お風呂掃除はオキシクリーンがおすすめ!簡単に汚れを落とす方法を徹底解説

お風呂掃除はオキシクリーンがおすすめ!簡単に汚れを落とす方法を徹底解説

お風呂掃除にも便利に使える「オキシクリーン」。お湯に溶かして漬けておけば、酵素の力で汚れを落としてくれます。一晩放置しておくだけなのでとても楽なのが魅力ですが、詳しい使用方法が分からない方もいますよね。この記事では、オキシクリーンで簡単にお風呂の汚れを落とす方法を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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お風呂の汚れやぬめりの原因と対処法

お風呂は、数日掃除の手を抜くだけでもすぐに汚れやぬめりが気になる場所です。では、なぜお風呂はすぐに汚れてしまうのでしょうか。ここからは、お風呂の汚れの原因や、その対処法について解説していきます。

お風呂の汚れの原因とは

お風呂場の汚れは、水垢やカビ、体を洗ったときに流れる人の皮脂やシャンプー、石鹸のカスなどが主な原因です。浴室内は湿度が高く菌が繁殖しやすいため、とくに暑い季節はあっという間にぬめりやカビなどが発生します。

また、浴槽も同じ原因で汚れがつきやすいです。浴槽は風呂釜とつながっており、給湯や追い焚きのたびにお湯を循環させるため、浴槽の汚れが風呂釜にも流れて蓄積します。そのため、定期的に風呂釜も掃除する必要があります。

お風呂の汚れやぬめりには「オキシクリーン」を

酸素の力で汚れを浮かせて落とすオキシクリーンは環境に優しいうえ、漬け置きだけで簡単に掃除できるのが魅力です。浴槽にお湯をためてオキシクリーンを溶かし、数時間おいておくだけで浴槽内がきれいになりますよ。

さらに追い焚きをすれば風呂釜内部までお湯が循環し、きれいに汚れを落とせるでしょう。塩素は含まれず、刺激臭もありません。洗面器やイスなど浴槽内にあるものを一緒に漬けておくと、掃除できるので便利です。

洗浄力が高く、漂白・除菌もできてカビを防止してくれるはたらきもあるので、忙しい方にもぴったりですよ。

  1. オキシ漬けはどうやる?白物衣類・スニーカーもOK!オキシクリーンのおすすめ活用法

オキシクリーンを使ったお風呂掃除に必要なもの

オキシクリーンでお風呂掃除をする際には、次の4つのものを用意しましょう。

  • オキシクリーン
  • ゴム手袋
  • 計量スプーンかキャップ
  • ブラシ(歯ブラシでもOK)

オキシクリーンは弱アルカリ性の酸素系漂白剤です。界面活性剤が入っていないので比較的肌に優しい成分ですが、手荒れを防ぐためゴム手袋は必ず着用してください。浴槽だけでなくお風呂の床も掃除する場合は、床を掃除するブラシや混ぜる棒も用意しましょう。

また、オキシクリーンの種類によっては計量スプーンやキャップが付属しているものがあります。パッケージの使用方法をよく読んで使ってくださいね。

風呂釜をオキシクリーンで掃除する方法

ここからは、実際に風呂釜をオキシクリーンで掃除する方法を具体的に解説していきます。基本の掃除方法を順を追って解説していくので、参考にしながら実践してみてくださいね。

1.風呂釜にお湯をためる

まずは浴槽にお湯をためていきましょう。オキシクリーンは40〜60°Cの温度で最も力を発揮するので、時間がたってもこのくらいの温度を長く保てるように少し高めの温度に設定するのがおすすめ。リンナイやノーリツの給湯器は最高温度が48°Cくらいのものが多いですよ。

お風呂に入ったあとなら、残り湯を使用すると簡単です。お湯の量は、風呂釜の穴より5〜10cmほど上までためてくださいね。また、穴が2つある場合は、下の穴にタオルを差し込んでフタをするようにしましょう。

2.風呂釜にオキシクリーンを入れる

お湯がたまったら、ゴム手袋をはめて浴槽にオキシクリーンを入れましょう。使用するオキシクリーンの量は500~600g程度

大体の目安として、500〜1500g入りのオキシクリーンなら付属の計量スプーンで15〜20杯程度、4.98kg入りのオキシクリーンの場合は計量スプーンが大きいので4〜5杯程度を入れるとよいでしょう。

オキシクリーンは前もって洗面器で混ぜておくと溶けやすいですが、そのまま浴槽に入れてもお湯の温度で自然に溶けていきますよ。

3.40~50℃になるように追い炊きする

お湯をためてから少し時間がたつとお湯の温度が下がってくるので、40~50℃になるように数分間追い炊きをしましょう。この追い焚きで、浴槽から風呂釜までお湯が循環し、風呂釜の奥までオキシクリーン液が行き渡るので、すみずみまできれいに汚れを取り除けます。

