DDR5メモリのおすすめ12選!選び方やDDR4メモリとの違いを解説
パソコン用の「メモリ(RAM)」には、さまざまな規格があります。処理速度を求めるなら、最新規格であるDDR5のメモリを選ぶと良いでしょう。この記事では、DDR5メモリの特徴や選び方、DDR5とDDR4の違いなどを詳しく解説していきます。おすすめのDDR5メモリもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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DDR5メモリとは
DDR5とはDouble Data Rate 5の略で、2021年に登場した新しいメモリ規格を指します。
DDR5メモリの特徴は、メモリモジュール基板上にPMIC(オンボード電源管理用集積回路)を搭載していることです。PMICの導入によって、電力供給の安定化や低電圧化を実現しています。
最大容量が大きいこともDDR5メモリの特徴です。メモリ1枚あたりの最大容量が、DDR4では32GBでしたがDDR5では128GBに拡張されました。
DDR5メモリの選び方
DDR5メモリには、さまざまな容量があります。デスクトップパソコンとノートパソコンで種類が異なる点にも注意が必要です。ここでは、DDR5メモリを選ぶ際にチェックすべきポイントを4つご紹介します。
1.パソコンに合うタイプを選ぶ
DDR5メモリは、デスクトップパソコン用とノートパソコン用の2種類があります。デスクトップパソコン用のメモリの規格はDIMM、ノートパソコン用のメモリの規格はSO-DIMMといいます。
この2つに互換性はありません。デスクトップパソコン用メモリをノートパソコンに搭載することはできないので、間違えないようにしましょう。
両者の見分け方のポイントはサイズです。ノートパソコン用のメモリは、デスクトップパソコン用と比べて半分ほどのサイズになっています。また、商品のスペックには必ず規格が書いてあります。
2.使い方に合わせて容量を選ぶ
DDR5メモリの容量は、8GB、16GB、32GB、64GBなどの容量があります。メモリの容量が大きくなるほど、一時的に記憶できるデータ量が多くなり、パソコンの作業効率が高まります。
ただし、メモリの容量が大きいほど値段が高くなります。128GBのDDR5メモリは、1枚あたり10万円以上と非常に高額です。
Webサイトの閲覧やオフィスソフトの使用などの一般的な用途であれば、8GBでも十分でしょう。16GBあると、よりスムーズになります。動画編集、ゲーム、ライブ配信などを行うのであれば、32GBを検討してみてください。
3.スペックをチェックする
DDR5メモリを選ぶ際は、クロック周波数、動作タイミングなどのスペックもチェックしましょう。
クロック周波数が高いほど、メモリの処理性能が高まります。速度を求めるなら、4,800~5,600MHz程度を目安にして選ぶと良いでしょう。
動作タイミングは、命令の入力から動作までの遅延を表記したものです。メモリの仕様書には、「○○-○○-○○-○○」という数字が書かれています。この数値が小さいほど遅延が小さく、動作が速くなります。
4.セット数で選ぶ
DDR5メモリを選ぶ際には、セット数も考えておきましょう。
1枚のメモリで動作させることをシングルチャンネル、複数枚のメモリの組み合わせて動作させることをマルチチャンネルと呼びます。マルチチャンネルはメモリの枚数によって、デュアルチャンネル(2枚)、トリプルチャンネル(3枚)、クアッドチャンネル(4枚)と分けられます。
メモリには、マルチチャンネルのほうが処理速度が向上するという特徴があります。たとえば16GBのメモリを1枚搭載するよりも、8GBのメモリを2枚搭載したほうが処理速度が速くなるのです。
合計容量が同じであれば、1枚売りでも2枚セット売りでも価格はあまり変わらないので、基本的にデュアル以上のマルチチャンネルでメモリを取り付けたほうがよいでしょう。
DDR5メモリのおすすめ12選
ここからは、DDR5メモリのおすすめ品をご紹介していきます。
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【徹底比較】DDR5とDDR4の5つの違い
最後に、DDR5とDDR4の違いを解説します。DDR5は2021年に登場した新規格で、DDR4は2014年に登場した旧規格です。
1.容量
DDR5とDDR4とでは、最大容量が異なります。DDR4の1枚あたりの最大容量は32GB、DDR5の1枚あたりの最大容量は128GBです。
128GBのDDR5メモリは現状ではまだまだ商品が少ないですが、需要が出てくれば普及していくかもしれません。できるだけ大きな容量を求めるのであれば、DDR5を選んでおいたほうが良いでしょう。
2.価格
DDR5とDDR4には価格の差もあります。価格が安いのは旧規格のDDR4です。DDR4のメモリに対応したマザーボードも、値段が安い傾向にあります。
一方、DDR5は新しい規格であるためDDR4と比べるとやや高め。価格を重視するなら、DDR4を選ぶのも手でしょう。
3.転送速度
DDR5とDDR4とは、転送速度が異なります。
DDR4の中で一般的なDDR4-3200の最大転送速度は3200MT/sですが、DDR5-4800の最大転送速度は4800MT/s。数字だけを比べると1.5倍ですが、実際の処理速度は1.8倍ほどになります。
サクサクと作業を進めたいのであれば、高速転送が期待できるDDR5を選んだほうが良いでしょう。
4.クロックと帯域幅
DDR5とDDR4は、メモリクロックと帯域幅の違いもあります。
たとえばDDR4-3200のメモリクロックは3200MHz、メモリ帯域幅は25600MB/sです。DDR5-4800のメモリクロックは4800MHz、メモリ帯域幅は38400MB/sです。
DDR4よりもDDR5の方が高速でのデータ転送が可能となります。
5.電圧
DDR5とDDR4は電圧の使用量が異なります。DDR4の一般的な電圧は1.2Vです。一方、DDR5の一般的な電圧は1.1Vです。
DDR5の中には1.25Vや1.35Vなどの電圧で動作する製品もあるため、必ずしもDDR5が電圧が低いとは言い切れませんが、基本的にはDDR5のほうが低電圧です。
おすすめ商品比較表
Crucial Pro CP2K16G56C46U5 | CORSAIR CMK32GX5M2E6000C36 | CORSAIR CMH32GX5M2E6000C36 | シリコンパワー SP032GBLVU480F22 | Acer Predator Pallas II | CORSAIR CMK64GX5M2B5600Z40 | Crucial CP2K16G60C36U5W | Acclamator XB-32GB-6000 | Team FLRD532G5600HC36BDC01-A | CORSAIR CMK32GX5M2B5600C36 | Crucial W5U4800CM-8GS | CORSAIR CMH32GX5M2B5200C40W | |
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転送速度を重視するならDDR5メモリがおすすめ!
DDR5メモリの特徴は、転送速度の速さと電圧の低さです。スペックを重視するならDDR5を選ぶと良いでしょう。ただし、DDR4メモリにも低価格というメリットがあります。購入予算、必要な容量、他のパーツとの兼ね合いなどをよく考えて、適切なメモリを選んでくださいね。