テレビブースターのおすすめ13選!テレビブースターは必要?寿命や選び方など解説
「テレビブースター」はテレビの信号を強めるために必要な装置です。手ごろな値段のものもあるため、できれば取り付けておくとよいでしょう。寿命は10年程度なので、交換することも考えておくのがベストです。本記事では、テレビブースターの選び方についてご説明し、おすすめのテレビブースターを13選ご紹介します。
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テレビブースターとは?必要?
テレビブースターとは、テレビアンテナが受信する信号を増幅するための機器です。アンテナの受診電波が弱いときにテレビブースターを使うと、テレビに安定した電波を届けられるため、映像が途切れるのを防げます。
自宅の電波状況が悪く、アンテナが受信する電波が十分でないとテレビは綺麗に映りません。また、複数のテレビを同時に使用している場合も、アンテナが受信した電波が分けられるので1台1台に届けられる電波は弱くなります。
このように、電波が弱まってしまう状況でもテレビの映像を安定させるために、テレビブースターが必要なのです。
テレビブースターの選び方
テレビブースターはあまり馴染みがないものかもしれません。しかし、専門的な知識がなくても選ぶことは可能です。ここでは、「屋外用か屋内用か」「雑音指数(NF)」「利得(ゲイン)」「定格出力の大きさ」「入力レベルの範囲調整」「画質」「BS・CSに対応しているか」の7つのポイントからテレビブースターの選び方をご説明します。ぜひ参考にしてください。
1.屋外用か屋内用かで選ぶ
テレビブースターには屋外用と屋内用の2種類があります。それぞれの役割と特徴を知って、必要なブースターを選びましょう。
屋外用のブースターは電源部と本体部分が切り離されており、電源部は屋内のテレビ付近に、本体部分はアンテナの直下などに設置されます。アンテナ直下に設置する場合は高所での作業となるため、業者に依頼するのがおすすめですよ。
屋内用のブースターは比較的設置が簡単です。テレビ付近に置いてケーブルを繋げば設置完了なので、自分で作業できるのがメリットですね。集合住宅で個人的にブースターを付けたいときには屋内用のブースターを使用するとよいでしょう。
2.雑音指数(NF)をチェック
雑音指数(NF)とは、テレビアンテナやテレビブースターで発生するノイズを数値化したものです。雑音指数を確認すれば、アンテナで受信した電波がどの程度ノイズの影響を受けているかを知ることができますよ。
もしノイズが酷いようであれば、雑音指数が低いテレビブースターを使うのがおすすめです。雑音指数が低いほど、テレビブースターはノイズの影響を少なくすることができるため、受信した電波を質を落とさずにテレビまで運べます。
3.利得(ゲイン)をチェック
利得(ゲイン)とは、テレビブースターが増幅できる電波信号の大きさのことを指します。テレビブースターを選ぶときは、自宅の環境に合っている利得(ゲイン)がどうかをチェックしましょう。
利得の数値が大きいほど電波を強く補えますが、ただ単に大きければいいというわけではありません。あくまでも、自宅の環境に合っているかどうかが大事です。分配器の有無や同軸ケーブル(アンテナケーブル)の長さや太さなどによっても適切な利得は変わります。適切な利得のテレビブースターを選びましょう。
4.定格出力が大きいものを選ぼう
定格出力とは、テレビブースターが出力できる映像信号の最大レベルのことを指します。電波の質が悪かったり、出力が弱かったりするときは、定格出力が大きいテレビブースターを使うとよいでしょう。
テレビブースターとテレビから出力される電波が、テレビブースターの許容範囲を超えると映像が乱れることがあります。この許容範囲が定格出力と呼ばれるものなので、許容範囲を広くしておくとテレビブースターの出力を大きく設定できるのがメリットです。
許容範囲に余裕がないと、テレビブースターの出力を大きくすることができません。テレビブースターの持つ力を発揮させるためにも、定格出力が大きいものを選ぶのがおすすめです。
5.入力レベル範囲が調整できると便利
入力レベルが適切でないと、テレビにモザイク状のノイズが発生したり、映らなくなったりするなどのトラブルが起きてしまいます。入力レベルを下げたり上げたりすることで、このトラブルを解決することができます。
入力レベルはスイッチひとつで調整できるものもあるので、映像上にトラブルが起きたときは出力や電波状況だけでなく入力レベルもチェックして、調整を試みてください。テレビブースターの出荷時にどのような設定になっているかもあらかじめチェックしておきましょう。
