冷凍庫の霜取りにおすすめなグッズ6選!分厚い霜を取る方法や人気アイテムをご紹介
いつの間にか冷凍庫の中に付いてしまう「霜」。霜取りをしていない方も多いかもしれませんが、放置しておくとさらに取りにくくなる可能性があるんです。そこで今回の記事では、霜取りの頻度と掃除方法についてご紹介します。ホットタオルで簡単に取るコツも解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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冷凍庫の霜取りの前に霜が付く5つの原因を確認
そもそも、なぜ冷凍庫に霜が付いてしまうのでしょうか?霜が付く原因は主に以下の5つあるとされています。
- ドアの開閉回数が多い
- ドアを開く時間が長い(半開き)
- 冷凍庫のパッキンの劣化
- 冷風の吹出し口の詰り
- 冷蔵庫の経年劣化
何が原因なのかが分かると対策や予防をしやすくなるので、ぜひ最後までご覧くださいね。
1.ドアの開閉回数が多い
冷凍庫のドアを開け閉めする回数が多いと、霜が付きやすくなると言われています。霜は、冷凍庫のドアを開けたときに入り込む外気が原因で発生します。外気が急な冷却によって結露し水滴ができ、その水滴が庫内の壁に張り付いて凍り付くという仕組みです。
そのため、ドアの開閉回数が多いと、外の湿気が入り込む回数や量が増えるため、結果として霜の量が増えてしまうのです。
2.ドアを開く時間が長い(半開き)
冷凍庫のドアが開いている時間が長いと外気が入り込み、冷凍庫内の水分量が増えてしまいます。開閉の回数は少なかったとしても、長時間開いていると霜の量が増えてしまうので注意が必要です。
3.冷凍庫のパッキンの劣化
冷凍庫を密閉しているパッキンが経年劣化し、耐久性が落ちていることも原因のひとつです。 冷凍庫のパッキンは、外気の流入を防ぎ、庫内の冷気が外に出ていかないようにする役割を担っています。このパッキンが劣化すると、しっかり閉めても外の空気が冷凍庫内に入り込んでしまい、霜が知らない間に増えてしまうのです。
一般的に、パッキンは約10~15年ほどで劣化するとされています。霜が付きやすくなっているなと感じるときは状態を確認してみるとよいかもしれません。
4.冷風の吹出し口の詰り
冷凍庫の奥にある吹出し口は、庫内に冷気を行き渡らせる重要な部分です。この場所が冷凍食品などで塞がっていると、庫内の空気の循環が滞り、湿度が高まって結露しやすい状態になるため、霜が付く可能性が高まります。
吹き出し口の周辺にはなるべく食材を置かないように心がけ、詰まりをなくすようにすることが大切です。
5.冷蔵庫の経年劣化
あまりにも多くの霜が付いているという場合は、冷凍庫が寿命を迎えている可能性もあります。たとえば、冷凍庫に自動霜取り機能が付いているにも関わらず、霜が減らない場合は、経年劣化していると考えてよいでしょう。
基本的に、冷凍庫は約10年ほどで寿命になるとされているので、長年使用している場合は買い替えを検討するのもおすすめですよ。
冷凍庫の霜取りでNGな4つの行為
冷凍庫の霜取りは、できるだけ簡単に時間をかけずに終えたいですよね。しかし、簡単にできるからと、やみくもに試すのはおすすめできません。実は、冷凍庫の霜取りにはNGの方法もあるんです。
知らずに試したことで、冷凍庫が故障してしまうことも。そのような失敗を防ぐために、ここからは4つのNGポイントをご紹介していきます。普段のお手入れ方法が当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。
1.ドライヤーを使う
霜を溶かそうとしてドライヤーの温風を当てると、庫内のパーツが変形する恐れがあります。特に、分厚い霜を取る場合は長時間温風を当てなければならず、冷凍庫が故障してしまう可能性もあるでょう。通常使用以外での故障は補償対象外となる場合も多いので注意が必要です。
2.アイスピックを使う
アイスピックやドライバーなど先が尖った道具で霜を削り取ろうとすると、冷凍庫を傷付けたり、破損させてしまう可能性が高いです。それだけでなく、自身のケガにつながることもあるかもしれません。
冷凍庫内が破損すると冷蔵庫本体の劣化を早めてしまうことになるので、鋭利な道具を使用するのは避けるのが無難です。
3.熱湯を使う
熱湯をかければ、スピーディに霜は溶けてなくなるのでは?と思う方もいるはず。ですが、この方法も間違えると冷凍庫が故障したり、自身がヤケドしたりする可能性があります。
失敗しないためには熱湯ではなく適度な温かさの湯を利用することがポイントです。具体的な方法は後程ご紹介しますのでご覧ください。