40~50℃のお湯は少し熱めですが、オキシクリーンが最も力を発揮して汚れが落ちやすくなる温度です。やけどには十分に注意しながら作業を進めてくださいね。

4.2時間ほど放置する

追い焚きをしたあとは、2時間ほど放置して漬け置きをします。これで浴槽や風呂釜の汚れがすっきりときれいに落とせますよ。

通常は2時間の漬け置きで問題ありませんが、長い間掃除をしていなかった場合は時間を延ばして6時間以上は漬け置きをしましょう。夜お風呂に入ったあとに浴槽掃除をするのなら、一晩放置しておき、朝起きてから続きをすると無駄がありません。

もし一晩つけ置きしても汚れが落ちていなければ、一度お湯を捨ててから再度お湯をためて、最初から同じ手順で漬け置きするときれいに汚れを落とせます。

5.お湯を抜き新しい水を入れて追い炊き

2時間ほどたったら浴槽のお湯をすべて流しましょう。水を全部流し終わったら、再度新しい水を浴槽の穴の5〜10cm上までためます。

水がたまったら再度追い焚きをしましょう。これがすすぎの工程になり、追い焚きをすることで風呂釜まで水が循環し、内部まできれいに洗浄可能です。風呂釜の奥に残った汚れもこの追い焚きでかき出せますよ。

きれいに汚れを落とすために、2〜3回この工程を繰り返します。面倒でも丁寧におこなえば、風呂釜の奥にオキシクリーンが残る心配もありません。

6.風呂釜のフィルターを外し掃除する

すすぎの工程の追い焚きが終了したら、風呂釜のフィルターを外し、掃除用のブラシや歯ブラシなどで残った汚れをこすり洗いしましょう。

さらに、浴槽内に取りきれていない汚れがあれば、同様にブラシやスポンジなどでさっとこすり洗いするときれいになりますよ。オキシクリーンが残らないように、すみずみまできれいにすると気持ちがよいですね。

最後にフィルターや浴槽内をシャワーで流してすすぎ、オキシクリーンでの浴槽掃除は完了です。

洗面器や椅子も一緒にオキシ漬け!

浴槽をオキシクリーンで漬け置きする際には、お風呂で使用する道具も一緒に漬け置きして、浴室内を丸ごときれいにしてしまいましょう。洗面器や椅子、石鹸置き、お風呂のふた、はずせる棚など、お風呂に置いてあるものはぬめりが出やすいので、まとめて一緒に漬けておくときれいになりますよ。

2時間ほど漬けてから取り出して、ブラシやスポンジなどで軽くこするだけ汚れがきれいに落ちるのでとっても簡単。シャワーでさっと流すとピカピカになります。

お風呂の床をオキシクリーンで掃除する方法

浴室の床はシャンプーや石鹸カス、皮脂などで汚れがたまりやすい箇所です。何もしないでいるとカビが生えたりぬめりが出たりした経験のある方もいるのではないでしょうか。オキシクリーンなら簡単にすっきりと汚れを落とせるので、その方法をご紹介しますね。

1.お湯とオキシクリーンを混ぜて浴室にまく

まず、お湯4リットルとスプーン5杯のオキシクリーンを混ぜて、オキシクリーン溶液を作ります。その後、床にオキシクリーン溶液を撒き、5分ほど放置しましょう。

もし床の排水溝に栓ができるのであれば、浴槽と同じくオキシ漬けができます。床にオキシクリーンをスプーンで1〜2杯ほど撒き、40°C〜60°Cのお湯を行き渡らせます。オキシ漬けなら、オキシクリーン溶液を撒くよりもオキシクリーンの使用量は少なくすみますが、排水溝にしっかりと栓をするのが難しいため工夫が必要です。

2.ブラシで軽くこする

オキシクリーン溶液を撒いてから5分ほど経過したら、ブラシで軽くこすります。オキシクリーン溶液を撒いた床はぬめりが発生して滑りやすくなっているので、滑って転ばないように気をつけてくださいね。

また、このぬめりは汚れではないので、水で流してみて気にならない程度になれば問題ありません。

床にこびりついたぬめりやカビなどの汚れも、オキシクリーン溶液を撒いてブラシで軽くこするだけできれいになっているでしょう。

3.水洗いまたは水拭きをする

ブラシで軽くこすって汚れがとれたら、最後にシャワーで流すか水拭きをして仕上げましょう。床にオキシクリーン溶液が残らないように、しっかりと流してくださいね。

これまでなかなか取れなかった汚れも、オキシクリーン溶液を撒いたことにより落としやすくなっています。水で流しても落ちていない汚れは、再度ブラシで磨いてみてくださいね。

しっかりと水ですすいだあとは、浴室の床もピカピカになっているでしょう。

浴室を掃除するならバケツとブラシも準備しよう

浴室内をオキシクリーンで掃除する場合は、オキシクリーンを溶かして溶液を作るためのバケツや、こすって掃除するためのブラシがあると便利です。浴室掃除用に、オキシクリーンとセットで揃えておきましょう。

