【2024年】おすすめの有機ELテレビ6選!失敗しない選び方も紹介
有機ELテレビと言われても、どんなテレビかわからない方も多いかもしれません。有機ELとはなんなのか、液晶テレビとの違いやメリット、デメリット、失敗しない選び方をご紹介していきます。REGZA、パナソニック、ソニーなどの2024年おすすめの有機ELテレビ6選もご紹介しますので、参考にしてください。
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有機ELテレビとは?
有機ELとは、有機エレクトロルミネッセンスの略語で、「エレクトロ」は「電気の」、「ルミネッセンス」は「発光」の意味があります。
簡単に言うと、特定の有機物質に電圧をかけると、有機物そのものが光る現象を示しており、この仕組みを使ったテレビが有機ELテレビになります。
電圧を流す素材を選択することで、テレビの画面に赤・青・緑の三原色を美しく再現できるようになるのが魅力です。色の再現性が高まり、鮮やかで美しい映像を流すことができます。
液晶テレビとの違い
有機ELテレビは、有機物が自ら発光することで、色を作り出す自発光方式ですが、液晶テレビはバックライトから光を出し、液晶で明るさを調整する方式で、光が赤・青・緑のカラーフィルターを通ることで映像が表現される仕組みです。
液晶テレビの場合、バックライトを設置しなくてはなりませんが、有機ELテレビは不要なので薄く作ることができます。
液晶テレビのパネルも決して厚いわけではありませんが、だいたい5~7cmが一般的です。これに対して、有機ELテレビは5mmほどで済み、液晶テレビの約1/10の薄さにすることができます。
液晶テレビの欠点として、バックライトの光漏れが起こりやすく、黒を表現するのが苦手です。一方、有機ELテレビは1画素ごとに明るさを調整できるため、きれいな黒を表現できます。
有機ELテレビのメリット
では、有機ELテレビにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
高画質で応答速度も速い
ディスプレイ自体が発光するので、明るさを細かく調整できるうえ、液晶テレビでは表現が難しい完全な黒を表現できるので、コントラストに優れ、メリハリのある色彩表現が可能です。
一方で、自発光型の有機ELはバックライトの影響を受けないので、赤・緑・青の三原色を適切にコントロールしやすく、自然で美しい色合いを再現できます。
そのため、美しい画質を楽しみたい映画や自然ドキュメンタリーなどの観賞に特に適しています。よりリアルで迫力ある美しい映像を楽しめるのがメリットです。
また、バックライトを通さないので、応答速度が速く、スポーツ中継やゲームなど激しい動きも滑らかに再生され、見やすくなります。
薄くて軽量
液晶テレビのようなバックライトを設置するスペースやプラズマテレビのような放電スペースが不要なので、非常に薄く作ることができます。
薄い分、軽量で設置もしやすく、模様替えなどで移動させたい時も比較的スムーズです。壁掛けなどもしやすく、思い思いの設置スペースに置くことも可能です。
消費電力量が少ない
有機ELは、液晶テレビのようなバックライトが不要なので、消費電力が少なく済みます。
一般的には、有機ELテレビのほうが液晶テレビより消費電力を少なくすることができます。
ただし、有機ELテレビは液晶テレビに比べて大型のサイズのものが多いため、その分テレビの使用時間などが長くなれば、消費電力が大きくなることもあるので注意しましょう。
実際の製品の消費電力をよく比較して選ぶことがポイントです。
視野角が広い
視野角とは、画面の表示が正しく見える角度を意味しますが、有機ELテレビは視野角が広いのが魅力です。どの位置から見ても美しい映像を楽しめるほどの広い視野角を持っています。
斜めから観ても映像の色や明るさがほとんど変わらないので、ダイニングキッチンやリビングで家族がテーブルに4方向に座ることやスポーツ観戦など多くの友人などが集まって、ソファや床に座ったり、寝そべったりといろいろな角度からテレビを見る際にもおすすめです。
有機ELテレビのデメリット
では、有機ELテレビにはデメリットはないのでしょうか。液晶テレビと比較しながら、デメリットをチェックしていきましょう。
価格が高め
有機ELテレビは新しい技術を使っているのと、大画面のものが多いので、普及している液晶テレビに比べて価格が高いのがデメリットです。
液晶テレビでも、大型で薄型、高画質、高機能なものほど価格は高くなりますが、有機ELテレビは全体的に液晶テレビより高価格です。
テレビで映画をたまに楽しむくらいといった方にとっては、美しく迫力ある映像に魅力を感じたとしても、コストパフォーマンスが悪くなります。
画面の焼き付きが発生する
焼き付きとは、画面の色が黄色っぽくなることや残像が見えてしまう現象で、一度焼き付いてしまうと直らないのがデメリットです。
長時間同じ画面を表示し続けると画面が焼き付くリスクがあるので、一般的に放送中のテレビを視聴しているだけであれば、焼き付くリスクはほとんどありません。
ですが、テレビが放送中止の画面になっているのに、テレビを消さずに寝落ちしてしまう場合や録画した映像を止めて見続けるなどをする場合は注意が必要です。
有機ELテレビを選ぶときのポイント
有機ELテレビの基本的な仕組みは同じでも、メーカーやモデルによって性能や画質、機能などに違いがあります。ここからは、有機ELテレビを選ぶ時のポイントをチェックしていきましょう。
画面サイズ
画面サイズは、液晶テレビに比べて大きなサイズが多いですが、さらにその中でもサイズの差があります。画面サイズが大きくなるほど、一般的には価格も高くなります。
価格は問わないから、大迫力の画面で見たいと思っても設置するスペースについても考えなくてはなりません。どこに設置したいのかによっても適切なサイズが異なります。
広いホームシアター用の部屋や広い部屋の何もない壁などに取り付けるなら、かなり大きな画面でもいけるかもしれませんが、テレビ台などの上に置く際は設置スペースが取れるかよく検討しましょう。
