ベトナムビールのおすすめ6選!ライトな味わいでビール大国ベトナムで愛される商品
サイゴンビールやハノイビールなどで知られている「ベトナムビール」。さっぱりとした味わいのものが多く、ベトナム国内でも愛されています。この記事ではベトナムビールの歴史や特徴、選び方のコツなどをお届けします。おすすめの銘柄もご紹介するので、エスニック料理と合うビールを探している方もぜひ参考にしてくださいね。
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ベトナムビールとは?
日本よりも南東にあるベトナムは、特に南部を中心に蒸し暑い気候が特徴的。そのため、さっぱりとごくごく飲める口当たりの軽いビールが好まれています。
ベトナムビールとは、その名前のとおり東南アジアにあるベトナムで作られるビールのことです。
日本ではあまり知られていませんが、ベトナム国内でのビール消費量は東南アジアでも高め。そんなビール大国で生産されているのがベトナムビールなのです。
ベトナム国内でのビール生産量は年々増加傾向にあるといわれており、それに伴い消費量も増えています。キリンビール株式会社が2023年12月に発表した「2022年 世界主要国のビール消費量」によると、2022年のベトナム国内におけるビール消費量は世界第7位。消費量は前年比27.0%増と、大幅に増加しています。
ベトナムビールの歴史
ベトナムビールの歴史は、国の歴史と深く結び付いています。1800年代後半、フランスの植民地として統治されていたベトナム。ビールという飲み物が国内へと持ち込まれたのは、この植民地時代のことだと伝えられています。
国民の間で一気に広まるきっかけとなったのは、1955年~1975年まで行われたベトナム戦争です。ベトナムで主食として親しまれている穀物は「米」ですが、戦争中は入手しづらい状況に。比較的入手しやすかったのが、ビールの原料として使われる「麦」だったのです。そこで、麦から作られる生ビールを飲む文化が急速に広まっていきました。
ベトナムビールが親しまれるようになったのは、1960年代のことだといわれています。世界的に見ればその歴史はまだ新しいもの。歴史の古いビールとはひと味違う進化を遂げており、それもビール愛好家から注目される理由のひとつです。
ベトナムビールの有名メーカー
国内で非常に多くのビールを生産し、消費するベトナム。国内各地に多くのビール生産工場を抱えています。中でもメジャーなのは、以下の4つのメーカーです。
- サイゴンビール社(SABECO)
- ハイネケン・ベトナム社
- ハノイビール社(HABECO)
- カールスバーグ・ベトナム社
この中でも特に有名なのはサイゴンビール社です。ベトナム最大のビールメーカーであり、国内でのシェアは40%を超えるともいわれています。ベトナムビールといえば、サイゴンビール社の製品を思い浮かべる人も多いでしょう。
またビール消費大国であるベトナムは、海外ビールメーカーにとっても魅力的な地域です。ハイネケンやカールスバーグ、そして日本のサッポロビールのように、ベトナム国内でオリジナルブランドを展開するメーカーも少なくありません。
ベトナムビールの特徴・国内ビールとの違い
ベトナムビールは、日本国内で親しまれているビールとは異なる特徴を持っています。特に現地で楽しむ場合、日本のビールとの違いに驚く場面も多くなるでしょう。
暑いベトナムでは、ビールはキンキンに冷やして飲むのが一般的。グラスを冷やしておくのは日本でも一般的ですが、ベトナムでは業務用の冷蔵庫を設置しているお店ばかりではないためビールに氷を入れて楽しむこともあります。また生ビール1杯あたりの価格が安いのも、日本との違いです。日本円に換算すると1杯あたり約30円で楽しめるといわれており、手軽で飲みやすくなっています。
味や香り、アルコール度数などについては、以下で詳しく解説します。
味わい
ベトナムビールの味わいは、日本のビールよりもすっきりしています。ビールといえば、独特の苦みを思い浮かべる方も多いでしょう。
日本のビールのような豊潤さやキレは少ないものの、味の濃い料理とも合わせやすい特徴があります。スパイスを豊富に使った香り引き立つエスニック料理とも相性ぴったり。ベトナム料理と組み合わせて楽しむのもおすすめです。
香り
ベトナムビールの香りは、日本のものよりも爽やかです。グラスに注いでみると、フルーツやスパイスがほんのり香る銘柄も少なくありません。中にはグラスに注いだ瞬間に華やかな香りが立ち上る種類のベトナムビールも販売されています。軽い飲み口と爽やかな香りは、食前酒として楽しむのもおすすめです。
アルコール度数
