洗濯機用防水パンは必要?おすすめ8選で人気アイテムをご紹介
洗濯機の下に設置して使う「防水パン」。引っ越し先などで防水パンがない場合は洗濯機を直置きしてもいいのでしょうか。今回は洗濯機置き場に防水パンが必要かどうかやメリットについて詳しく解説します。水漏れしにくいものや、普段の掃除方法、おすすめの選び方についてもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
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洗濯機防水パンとは何か?
「防水パン」とは、受け皿のような形状をした主にプラスチック製でできた台座のことです。洗濯機の下に設置するもので「洗濯パン」と呼ぶこともあります。 防水パンは洗濯機から漏れた水を受けたり床を保護してくれる役割を持っていて、万が一、洗濯機が故障して水が漏れしてしまっても防水パンが防いでくれる効果が期待できますよ。
一方、賃貸住宅では最初から設置されていることが多いですが、最近は洗濯機の多様化が進み設置されていない部屋も多くあります。どんな防水パンを選べば良いか紹介していくのでぜひ参考にしてみてくださいね。
防水パンを設ける理由・メリット
ここでは洗濯機を設置する際に「防水パン」を設置する理由やそのメリットについてご紹介します。防水パンがなく、洗濯機の設置で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
水漏れ対策できる
防水パンを設置する大きなメリットは水漏れを防げることです。万が一、洗濯機が壊れてしまい水漏れを起こしてしまったとき、受け口となってくれるのが防水パンです。防水パンがあれば床へ広がる被害を最小限に抑えることができますよ。
住んでいる場所が2階以上の方はとくに注意が必要。防水パンがない状態で洗濯機から水漏れを起こした場合、被害が階下におよぶこともあります。その点、防水パンがあれば階下に水が漏れるのを防ぐ効果が期待できるため、集合住宅の2階以上に住む方は設置をおすすめします。
床の保護になる
床を保護してくれるのが2つめのメリットです。洗濯機は水を使うため、本体に結露ができやすい場合があり、もしも防水パンを設置していなければ、結露で床が濡れてしまう可能性があります。洗濯機の下は風通しが悪く、乾きにくい場所でもあるので、そのまま放置していると汚れたり、床にカビが発生してしまいます。
一方、排水口が付いている防水パンがあれば、洗濯機の下が結露で湿ってしまっても水分を外に逃がしてくれる効果が期待できるため便利です。 また、長年洗濯機を置いていると床板に跡が付いたりへこんだりしてしまうこともありますが、防水パンがあれば洗濯機の重みで床を傷つける心配を軽減できますよ。
振動音の軽減
防水パンは振動を軽減する効果もあると言われています。たとえば2階以上の集合住宅に住んでいる場合、防水パンを設置せずに洗濯機を直置きすると、振動音が階下に伝わる恐れがあります。
しかし、防水パンがあれば振動をある程度吸収してくれるため、階下に聞こえる振動音も抑えることが可能です。 洗濯機の振動音が気になる方は防水パンの設置を検討してみましょう。
防水パンの種類
防水パンには「フラットタイプ」と「かさ上げタイプ」の2種類があります。 いずれも機能面で大きな差はありませんが、価格やメンテナンスの仕方などが異なるため、購入の際には注意が必要です。自宅に設置する場合、どちらのタイプが適しているのかしっかりチェックしてから購入しましょう。
フラットタイプ
フラットタイプの防水パンは平らな形状をしていて、名前のとおりフラットに設置できるのが大きなメリットです。このタイプは造りがシンプルなので価格も比較的安価な傾向にあります。
一方で、掃除が難しいのはフラットタイプのデメリットといえるでしょう。防水パンと洗濯機の間にスペースがないため、細かい埃を掃除するのは難しくなります。
かさ上げタイプ
かさ上げタイプの防水パンは四隅が高くなっているのが特徴です。設置する際は洗濯機を持ち上げる必要があり、一人で設置するのが難しい点がデメリットです。
しかし、かさ上げタイプは洗濯機と防水パンの間にスペースができるため、掃除がしやすいのがメリット!洗濯機の下の湿気が気になる方は確認がしやすく、掃除ができるのも嬉しいポイントですね。 マンションなどの集合住宅で使う場合は、排水口付近が広いタイプがおすすめです。排水管の定期洗浄がある際にも、洗濯機を動かさずに済みますよ。
フラットタイプの防水パンのおすすめ4選
ここからはフラットタイプの防水パンについておすすめの商品をご紹介します。フラットタイプは設置が簡単に済むのが大きなメリットです。素材やサイズをチェックして、設置できる商品を選ぶのがポイント。TOTOやパナソニックなどの大手メーカーからも多数展開されているので、ぜひチェックしてみてください。
Amazonカスタマーレビュー
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(1,401件)
商品情報
素材・材質:高結晶ポリプロピレン
本体サイズ:W58.0×D58.0
生産国:日本
スロープ形状
トラップ穴がないタイプの防水パンです。満水容量は洗濯機未設置の場合で約12L、耐荷重は約200kg。サイズは縦横58cm以内の洗濯機に対応しており、置くだけで設置ができるので、面倒な工事は一切不要です。
