掃除
リビングは人の出入りが多く、家族で過ごすことが多い場所。髪の毛・ホコリ・皮脂汚れなどさまざまな汚れがつきやすい場所なので、週2〜3回は掃除を行うのがおすすめです。床に散らかっているものを片付け、掃除機やフローリングワイパーをかけましょう。小さなホコリや髪の毛の除去には粘着ローラーを活用するのもひとつの方法です。
平日の掃除は「今日はテレビ台まわりだけ」などリビングをさらに細かくわけて無理ない範囲で行いましょう。休日は掃除機をかけたあとに水拭きを行うと、皮脂汚れや食品の油汚れまで取り除けますよ。
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キッチン:コンロ周りは毎日・全体は週1回掃除
キッチンのコンロ周りは毎日掃除するのがおすすめ。料理をする場合は、油汚れが溜まりやすいので、使用するたびに拭き取るとよいでしょう。キッチン専用の掃除シートを用意しておくと便利ですよ。目立った汚れを都度落としておけば、念入りな掃除は週1回程度で清潔を保てます。
頑固な汚れがついてしまった場合は、重曹を使うのもおすすめ。酸性の油汚れを中和して、落としやすくしてくれます。コンロの五徳・換気扇・レンジフードなどの汚れが目立ちはじめたら、重曹水に浸け置き洗いしましょう。シンクの水垢を落とすにはクエン酸も役立ちますよ。
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寝室:寝るだけなら週1回掃除
寝室は布団などの布製品が多く、ホコリや髪の毛などが溜まりやすいのが特徴。寝るだけであればリビングよりも出入りが少ないので、週1回程度掃除すれば清潔に保てるでしょう。
シーツや布団についたホコリの除去には専用の布団クリーナーや粘着テープなどを使用するのがおすすめです。ベッド下など目に見えない部分にもホコリが溜まるので、掃除機や柄の長いフローリングワイパーなどを活用しましょう。
また、寝室はホコリだけでなく、ダニが繁殖しやすい点にも注意が必要。布団やシーツにダニが繁殖するとアレルギーや肌荒れの原因になります。掃除機でダニの死骸や糞を除去する、定期的に布団を洗濯するなどのほか、布団乾燥機を使用するのもおすすめです。クローゼットの中など湿気のこもりやすい場所にも繁殖しやすいので、定期的に換気してくださいね。
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お風呂:汚れやすいので毎日軽く掃除
お風呂は汚れやすいので毎日軽く掃除をするのがおすすめ。垢や皮脂汚れがついているので、お湯を抜いた浴槽や壁に浴室用の洗剤を使い、専用のスポンジで洗いましょう。毎日洗うのが面倒な場合は、お風呂を出る前にシャワーでサッと洗い流すだけでもカビの発生を防止できます。ドアレール・排水口・換気扇なども月に1回は掃除するようにしてくださいね。
掃除の手間を減らしたい場合は、擦らなくてよい洗剤を使うのもおすすめ。浴槽や壁に振りかけて数分置いてから洗い流すだけで掃除が完了します。ヌメヌメした排水口に触れることなく掃除できる専用の洗剤も販売されていますよ。水で濡らすだけで汚れをしっかり落とせるスポンジなども販売されているので、自分の使い方に合った商品を選びましょう。
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トイレ:毎日軽く掃除・週1回は念入りに掃除
トイレも毎日使用する場所。どうしても汚れが溜まりやすいので、毎日軽く掃除を行いましょう。すぐに掃除できるようトイレの横にブラシを置いておくのがおすすめ。トイレ掃除用のウェットシートなどを常備しておき、使用後に便座や床を拭くのをルール化するのもひとつの方法です。
毎日こまめに掃除を行い、週に1回は念入りに掃除しましょう。アルコール除菌タイプの洗剤を使って壁も拭き、ウォシュレットがある場合はノズルも忘れずに掃除してください。タンクがある場合は、月に1回程度はタンク用の洗浄剤で掃除を行うのがベターです。
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おすすめ商品比較表
クイックル 花王 クイックルワイパーハンディ | スリーエム(3M) 3M マイクロファイバーモップ ベーシックタイプ | ニトムズ(Nitoms) ニトムズ コロコロ スタンダードSC | レック(LEC) レック セスキの激落ちくんシート キッチン用 | 丹羽久 丹羽久 住まいの魔法のパウダー 重曹 | BULK LIFE(バルクライフ) BULK LIFE ピクス 排水口クリーナー | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アイリスオーヤマ 布団クリーナー IC-FAC2 | ニトムズ(Nitoms) ニトムズ コロコロ ハイグレード強接着 | くらし研究所 くらし研究所 ダニ捕りラボ | アズマ工業(Azuma Industrial) アズマ工業 スマート 浴室床洗い | レック(LEC) レック お風呂まるごと バスクリーナー ミドル | マジックリン マジックリン バスマジックリン エアジェット除菌EX | スクラビングバブル (Scrubbing Bubbles) スクラビングバブル 流せるトイレブラシ 本体+つけかえブラシ | クイックル クイックル トイレクイックルつめかえ用 | 木村石鹸 木村石鹸 トイレタンク洗浄剤 | |
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無理なく適切な頻度で掃除しよう!
日常生活と切っても切り離せない家事である掃除。毎日すべての場所を完璧に掃除する必要はありません。場所・頻度別にリスト化し、定期的に適切な頻度で掃除を行いましょう。便利な掃除グッズも多数販売されているので、使いやすいアイテムを活用してくださいね。