日本のビールのアルコール度数は、平均5.0%程度です。ベトナムビールのアルコール度数は、4.0%~5.0%台とやや低めから同水準のものが目立ちます。数値としては、日本ビールとベトナムビールの間にそれほど大きな差はありません。
ただし、実際にビールを飲んだ時の感覚としては、やや差があります。軽い飲み口のベトナムビールは、比較的飲みやすく感じられるでしょう。また、氷を入れて冷やして飲む場合は氷が溶けてさらにアルコール度数が低下する可能性も。酔っぱらってしまうからあまりたくさんは飲めないという人にとっても、ベトナムビールは気軽に挑戦しやすいビールだといえるでしょう。
ベトナムビールのおすすめ6選
スーパーやコンビニだとベトナムビールはまだまだ珍しい存在ですが、ネットショッピングなら気軽に購入可能です。とはいえ、いざ購入しようと思うとどれを選べばよいかわからないと悩む人も多いのではないでしょうか。ベトナムビールの中でも日本でも入手しやすい銘柄を6つ紹介します。ぜひ好みのビールを見つけてみてください。
Amazonカスタマーレビュー
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(28件)
商品情報
内容量:24本入
爽やかなグリーンの缶が特徴的なベトナムビールです。ベトナム最大のビールメーカー・SABECOの商品で、モルト100%のプレミアムビール。ベトナムビールらしい軽く爽やかな口当たりとともに、力強いキレとプレミアムビールならではのコクを楽しませてくれます。美しい黄金色のビールは泡立ちもよく、見た目の美しさも魅力です。ドライなのどごしはスパイシーな料理との相性もぴったり。ベトナムビールには珍しく濃厚な麦の香りと味を楽しめるため、初めての1本としても受け入れやすいでしょう。
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内容量:24本入
ベトナムビールを代表する銘柄の一つです。ベトナムビールらしい軽く爽やかな飲み口の中に、華やかな香りとほのかな甘みを感じられますよ。ビール特有の苦みや炭酸を感じやすいため、日本のビールになじんだ人は親しみやすいでしょう。東南アジアを中心に多数の国に輸出されており、ベトナム以外でも多くのファンを獲得しています。澄んだ黄金色が美しく、泡立ちのよさも魅力的。まずはベトナムビールの王道を試してみたいという方におすすめです。
サイゴンビール ラガービール
サイゴンラガービールは、ベトナムで親しまれる定番のビールです。ベトナムビールらしい爽やかさと軽い飲み口が特徴的で、日本のビールよりも薄くあっさりしています。ビールとは思えないライトな喉ごしは、普段あまりビールを飲まない人でも気軽に楽しめるでしょう。アルコール度数は4%台とやや低めです。喉が渇いているときやスパイシーな料理を楽しんでいるときにゴクゴク飲めるのも魅力のひとつ。日本で本場の味を満喫してみてはいかがでしょうか。
ハノイビール
100年以上の歴史を誇る、首都ハノイで最も有名な国営ハノイビール会社の伝統的なビールです。アルコール度数は4.6%で、喉ごしスッキリでありながらもコクがあり、飲みごたえも十分ですよ。ベトナム食品展覧会で5回の金賞を受賞し、その品質の高さが証明されたハノイビールをぜひ味わってみてくださいね。
サイゴンビール サイゴンエクスポートビール
先ほど紹介したサイゴン・ブリュワリー 333の兄弟ビールとしても知られている銘柄です。ビア・サイゴンシリーズにはいくつかの種類がありますが、その中でも輸出向けに作られているのがエクスポートの特徴で、ベトナムビールの良さを味わえるでしょう。さっぱりとした飲み口の中にほのかに香るスパイシーさが特徴的なお酒で、氷を入れて楽しむのもおすすめ。日本のビールよりも苦みは弱く、のどごしを楽しみたい人にもぴったりの1本です。
フーダビール フエ産フーダビール
ベトナムのダナン市にあるフーダビールが作るベトナムビールです。ベトナム伝統のビール製法を大切にしつつオリジナリティをプラス。その品質の高さでも国内外から高く評価されています。ベトナムビールといえばほんのり甘さを感じる銘柄も多いですが、こちらはさっぱりとしたキレのある味わいが特徴的。癖が少ないため、料理に合わせやすく万人受けするタイプのお酒です。
おすすめ商品比較表
ベトナムビールを実際に味わってみよう
日本のビールにはない特徴を持つベトナムビール。ネットショッピングを活用すれば、日本にいながらベトナム現地の味を楽しめるでしょう。
さっぱりとしていて飲みやすいお酒は料理にも合わせやすく、ゴクゴク飲めるのが魅力的です。日本のビールは苦手でもベトナムビールは好きという方も少なくありません。まずは一度、気になる銘柄をお取り寄せして楽しんでみてはいかがでしょうか。