スロープ形状になっているため、結露が発生してもサッと拭けるのがうれしいポイント。また、素材は高結晶ポリプロピレン製を採用しており、高耐熱性に優れているため、熱によって変形しにくいのも特徴です。
商品情報
製品型番 GB605J
製品サイズ 64 x 64 x 5 cm; 2.22 kg
色 クールホワイト
排水口のないトレイタイプの防水パンで、全自動洗濯機に対応しています。内寸は縦横ともに59.6cmと、一般的な家庭用洗濯機に設置が可能です。カラーはシンプルなホワイトで、目立ちにくく生活感がでにくいです。
樹脂素材で十分な厚みがあるため、漏水しても床濡れを防ぎ、湿気などで床板を傷めたりする心配も軽減できますね。防水処理をしていない床でも、排水管工事を行えば置くだけで洗濯機が使えますよ。
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(46件)
商品情報
製品型番 PW-800C
梱包サイズ 82 x 66 x 8 cm; 1.3 kg
樹脂素材の防水パンで、本体の重さが約1.3kgと軽量なのに耐久性も抜群。排水口があるので、万が一水漏れしても効率よく水を外へ流してくれますよ。
設置は4点ビス止めのみと、面倒な工事が不要なのもうれしいポイント! サビや湿気にも強く長持ちするもが特徴で、長く愛用したい方にもおすすめですよ。
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(1,219件)
商品情報
サイズ W570×D570×H10mm(外寸)
排水口は付いていません。(排水口の付いた防水パンとは異なります)
色:ベージュ
排水口なしの薄型タイプの防水パンで、全自動洗濯機にも対応しています。 厚さ約10mmとやや薄いものの、日常的な結露や多少の水漏れには耐える仕様となっており、賃貸などの短期間での使用には問題なく使用できます。樹脂素材でサビにも強く耐久性抜群!重量はわずか1kgと設置する際もひとりで十分に可能です。
かさ上げタイプの防水パンのおすすめ4選
ここからはかさ上げタイプの防水パンのおすすめ商品をご紹介します。かさ上げタイプは洗濯機を持ち上げてから設置するので力を要しますが、掃除のしやすさでは大きなメリットを得られます。サイズや形状、素材などをチェックして、洗濯機に合った商品を選んでくださいね。
Amazonカスタマーレビュー
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(2件)
商品情報
製品サイズ 70 x 70 x 12 cm; 3.8 kg
色 アイボリーホワイト
材質 材質:PP樹脂
カバー付きで安全性に優れた防水パンです。開口部が広めの形状になっているため、排水口周りのお手入れも楽にこなせます。カバーを装着することで内部への埃やものが落ちるのも未然に防いでくれますよ。
パン内部の勾配を従来品から改良することで水はけの性能がさらにアップ。洗濯機の脚付近の少量の水もしっかりと外へ流し込みます。本体の高さは約120mmかさ上げされており、業者による排水管洗浄時も洗濯機を動かす必要がなく便利です。
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(77件)
商品情報
防水パンサイズ/幅:640mm×奥行:640mm×厚み:83mm
素材・材質:ポリプロピレン
生産国:日本
全自動洗濯機に対応している防水パンです。「これカモ」という発想を活かして、消費者の悩みに寄り添ってくれるアイテム。設置方法はいたって簡単の、置くだけで設置完了!トレイの中は十字型で水漏れしても四方に流れていくため、一か所に水が溜まる心配もありません。
洗濯パンの四隅をビスで固定する仕様で、キャップを付ければ埃が入り込む心配も軽減できますよ。梅雨や夏場でも湿気がこもりにくい設計です。
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(10件)
商品情報
製品型番 PWH-640
梱包サイズ 67 x 66 x 16 cm; 5.54 kg
ドラム式洗濯機に対応しており、次世代洗濯機の防水パンとして注目を集めているアイテムです。従来のドラム式防水パンは、洗濯機下部分が浅く隙間がないため手が入れられない作りになっていました。
しかし、こちらの防水パンは洗濯機を高めに設置できるため、洗濯機下の掃除も楽にこなせます。 また、排水部分を隠せるカバーが付いているので、排水部分が見えて気になる方も安心です。本体は樹脂製なのでサビにも強く耐久性にも優れています。
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(33件)
商品情報
製品型番 MB6060
製品サイズ 60 x 60 x 12 cm; 3 kg
色 スノーホワイト
リフォームなどで洗濯機スペースを確保できなかった方におすすめの防水パンです。縦横60サイズで、耐荷重は200Kg。100Kgを超える大型洗濯機にも対応しています。やや高めにかさ上げできるため、排水トラップや周辺のお掃除も楽々です。
別売りの目隠しカバーを付ければ見栄えが気になる方も安心!カラーはスノーホワイトでシンプルなデザインに仕上がっています。
防水パンの掃除・メンテナンス方法は?