6.画質にこだわるなら4K・8K対応を
4K・8K対応のテレビブースターなら、高画質の放送を楽しめます。テレビ本体が4K・8K対応モデルでも、受信する電波が弱いと十分に綺麗な映像が届きません。そういう場合は、テレビブースターを使って、電波を増幅するのをおすすめします。
4K・8K対応のテレビを持っている人は、より鮮明な映像を映し出すためにもテレビブースターを使いましょう。もし現在画質が満足いくほど綺麗ではない場合は、電波が弱い可能性があります。テレビブースターを使って解決するとよいですよ。
7.BS・CSに対応可否をチェック
テレビブースターには、地デジ専用のものだけではなくBS/CSに対応するものもあります。BS/CSアンテナを設置して番組を視聴している場合は、BS/CS放送に対応しているテレビブースターを選びましょう。
BS/CS非対応のテレビブースターだと、設置しても電波を増幅する機能を使うことはできないので、注意が必要です。これからBS/CS放送のアンテナを導入する可能性がある人は、あらかじめ対応しているモデルを購入するとよいでしょう。
テレビブースターのおすすめメーカー
テレビブースターのメーカーは主に3社です。3社が販売している製品を使えば、基本的に問題はありません。どれを選べばよいか迷ったら、3社のうちいずれかの製品を選ぶのがおすすめです。ここでは、「日本アンテナ」「マスプロ電工」「DXアンテナ」の3社についてご説明します。
日本アンテナ
日本アンテナは1953年に設立された歴史ある電気会社です。テレビ用アンテナや地デジ放送対応アンテナおよび受信機器などを製造しており、家庭用・共同受信用両方のテレビブースターを販売しています。
家庭用のテレビブースターには4K・8Kに対応しているものもあり、低雑音で高出力という特徴を持っています。高品質なテレビブースターなら日本アンテナがおすすめです。
マスプロ電工
マスプロ電工は1953年に創立された電工株式会社です。テレビアンテナや衛星アンテナなど、テレビ受信機器や衛星受信・通信機器などの製造に力を入れています。放送中継機器なども製造しており、高い製造技術がうかがえます。
屋外用のテレビブースターを販売しているため、屋外用のテレビブースターを探している人はマスプロ電工の商品がおすすめです。利得切換機能が付いている商品もありますよ。
DXアンテナ
DXアンテナは1953年に創業した電気機器メーカーです。テレビ受信関連機器やセキュリティシステム関連機器などの製造販売や調査・設計・施工管理を手掛けています。なかでも受信システム関連機器を積極的に製造しています。
4K・8K衛星放送で使用される周波数のうち、最大8chを伝送可能な低い周波数に変換して送信できる高性能なブースターなどを販売しているため、機能性と汎用性が高いブースターを求めている人はDXアンテナのテレビブースターがおすすめです。
テレビブースターのおすすめ13選
テレビブースターは屋外用・屋内用のどちらを選ぶかという点に注目するのが重要です。用途を絞ってから他の機能を確認していきましょう。ここでは、おすすめのテレビブースターを13選ご紹介します。自宅の環境に合っているものを選んでみてくださいね。
屋外用テレビブースター
屋外用のテレビブースターは、業者に依頼しないと設置できないこともあるので注意が必要です。自分で設置するときは、安全面に十分注意を払ってくださいね。ここでは、おすすめの屋外用のテレビブースターをご紹介します。
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商品情報
メーカー マスプロ電工株式会社
ブランド マスプロ電工
動作温度 50 摂氏
新4K・8K衛星放送に対応している屋外用のテレビブースターです。ブースター本体は、屋外テレビアンテナと分配器の間に設置します。強電界地域から弱電界地域まで幅広く使えるため、余裕を持った受信システムを構築できるのが大きなメリットです。ショートや断線が起きた場合は、電源部の作動表示灯の色でお知らせします。
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商品情報
ブランド DXアンテナ
インピーダンス 75 Ohm
高い周波数ほど利得を高くする機能である「チルト特性」を設けているテレビブースターです。そのため、4K・8K放送受信による減衰量にも適切に対応することができます。チャンネル数の増加にも対応している高出力設計が特徴で、高シールド設計によって安定的な電波受信がおこなえます。増幅部と電源部間の同軸ケーブルの加工・接続状態を電源部のLEDで示してくれる機能付きです。