スピーカーの音質
せっかく映像が美しくても、スピーカーの音質がイマイチでは、映画やスポーツ観戦などの迫力も半減してしまいます。
スピーカーがどの位置にいくつ付いているのか、出力はどのくらいかをチェックしましょう。
一般的な傾向として、70W以上の出力のスピーカーが6基以上付いていると聞こえやすく、迫力ある音を楽しむことができます。
一方、出力が大きくても、スピーカーの数が少ないと、音の広がりがなくなり、迫力がなくなってしまいます。
ゲームモード
有機ELテレビは、液晶テレビに比べて画面の反応が速く、激しい動きについていけるので、スポーツ観戦やゲームプレイにも適してします。
さらに、ゲームモードを搭載したモデルなら、コントローラーを押した際の反応のズレがより少なくなり、快適にゲームをプレイできます。
大きなテレビ画面で対戦プレイなどを楽しむ機会が多い方、プロゲーマーやプロゲーマーを目指して奮闘中という方には、ゲームモードを搭載したモデルがおすすめです。
チューナー数
チューナーとは、テレビ放送を受信するための装置です。たとえば、チューナーが一つだと同じ時間帯には一つの放送局の番組しか受信できません。
2つチューナーが付いていれば、1つのテレビ番組をリアルタイム視聴しながら、もう1つの別の番組を録画することが可能です。
同じ時間帯に観たいドラマとバラエティー番組が重なるという方や家族で観たい番組が異なる方などは、2チューナーや3チューナーなど複数チューナーが付いたタイプがおすすめです。
録画機能
テレビ放送のゴールデンタイムに残業していたり、遅番や夜勤だったり、子どもを寝かしつけるなどしているのでリアルタイム視聴ができない方や試験勉強のために観たい番組が観られないという学生さんも多いかもしれません。そんな時に便利なのが録画機能です。
有機ELテレビに録画機能が付いていれば、別途料金を払って見逃し配信を観る必要もありません。
おすすめの有機ELテレビ6選
有機ELテレビの選び方のポイントを踏まえ、おすすめの有機ELテレビ6選をご紹介します。おすすめを参考に、求めるニーズや設置する場所などに合わせて最適な有機ELテレビを選びましょう。
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商品情報
重低音立体音響システムなども機能して、美しく迫力ある映像を楽しめます。
瞬速ゲームモードも搭載しているので、ゲーマーにもおすすめです。
おまかせ録画機能に加え、タイムシフトマシンも搭載しており、録画の予約を忘れても最大6チャンネル分の放送が録画しているので、見逃しも防げます。
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クリアな高音から重低音まで、臨場感あるサウンドが楽しめる重低音立体音響システムを搭載しているうえ、部屋の環境に適したサウンドを自動で設定してくれるのもメリットです。
さまざまなゲーム機器に対して、最適な映像に自動調整するオートゲームアジャスト機能も楽しめるので、より迫力ある美しい映像でゲームを楽しむこともできます。
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ゲームを快適に楽しめるさまざまな機能を搭載しており、臨場感あふれる環境でゲームが楽しめるのでゲーマーにもおすすめです。
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ソニーが開発するPlayStation(R)5をハイレベルに楽しめる機能を搭載しており、ゲームに合わせてカスタマイズができます。
Google TV(TM)機能も搭載しており、映画や音楽、ゲームなどネット動画の視聴も快適にできます。
視聴履歴や好みに応じて、Googleおすすめコンテンツを提案してくれる機能もあり、テレビ番組離れした若いユーザーにもおすすめできる有機ELテレビです。
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商品情報
有機EL発光層に加えて、1画素あたり数千個のレンズを並べたマイクロレンズを一体的に形成した独自の新世代有機ELパネルを採用したことで、高コントラスト化と色表現がさらに進化しました。
正面にはラインアレイスピーカー、上向き・横向きのスピーカーを配置することで360立体音響サウンドシステムによる迫力あるサウンドも楽しめます。
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多彩なネット動画アプリに対応しているので、幅広いコンテンツを大画面の高画質、迫力あるサウンドで楽しめます。
Amazon AlexaやGoogle アシスタントなどスマートAIにも対応しており、マジックリモコンのマイクに向かって話すだけで、チャンネル変更や音量調整、見たい映像やタレントの情報検索なども可能です。
テレビ番組離れしたネット世代にもおすすめの有機ELテレビです。
おすすめ商品比較表
レグザ(Regza) レグザ 65インチ 有機EL 65X9900M | レグザ(Regza) レグザ 55インチ 4K 有機ELテレビ 55X8900L | パナソニック(Panasonic) パナソニック 55V型 有機EL テレビ TH-55LZ1800 | SONY(ソニー) ソニー 55型 有機ELテレビ XRJ-55A80L | パナソニック(Panasonic) パナソニック 65V型 有機ELテレビ TH-65MZ2500 | LG LG 55型 有機ELテレビ OLED55B2PJA | |
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失敗しない有機ELテレビの選び方
高画質で薄くて軽量、消費電力も少なく済むといった特徴がある有機ELテレビに興味を持った方は、ぜひ選び方のポイントやおすすめ6選を参考にしてください。
液晶テレビとの違いやデメリットに注意しつつ選んでみましょう。