防水パンを設置すると細かな箇所に埃がたまってしまいます。洗濯機のような大型家電を毎日動かすのも簡単にできることではありません。なかでもフラットタイプは洗濯機と防水パンの間にすき間がなくなってしまうので、ミリ単位の埃がたまると掃除も一苦労。
ここではフラットタイプとかさ上げタイプのそれぞれの掃除・メンテナンス方法について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
フラットタイプ
掃除の前に準備しておきたい道具は「掃除機」「雑巾」「ハンディモップ」の3つです。また、フラットタイプの防水パンは、基本的に洗濯機を移動させる必要があります。ひとりで行うのは危険なので、できる限りふたり以上で洗濯機を移動させるといいでしょう。フラットタイプのメンテンナンス方法は以下の通りです。
- 洗濯機の蛇口を閉める
- 洗濯機の電源を切る
- 排水ホースを外して洗濯機を少しずつ移動させる
- 防水パンと洗濯機のすき間はハンディモップや掃除機で掃除する
- 湿気などで貼り付いたゴミは濡れた雑巾で拭き上げる
- 排水トラップも同様にハンディモップや掃除機、雑巾などで汚れをキレイに落とす
- 外した部品を元に戻す
- 洗濯機と排水ホースも元に戻したら掃除完了
防水パンは衣類の糸くずや埃、髪の毛など細かいゴミがたまりやすい場所です。目に見えるところはこまめに掃除をし、洗濯機をどかすような大掛かりな掃除は1年に1回は行うようにしましょう。
かさ上げタイプ
かさ上げタイプの防水パンについても用意する掃除道具は同じです。「掃除機」「雑巾」「ハンディモップ」をあらかじめ準備しておきましょう。かさ上げタイプは洗濯機との間にスペースがあるので、わざわざ重たい洗濯機を動かす必要はありません。かさ上げタイプのメンテンナンス方法は以下の通りです。
- 洗濯機の蛇口を閉める
- 洗濯機の電源を切る
- 掃除機のすき間用ノズルを使って防水パンの埃を吸い取る
- 手が届かない奥側はハンディモップを使う
- 湿気などで貼り付いたゴミは濡れた雑巾で拭き上げる
- 固く絞った雑巾で排水口の汚れを拭き取る
- キレイになったら掃除完了
洗濯機を動かさないだけで、掃除方法はフラットタイプと同じです。かさ上げタイプは目に見えやすいので、こまめに掃除をするようにしましょう。
Amazonで人気の防水パンをチェック!
ここまでは防水パンの種類やおすすめ商品、お手入れ法についてご紹介しました。さらに防水パンを探したい方は、Amazonで売れ筋の洗濯機パンをチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品比較表
TOTO TOTO 洗濯機用防水トレイ PWY1W | パナソニック 洗濯機用防水フロアーMタイプ全自動用 GB605J | サヌキ サヌキ 洗濯機防水パン 樹脂タイプ PW-800C | SANEI(旧社名:三栄水栓製作所) サンエイ 洗濯機用トレー PH545-570 | テクノテック テクノテック かさ上げ防水パン TPW700-CW1-GN | GAONA(ガオナ) ガオナ これカモ 洗濯機用防水パン GA-LF009 | サヌキ サヌキ 洗濯機防水パン 樹脂ドラム式対応タイプ PWH-640 | ミヤコ(Miyaco) ミヤコ 600角洗濯機パン MB6060 | |
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防水パンがあれば万が一水漏れしても安心!
防水パンは洗濯機の水漏れを防いでくれる便利なアイテムです。湿気や洗濯機の重さで床を傷つける心配も軽減でき、振動音対策にもなるため、防水パンはできるだけ設置するようにしましょう。設置が簡単なフラットタイプ、洗濯機と床にスペースができるかさ上げタイプとありますので、掃除のしやすさなどの条件を考慮して、家庭にピッタリの防水パンを選んでみてください。
「洗濯機を置く台」は洗濯機の振動や騒音を抑えられるアイテムで、キャスター付きや据え置き型などがあります。タイプによって設置方法や特徴が異なるため、ご家庭の洗濯機に合ったものを見つけることが大切ですよ。そこで今回は、洗濯機を置く台の選び方について解説します。おすすめ商品もご紹介するので、ぜひご覧ください。
屋外に設置した洗濯機を雨風や汚れから守ってくれる「洗濯機カバー」は、洗濯機を長持ちさせるために欠かせない必須アイテムです。この記事では、洗濯機カバーの種類や選び方、おすすめの商品について紹介します。設置場所ごとの仕様についても解説するので、自宅の洗濯機に合うもの分からない方もぜひ参考にしてみてくださいね。