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商品情報
ブランド DXアンテナ
色 ホワイト
チャンネル数 7
インピーダンス 75 Ohm
33dB形と43dB形をスイッチ1つで切り替えられる、UHFを増幅するテレビブースターです。小型タイプなので水平マストにも取り付けられて使い勝手がよいのが特徴ですよ。強電界から弱電界まで、あらゆる受信環境に対応しているマルチに活躍する商品です。テレビ信号が弱い場合や、複数のテレビを同時に使う場合にはぜひ使ってみてください。
屋内用テレビブースター
屋内用のテレビブースターは設置が簡単なので、導入したいと考えている人も多いのではないでしょうか。とはいえ機能に優れたものばかりですから、どれを選べばいいかわからないこともありますよね。ここでは、おすすめの屋内用テレビブースターをご紹介します。
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商品情報
利得 UHF:17~22dB、BS・CS:12/18dB(1032/3224MHzの値)
BS・110度CSの電波を最大22dB、地デジの電波を最大18dB増幅できる屋内用テレビブースターをご紹介します。およそ9cmというコンパクトサイズなので、場所を取らないのがメリットのひとつですよ。動作時には緑色のパイロットランプが点灯するため、一目で状況を確認できます。ブロック状のノイズなどを解決するためにうってつけの商品です。
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商品情報
ブランド SSA Service
BS/CSアンテナの電波増幅に使える屋内用テレビブースターです。12~20dB程度の利得があり、安定した電波を受信できます。屋内のできるだけアンテナに近い位置に取り付けるようにしましょう。もともと受信感度が低い場所や機器の場合は改善できない可能性があるので注意が必要です。
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商品情報
商品の寸法 137(H)×89(W)×31(D)mm
アンテナ 衛星
チューナー採用技術 fm,地上デジタル
地デジの増幅30dB型の屋内用テレビブースターです。衛星放送にも対応しており、テレビとレコーダーへ2分配出力できます。雑音指数は3dB以下もしくは6dB以下で、質量は約210gと非常に軽いのが特徴です。スカパー!には対応していますが、スカパー!プレミアムサービス光には対応していない点に注意しましょう。
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商品情報
最小電源電圧 15 ボルト
ブランド DXアンテナ
動作温度 40 摂氏
新4K・8K衛星放送とBS/CS放送、地デジ放送に対応している屋内用テレビブースターです。電源内蔵型の中では最小・最軽量レベルでありながら、高利得・高出力と優れているモデルですよ。入出力間通電式なので、テレビやチューナーなどからBSアンテナへ電源を供給できます。帯域別に利得を調整可能です。
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商品情報
ブランド ホーリック(HORIC)
色 ブラック
インピーダンス 75 Ohm
ケーブルを接続するだけなので設置が簡単な屋内用テレビブースターです。付属のACアダプタ(ケーブル)と別売りのアンテナケーブル(同軸ケーブル)を使用し、テレビと壁面のテレビ端子を接続して給電します。ケーブルを延長しても、間にこの商品を挟むことでブロックノイズを解消できます。
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商品情報
ブランド マスプロ電工
インピーダンス 75 Ohm
地デジ放送の増幅30dB型の屋内用テレビブースターです。地デジ放送は通過して、テレビとレコーダーへ2分配出力します。BS/CSパス回路を内蔵しており、約1.5mのコードのACアダプターが付属しています。本器から衛星アンテナへ電源を供給することはできないので、購入前に確認しておきましょう。
屋外・屋内両用テレビブースター
屋外・屋内両用のテレビブースターも販売されています。どちらを使うべきか迷ったときや、環境によって使い分けたいときには両用のテレビブースターが便利ですよ。ここでは、おすすめの屋外・屋内両用のテレビブースターをご紹介します。
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商品情報