4.霜取りスプレーを使う
霜取りスプレーは自動車のガラスやサイドミラー、鍵穴などに使うもので、冷凍庫用のものではありません。スプレーの主な成分はアルコールなので、食材を入れている冷凍庫に使用するのは危険だと考えられます。
製品の中には「窓ガラスの内側には使用NG」といった注意事項があるので、冷凍庫には使用しないように気をつけてくださいね。
冷凍庫の霜取りをしないデメリット
冷凍庫にできた厚い霜取りには時間がかかるため、手間に感じてしまいますよね。しかし、何もせずに放置しておくとさまざまなデメリットにつながることもあります。
以下で、3つのデメリットを具体的にご紹介していきます。
1.冷却機能の下落
霜には熱を通しにくいという性質があり、大量の霜が冷凍庫内にあると、冷凍する力が落ちてしまいます。そうなると、食品を入れても冷凍するまでに時間がかかり、食品の保存状態が変わって味が落ちてしまうことも。新鮮な状態を維持できず、最悪の場合は食中毒を引き起こす危険もあるので、早めに対策することが大切です。
2.電気代の高騰
霜が原因で冷却力が落ちても、冷蔵庫は今までと同じ温度で冷凍しようとします。その分余計な電気代がかかり、毎月の家計に響いてしまうことも考えられるでしょう。
普通に生活していると気づきにくいですが、長期的に見るとかなり高額になる可能性もあるので、1度チェックしてみるのをおすすめします。
3.収納スペースの縮小
霜ができた分、冷凍庫内の収納スペースは今までよりも小さくなってしまいます。そこに冷凍食品を詰め込むと、さらに庫内の冷却力が落ち、霜が厚くなる可能性も。その結果ますます収納スペースが小さくなるという悪循環にもつながりかねません。
冷凍庫の霜を取る4つの方法【霜の厚さ別】
冷凍庫の霜取りをしないデメリットがわかったところで、ここからは具体的な霜取り方法について見ていきましょう!
ご自宅の冷凍庫の厚さに応じた最適な方法で霜を取ってくださいね。
1.薄い場合:ホットタオルで拭く
霜がまだうっすらとしているような状態であれば、ホットタオルで拭くだけで簡単に解決できます。
方法は簡単で、まず2~3枚のタオルを40℃ほどのお湯につけてから水を切り、ホットタオルを作ります。次に庫内にある冷凍食品などを全て冷蔵庫に移動させてください。移動させたらホットタオルを庫内の霜にあてて溶かします。
気温が高い夏場は、食材の鮮度を保つためにも約10分以内に完了させることが大切です。ご自宅にクーラーボックスがあれば、冷蔵庫ではなくそちらへ移動させるようにしてくださいね。
2.厚い場合:自然解凍を利用する
庫内の霜が数cmあるという場合は、自然解凍させる必要があります。この場合はクーラーボックスが必要になるので、用意しておきましょう。
まずはクーラーボックスに冷凍庫と冷蔵庫の中身を移動させ、冷蔵庫の電源を切ります。冷蔵庫の周辺には、霜が溶けたときのためにバスタオルやバスマットなどを敷いておくと安心ですよ。
数時間~半日ほど経ったら、乾いたタオルで冷凍庫の水気を拭き取り、乾いたのを確認してから電源を入れます。クーラーボックス内のものを元に戻したら完了です。
自然解凍している間は、霜の状態を複数回チェックする必要があります。夏は急速に解凍するので、チェックする間隔を短めにしてくださいね。
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3.厚い場合:霜取り機能のある冷蔵庫を利用する
冷凍庫の霜取り機能は、現在主流の間冷式(ファン式)の冷蔵庫に付いています。自動で機能するので、スイッチを押して稼働させる必要はありません。
しかし、冷凍庫の奥にファンが無いタイプの直隷式の冷蔵庫を10年以上使っている場合は、経年劣化で霜が付きやすくなっている可能性もあります。
後ほどご紹介する予防法をいろいろ試しても解決しなかった場合は、ファン式の冷蔵庫への買い替えを検討するのもおすすめです。
4.分厚い・巨大な場合:道具を使う
冷凍庫の霜が巨大の場合は、道具を使って安全かつ丁寧に霜取りをしてください。
まずはクーラーボックスに冷凍庫と冷蔵庫の中身を移動し、冷蔵庫の電源を切ります。同時に、バスタオルやバスマットで水濡れ防止の準備をしておきましょう。
この状態で自然に溶けるのを待つのですが、巨大な霜の場合はかなりの時間がかかってしまうので、ある程度の段階でヘラを使って取り除きます。
金属製のヘラでは冷蔵庫に傷がついてしまうので、プラスチック製や樹脂製のものを選ぶのがおすすめですよ。
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冷凍庫の霜取りにおすすめなグッズをご紹介!