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容量3リットルとほどよいサイズ感で、水を入れても運びやすく使い勝手のよいバケツです。折りたたみ式なので、使わないときにはたたんで収納しておけるのが便利ですね。吊り下げ用の穴もついており、浴室の壁にかけて収納でき、汚れにくいのも魅力です。掃除以外にも釣りや洗車、洗濯などあらゆる場面で活躍してくれますよ。
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ブラシとスクレーパーがひとつになったデッキブラシで、1本で2通りの使い方ができるのが特徴です。また、持ち手部分が47〜127cmまで伸縮するため、シーンに合わせて使いやすい長さに調整できるのも魅力。使わないときは吊り下げておけるので、ブラシ部分が汚れず清潔に保てますよ。

オキシクリーンを使用する際の注意点

さまざまな場面で使用できる万能選手のオキシクリーンですが、NG行為もあるため注意が必要です。ここからは、オキシクリーンを使用する際の注意点を解説するので、頭に入れておいてくださいね。

オキシクリーンは水垢汚れが苦手

オキシクリーンはほとんどの汚れを落とせる便利な洗剤ですが、水垢汚れを落とすには適していません。鏡や蛇口などの水垢汚れはアルカリ性なので、同じアルカリ性の性質を持つオキシクリーンでは落とせないのです。

水垢汚れをきれいにしたい場合は、アルカリ性の真逆の性質である酸性のものを使うとよいでしょう。クエン酸のような市販の酸性洗剤や、家庭にあるものだと酢と水を同量で割ったものが使えます。食べた後のレモンの皮で磨くのもよいでしょう。

完全密閉の保存容器に詰め替えるのはNG

オキシクリーンは大容量で販売されていることが多く、利便性やインテリアのために別の容器に移す方が多いかもしれませんが、完全密閉の容器には詰め替えNGです。

主成分の過炭酸ナトリウムは容器の中で空気中の水分と反応し、微量の過酸化水素を発生させています。そのため、完全密封された状態で保存するとパンパンに膨らんでしまい、容器の変形や爆発の恐れがあるのです。

パッケージにもガス抜き用の小さな穴が開いているほどなので、隙間や穴の空いた容器を使用するようにしましょう。

金属や天然木などの素材には使用しない

オキシクリーンは、ステンレス以外の金属素材に使うと、化学変化を起こして変色や劣化、損傷の恐れがあるので使用は控えましょう。ステンレスであっても油断は禁物で、長時間漬け置きすると錆びてしまったり変色したりする可能性もあります。

また、弱アルカリ性の漂白剤なので、アルカリに弱い天然木やシルク、ウール、革、麻製品には使用NGです。天然木にオキシクリーン溶液がかかるとシミになってしまうので、浴室に天然木を使用している場合は変色させてしまわないように注意が必要です。

風呂汚れにおすすめのオキシクリーン

オキシクリーンには液体や粉末などさまざまな種類があります。容量も少量のものから大容量サイズまで幅広く揃っているので、浴室掃除にはどれが適しているか悩む方もいるでしょう。ここからは、風呂汚れに使用するオキシクリーンのおすすめ商品を2つご紹介します。

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一般的な洗剤に多い容量1500gで、使い勝手のよいサイズです。漂白・除菌・消臭が一度にできるため、浴槽掃除にうってつけですよ。無香料タイプなので香りが苦手な方にもおすすめ。界面活性剤不使用で、小さな子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。浴室掃除以外にも洗濯やキッチン周り、玄関周りなど、さまざまな場面で使えて便利です。
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頑固な汚れに強い、界面活性剤をプラスしたタイプです。皮脂汚れやカビなどなかなか落ちない汚れも洗浄成分とのダブル作用できれいに落とせますよ。香料も入っているので、香り付きが好きな方にもおすすめ。3270gと大容量で長く使えるのもよいですね。浴室掃除はもちろん、洗濯との併用にもぴったりです。

お風呂汚れを予防する方法は?

オキシクリーンでの掃除は簡単にきれいになりますが、そもそもお風呂汚れを予防できると嬉しいですよね。

風呂釜はオキシクリーンでの掃除を月に1回おこなうことで、頑固な汚れがつきにくくなります。浴槽の汚れを予防するには、入浴剤代わりに重曹を入れると浴槽に湯垢がつきにくくなりますよ。残り湯で浴室掃除もできて経済的です。

水分が多いとカビが発生しやすいため、入浴したあとに浴室の水分をきれいに拭き取ればカビやぬめり防止になります。可能であれば浴室乾燥機を使用し、なければ窓を開けて換気するのも重要です。

また、お風呂にあるものはできるだけ吊るしておくと、水垢やカビがつきにくいですよ。洗面器や椅子はフックを使用し、おもちゃはまとめてネットに入れて吊るすといった方法がおすすめです。

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オキシクリーンでお風呂をきれいに保とう!

オキシクリーンのお風呂掃除は、お湯に溶かして放置するだけで簡単に浴室をピカピカにできるのが魅力です。浴槽や風呂釜だけでなく浴室全体に使えるので、オキシ漬けの掃除を習慣化すると常に浴室を清潔に保てるでしょう。本記事の使用方法を参考に、ぜひご家庭で試してみてくださいね。

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