メーカー マスプロ電工株式会社
ブランド マスプロ電工
テレビアンテナからの同軸ケーブル(アンテナケーブル)の長さに合わせて入力レベル調整を3段階に切り換え可能です。利得を切り換えても、雑音指数が劣化しないという特徴を持っています。UHF給電スイッチと出力測定端子が付いているため、使い勝手がよいのがポイント。強電界から弱電界までUHF利得3段階切換搭載ブースターです。
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商品情報
商品の重量 600 g
製品サイズ 4.8 x 12.1 x 13.6 cm; 600 g
電源が着脱可能なので、屋外設置も屋内設置も可能なテレビブースターです。UHFの利得は3段階に切換可能で、ツマミにより利得を細かく調整できるという機能も持っています。電源部に接続モニターを搭載しているため、機器を分離しても接続状況や安全状況を確認できるのが便利に使えるポイントのひとつです。
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商品情報
メーカー マスプロ電工株式会社
ブランド マスプロ電工
チャンネル数 3
UHF高利得の45dB型テレビブースターです。3段階の利得調整により、電界地域の範囲を問わず1台のブースターで対応できます。UHF利得を切り換えてもNFの劣化がないのが特徴で、UHF給電スイッチと出力測定端子が付いていますよ。電源部に異常を知らせる機能を搭載しているので事故リスクの軽減に繋がります。
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商品情報
ブランド サン電子(Sandenshi)
色 ホワイト
インピーダンス 75 Ohm
スタンドが付いているので、室内に設置するだけではなくベランダに取り付けたり、マストに取り付けたりもできる屋外・屋内両用のテレビブースターです。加工せずにケーブルに通せる防水キャップ付き。強電界地域と中電界地域で使用できますが、屋内設置時は強電界地域のみ対応しているので注意しましょう。
テレビブースターの寿命は?
テレビブースターの寿命は、約10年です。10年を目安に交換を検討しましょう。屋内用よりも屋外用の方が劣化しやすいため、より注意を払っておく必要があります。
屋外用のテレビブースターは雨風にさらされる環境に置かれているため、経年劣化の速度が速いです。もしテレビの映像にノイズが入るなどのトラブルが発生したら、テレビブースターが寿命を迎えているかもしれません。
テレビブースターの取り付け方法
屋外用のテレビブースターはアンテナ付近に取り付けます。屋外に本体を設置する場合は、電源部は屋内にあるコンセントに接続する必要があるため、少々難易度が高くなってしまいますが、天井裏などに分配器があればその隣に電源部を設置できますよ。
屋内用のテレビブースターは部屋の壁にあるアンテナ端子に取り付けます。電源コンセントも併設されており、簡単に取り付けることが可能です。
おすすめ商品比較表
マスプロ電工 マスプロ電工 UHF・BS・CSブースター | DXアンテナ DXアンテナ CS/BS-IF・UHF デュアルブースター | DXアンテナ DXアンテナ UHFデュアルブースター | 日本アンテナ 日本アンテナ 卓上型ブースター | SSA Service SSA Service ブースター | マスプロ電工 マスプロ電工 UHF・BS・CSテレビ・レコーダーブースター | DXアンテナ DXアンテナ BS・CS増幅器 | ホーリック(HORIC) ホーリック アンテナブースター | マスプロ電工 マスプロ電工 UHFテレビ・レコーダーブースター | マスプロ電工 マスプロ電工 UHF・BS・CSトリプルブースター | 日本アンテナ 日本アンテナ 利得切換式屋外用電源着脱型ブースター | マスプロ電工 マスプロ電工 UHFトリプルブースター | SUN サン電子 地デジUHFアンテナ ブースタ内蔵上位モデル | |
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テレビブースターを使って快適にテレビを視聴しよう
テレビブースターを使うと、微弱な電波を増幅するためテレビの映像を安定して鮮明なものにできます。屋外用と屋内用の2種類が販売されているので、どちらが自宅の環境に適しているかを判断して選びましょう。テレビブースターがあれば電波が届きにくい地域でも、複数台のテレビを同時に視聴する環境でも、快適にテレビを視聴できますよ。ぜひ導入を検討してみてください。