ここからは冷凍庫の霜取りにおすすめな商品をご紹介します。ヘラやマイクロファイバークロスなど幅広く厳選しました。ぜひチェックしてみてくださいね。
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冷凍庫の霜取りの回数を減らす5つの予防法
簡単にできるとはいえ、冷凍庫の霜取りの回数はできるだけ減らしたいもの。ここからは、霜取りの回数を減らす5つの予防法をご紹介していきます。
1.ドアの開閉回数を少なくする
簡単なことですが、ドアの開閉数を少なくするだけでも霜取りの回数を減らすことができます。 開閉の回数を少なくするために、よく使うものを前に出したり、同じようなものをまとめて収納したりしてみてください。
こうした整理整頓をすることで、しまいやすく、取り出しやすくなり、開閉の回数を減らすことができますよ。
2.ドアが開く時間を短くする
冷凍庫のドアが開いている時間を短縮するのもひとつの方法です。開ける時間を短くするには、先ほどの整理整頓のほかに冷凍庫内の案内図を作成しておき、ドアの見やすい位置に貼っておくこともおすすめです。このようにすることで、目的のものを迷わずパッと取り出せるようになりますよ。
3.ドアを確実に閉める
開けた冷凍庫のドアは確実に閉めるようにしましょう。開けっ放しにしておくと霜取りが必要になるだけでなく、冷凍庫の冷却が適切に機能しない可能性もあります。
開けっ放しを防止するには、冷凍庫を開けっ放しにするとアラームが鳴る「フリーザードアアラーム」が役立ちます。ピピピッ!という音で知らせてくれるので、気づきにくい小さな開けっ放しもなくせますよ。
フリーザードアアラーム左開き
こちらは、冷凍庫の閉め忘れだけでなく、家庭用のセキュリティにも役立つ商品です。ドアが3・15・30・60秒間開いたままになるとアラームが作動し、遅延時間の設定も可能です。また、取り付けが簡単なところも魅力のひとつですよ。
4.霜がうっすら付いたら掃除してふき取る
冷凍庫に薄い霜を発見した場合、こまめに拭き取る習慣をつけておくことも大切です。ホットタオルによる定期的なメンテナンスを行えば、普段の掃除もラクになりますよ。
5.冷風の吹出し口が詰らないようにする
冷凍庫の吹出し口は、風が流れるようにしておく必要があります。 あらかじめモノを置く場所を決める、100均一の収納グッズなどを利用して物理的に吹き出し口を塞がないようにするなどの工夫をするようにしましょう。
おすすめ商品比較表
冷凍庫の霜取りは厚さ別の方法で確実に
冷凍庫の霜取りは、霜の厚さによって効果的な方法が異なります。基本的には、ホットタオルや自然解凍で霜取りをするのがおすすめです。ドアの開閉回数を減らす、長時間開けないなどの少しの工夫で霜の発生を抑えることができるので、こちらもぜひ試してみてくださいね。